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[20070716]

My Favorite Things My Favorite Things
John Coltrane (1990/10/25)
Wesgram
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ハードバップからモードジャズへ移行しようとしている時期のコルトレーンの名盤です。まだ完全にモードへ移行していない為、逆に面白い効果が生み出されています。My Favorite Thingsはサウンドオブミュージックの曲で、今でこそ有名ですが、このアルバムが発表された頃はまだ映画は上映されていませんでした。初めてこの曲を聴いた人はなんて美しい曲だろうと思った事でしょう。

1. My Favorite Things
2. Ev'ry Time We Say Goodbye
3. Summertime
4. But Not for Me

コールポーターのEv'ry Time We Say Goodbye 、ガーシュインのSummertime とBut Not for Me。どれも有名なスタンダードナンバーです。それをコルトレーンは長尺の演奏で、まるでプログレのようなアルバムに仕上げました。メロディーはポップで知っている曲ばかりなので、遠ても分かり易いですが、コルトレーンのやろうとしていた事をどれだけの人が理解していた事でしょう。

この後にハービーハンコックが処女航海という名作を出します。恐らくこのアルバムに影響を受けタであろう曲です。モードジャズの領域をはるかに越えた美しい和音を持った曲です。それをまだ1960年という時にコルトレーンは創り上げているのです。これは決してポップなだけのアルバムではありません。挑戦し続けるコルトレーンの静かだが激しい意思を感じます。

My Favorite Thingsではテナーではなくアルトを吹き捲くるコルトレーンですが、この優しい音色にも挑戦者の覚悟が感じられます。これまでの有名な楽曲でこれまでに無い美しい世界を構築しているのです。アドリブももう精神の世界に入っています。この流れが後にフリージャズへ進化していくのですが、ここに既にその芽生えが確認出来ます。決して軟弱なポップスではない事を肝に命じておかないと大地から離れた場所に連れて行かれます。あまりにも先見性のある名盤です。

My Favorite Things

Ev'ry Time We Say Goodbye

Summertime
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[20070716]

Giant Steps Giant Steps
John Coltrane (1990/10/25)
Atlantic
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ハードバップ時代の功とレーンオ最高傑作とも言える名盤です。その名もジャイアントステップ。正しくジャズの巨人の大きな歩みなのです。メンバーも3パターンあり、試行錯誤していた事が分かりますが、完成された作品はこれまでのコルトレーン作品の中でも飛び抜けております。

1. Giant Steps
2. Cousin Mary
3. Countdown
4. Spiral
5. Syeeda's Song Flute
6. Naima
7. Mr. P.C.
8. Giant Steps [Alternate Take]
9. Naima [Alternate Take]
10. Cousin Mary [Alternate Take]
11. Countdown [Alternate Take]
12. Syeeda's Song Flute [Alternate Take]

CDの時代にはアウトテイクも収録されており、当時のレコーディングの模様が何となく分かるような気になります。Cousin Mary でのアドリブ合戦は、アドリブが苦手だったコルトレーンが嘘みたいに最高の閃きを放っています。

Giant Steps、Countdown、Spiral 、Mr. P.C. とコルトレーンのソングライティングも素晴らしく、モードジャズへ移行する際に必要なコードワークを見せながらハードバップらしい暑い演奏を聴かせます。これらの曲はエレクトリックで演奏するとフュージュンを予感させるような出来になっています。

このアルバムで聴かれる曲はどれも、これまでの偉人が創り上げてきた名盤にも劣らない息吹を持っている事が明快に伝わってきます。ジャズの歴史に大きく刻まれた名作になっています。この曲も格好いいです。演奏も完璧です。素晴らしい。

Giant Steps

Countdown

Syeeda's Song Flute

Naima

Mr. P.C.

[20070716]

Soultrane Soultrane
John Coltrane (1991/07/01)
Prestige/OJC
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この辺りまで来るとコルトレーンはハードバップを語る上では欠かせない存在へと成長していきます。ソニーロリンズと両巨頭とまで言われるようになります。演奏も自信に満ち溢れているし、選曲も良いです。

1. Good Bait
2. I Want To Talk About You
3. You Say You Care
4. Theme For Ernie
5. Russian Lullaby

特に I Want To Talk About Youは生涯愛したバラード曲のようです。このアルバムではバラード曲と性急な曲の二面性がバランス良く配されています。しかしコルトレーンの性急な曲はロリンズンオそれとは緊張感が違います。コルトレーンの方が重量感というか落ち着いた感じがするのです。どちらも持ち味が違うので、後は好みの問題かと思います。

しかし、どちらも歌心を持ったサックス奏者です。この後ウェインショーターという天才も出てきますが、三者三様でありながらパーカー無き時代を支えていった巨人達です。かなり繊細な表現も出来るようになっていったコルトレーンの名演をお楽しみ下さい。

I Want To Talk About You

[20070716]

Blue Train Blue Train
John Coltrane (2003/06/10)
Blue Note Records
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コルトレーンがブルーノートに残した唯一のリーダーアルバムです。リー・モーガン&カーティス・フラーとの3管編成の重厚さがゴージャズは名盤です。ケニー・ドリュー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズというマイルスバンドで御馴染みのリズムセクションも完璧です。

1. Blue Train
2. Moment's Notice
3. Locomotion
4. I'm Old Fashioned
5. Lazy Bird

シーツオブサウンズと呼ばれるコルトレーンの豊かで滑らかな演奏は圧巻です。この辺りからコルトレーンのアイデアが名作を生み続けていくようになります。マイルスともロリンズとも違うハードバップがここにあります。

努力の人コルトレーンはソロニアスモンクやエリントンとのセッションから多くのものを吸収していき、自分が歩んでいく道を突き進む求道者となるのです。このアルバムはかなりファンキージャズ色が強いので、ジャズ入門としても最適です。後期の作品もどんどん良くなっていきますが、難解にもなっていきます。その点この時点ではとても分かり易いジャズが聴けます。しかもゴージャズなシーツオブサウンズにて。

Blue Train

Moment's Notice

Lazy Bird

[20070716]

Lush Life Lush Life
John Coltrane (2006/03/21)
Prestige
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マイルスクィンテッドのメンバーと創り上げたリーダーアルバム第二弾です。バラード系が多く入っております。コルトレーンのサックスの音は決して繊細ではありません。とても不器用で野暮ったいほどです。しかしその分暖かみのある太い音です。

1. Like Someone in Love
2. I Love You
3. Trane's Slo Blues
4. Lush Life
5. I Hear a Rhapsody

若くしてサックスプレイヤーとしては充分な才能がありました。しかしマイルスのようなプレイヤーに自分と同じくらいのインスピレーションを求める人と一緒にやるには、まだまだ修行がたらなかったのです。その為マイルス時代にはそれほど高い評価はされていませんでしたが、ソロとなってからは、自分のペースで自分の持ち味を活かせるようになり、評価も上がってくるようになりました。

コルトレーンの良さを知るには彼自身のアルバムを聴くに限ります。勿論他のセッションも名演は残していますが、彼自身を理解するには彼自身の作品に限るのです。最後にはマイルスから惜しまれるような名プレイヤーに成長していくその遍歴も体感出来ます。

Like Someone in Love

I Hear a Rhapsody

[20070716]

コルトレーン コルトレーン
ジョン・コルトレーン (2007/04/11)
ユニバーサルクラシック
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マイルスデイヴィスがクィンテッドを結成するにあたり、ソニーロリンズに打診したところ、ロリンズは自分のバンドに専念する為に辞退、急遽無名の新人ジョンコルトレーンが選ばれました。マイルスの数々の名盤に参加して、第一期黄金の狩るテッドのメンバーとなったコルトレーンでしたが、当初はそれほど上手だった訳でもなく、特にアドリブが出来ない事でかなり悩んだ日々を過ごしていました。

1. Bakai
2. Violets for Your Furs
3. Time Was
4. Straight Street
5. While My Lady Sleeps
6. Chronic Blues

そのマイルスクィンテッドに在籍している中、初のリーダーアルバムを出しました。アドリブが苦手だったコルトレーンでしたが、サックスプレイヤーとしての実力を充分天下に示したアルバムとなりました。チャーリーパーカーやソニーロリンズとも違う音色を発していますが、彼ら偉人の後を継ぐだけの輝きは見せています。

ジョンコルトレーンは天才ではありません。努力の人です。その彼がジャズの巨人へと成長していく過程の、これが大きな一歩となりました。今聴いても堂々としたその演奏にはさすがだなとと感服してしまいます。ハードバップから始まり、モードジャズ、フリージャズへと突き進んでいくコルトレーンのとても素直な作品です。

John Coltrane Interview

[20070716]

新横綱白鵬は無傷の8連勝。新横綱場所なのでご祝儀なのか、懸賞金もたっぷりです。反面、一敗の朝青龍の懸賞金はいつもの三分の一になっています。相撲内容もいつもの鬼気迫る立ち合いが出来ておりません。大関取りの琴光喜も8戦全勝で折り返しです。12番勝てば大関取りの可能性は濃厚です。前半はいい具合に集中しており、いつもの取りこぼしが無いので、結構期待が持てます。後半どこまで粘れるかが鍵です。

主な上位の成績
横綱 朝青龍 7勝1敗   白鵬 8勝0敗
大関 魁皇 6勝2敗   千代大海 4勝4敗   琴欧洲 5勝3敗
関脇 琴光喜 5勝3敗   安馬 3勝5敗

優勝争いは白鵬が濃厚ですが、一敗だけなら朝青龍にも逆転の可能性があります。ダークホースで琴光喜や今の所一敗の豊真将だったりすると面白い場所になってきます。
そろそろ若手にも頑張ってもらいたいものです。後半戦が楽しみです。

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