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[20070728]

Free for All Free for All
Art Blakey & the Jazz Messengers (2004/08/10)
Toshiba
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ファンキージャズの代表だったメッセンジャーズも時代の流れにあわせてモードの時代に入ります。昔から民族音楽を取り入れていたブレイキーにとっては自然な流れでのモードと鳴りました。しかしウェインショーターによるアレンジ力の洗練さが一番ものをいっています。

1. Free for All
2. Hammer Head
3. Core
4. Pensativa

この後、マイルスデイヴィスによる強引な引き抜きにあい、ウェインショーターは取られてしまう事になり、マイルスの黄金のカルテットの一員になるのですが、まだメッセンジャーズとの契約が残っていたため、カルテットのメンバーの中では一番遅れていく事になります。それほどメッセンジャーズにとっては大打撃になる出来事でした。しかもブレイキーはマイルスの大先輩です。それでも自分のバンドにみんな入りたがっていると決めつけているマイルスの唯我独尊のスタンスにはかないませんでした。

メッセンジャーズでの活躍を認められてマイルスのバンドに入ったからと言って、マイルスのバンドではメッセンジャーズと同じような事は求められていませんでした。マイルスにとってメンバーはマイルスの代わりに別の楽器を演奏してくれる人材にしか過ぎなかったからです。マイルスのバンドではマイルスが何を求めているのかを読み取らなければならなかったので、メッセンジャーズでやっていた音楽とは違うものになっていきます。それでもマイルスのバンドはメッセンジャーズ以上に修行の場であったのです。

そんな訳で、ショーターの力強いプレイを堪能出来るのは、これらメッセンジャーズの音源に限ります。その中でも最高の出来映えがこのアルバムなのです。Free for Allではブレイキーのナイアガラロールの連続技が凄まじいです。この後もブレイキーは生涯現役でかつどうを続け、晩年は毎年日本に来てはジャズフェスの名物オジさんになっていきます。陽気なジャズを楽しむにはブレイキーが一番です。

Free for All

Pensativa
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[20070728]

The African Beat The African Beat
Art Blakey (2000/01/25)
Blue Note Japan
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オージーインリズムというアルバムでアフリカンビートを紹介したアートブレイキーですが、メッセンジャーズの活動に忙殺されており、この路線を継続出来ておりませんでした。再びこのアルバムでアフリカンビートを追求しております。メッセンジャーズではなく、アフロドラムアンサンブルとしての作品になります。

1. Prayer by Solomon G Llori
2. Ife l'Ayo (There Is Happiness in Love)
3. Obirin African (Woman of Africa)
4. Love, the Mystery Of
5. Ero Ti Nr'ojeje
6. Ayiko, Ayiko
7. Tobi Ilu

アートブレイキーはアフリカへ渡りイスラム教に帰依したりしてアフリカの音楽を学んでいました。この作品ではアフリカのミュージシャンによる演奏にブレイキーのモダンなドラムが被さってくるというスリリングなカッコ良さがあります。

何と言っても凄いのがブレイキーのドラムの鳴りです。ナチュラルリバーヴだと思いますが、まるでフィルコリンズのようなドラム音です。プレイートリバーヴも使っているのかは不明ですが、明らかに他の演奏とは違う場所で録音されているようです。その為難しいかもしれませんが、サンプリングネタとしても使える部分があるかもしれません。ピーターガブリエルよりも20年も早くこうしたサウンドを録音しているのですから、このアルバムの価値は自ずと分かると思います。

Love, the Mystery Of /7

[20070728]

The Witch Doctor The Witch Doctor
Art Blakey & The Jazz Messengers (1999/12/06)
Blue Note
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サウンドトラックも多く手がけていたアートブレイキーですが、そこで培ったものはこうしたオリジナルアルバムにも反映しています。黒人アクション映画、それも上級クラスの映画で使ったらさぞや格好いいだろうと思わせる作品です。

1. Witch Doctor
2. Afrique
3. Those Who Sit and Wit
4. Little Busy
5. Joelle
6. Lost and Found
7. Witch Doctor [Alternate Take]

音楽監督であるウェインショーターの業績が一番大きいでしょうが、ラテンの要素の取り入れ方が非常にセンスがよく、ハードボイルドなカッコ良さがあります。ジャズメッセンジャーズとしての新しい個性が確立されていくのが確認出来るアルバムでもあります。

ハードバップからモードジャズへの予感も感じますし、民族音楽ジャズの融合は面白い流れを生み出していく事になるのです。ジャズにもプログレッシヴな動きありますが、この頃のメッセンジャーズは正にその当事者だったと言えます。ロックファンにも好かれる作品だと思います。

Witch Doctor

[20070728]

Mosaic Mosaic
Art Blakey & the Jazz Messengers (2006/02/21)
Blue Note
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フレディーハバード、ウェインショーター、カーティスフラーという3管体勢となった作品です。管を増やした事によりショーターのアレンジの幅も広がっています。ブラスヒットのような格好いいサウンドが満載です。

1. Mosaic
2. Down Under
3. Children of the Night
4. Arabia
5. Crisis

ファンキージャズというよりアクション映画のサントラを聴いているような躍動感があります。ブラスオーケストレーション的なアレンジと各ソロの時のアンサンブルが見事です。このアレンジ力は音楽監督に抜擢された理由が分かります。

ウェザーリポートでのショーターのリリカルなプレイしか知らない人にとっては、このモダンジャズ時代のショーターの若々しいプレイは新鮮に映ると思います。しかし、その繊細さはこの時からもあります。それでも若さ故の大胆さが面白い作品を生み出しています。

Children of the Night

[20070728]

Roots & Herbs Roots & Herbs
Art Blakey (1999/12/06)
Blue Note
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ウェインショーターとリーモーガンのコンビネーションもまとまりが良くなってきており、若手にバンドを任せている御大アートブレイキーも、この若いエッセンスを楽しんでいるようです。ファンキージャズが流行る中、単なるファンキージャズに留まる事をしなかったこの采配は見事でした。

1. Ping Pong
2. Roots and Herbs
3. Back Sliders
4. United
5. Look at the Birdie
6. Master Mind
7. Back Sliders (Alt. TK.)
8. Ping Pong (Alt. Version)
9. United (Alt. Version)

ラテンの要素も盛り込んだショーターが創る曲はファンキージャズには無かった気品が感じられます。しかしタイトルのセンスもこれまでのジャズには無かったものです。ジャズメッセンジャーズという修行の場とも言えるこのバンドはショーターにとって、自分のアイデアを遺憾なく発揮出来るこの上ない環境だったようです。

一番有名なのはモーニンであり、素晴らしいアルバムだったのですが、この時期のメッセンジャーズの実験的なサウンドも評価されるべきものであります。どうしてもウェインショーターと言うとマイルスのバンドに入ってからのものが有名ですが、それ以前にこれだけ活躍していた事は見逃せない事実であります。

at San Remo

[20070728]

The Big Beat The Big Beat
Art Blakey、Jazz Messengers 他 (2005/07/19)
Blue Note
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ジャズメッセンジャーズにウェインショーターが加入しての初めてのスタジオアルバムになります。当時まだ無名だったウェインショーターに音楽監督という役職を与え、作曲なども任せていたおり、始めからただものではなかった事が分かります。

1. Chess Players
2. Sakeena's Vision
3. Politely
4. Dat Dere
5. Lester Left Town
6. It's Only a Paper Moon
7. It's Only a Paper Moon [Alternate Take]

躍動するファンキージャズに加え、ショーターの感性はよりエレガントな音楽性をメッセンジャーズに加える事に成功いたしました。音楽的にはこの時期が一番充実していたのではないでしょうか。音楽的にもコアなジャズファンにも一目置かれるようになっていきます。

この新しい才能のウェインショーターを黙って見ているマイルスではありませんで、後にヘッドハンティングされてしまうのですが、それほど有望だったのです。ロリンズ、コルトレーンに続く新しい才能はジャズメッセンジャーズに良い緊張感を加えています。

Dat Dere

Lester Left Town

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