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[20080330]

Giant for a Day!Giant for a Day!
(1995/08/08)
Gentle Giant

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媚びないところがこのバンドの良さでしたが、とうとうこのアルバムで完全に媚びてしまいました。当時はパンクロック、ニューウェイヴが席巻していて、イギリスではパンクじゃないと売れないとまで言われていました。そうなるとレコード会社からの圧力もかかっていたのでしょうが、完璧にポップスしています。

1. Words from the Wise
2. Thank You
3. Giant for a Day
4. Spooky Boogie
5. Take Me
6. Little Brown Bag
7. Friends
8. No Stranger
9. It's Only Goodbye
10. Rock Climber

プログレの雄だったジェントルジャイアントまでもが脱プログレしてしまいました。アメリカンプログレとも違う完璧なポップスです。曲のサイズも短くなり、シンプルなロックアレンジに少しばかりの味付けで何とか昔の面影を残そうとしている気配も感じますが、あまりにもこの変貌は不評を買い。逆に人気は低迷していきます。

スーパートランプあたりを意識している部分もありますが、元来地味な雰囲気のバンドだけに普通のポップスをやっても特徴が無いバンドになってしまいます。プログレだったからこそ成り立っていたバンドだったとも言えるのですが、それを放棄してしまってはファンさえも離れていってしまいます。どちらに進んでも地獄の窮地に立たされていく事になるのです。

Words from the Wise

Thank You

Giant for a Day

Spooky Boogie

Friends

It's Only Goodbye

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[20080330]

The Missing PieceThe Missing Piece
(1996/01/01)
Gentle Giant

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基本スタンスは変わっていませんが、だいぶ一般的なロック的な曲作りがなされています。そのためこれまで以上にポップに聴こえます。パンクやニューウェイヴが産声を上げていた時期でもあり、その影響も少なからずあります。

1. Two Weeks in Spain
2. I'm Turning Around
3. Betcha Thought We Couldn't Do It
4. Who Do You Think You Are?
5. Mountain Time
6. As Old as You're Young
7. Memories of Old Days

Betcha Thought We Couldn't Do Itで聴かれるようなロックンロールはジェントルジャイアントではかなり珍しい事です。このため従来からのファンが失望していたようですが、決してアメリカにはこびない姿勢は保たれていますので私的にはOKです。あくまでもブリティッシュプログレを貫いている音楽性は美しささえ感じます。

多くの支持は受けませんでしたが、ジェントルジャイアントとしてのスタイルは貫かれています。ヒット曲がひとつでもあればもっと違った評価がなされていたと思いますが、彼らには何の非もございません。ただ聴き流すだけの消費音楽には無い輝きを放っています。

Two Weeks in Spain

Betcha Thought We Couldn't Do It

Memories of Old Days

8. Winning
9. For Nobody

[20080330]

InterviewInterview
(1995/09/19)
Gentle Giant

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他のバンドがアメリカンプログレ化し始めた時期であり、プログレにかげりが見え始めていました。ジェントルじゃイアントもポップな方向性へと進んでいましたが、相変わらずの変拍子の連続技で、アヴァンギャルドポップな世界を創りだしています。

1. Interview
2. Give It Back
3. Design
4. Another Show
5. Empty City
6. Timing
7. I Lost My Head

初期の頃の荘厳な感じは無くなっていますが、決してこびてポップになっていない事がよくわかります。だからあまり売れなかったのかもしれませんが、これだけユニークな音楽性を持っていながらそれに見合った評価を受けていない事が悔やまれます。音楽的にはかなり高い筋順を満たしてあまりあるくらいのものがあります。

フランクザッパよりもこの手の音楽に関しては完成度が高いとも思いますし、ある意味クラシック音楽にパンクな精神で挑んでいるようなアナーキーさも感じます。私は個人的にはこういう音楽こそが進化してほしいと願っていますが、現在に至ってもよりシンプルな傾向へと進んでいる音楽シーンにおいても、彼らの音楽を再評価する機会は少ないと思いますが、こうした音楽を知った上でロックは語っていただきたいと思うのが私なりの考え方であります。

Interview

I Lost My Head


[20080330]

Free HandFree Hand
(1992/07/30)
Gentle Giant

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どんどんポップ化していくジェントルジャイアント、しかし他のバンドがアメリカを意識していたのに対して彼らは違うアプローチをしています。ポップにはなっていてもどう見てもアメリカ受けは考えていないような音楽性なのです。クィーンに通じるようなポップ性なのです。それはクラシックを基盤としているところからくるものでしょう。

1. Just the Same
2. On Reflection
3. Free Hand
4. Time to Kill
5. His Last Voyage
6. Talybont
7. Mobile

ピートタウンゼントを連想させるボーカルは地味に聴こえるかもしれません。ポップになっても複雑さはありますし、フランクザッパほどアヴァンギャルドではありませんが、そういう音楽が好きな人にはおいしい作品です。

クラシック音楽といっても保守的な音楽もあれば前衛的な音楽もあります。彼らが受け継いでいるのは前衛的な音楽なのです。それがロックやジャズと相まって独自の世界観を持っているのです。その上ポップに仕上げているところが奇妙であり、アヴァンギャルドたるところでもあります。

Just the Same

On Reflection

Free Hand


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