フランスを離れアメリカへ進出して創られたアルバムです。全曲英語で歌われています。リーリトナーやスティーヴクロッパーなど超豪華なゲストメンバーにて録音されています。曲は英語で歌われていますが、これまでのような創作性溢れる見事な曲ばかりです。しかし、フランスを批判するような発言などもあり、意気込んだ割には売れませんでした。
1. 星空のステージ
2. 火遊びはやめて
3. 失われたロマンス
4. 愛の旅人
5. 僕のレディ・ブルー
6. 雨の日のラヴソング
7. 僕は恋の救世主
8. 青春の傷あと
9. 君を夢見て
アメリカで創られているだけでかなり質感が違う作品にはなっています。質感でいうとビートルズのアビーロードに近いでしょうか。星空のステージと言うヒット曲から冴え渡っています。
音楽的な完成度も高く素晴らしいアルバムです。英語で歌っていますがこれは
フレンチポップです。ただバックミュージシャンの演奏が本格的過ぎて凄いです。豪華な演奏でもしっかりとコントロールされている所が憎いです。
日本ではまだ人気がありましたが、奇行ともいえるような素行が問題となり、本国フランス辺りから徐々に人気に翳りが出始めます。その為かこの作品の曲の
動画は見つけられませんでした。曲の良さは保証出来ますので、お勧めの作品ではあります。まだまだ捨てたものではありません。
Michel Polnareff a Los Angeles