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[20070722]

Expression Expression
John Coltrane (1993/11/01)
Unknown Label
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ジョンコルトレーン死の数ヶ月前に録音された最後のレコーディング作品です。メンバーはジョン・コルトレーン(ts、fl)、アリス・コルトレーン(p)、ジミー・ギャリソン(b)、ラシッド・アリ(ds)、ファラオ・サンダース(pic、fl)。アリスはコルトレーンの奥さんです。

1. Ogunde
2. To Be
3. Offering
4. Expression
5. Number One

この最後の録音まで追求していたのがフリージャズになります。しかしフリーな演奏をしてますが、これまでのように激しいだけの演奏ではなく、とても穏やかなくらいに達観した感じで演奏されています。これよりも先の世界へ突入していたならもっと違った形でのフリージャズが進化していたかもしれません。

まるで悟りの境地に達したような緩やかな世界が広がります。常に挑戦者であったコルトレーンも41歳の若さでガンの為にこの世を去ります。ジャズ界ではマイルスの一人大将時代となっていきます。しかしこれまで創られたコルトレーンの音楽は今も私達に影響を与え続けています。

Expression
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[20070722]

オム オム
ジョン・コルトレーン (1998/08/05)
ユニバーサルクラシック
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よりフリージャズとしての意義を深めた作品です。呪術的であり、宗教的な解釈も出来ますが、なぜフリーで演奏する必要があるのかを考える必要があるかもしれません。

1. Om

人が音楽を頭で理解しようとする時、今まで聴いてきた音楽と比べて判断します。何何風だ。何々的だとこれまで聴いた事のある音楽と比較して、この音楽はこれこれこうだと理解するのです。しかし本来音楽は頭で理解する以前に心で感じるものであるはずです。心に訴えかけてくる音楽を聴いて初めて感動が生まれるものなのです。

それならば頭で理解する必要なありません。これまで聴いた事も無いような音楽でも何かを感じられればその音楽が好きか嫌いかを判断出来ます。フリージャズというのは比較対象となる調性がありません。その音楽がどう成り立っているのかがなかなか見えてこないのです。それならば好きか嫌いかで判断するしか無いのです。

既成の音楽に飽き飽きしている私にとってはフリージャズはとても心地いいものです。勿論理解しようとはしません。感じ取るだけです。それが本来の音楽の楽しみ方だと思っています。現在のJ-POPには何も感じないのもその為です。何も訴える力の無い音楽ばかりです。そしてこのアルバムはと言うと大いに感じ入るコルトレーン晩年の作品なのであります。

FOR JOHN COLTRANE A.AYLER

[20070722]

Kulu Se Mama Kulu Se Mama
John Coltrane (2000/06/06)
Polygram Records
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以前追求していたアフリカなイメージと情緒的な音楽、それにフリーな感性が相まって独特の世界観を持ったアルバムです。

1. Kulu Se Mama (Juno Se Mama)
2. Vigil
3. Welcome
4. Selflessness
5. Dusk Dawn
6. Dusk Dawn

未発表曲で創られているのか、分かりませんが、この時期にしては聴き易さもあり人気のあるアルバムです。アフリカンパーカッションによる呪術的なKulu Se Mama。アフリカンな歌も入っています。しっかりと作曲された曲ではありますが、フリーフォームな演奏により、よりアフリカの大地を連想させる曲になっています。

VigilやWelcomeは既にお馴染みになっている曲ですが、新たな解釈のもとで演奏されています。タイトルといい、ジャケットといい、とてもコルトレーンらしい作品で人気はあります。音楽的にも密度の濃い時間を体験出来ます。フリージャズとしてはおとなしめですが、従来のファンにも聴ける内容です。

Kulu Se Mama

[20070722]

Ascension Ascension
John Coltrane (2000/06/06)
Impulse!
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いよいよ本格的にフリージャズを宣言したアルバムになります。マッコイ・タイナーとエルヴィンジョーンズはいるもののフレディ・ハバード、デューイ・ジョンソン、ジョン・チカイ、マリオン・ブラウン、ファラオ・サンダーズ、アーチー・シェップ、アート・デイヴィスなどのフリー系のメンバーが加わっています。

1. Ascension
2. Ascension

CDでは「コンプリートエディション」として「エディション1」と「エディション2」が収録されています。アナログでは当初、「エディション1」が収められましたが、なぜだか「エディション2」に差し替えられてしまいます。したがって「エディション1」は長い間お蔵入りになっていました。どこが違うかというと「エディション1」の方が凶暴過ぎた為の差し替えられたようです。どちらも混沌とした世界にはかわりはありませんが。

フリーというのは自由に吹いて言い訳で、調性にも縛られません。無調音楽なのです。現代音楽では追求されている領域ですが、ジャズでは考えられなかった世界です。交代でソロをとるハードバップやモードでも束縛感があったプレイヤーにとっては無限の自由を手に入れた事になります。しかもこのアルバム、交代どころか同時に別々の演奏をしまくるほどの混沌ぶりです。

最初から最後まで無法状態とも言える世界です。しかしテーマは一つで、一曲のみの作品です。何らかの指示を元に演奏しているとも思われます。しかし2度と同じ演奏は出来ないでしょう。その瞬間でしか存在しない音楽とも言えます。あまりにもそれまでの音楽と違っていた為、発売当初から問題作とされてきましたが、コルトレーンにとっては又一つ階段を上った事を証明した作品でもあります。フリージャズの世界から見るとかなりの名演であり、名盤です。

John Coltrane Interview

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