1. I'm the Face 2. Leaving Here 3. Baby Don't You Do It 4. Summertime Blues 5. Under My Thumb 6. Mary Anne with the Shaky Hand 7. My Way 8. Faith in Something Bigger 9. Glow Girl 10. Little Billy 11. Young Man Blues 12. Cousin Kevin Model Child 13. Love Ain't for Keeping 14. Time Is Passing 15. Pure and Easy 16. Too Much of Anything 17. Long Live Rock 18. Put the Money Down 19. We Close Tonight 20. Postcard 21. Now I'm a Farmer 22. Water 23. Naked Eye
何と言ってもジャケットが格好いいです。オリジナルでは11曲の作品だったのですが、CDになったら23曲に増えています。ストーンズが逮捕された時に録音したUnder My Thumbなどが入っていますが、オリジナル曲目で紹介します。Postcardはビートルズのサイケ時代のようなアレンジが心地良いポップな曲です。ジョンの作品です。そして大好きなのがNow I'm a Farmerです。おいら百姓、耕す耕すといったコミックバンドのような歌詞をハードロックバンドが歌うといったギャップがありました。この曲で連想されるのがジョンボーナムが永遠の詩で農場を運営していた事です。確かにツェッペリンもザフーも英国の農耕民族のようなグルーヴを持っていると思い、私はジョンボーナムをお百姓さんのリズムと評するようになったきっかけの曲です。曲が変化していく展開も素晴らしいです。
Put the Money Downはザフーらしいハードロックです。Little Billyのブリットポップな感じがたまりません。これぞ英国しきポップスです。Too Much of Anythingはロジャーダルトリーが歌い上げるタイプの曲で、こういう曲もザフーならではです。Glow Girlはトミーが女の子だったらと言った内容の曲です。Pure and Easyはピートタウンゼントのソロ作品ですが、ここではザフーによって演奏されています。ブリッジの部分が格好いい曲です。Faith in Something Biggerはブリティッシュビートグループがヒットさせたようなポップな曲で名曲です。
I'm the Faceは最初期の作品でボディドリーばりのスライドギターが印象的なビートブルース曲です。Naked Eyeはダルトリーが得意とするドラマティックなバラードです。2番からタウンゼントが歌い出します。70年代のハードロックバンドがやりそうな盛り上げ方です。そして邦題が不死身のハードロックだったLong Live Rockは文句無しのストレートなロックンロールです。まだパンクが出てくる前なのにロックは死んだと言われるが長生きしてくれと言うメッセージが歌われています。