1. Around The Dial 2. Give The People What They Want 3. Killer's Eyes 4. Predictable 5. Add It Up 6. Destroyer 7. Yo-Yo 8. Back To Front 9. Art Lover 10. A Little Bit Of Abuse 11. Better Things
Art LoverとBetter Things、Predictable、Destroyerがシングルカットされました。キンクスのようなポップバンドがアメリカ的な音楽をやろうとすると、どうしてもカーズのようなスタイルになります。彼らも手本にしていたのではないでしょうか。勿論カーズの方が先にキンクスを手本にしていたのですが。
アメリカでの成功を収めたキンクスのアメリカンツアーを中心にしたライブアルバムです。映像としてビデオも出されていましたが、現在は廃盤になっています。公式なライブアルバムとしては一番ポピュラーなものになっています。これまでのLive At Kelvin Hallは録音状態が良くなかったですし、唯一まともなライブ盤かもしれません。しかし内容的にはEverybody's In Show Bizに収録されていたライブ演奏の方が出来はいいです。ここではベストな選曲で入門編としてはいいかもしれませんが、演奏内容はそれほど満足出来るものではありません。
1. Opening 2. Hard Way 3. Catch Me Now I'm Falling 4. Where Have All the Good Times Gone 5. Introduction to Lola 6. Lola 7. Pressure 8. All Day and All of the Night 9. 20th Century Man 10. Misfits 11. Prince of the Punks 12. Stop Your Sobbing 13. Low Budget 14. Attitude 15. (Wish I Could Fly Like) Superman 16. National Health 17. Till the End of the Day 18. Celluloid Heroes 19. You Really Got Me 20. Victoria 21. David Watts
OpeningではYou Really Got Meのリフで煽ってみたりと、何が受けるのかを分かった構成になっています。プリテンダーズにカバーされたStop Your Sobbingはプリンテンダーズバージョンで演奏していますし、ジャムがカバーしたDavid Wattsを入れてみたりと、リバイバルにより人気が出てきた事を自覚した選曲になっています。You Really Got Meではヴァンへイレンばりにハミング奏法を仕掛けますが、なりきれずに始まるリフでも盛り上がります。
1. Attitude 2. Catch Me Now I'm Falling 3. Pressure 4. National Health 5. (Wish I Could Fly Like) Superman 6. Low Budget 7. In A Space 8. Little Bit Of Emotion 9. A Gallon Of Gas 10. Misery 11. Moving Pictures 12. A Gallon Of Gas (U.S. Single Extended Edit) 13. Catch Me Now I'm Falling (Original Extended Edit) 14. (Wish I Could Fly Like) Superman (Disco Mix Extended Edit )
Attitudeからディストーションをかけまくったギターサウンドが支配します。まるでハードロックバンドです。Catch Me Now I'm Fallingではストーンズのジャンピングジャックフラッシュのリフをモロにパクっています。レイデイヴィスの歌い方はボブウェルチのようです。アメリカと言う事で参考にしたのでしょうか。シングルカットされたPressureはパンクしていますし、パンクに批判的であったにもかかわらず、それを利用する所がレイらしい所です。
National Healthはテクノしているし、シングルかットされたSupermanはディスコです。あくまでもパロディーでしょうけど、ここまで無節操に流行の音を入れているのはどうかとも思えます。この時代の乗り越え方としてストーンズをお手本としている感じもしますが、見事にアメリカでは人気を得る事が出来ました。日本では一部のファンにしかいまだに支持されていません。それもキンクスの宿命なのでしょう。
1. Misfits 2. Hay Fever 3. Black Messiah 4. A Rock 'N' Roll Fantasy 5. In A Foreign Land 6. Permanent Waves 7. Live Life 8. Out Of The Wardrobe 9. Trust Your Heart 10. Get Up 11. Black Messiah (single remix) 12. Father Christmas 13. A Rock 'N' Roll Fantasy (US single edit) 14. Live Life (US single mix)
Misfitsというミディアムテンポのドラマティックな曲から始まり、ファンキーなHay Fever、そしてレゲエのBlack Messiah、シングルかットされたバラードの A Rock 'N' Roll Fantasyヘと続きます。同じ時期にバッドカンパニーにも Rock 'N' Roll Fantasyと言う曲がありました。どうやらエルヴィスプレスリーの死が関係していたようです。当時は気づきませんでした。In A Foreign Landはカーズのようなニューウェイブなロックンロールです。