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[20071007]

Something Else by the Kinks Something Else by the Kinks
The Kinks (2004/04/26)
Sanctuary Midline
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アートロックになり出したキンクスの才能が開花した名盤です。サージェントペッパーの後に出されたアルバムですが、位置的にはリヴォルバーでしょうか。音楽性も多彩になっていますが,決してサイケデリックなドラッギーな感じにならないのが彼らの特徴ですが、楽曲の出来映えはとても心地の良いものばかりです。

1. David Watts
2. Death Of A Clown
3. Two Sisters
4. No Return
5. Harry Rag
6. Tin Soldier Man
7. Situation Vacant
8. Love Me Till The Sun Shines
9. Lazy Old Sun
10. Afternoon Tea
11. Funny Face
12. End Of The Season
13. Waterloo Sunset
14. Act Nice And Gentle
15. Autumn Almanac
16. Susannah's Still Alive
17. Wonderboy
18. Polly
19. Lincoln County
20. There's No Life Without Love
21. Lazy Old Sun (Unreleased Alternate Stereo Take)

ザジャムもカバーしたDavid Wattsのユニゾン感覚は非常に英国的なものです。弟のデイヴデイヴィスとの共作になるDeath Of A Clownはソロ名義でヒットしました。カントリーフォーク調の曲です。No Returnはボサノヴァ調の曲ですが、このとぼけた歌い方は何なんでしょう。民謡のようなHarry Ragなど多彩な面も見せ、Tin Soldier Manは一時期のストーンズのようです。Situation Vacantでのオルガンサウンドの格好いい事。Love Me Till The Sun Shinesはまるでボブディランのフォークロックのようで、歌い方も真似しているように感じます。

Lazy Old Sunは皆生デリックと言ってもいい曲です。かなりストレンジです。Afternoon TeaとFunny Faceはポールマッカトニー的な曲です。End Of The Seasonはまるで007のテーマをフォーク調にしたような曲です。コード進行がサウンドトラック的な効果を出しています。そしてポールウェラー少年も涙した名曲Waterloo Sunsetはイギリスの地名であり、駅の名前でもあります。とてもやさしい歌い方がキンクスらしいです。エンディングでいきなり現れるオーケストラがもっと聴きたいと思わせますが、淡白に終わっていきます。

シドバレットなどを聴いた方にはお分かりかと思いますが、英国特有の民族性とも言える雰囲気を持った、ポップスなのにトラディショナルな感覚になってしまうようなファジー感が心地良さとなる魅力を持ったのがキンクスであります。キンキーサウンドから卒業した彼らの創り出した妙に力の抜けた名盤であります。

You Really Got Me+ David Watts

Death Of A Clown

Two Sisters

Harry Rag

Love Me Till The Sun Shines

Funny Face

Waterloo Sunset

Autumn Almanac

Wonderboy

Polly
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[20071007]

Face to Face Face to Face
The Kinks (2004/04/26)
Sanctuary Midline
この商品の詳細を見る


8トラックレコーダーを手に入れたキンクスがアートロックに変貌していった始まりとなるアルバムです。しかしシタールを演奏出来るメンバーがいなかったからなのか、彼らはサイケデリックとは又違った独自のポップスを生み出していきます。これぞブリットポップと呼べるものではないでしょうか。イギリス特有のユーモアに満ち溢れたポップスは日本人には物足りないかもしれませんが、これは聴き進むに連れて中毒化してい逝きます。

1. Party Line
2. Rosie Won't You Please Come Home
3. Dandy
4. Too Much on My Mind
5. Session Man
6. Rainy Day in June
7. House in the Country
8. Holiday in Waikiki
9. Most Exclusive Residence for Sale
10. Fancy
11. Little Miss Queen of Darkness
12. You're Lookin' Fine
13. Sunny Afternoon
14. I'll Remember
15. I'm Not Like Everybody Else
16. Dead End Street
17. Big Black Smoke
18. Mister Pleasant
19. This Is Where I Belong
20. Mr. Reporter
21. Little Women

8トラックを手にしたレイデイヴィスは最初サウンドエフェクトを随所にちりばめた作品を構想しますが、多忙により断念、しかし電話のSEで始まるParty Lineから心地良いポップスが展開していきます。Rosie Won't You Please Come Homeはサイケまで逝ききれない曲ですが、これはこれで心地良いものです。Dandyはハーマンズハーミッツがカバーしてヒットさせた為に有名な曲になっていますが、キンクスがオリジナルです。

Session Manはピアノを担当してくれていたニッキーホプキンスに捧げた曲です。雷のSEで始まるRainy Day in Juneもサイケと言うには中途半端な感じです。Too Much on My Mindにしてもそうですが、当時の彼らはビートルズよりもアメリカのラヴィンスプーンフルに傾倒しており手本としていました。その為ポップでいい曲は創っていましたが、あっち側に逝ってしまっている感は薄く、こちら側との境目から覗いているようなスタンスで曲を創っていたと推測出来ます。Holiday in Waikikiではエレクトリックシタール風のサウンドをエレキで出していると言う変わったアレンジになっています。

Fancyが唯一サイケデリックサウンドと呼べる曲ではないでしょうか。Little Miss Queen of Darknessもそうですが、この気怠い歌い方というかアンニュイな感じがキンクスの魅力でもあります。その典型的なヒット曲Sunny Afternoonはこの時代のキンクスの代表作です。スモールフェイセスにしてもイギリスでの日曜日はよく歌の題材にされています。のほほんとした感じですが歌詞は相当皮肉った歌詞になっています。トムロヴィンソンバンドのグラッドトゥビゲイのようなノスタルジックなコード進行です。このアルバムはビートルズで言うラバーソウルに位置づけておきましょうか。まだまだ名作が続きますので。勿論このアルバムも名盤です。

Party Line

Dandy

Too Much on My Mind

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[20071007]

The Kink Kontroversy The Kink Kontroversy
The Kinks (2004/04/26)
Sanctuary Midline
この商品の詳細を見る


初期のキンクスはシングルヒットを飛ばしてキンキーサウンドとまで呼ばれるようにあっていましたが、このサードアルバムあたりから徐々にフォークロック調へと変貌していきます。ビートルズがラヴァーソウルやリヴォルバーなどを出していた時期ですので触発されているはずです。

1. Milk Cow Blues
2. Ring the Bells
3. Gotta Get the First Plane Home
4. When I See That Girl of Mine
5. I Am Free
6. Till the End of the Day
7. World Keeps Going Round
8. I'm on an Island
9. Where Have All the Good Times Gone
10. It's Too Late
11. What's in Store for Me
12. You Can't Win
13. Dedicated Follower of Fashion
14. Sittin' on My Sofa
15. When I See That Girl of Mine [Demo Version]
16. Dedicated Follower of Fashion [Alternate Stereo Take]

カバー曲はMilk Cow Bluesのみで後は全てオリジナルです。しかしこの曲を一曲目に持ってくる事により初期のキンクスの名残を感じさせます。大ヒットしたTill the End of the Dayはキンキーサウンドの典型的な作品でファンの間では一番の人気曲です。アメリカだけでリリースした平凡な日常を過ごしている男を描いたWell Respected Manがヒットした事によりラブソング以外のひねくれた視点での作品が多くなっていきます。

フォークロック的な曲調は後のネオアコやブリットポップの手本となるものばかりで、イギリスのロック史を考える上で欠かせない存在がこのキンクスなのです。日本ではピンとこないかもしれませんが、10CCもビートルズ風というよりキンクス風と言った方がしっくりきたりします。デヴィッドボウイやヴァンへイレンもカバーしたWhere Have All the Good Times Goneもキンキーサウンドの典型です。

What's in Store for Meはストーンズやビートルズがやっていたカントリーロック的な曲です。しかしレイデイヴィスの力の抜けた歌い方は聴き込むに連れて心地良いものです。You Can't Winではフェイザーを通したギターサウンドがビートルズ的で面白いです。ここにきてやっとこういうサウンドを出してきたかと思うほど後発的ですが、それほどサウンドメイキングにこだわらなかった彼らが目覚め出していた事を物語っています。

Milk Cow Blues

Till the End of the Day

I'm on an Island

Where Have All the Good Times Gone/Sitting On my Sofa

Dedicated Follower of Fashion

[20071007]

Kinda Kinks Kinda Kinks
The Kinks (2004/04/26)
Sanctuary Midline
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ザフーとは違い、レコード会社とのいざこざの無かったキンクスは短いインターバルで次々とアルバムを出していきます。このアルバムではカバー曲は2曲だけで後はオリジナルになっています。オリジナルと言っても結構黒っぽいロックンロールを創っています。それとフォークロック的な曲も増えてきました。

1. Look For Me Baby
2. Got My Feet On The Ground
3. Nothin' In The World Can Stop Me Worryin' Bout That Girl
4. Naggin' Woman
5. Wonder Where My Baby Is Tonight
6. Tired Of Waiting For You
7. Dancing In The Street
8. Don't Ever Change
9. Come On Now
10. So Long
11. You Shouldn't Be Sad
12. Something Better Beginning
13. Everybody's Gonna Be Happy
14. Who'll Be The Next In Line
15. Set Me Free
16. I Need You
17. See My Friends
18. Never Met A Girl Like You Before
19. Wait Till The Summer Come Along
20. Such A Shame
21. A Well Respected Man
22. Don't You Fret
23. I Go To Sleep (Unreleased Recording)

レイデイヴィスはまるでカバー曲のようなオリジナルを創れる能力に長けており、その為ビートルズやストーンズのような個性が分かりにくい部分があり、日本ではあまり受けなったものと思われます。個性はあるのですが、一聴しただけでは分かりにくいのです。何々風の曲を創るとなると器用にこなすのですが、それらをミックスして別のものを創る事は初期においては少ないですし、その後も分かりにくいものがあります。その為パロディー風に感じる事もあります。

シングルヒットしたTired Of Waiting For Youに個性を感じますが、他のバンドがすぐ真似してキンクスだけのカラーにならなくなっている事もありますが、イギリスではその辺が分かっていたのかもの凄い人気でした。Nothin' In The World Can Stop Me Worryin' Bout That Girlではバートヤンシュのようなトラッドフォークも創り出す器用さを見せてくれます。Don't Ever Change、Come On Nowのような軽快な曲は活気いです。勢いを感じます。

Something Better Beginningはポールマッカトニーが創りそうなフォークロックです。この辺りからストーンズからビートルズ的な曲調が増えていく事になります。13曲目以降はボーナストラックで、アルバム未収録だったシングだけの曲や未発表曲がおさめられており、かなりお得な構成になっています。

Look For Me Baby

Nothin' In The World Can Stop Me Worryin' Bout That Girl

Tired Of Waiting For You

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