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[20080417]

The Single FactorThe Single Factor
(1998/06/30)
Camel

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アメリカンプログレというか、80年代的な音とブリットポップな感じが混ざった作品です。さすがのキャメルも時代に合わせたような部分がありますが、全く無視して創っている曲もあります。単なるポップバンドとして聴いても違和感は無いかもしれません。それだけテクニカルな曲でも小難しい事はしていません。

1. No Easy Answer
2. You Are the One
3. Heroes
4. Selva
5. Lullabye
6. Sasquatch
7. Manic
8. Camelogue
9. Today's Goodbye
10. Heart's Desire
11. End Peace
12. You Are the One [Edited Version]

このアルバムはゲストミュージシャンが豊富で、元ジェネシスのアンソニーフィリップやセッションドラマーのサイモンフィリップなど、プログレとフュージュンの区別がつかないくらいのイギリスの音楽シーンを象徴するメンバーが集っています。

どれも小振りな曲ばかりで、昔のようなコンセプト性は無く、あくまでもポップな曲を集めた創りになっています。しかも地味な感じなのでヒットにつながるような曲はありません。その辺は不器用なのでしょう。ファンにとってはこのアルバムはどういう位置にあるのでしょうか。もはやキャメルとは言いがたい感じすらあります。

Heroes

Lullabye

Sasquatch

Camelogue


[20080416]

NudeNude
(1999/01/05)
Camel

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太平洋戦争が終わってもフィリピンのジャングルに隠れていた元日本兵横井庄一さんを題材にしたコンセプトアルバムです。その為ジャケットが日本風です。これまでのようなフュージュンサウンドではなく、以前のようなピンクフロイドのようなプログレサウンドに戻っています。しかし以前よりはかなりポップです。

1. City Life
2. Nude
3. Drafted
4. Docks
5. Beached
6. Landscapes
7. Changing Places
8. Pomp & Circumstance
9. Please Come Home
10. Reflections
11. Captured
12. Homecoming
13. Lies
14. Birthday Cake
15. Nude's Return

ピンクフロイドやアランパーソンズのようなテンションの低い歌い方になっており、情緒的で美しい作品とは呼びにくい内容です。しっかりドラマティックに創っていますがかなり地味です。デジタルシンセも使っていますが、80年代サウンドになっていないところが救いです。普遍的な音楽を創造しようとすれば80年代のあのチンケな音は選択しないはずなのです。それが出来ているだけこのバンドはすごいです。

ただその為にあまり売れていないのも現実です。あまりにも時代錯誤な内容ですので、当時は話題にもなっていないくらいの扱いでした。ただプログレ作品としては良く出来ていますのでファンには楽しめる内容になっています。Capturedは前田明の入場曲だったようです。私はその頃プロレスは見ていなかったので良く知らないのですが、確かに入場曲には向いている曲です。

City Life

Drafted/Docks/Beached (Part 1)

Drafted/Docks/Beached (Part 2)

Captured

Lies


[20080415]

I Can See Your House from HereI Can See Your House from Here
(1999/01/05)
Camel

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オリジナルメンバーがギターのアンディーラティマーだけになってしまい、元キャラバンのヤンシェルハースが参加。ツアーメンバーとしてやはり元CARAVANのデイブシンクレアが参加したりして、ほとんどキャラバンに乗っ取られたようなバンドになってしまいます。しかし実際はラティマーのソロ作品のような傾向があります。

1. Wait
2. Your Love Is Stranger Than Mine
3. Eye of the Storm
4. Who We Are
5. Survival
6. Hymn to Her
7. Neon Magic
8. Remote Romance
9. Ice

フュージュン色はありますが、以前以上にポップになっており、アメリカ受けするような創りになっています。軽く情緒性は施していますが、アメリカンプログレのようになっています。パンクやテクノの影響を全く感じさせないところが感心させられます。流行の音を出さなくてもこれだけ質の高いサウンドを提供出来るというのはすごい事です。

メルコリンズは今回ゲスト扱いで、フィルコリンズもゲストで参加しています。フィルコリンズはジェネシスとは別に趣味でブラインドXというフュージュンバンドをやっていたりするくらいフュージュン好きなのです。第二期とも違う第三期キャメルのスタートです。万人受けしそうなサウンドですが、従来のファンには好き嫌いが分かれるかもしれません。

Wait

Who We Are

Hymn to Her

Ice


[20080414]

ブレスレスブレスレス
(1991/10/01)
キャメル

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リチャードシンクレアとメルコリンズが加入してから第二の黄金期を迎えていました。発売された2枚のアルバムはどれもポップでファンタジックなフュージュンプログレとしての秀作となっています。パンクやディスコサウンドがはびこる時代にこれだけの素晴らしい音楽を生み出していたというのは感動的でさえあります。

1. Breathless
2. Echoes
3. Wing and a Prayer
4. Down on the Farm
5. Starlight Ride
6. Summer Lightning
7. You Make Me Smile
8. Sleeper
9. Rainbow's End

ディスコやテクノのようなアレンジも取り入れていますが、この時代のキャメルはなにをやってもセンスがいいです。マンフレッドマンズアースバンドのようなシンセポップが心地よいです。まるでアメリカの優れたフュージュンバンドのようですが、イギリスならではのポップセンスが心地よいのです。

このアルバムの後オリジナルメンバーのキーボーディスト ピーターバーデンスが仲違いしてバンドを去ります。つまり第二期メンバーとしてはこれが最後の作品となります。第一機のキャメルが一番印象は強いですが、イメージが変わった第二期も素晴らしいサウンドを聴かせてくれます。日本では地味な扱いのバンドですが、その音楽性は一級品です。実に素晴らしい。

Echoes

Down on the Farm

You Make Me Smile


[20080414]

やっとK-1へヴィー級の今年一発目が始まりました。しょっぱなから良い試合が組まれており、KO目白押しです。

試合結果
○ グラウベ・フェイトーザ vs アレックス・ロバーツ ×
K-1新参者のアレックスに対してグラウベは接近戦からダメージを与え、相手が弱ってきたのを確認してから距離をとりブラジリアンハイキックで仕留めました。
× レイ・セフォー vs バダ・ハリ ○
レイセフォーのパンチがヒットしていましたが、かまわずバダハリは前に出てパンチ、膝を連続して浴びせて、レイセフォーから3ダウンを奪い1RKOしてしまいました。スピードに加え破壊力も増してきたようです。
○ 武蔵 vs 澤屋敷純一 ×
相も変わらずコンビネーションが打てない武蔵はリングに立つ資格なし。澤屋敷の狙いは良く、コンビネーションで武蔵を追いつめていましたが、ガードが下がったところへ武蔵のハイキックが入りあえなくダウン気力で立ち上がりましたが、3ダウンをとられてKO。もっと早く武蔵を倒す為には破壊力を身につける必要があるようです。しかしそれも時間の問題でしょう。武蔵はまぐれで勝ちましたが、今の外人選手には到底通用しない内容でした。もうこれ以上武蔵をリングには上げてくれるな。誰か早く老兵に引導を渡してくれ。K-1のレベルが下がる。
○ エヴェルトン・テイシェイラ vs 藤本祐介 ×
フランシスコフィリオよりもパワーがあり、グラウベよりもスタミナがある現極真王者テイシェイラの初K-1参戦試合です。過去最強の極真王者でありますが、さすがに初試合で力みすぎていて腰に力が入っていないパンチばかり出していました。下段のローキックは決まっていましたがハイキックは軸がぶれていました。藤本も検討しましたが判定がつかず2度の延長でスタミナダウンした藤本にテイシェイラの攻撃が決まりだし、これ又3ノックダウンを奪い何とか勝ちました。課題は残りましたがフィリオ、グラウベ以上に強くなる事は見えています。
○ セーム・シュルト vs マーク・ハント ×
最後に残された元K-1チャンピオン対セームシュルトの一戦。ハントのパンチがあたればシュルトもさすがに倒されたでしょうが、前蹴りでうまく距離をとっていました。中に入って打ち合うイメージは出来ていたハントは積極的に前に出ますが、シュルトの足技にはうまく対応出来ておらず、1ラウンド終了間際に放ったシュルトの後ろ回し蹴りが見事にレバーに入り悶絶してハントはダウン。起き上がれずKOとなりました。

いったい誰がシュルトを倒せるのかが今後の課題になりそうですが、K-1の内容も日々進化しています。武蔵はまずその進化にはついていっておりませんので戦力外ですが、今年も内容のある面白い試合が期待出来そうです。

[20080413]

Rain DancesRain Dances
(1998/06/30)
Camel

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新しくベースに元Caravan、Hatfield and the Northリチャードシンクレアを迎えた新生キャメルの作品です。その他にサックスでメルコリンズ、シンセでブライアンイーノが参加しています。イーノはゲスト参加ですがメルコリンズは一時活動をもとにしています。つまりキャメルはカンタベリー系を吸収してフュージュン色を増していきます。

1. First Light
2. Metrognome
3. Tell Me
4. Highways of the Sun
5. Unevensong
6. One of These Early Days I'll Get an Early Night
7. Elke
8. Skylines
9. Rain Dances
10. Highways of the Sun [Single Version]

初期の頃もフュージュンサウンドはやっていましたが、よりポップで洗練された軽快なサウンドになっています。ギターのラティマーのボーカルだけでは弱かったのですが、シンクレアもボーカルをとりより都会的なサウンドになっています。シンセの音色でもブライアンイーノが斬新な音色をもたらしています。

メルコリンズはイギリスきってのサックスプレイヤーでクリムゾンなどのプログレからハードロックまで幅広く活動しているセッションミュージシャンとして有名です。都会的なフュージュンサウンドとファンタジックなキャメルサウンドの融合でアメリカもターゲットに入れられるバンドになりました。ポップで聴きやすいので万人受けするアルバムではないかと思います。それでも媚びていない感じがするのはカンタベリー系の特徴かもしれません。

First Light

Metrognome

Highways of the Sun

Unevensong

One of These Early Days I'll Get an Early Night

Elke

Skylines

Rain Dances


[20080413]

MoonmadnessMoonmadness
(1999/01/12)
Camel

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ロジャーディーンによるジャケットはロジャーディーンの作品の中では地味な方ですが、彼らのサウンドと功名に結びついて美しさを感じさせます。シンセサイザーの出番も多くなり、よりカラフルなキャメルサウンドが創られています。

1. Aristillus
2. Song Within a Song
3. Chord Change
4. Spirit of the Water
5. Another Night
6. Air Born
7. Lunar Sea

前作での成功を引き継いでなおもバンドのカラーをより鮮明にした名盤です。ボーカルも復活してこのアルバムでようやくキャメルのサウンドが確立されたといっていいでしょう。演奏力も格段に上がっており、表現力もより繊細になっています。シンフォニッくロックとしてはガブリエルがいた後期のジェネシスサウンドに匹敵します。そしてどうしても鳴きのコード進行ではフォーカスを連想してしまいます。

スノーグースのようなスケール感はありませんが、匹敵するほどの代表作です。そしてオリジナルメンバーでの最後のアルバムでもあります。ベースのファーガソンがこのアルバム発表後に脱退してしまうのです。その為サウンドも変化していきますので、オリジナルキャメルとしてはこのアルバムで行き着いたサウンドこそがピークであり納得の1枚でもあります。これ又名盤です。

Song Within a Song

Chord Change

Spirit of the Water

Another Night

Air Born

Lunar Sea


[20080413]

The Snow GooseThe Snow Goose
(2002/06/25)
Camel

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ポールギャリコの同名小説にインスパイアされて作り上げたキャメルの最高傑作アルバムです。イギリスではお馴染みの物語なので歌なしの印すと作品に仕上げたコンセプトアルバムです。歌が弱かったキャメルでしたので、この歌なしにした事でより完成度が高い作品になっています。

1. Great Marsh
2. Rhayader
3. Rhayader Goes to Town
4. Sanctuary
5. Fritha
6. Snow Goose
7. Friendship
8. Migration
9. Rhayader Alone
10. Flight of the Snow Goose
11. Preparation
12. Dunkirk
13. Epitaph
14. Fritha Alone
15. Princesse Perdue
16. Great Marsh
17. Flight of the Snow Goose [Single Edit]
18. Rhayader [Single Edit]
19. Flight of the Snow Goose [Alternate Single Edit]
20. Rhayader Goes to Town [Live]
21. Snow Goose/Freefall [Live]

フルートによる旋律、鳴きのギターなど情緒性豊かなキャメルを代表する作品です。鳴きのギターなどはピンクフロイドを連想させますし、シンフォニッくな感じはイエスというよりもフォーカスに近いです。歌に頼らず演奏のみにより物語を語っていくという手法がこの作品の魅力であり、この後のキャメルのサウンドを決定づける成功を収めています。

物語の優しさや美しさを見事に表現しきった一大交響曲であり、プログレ史にも燦然と輝く名盤です。こうしたプログレ後発のバンドの活躍により、プログレッシブロックも少しばかり延命出来ていました。ビッグネームは既に崩壊の危機を彷徨っていた時期だったのです。物語の情景が目の前に広がっていくようなイメージの表現は見事なものです。是非多くの人に聴いてもらいたい名盤です。

Great Marsh

Rhayader / Rhayader Goes to Town

Sanctuary

Rhayader Alone

Preparation/Dunkirk

Fritha Alone / La Princesse Perdue


[20080413]

MirageMirage
(2002/06/25)
Camel

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フォークロック色が強かったファーストからジャズ的なフュージュン色が前面に出たセカンドアルバムです。まだキーボードよりギターが中心となっており、そういう意味ではロックファンにも入りやすい作品です。

1. Freefall
2. Supertwister
3. Nimrodel/The Procession/The White Rider
4. Earthrise
5. Lady Fantasy: Encounter/Smiles for You/Lady Fantasy
6. Supertwister [Live]
7. Mystic Queen [Live]
8. Arubaluba [Live]
9. Lady Fantasy: Encounter/Smiles for You/Lady Fantasy [Original Mix]

Lady Fantasyのような組曲風の作風で情緒性もでてきます。淡々とした歌はピンクフロイドのようなゆったり感があります。そこにフュージュン風のアレンジが絡まり劇的な世界を生み出します。激しさを持ったキャメルサウンドはこの初期の頃に作品で聴く事が出来ます。同時期にでてきたフォーカスに近いものを感じます。

イエスのようにライブでは再現不可能ではないかというサウンドをまず創って、それをあくまでもライブで再現するという神業的なものではなく、ライブでも十分再現可能なバンドスタイルなので、荒削りな部分もありますが、それが初期の頃のキャメルの魅力だと思います。ハードロックファンにも十分アピール出来る作品です。

Freefall

Nimrodel-TheProcession-TheWhiteRider

Lady Fantasy


[20080412]

キャメル・ファースト・アルバム+2キャメル・ファースト・アルバム+2
(2008/01/23)
キャメル

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プログレッシヴロックがある程度完成した頃にデビューした後発組のバンド、キャメルです。その為ある程度のスタイルを最初からしっかりと提示しています。当時はプログレッシブロック全盛期とはいえ、しっかりとしたテクニックが無ければ認められない世界でした。その条件に見合う力を持ってので期待されていたバンドです。

1. Slow Yourself Down
2. Mystic Queen
3. Six Ate
4. Seperation
5. Never Let Go
6. Curiosity
7. Arubaluba
8. Never Let Go
9. Homage to the God of Light

情緒性豊かなシンフォニッくプログレ音楽性で有名になっていくバンドですが、このファーストアルバムではどちらかというとフォークロックの流れを持っています。ですからピンクフロイドに近いものがあります。変拍子もありますが、まだ洗練されているとは言えません。

後発のバンドですからビッグネームに比べるとどうしても人気は落ちますが、プログレファンの間では高く評価されています。ボーカルが弱いというのもありますが、日本では一部のファンに支持されているにとどまります。ただ名前とジャケットだけは広く知られています。この機会に是非キャメルというバンドの認識を高めていただければと思います。

Slow Yourself Down

Mystic Queen

Six Ate

Seperation

Never Let Go

Curiosity

arubaluba


[20080412]

J-Tull Dot ComJ-Tull Dot Com
(2004/06/14)
Jethro Tull

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ジェスロタルドットコムというインターネットの時代の到来を象徴するタイトルが付けられています。ジャケットも不気味ですが、内容は至って普通のポップロックになっています。前作でつかんだかっこよさは受け継いでいません。時代をリードしようと言う気概はないようです。

1. Spiral
2. Dot Com
3. AWOL
4. Nothing At All
5. Wicked Windows
6. Hunt By Numbers
7. Hot Mango Flush
8. El Nino
9. Black Mamba
10. Mango Surprise
11. Bends Like A Willow
12. Far Alaska
13. Dog Ear Years
14. Gift Of Roses

いつの時代でもジェスロタルであろうとし続けている努力は感じますが、あくまでもそれだけの作品のようです。この後クリスマスアルバムを出しますが、これが最新のオリジナルアルバムとなります。現在に至るまでライブ活動は続けており、息の長いバンドではあります。

派手なプログレサウンドではありませんでしたが、こうしたバンドが一時代を築き上げてきたのです。様々なジャンルを吸収しながらマイペースな活動を続けてきたジェスロタル、イギリスのフランクザッパtも呼ばれていた事もありました。もう一度彼らの音楽を再認識してくれる事を願います。

Dot Com

Gift Of Roses


[20080412]

Roots to BranchesRoots to Branches
(2006/10/31)
Jethro Tull

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民族音楽の要素を前面に出した、常に挑戦者であり続けるジェスロタルの底力を見せつけたアルバムです。90年代のテクノロジーも駆使しながら対比する民族音楽の野性味を見事に融合しています。

1. Roots to Branches
2. Rare and Precious Chain
3. Out of the Noise
4. This Free Will
5. Valley
6. Dangerous Veils
7. Beside Myself
8. Wounded, Old and Treacherous
9. At Last, Forever
10. Stuck in the August Rain
11. Another Harry's Bar

イアンアンダーソンのフルートは民族音楽の旋律に見事にマッチしています。トラディショナルだけではない部分で、自分達の音楽性のあり方を再確認しております。こうしたブルーノートだけではない音階にこそプログレ残党としての生きる道があると思っています。

もっと早くからこのスタイルを身につけていればタルの存在価値も高まったと思いますが、いつもジェスロタルは時代から一歩遅れて自分たちの音楽に取り入れていく傾向があります。しかし、このスタイルはしっくりきます。ジェスロタルの魅力を最大限に活かしきっている後年の名作だと思います。

Roots to Branches

Rare and Precious Chain

Beside Myself


[20080412]

Catfish RisingCatfish Rising
(2006/11/21)
Jethro Tull

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打ち込みのハードロックという事で、ZZTOPと類似している部分もありますが、90年代に入っても活動し続ける他のベテランバンドのように新しさは期待出来ませんが、常に現役である為の精力的な努力を感じてしまう作品です。

1. This Is Not Love
2. Occasional Demons
3. Roll Yer Own
4. Rocks on the Road
5. Sparrow on the Schoolyard Wall
6. Thinking Round Corners
7. Still Loving You Tonight
8. Doctor to My Disease
9. Like a Tall Thin Girl
10. White Innocence
11. Sleeping with the Dog
12. Gold Tipped Boots, Black Jacket and Tie
13. When Jesus Came to Play
14. Night in the Wilderness
15. Jump Start [Live]

アメリカのマーケットでもイギリスのマーケットでも通用するような内容になっています。しかしどうしても日本受けする部分が無いのです。日本でも受けるはずなのですが、アピールが足りないのか、ジェスロタルの名前は日本ではいまいちなのです。

ボンジョヴィのようなガキのロックもどきが受けるような土壌ですからかも知れませんが、それでもこちらの方が断然音楽的には面白いと思うのですが、そういった聴衆にも馴染みやすい音にはなっています。昔からのファンにはどうでしょうか、許せる人と許せない人に分かれるかもしれませんが、常に第一線でがんばっているジェスロタルは応援したくなります。

This Is Not Love

Rocks on the Road


[20080411]

Rock IslandRock Island
(2006/10/31)
Jethro Tull

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ハードロックしているジェスロタルです。これまでもハードロック色はありましたが、ストレートなものは少なく、いつもプログレ的なひねりが入っていました。しかしこのアルバムでは力みの無いストレートなハードロックをやっています。

1. Kissing Willie
2. Rattlesnake Trail
3. Ears of Tin
4. Undressed to Kill
5. Rock Island
6. Heavy Water
7. Another Christmas Song
8. Whaler's Dues
9. Big Riff and Mando
10. Strange Avenues
11. Christmas Song [Live]
12. Cheap Day Return/Mother Goose [Live]
13. Locomotive Breath [Live]

オルタナティブロックが流行り始めたり、相変わらずヘヴィメタは安定した人気を誇っていましたので、そうした聴衆にターゲットを絞ったのでしょうか。Another Christmas Songのようなトラッドフォークも健在で、このバンドは何かとクリスマス向けの曲を作っています。最近ではクリスマスアルバムなんぞも創ったりしています。

元々はブルースロックをやっていたバンドだけに、こうした作品はいとも簡単に創れたでしょうが、これまで創らなかったのは新しい音楽を創造しようとするエネルギーに溢れていたからです。しかし、ここにきてこうしたロックアルバムを創るようになったのはそれだけエネルギーが減少している証拠でしょう。ただ聴く方にとっては聴きやすい作品ではないでしょうか。

Kissing Willie

Another Christmas Song

Christmas Song

Cheap Day Return

Locomotive Breath


[20080410]

Crest of a KnaveCrest of a Knave
(2005/04/26)
Jethro Tull

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打ち込みシンセの音が違和感を感じさせますが、タルとしても何とか時代を生き抜こうとしていたのでしょう。多少は大目に見るとして、タルファンなら何とか合格点をあげてしまう作品です。MTVでの露出も多くなり、アメリカではそこそこ受けたかもしれませんが日本ではまったく取り上げられなかった時代の作品でもあります。

1. Steel Monkey
2. Farm On The Freeway
3. Jump Start
4. She Said She Was A Dancer
5. Dogs In The Midwinter
6. Budapest
7. Mountain Men
8. The Waking Edge
9. Raising Steam
10. Part Of The Machine

ジェスロタルというと過去のバンドであり、とっくに解散しているものと思いきや、現在でも何とか現役でがんばっています。大きなヒットは飛ばせなくとも何とか活動を続けるにはそれなりの売り上げが必要です。ですから多少の時代への迎合は致し方ありません。他のバンドはとっくの昔に割り切った変貌を遂げていますので、ここにきてもジェスロタルらしさを失っていないのは頑固というくらいでもあります。

今の耳で聞き返すと、もっとセンスのいいアレンジが出来たのではないかとさえ思えてきますが、他の下らない80年代のバンドに比べると自分達のあり方がよくわかっている内容になっています。全盛期のような情緒性は失われていますが、タルにしか創れないサウンドではあります。

Steel Monkey

Farm On The Freeway

She Said She Was A Dancer

Budapest


[20080410]

K-1 WORLD MAX グランプリが始まりました。中量級なのでスピードと破壊力が同時に存在する激戦区であります。16人の選手によりベスト8が決定します。

試合結果
○ ドラゴ vs GORI ×
ドラゴが終止攻めて3Rに3回のダウンを奪ってドラゴの勝利
× イム・チビン vs 城戸康裕 ○
まぐれで日本チャンピオンになったような木戸でしたが、タイに修行にいったのが良かったのか、開始早々膝をあごに当てて秒殺。波に乗っているようです。
× サロ・“ザ・シシリアンドン”プレスティ vs ウォーレン・スティーブルマンズ ○
2Rウォーレンの攻撃でダメージを与えつつ左ボディフックでダウンを奪いKO勝利。
○ アンディ・サワー vs マイク・ザンビディス ×
ザンビディスの攻撃も調子が良く、3Rでは判定ドロー。ザンビディスが若干有利かと思われたが延長でサワーが狙い済ませたハイキックを決めてKO勝利。さすがでした。
○ 佐藤嘉洋 vs ムラット・ディレッキー ×
佐藤が苦戦することを予想されていましたが、ローキックで相手のバランスを崩す事に成功、相手のパンチ力を半減させましたがKOはできず、判定で佐藤が勝ちました。
○ アルトゥール・キシェンコ vs ジョーダン・タイ ×
ダウンもしてしまったキシェンコでしたが、何とかドローに持ち込み、延長に入って何とかペースをつかんだキシェンコが判定勝ち。
○ ブアカーオ・ポー.プラムック vs アルバート・クラウス ×
いきなりの王者同士の対決。破壊力はプアカーオがありましたが、手数でクラウスが勝り判定ドロー。延長も五分に近かったが僅差でプアカーオが勝ちました。決着はついていないような試合でした。
○ 魔裟斗 vs ヴァージル・カラコダ ×
開始早々前回の魔裟斗がペースを握り、なんとかクロスガードで攻め方を変えたカラコダでしたが、3R早々魔裟斗の右フックがテンプルに入り、脳を揺らされてダウン。立ち上がってもふらついていた為KOとなりました。魔裟斗は充実した練習が出来ているのか、かなり強くなっています。

K-1 WORLD YOUTH特別試合
○ HIROYA vs 藤鬥嘩裟 ×
15歳と16歳の対決は判定となる僅差の試合でした。首を振りながら蹴りまくる藤鬥嘩裟はいじめられっこタイプで気持ち悪かったのですが、さすがキックチャンピオンだけあって良い試合をしました。前蹴りしか出来ませんが、HIROYAは攻めあぐねていました。ちょうどブアカーオ・ポー.プラムックvsアルバート・クラウス戦を彷彿とさせる内容で、これからもライバルとして切磋琢磨していく事でしょう。

ベスト8に3人の日本人選手が残るという展開で、テレビ的には盛り上がるのではないでしょうか。本命は魔裟斗かサワーになるかと思われますが、波乱も起きる可能性があります。決勝GPが楽しみです。









[20080409]

Under WrapsUnder Wraps
(2005/04/26)
Jethro Tull

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MTVの時代真っただ中、ジェスロタルはその恩恵はあまり受けませんでしたが、ビデオは創っています。そして音色もこの時代ならではのデジタルシンセと白玉コードというありがちなアレンジになっています。

1. Lap Of Luxury
2. Under Wraps #1
3. European Legacy
4. Later That Same Evening
5. Saboteur
6. Radio Free Moscow
7. Astronomy 2004
8. Tundra
9. Nobody's Car
10. Heat
11. Under Wraps #2
12. Paparazzi
13. Apogee
14. Automotive Engineering
15. General Crossing
16. Lap Of Luxury (video)

時代に迎合してしまったジェスロタルですが、基本的な作曲の部分はそれほど変わっていません。相変わらずいい曲書いています。ただ私としては個人的にはこの手の音は古くささを感じてしまうのです。自分が当時この手のアレンジで一敗曲を書いていた為に飽き飽きしているのが原因ですが、この手の新鮮に感じる世代の人には良いかもしれません。

あまりにも息の長いバンドだけに音楽的な変化があって当然ですが、イアンアンダーソンという人は基本はマイペースな人だと思います。昔と変わらない世界観は健在なのです。その癖がある部分があるので、他のバンドとは違った存在感があります。ポップになりすぎている感はありますがこういうのも良いのではないでしょうか。

Lap Of Luxury

Under Wraps #1/Later the Same Evening

European Legacy

Nobody's Car/Apogee

Paparazzi


[20080408]

The Broadsword and the BeastThe Broadsword and the Beast
(2005/04/26)
Jethro Tull

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いつものジェスロタルと変わりない曲が創られていますが、音色、アレンジは80年代の音になっており、そのため軽薄な感じはしてしまうのですが、曲の良さが何とかそれをカバーしています。ジャケットを見るとヘヴィメタのようなイメージを受けてしまいますがポップなサウンドになっています。

1. Beastie
2. Clasp
3. Fallen On Hard Times
4. Flying Colours
5. Slow Marching Band
6. Broadsword
7. Pussy Willow
8. Watching Me Watching You
9. Seal Driver
10. Cheerio
11. Jack Frost And The Hooded Crow
12. Jack A Lynn
13. Mayhem Maybe
14. Too Many Too
15. Overhang
16. Rhythm In Gold
17. I'm Your Gun
18. Down At The End Of Your Road

エディージョブソンは前作だけの参加でしたが、彼のシンセの使い方などをしっかり受け継いでいるようです。全盛期ではシンセは多用していませんでしたが、その頃のアレンジをシンセで代用しているような感じです。ですからありがたみは感じませんが、こういうのもありかな、という感じです。

揺るぎない独自の世界を維持しながらも時代の音はしっかりと利用しているようです。ジェネシスのようにヒット狙いとは違う感じが好感が持てます。安心して聴けますが、やはり80年代の音は色あせるのが早いです。70年代の作品の方が今聴いても通用する普遍性を持っています。しかしこの作品もこの時代にしては良く出来ています。

Beastie

Clasp/Broadsword

Slow Marching Band

Broadsword

Pussy Willow

Watching Me Watching You

Seal Driver

Cheerio

Jack-A-Lynn


[20080407]

AA
(2002/12/17)
Jethro Tull

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今度は航海をテーマにしたアルバムです。デヴィッドパーマーが脱退して、UK解散後のエディジョブソンがキーボード、エレクトリックバイオリンで参加している唯一のアルバムです。80年代に入っていますが、80年代サウンドというよりはエディージョブソンのカラーが強いです。

1. Crossfire
2. Fylingdale Flyer
3. Working John -- Working Joe
4. Black Sunday
5. Protect and Survive
6. Batteries Not Included
7. Uniform
8. 4.W.D. (Low Ratio)
9. Pine Martin's Jig
10. And Further On

基本的にはいつものジェスロタルですが、前作からのヘヴィーなサウンドとジョブソンのカラフルなサウンドがポップな世界を創りだしています。タルはいつも時代を一歩遅れて進んでいるようで、常に変わらない独自の音楽観を持っています。

もう全盛期は過ぎているのですが、創作意欲は衰えていません。やっとアメリカンプログレになっているのかと思いきや、イギリスらしさは健在です。これ以降、これまで少なめだったシンセサイザーを多様するようになっていくのですが、その骨格はトラッドだった頃と変わりません。アレンジが変わるとこれだけ印象が違うのかという楽しみ方があります。

Black Sunday - Crossfire - Something's

Black Sunday

Protect and Survive

And Further On


[20080406]

StormwatchStormwatch
(2004/04/06)
Jethro Tull

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当時北海油田を求めた政策があり、その為に起こる環境破壊をテーマにした社会的な内容のアルバムです。トラッドプログレ三部作の最後の作品ですが、かなりヘヴィーなロックサウンドが多く使われており、当時市民権を得始めていたヘヴィメタブームの影響もあるようです。

1. North Sea Oil
2. Orion
3. Home
4. Dark Ages
5. Warm Sporran
6. Something's On The Move
7. Old Ghosts
8. Dun Ringill
9. Flying Dutchman
10. Elegy
11. A Stitch In Time
12. Crossword
13. Kelpie
14. King Henry's Madrigal

アルバム制作途中でベースのジョングラスコックが他界するという悲劇に見舞われ、その分ダークなイメージも持っています。曲の作り方はこれまでのジェスロタルと変わりないのですがヘヴィーなギターサウンドが支配しているため情緒性は無くなっています。その代わり一般のハードロックファンでも楽しめる内容です。

このアルバムまでが彼らの絶頂期だと言えるのではないでしょうか。ジェスロタルに外れはありません。それどころかそのほとんどの作品が名作ばかりですから間違いはありません。この後の作品からは後期というか時代に負けずにがんばるジェスロタルがいます。音の重厚性でいえばこのアルバムもなかなかの出来映えです。

North Sea Oil/Old Ghosts

Home/Orion

Dark Ages

Dun Ringill

Flying Dutchman

Elegy

King Henry's Madrigal


[20080406]

Heavy HorsesHeavy Horses
(2003/05/20)
Jethro Tull

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前作の神秘の森、そしてこのアルバム、次回作のストームウォッチはトラディショナルプログレ三部作と呼ばれており。このアルバムも前作の延長線上になります。農耕馬への叙情詩として、前作では狩猟民族的な人物像がありましたが、ここでは農耕民族としての英国の伝統的な生活をテーマにしています。

1. And the mouse police never sleeps
2. Acres wild
3. No lullaby
4. Moths
5. Journeyman
6. Rover
7. One brown mouse
8. Heavy horses
9. Weathercock
10. Living in these hard times
11. Broadford bazaar

Acres wildとHeavy horsesではダリルウェイがエレクトリックバイオリンではなく、ジプシーバイオリンをプレイしてゲスト参加しています。ケルトミュージックを意識しての事でしょうが、それをプログレッシヴな大胆な演奏で昇華しており、ジェスロタルにしか創り得ない極上のトラッドプログレとして完成されています。

時代はパンクやニューウェイヴが台頭してきて、ヘヴィメタが再興していた時期で、このアルバムでもバンドサウンドはかなりヘヴィーな音作りになっていますが、あくまでも我が道を行くイアンアンダーソンの世界観が流行ものなど寄せ付けない潔さがあります。音楽的完成度でいえば前作を上回りますが、前作の程よい軽さが私は好きです。それでもこのアルバムでその音楽性をさらに極めている彼らの底力には感服いたします。キンクスのよる英国らしさに共通するユーモアがありながら少しもぶれない彼らの姿勢には惜しみない拍手を送りたい。素晴らしい名盤です。

And the mouse police never sleeps

Acres wild

No lullaby

Moths

Journeyman

Rover

One brown mouse

Heavy horses

Weathercock


[20080406]

Songs from the WoodSongs from the Wood
(1999/09/14)
Jethro Tull

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これまでストリングスアレンジを手がけていたデヴィッドパーマーがキーボード奏者として正式にメンバーに参加してからの作品になります。タイトルやジャケットからも分かるように都会から離れて田舎の森に移り住んだ男の物語になっています。そのためこれまでもジェスロタルの持ち味の一つだったトラディショナルフォークな部分を強調した内容ですが、二人のキーボード奏者によるオーケストラの代わりに使われるシンセが柔らかな美しい音色を紡いでいます。

1. Songs From the Wood
2. Jack-in-the-Green
3. Cup of Wonder
4. Hunting Girl
5. Ring Out, Solstice Bells
6. Velvet Green
7. Whistler
8. Pibroch (Cap in Hand)
9. Fire at Midnight

ジェネシスの中世的な部分とイエスのシンフォニックなプログレサウンドを連想させる内容で、ジェスロタルの作品の中では一番プログレッシヴロックのイメージに近い作品です。トラディショナル変拍子によるリズムの付け方もプログレらしいもので、私は個人的にはタルのアルバムの中では一番好きな作品です。

プログレに精通しているデヴィッドパーマーによるものなのか、ベースもギターもしっかりプログレの音を出しています。そしてイアンアンダーソンのフルートも中世的な雰囲気をしっかりと表現しています。既にプログレのブームも終わりかけたときにこのようなアルバムを出すところがジェスロタルのひねくれた性格を表していますが、このアルバムの完成度の前ではどうでもいい事です。これまでのタルの名作に比べると扱いは低いのですが、私にとっては最高傑作と呼んでもいいくらいの名盤です。タルの良さが見事に華開いています。素晴らしい。

Songs From the Wood
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[20080406]

ロックンロールにゃ老(とし)だけど死ぬにはチョイと若すぎる(紙ジャケット仕様)ロックンロールにゃ老(とし)だけど死ぬにはチョイと若すぎる(紙ジャケット仕様)
(2003/06/18)
ジェスロ・タル

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ロックンロールにゃ老(とし)だけど死ぬにはチョイと若すぎるという邦題でお馴染みのアルバムです。コミックスタイルのジャケットが印象的です。ストレートなロックンロールを連想させるタイトルですが、ズバリこれはグラムロックアルバムになっています。50年代のロックンロールの生き残りがクイズ番組で勝ち抜き、事故にあって入院しているとレコード会社からデモテープのレコーディングの話が舞い込むというストーリーがうちジャケットでコミックになって紹介されています。

1. Quizz Kid
2. Crazed Institution
3. Salamander
4. Taxi Grab
5. From a Dead Beat to an Old Greaser
6. Bad-Eyed 'N' Loveless
7. Big Dipper
8. Too Old to Rock 'N' Roll: Too Young to Die
9. Pied Piper
10. Chequered Flag (Dead or Alive)
11. A Small Cigar
12. Strip Cartoon

当初、このストーリーをミュージカルで上演しようとしていましたが、またしても頓挫してしまい、創った曲でアルバム西田という流れになります。そのため音楽的にもロックオペラのような作りになっており、出だしからまるでデヴィッドボウイのジギースターダストのようなグラムロックスタイルになっているところが徹底されています。いつものコンセプトアルバムではありますが、これまでのような名盤から比べると軽すぎたのか、この作品は出来映えはいいのですがファンからは軽くみられている向きがあります。

タイトル曲はシングルヒットしましたが、いつものジェスロタル節です。しかしなぜかこのアルバムで聴くとデヴィッドボウイに聴こえてしまうのはイアンアンダーソンのマジックにかかっているからでしょう。アンダーソンの抑揚のある歌い方は初期のデヴィッドボウイと共通するものがあっ多野です。グラムロックも好きな私にとっては心地よく聴けるアルバムなので私はこの作品も名盤だと思っています。まだまだジェスロタルの黄金期といえるでしょう。

Quizz Kid/Crazed Institution

Salamander

Too Old to Rock 'N' Roll: Too Young to Die/Pied Piper


[20080405]

Minstrel in the GalleryMinstrel in the Gallery
(2002/11/05)
Jethro Tull

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邦題は天井桟敷の吟遊詩人というアルバムで、ジャケットの絵などはジェスロタル劇団を象徴しているようでふさわしいものになっています。しかし裏ジャケットのメンバーの悪そうな面構えは対照的で面白い。

1. Minstrel In The Gallery
2. Cold Wind To Valhalla
3. Black Satin Dancer
4. Requiem
5. One White Duck/O10=Nothing At All
6. Baker St. Muse: Pig-Me And The Whore/Nice Little Tune/Crush-Barrier Waltzer/Mother England Reverie
7. Grace
8. Summerdays Sands
9. March The Mad Scientist
10. Pan Dance
11. Minstrel In The Gallery (Live)
12. Cold Wind To Valhalla (Live)

内容的にはこれまで同じようにアコースティックなテーマからどんどん膨らんでいくパターンなので、又同じ流れかと思ってしまうのですが、出来映えは同じパターンである事をどうでも良くするほど優れています。正に絶好調時の作品ですから、どのアルバムにもジェスロタルマジックが潜んでいます。

今回はコンセプトアルバムではありませんが、組曲があったりとプログレッシヴな作りになっています。他のプログレバンドのようなお決まりのパターンはやりませんので独自の世界が展開されていきます。オーケストラアレンジはおなじみになったデヴィッドパーマーが担当しています。そのためシンセなどは多用しないところがこれまでのジェスロタルの特徴です。これ又連続記録されるくらいの名盤です。

Minstrel In The Gallery

Cold Wind To Valhalla

Requiem

One White Duck

Pan Dance


[20080405]

ウォーチャイルド(紙ジャケット仕様)ウォーチャイルド(紙ジャケット仕様)
(2003/06/18)
ジェスロ・タル

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前作同様、未発表の2枚組作品の内容を受け継いでいるものの、このアルバムは当初映画のサウンドトラックとして製作されていました。しかし映画の方がポシャり、アルバムだけ府が発表されたという曰く付きのものです。音楽的には一番ロック色が強い作品で、オーケストラやホーンなどを取り入れたポップロック仕様になっています。ジャケットやタイトルはまるでヘヴィメタバンドのようですが、裏ジャケットでは中世の格好をしていたりと奇妙な作品ですが、一番コンパクトでロック的です。

1. War Child
2. Queen and Country
3. Ladies
4. Back-Door Angels
5. Sealion
6. Skating Away on the Thin Ice of a New Day
7. Bungle in the Jungle
8. Only Solitaire
9. Third Hoorah
10. Two Fingers
11. Warchild Waltz
12. Quarte
13. Paradise Steakhouse
14. Sealion 2
15. Rainbow Blues
16. Glory Row
17. Saturation

前作で賛否両論を受けてコンサート活動を停止していたタルの活動再開に伴い発表された作品で、このロックアルバムです。ジェスロタルも変化してしまったかのように映りましたが、この路線が続く訳ではないので、こういうアルバムなのだと楽しめばいいと思います。コンセプト性はありますが、ラジオサイズの曲ばかりで、これもヒットしています。

Skating Away on the Thin Ice of a New DayやBungle in the Jungleといったヒット曲もあり、なぜかアメリカで受けるようになったジェスロタル。そういう意味では一番アメリカ受けしそうな作品になっています。ジャケットの印象はいまいちですがこれも連続している名盤のうちの一つです。ロックフォーマットになってもジェスロタルらしさは失われていません。

War Child

Skating Away on the Thin Ice of a New Day

Bungle in the Jungle

Rainbow Blues


[20080405]

A Passion PlayA Passion Play
(2003/05/20)
Jethro Tull

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尚もジェスロタルの快進撃は続きます。前作同様アルバムに1曲というコンセプトアルバムです。しかし今回は死から受難をうけるという暗いテーマで、前作のような明快はコンセプトではない為に難解だと非難中傷を受けた問題作になっています。それでも音楽的な完成度は高く、これも名盤と呼べる代物です。


1. Passion Play, Pt. 1
2. Passion Play, Pt. 2
3. Story of the Hare Who Lost His Spectacles [Enhanced Video Track]

このアルバムが発表される前に2枚組の作品としてレコーディングしていたものが、諸事情によりお蔵入りとなり、その一部がこのアルバムと次回作に反映しています。そのためこの作品と次回作は姉妹品と言えますが、どちらも出来がよく、もし2枚組で出されていたらもっと違ったリアクションがあった事でしょう。

アルバムジャケットの中には架空の劇場で上演される架空の受難劇のブックレットがついており、その導入曲としてこの作品が使われているという、これ又でっち上げのストーリーを持ったイアンアンダーソンの無限の妄想によるコンセプトアルバムになっています。サウンドはこれまでのようなアコーステックな部分は前面には出ておらず、シンセなども使ってまるでホーンセクションがあるかのようなアレンジになっています。

曲も複雑になっており、テーマも難解となっている為に評論家からは非難されましたが、これ又アメリカではNo.1ヒットしています。何がアメリカで受けていたのかは不明ですが、こうした作品がヒットするのは珍しい事です。日本でもコアなファンにしか支持されていませんでした。しかしこうした名作が正当に評価された事は素晴らしい出来事です。名作を連発していたジェスロタルの黄金期ですが、内情は結構ドタバタしていたようです。

PASSION PLAY 1973 LIVE PROJECT PART1

PASSION PLAY 1973 LIVE PROJECT PART2

PASSION PLAY 1973 LIVE PROJECT PART 3

PASSION PLAY 1973 LIVE PROJECT PART4

PASSION PLAY 1973 LIVE PROJECT PART5

PASSION PLAY 1973 LIVE PROJECT PART6


[20080405]

Thick as a BrickThick as a Brick
(1999/02/09)
Jethro Tull

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ジェスロタルの最高傑作作品です。ジャケットは新聞そのものと言える仕様で、CDでも紙ジャケット盤ではオリジナルを見事に再現しています。見開きの中身は本当の新聞のように何ページも創られており、いろんな記事が本物のように並べられています。そしてそのトップ記事にあるコンテストで優勝した8歳の少年の欠いた叙情詩にイアンアンダーソンが曲をつけたという触れ込みのコンセプトアルバムになっています。このアルバムにはその1曲のみというプログレ仕様の作品になっています。しかしその少年の記事そのものはイアンアンダーソンがでっち上げたフィクションであり、英国らしいジョークになっています。

1. Thick as a Brick
2. Thick as a Brick
3. Thick as a Brick (Live at Madison Square Garden 1978)
4. Interview With Jethro Tull's Ian Anderson, Martin Barre and Jeffery Hammond-Hammond

メンバーも入れ替わりがあり、オリジナルメンバーはイアンアンダーソンのみになっていますが、ほとんどのメンバーが昔アンダーソンとバンドをやっていた顔なじみであり、コンビネーションはこれまで以上です。アクアラング同様トラディショナルフォークな主題を発展させて一大交響曲に仕上げています。ザフーのトミーやプリティーシングスのS.F.ソローに匹敵する名盤として称されています。アコースティック色が強いですが、プログレらしい音色が所々にちりばめられていいるところが心憎いです。

縦横無尽に折り重なる様々な楽器の流れはプログレ作品の中でもぴか一の出来映えで最後まで気持ちよく聴き通せます。この芸術的作品を表現するのにでっち上げの新聞を丸ごと創ってその記事にを取り上げてしまうという手法はひねくれ者イアンアンダーソンらしい手法ですが、曲の素晴らしさがそういったブラックユーモアさえもどうでも良くしてしまうくらい見事な内容に仕上げています。ジェスロタル劇団としても最大の出し物になっています。日本ではそれほど大きな扱いはされていませんが、これはまぎれも無くロック史の中でも重要な名盤です。又、このアルバムから売り上げがイギリスとアメリカで逆転します。イギリス的な内容にも関わらずアメリカではNo.1ヒットしているのです。

Thick as a Brick - Part 1

Thick as a Brick - Part 2

Thick as a Brick - Madison Sq. Garden 1978


[20080404]

AqualungAqualung
(1999/02/09)
Jethro Tull

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前作でゲスト扱いだったジョンエヴァンが正式メンバーとなり人編成となったジェスロタルの最初の名盤です。ここからジェスロタルの黄金時代が始まります。このアルバムはコンセプトアルバムになっており、ザフーやキンクスのようにイアンアンダーソンもコンセプトアルバム好きで、これ以降コンセプトアルバムを連発していく事になります。

1. Aqualung
2. Cross-Eyed Mary
3. Cheap Day Return
4. Mother Goose
5. Wond'ring Aloud
6. Up to Me
7. My God
8. Hymn 43
9. Slipstream
10. Locomotive Breath
11. Wind Up
12. Lick Your Fingers Clean
13. Wind Up [Quad Version]
14. Excerpts from the Ian Anderson Interview
15. Songs for Jeffrey
16. Fat Man
17. Bouree

タイトル曲から印象的なリフを浸透させてそれがアルバム全体を通して影響していくという、まるで組曲形式のような作品です。キーボードがバンドサウンドとして存在している為にプログレ色も強くなっています。フュージュンがジャズとロックが融合したものであるのに対してプログレはジャズもクラシックもフォークも民族音楽も貪欲に吸収していった音楽でありますから、ジェスロタルは正にプログレの申し子のような存在です。ただ一般的なシンフォニックプログレだけをプログレだと思っている人にはジェスロタルは異色な存在かもしれません。

一時在籍していたブラックサバスのトニーアイオミのようなギタープレイまでも入って多種多彩であります。アンダーソンのフルートプレイもアルバムごとに上達しており、音楽的にも重要なアクセントになっています。宗教の矛盾をついたジェスロタル劇場の最初の名作であり代表作です。これ作品により絶対的な地位を築いた彼らの快進撃はしばらく続く事となります。

Aqualung

Cross-Eyed Mary

Mother Goose

Wond'ring Aloud

Up to Me

My God

Hymn 43

Locomotive Breath

Wind Up


[20080403]

BenefitBenefit
(2002/01/08)
Jethro Tull

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プログレッシヴロックというスタイルが認められだした頃の作品で、ジェスロタルも本格的にプログレし始めていきます。しかしこのバンドにはプログレの花形キーボーディスとがいません。そのため普通のプログレバンドとは違う印象を与えています。しかしこのアルバムではゲストプレイヤーとしてジョンエヴァンによるキーボードが導入されています。それでもゲストなのでそれほど目立った存在ではありません。そしてこのアルバム発表後ジョンは正式なメンバーとして活動していきます。

1. With You There To Help Me
2. Nothing To Say
3. Alive And Well And Living In
4. Son
5. For Michael Collins, Jeffrey And Me
6. To Cry You A Song
7. A Time For Everything?
8. Inside
9. Play In Time
10. Sossity; You're A Woman
11. Singing All Day
12. Witch's Promise
13. Just Trying To Be
14. Teacher (Original UK Mix)

ブルースロックからトラディショナルフォークロックへ変化していきながら、イアンアンダーソンの世界観を表現していくバンドへと進んでいきます。パントマイムを織り交ぜながら童謡に出てくる妖精のような妖怪のようなパフォーマンスをでフルートを吹き歌いまくるアンダーソンを看板に、その奇抜なイメージによるサウンドも個性的ですが、決して奇をてらったようなサウンドではなく、しっかりと創り込まれたサウンドです。

ただこれほどプログレッシヴな展開をブルースロック的な演奏で表現するというバンドは他にはいませんから、ユニークな存在です。英国にありがちな変質者のようなイメージは彼らをロックバンドとしても評価していますし、他のプログレバンドとは違うアプローチが一部のファンにしか理解出来ない原因でもあります。このアルバムはプログレに向かう過渡期にあたり地味な存在ですが、ジェスロタルらしさは十分に堪能出来ます。ボーナストラックではいっているシングル曲のTeacherやWitch's Promiseは彼らの代表曲であり、こういった曲を聴くとファンも増えると思います。

With You There To Help Me

Nothing To Say

For Michael Collins, Jeffrey And Me

To Cry You A Song

Play In Time

Singing All Day

Witch's Promise

Teacher


[20080402]

Stand UpStand Up
(2002/01/08)
Jethro Tull

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オリジナルメンバーだったギターのミックエイブラハムズがブルースロックを追求する為に脱退、代わりにマーティンランセロットが加入、ブルース指向の強かったミックが脱退した事により、ジェスロタルはよりプログレへの道へと近づいていきます。このアルバムではまだブルースロックの名残りはありますが、徐々にクラシックやトラディショナル色も増えていきます。

1. New day yesterday
2. Jeffrey goes to Leicester Square
3. Bouree
4. Back to the family
5. Look into the sun
6. Nothing is easy
7. Fat man
8. We used to know
9. Reasons for waiting
10. For a thousand mothers
11. Living in the past
12. Driving song
13. Sweet dream
14. 17

このアルバムはアナログ盤では見開き仕様で中身は飛び出す絵本のようになってメンバーが飛び出してきます。CDでも紙ジャケット盤では飛び出す絵本仕様になっていました。ファーストアルバム発表後、ストーンズのテレビショー、ロックンロールサーカスに主演してイアンアンダーソンの片足立ちでのフルートパフォーマンスでその知名度を広げていきます。その時議他を担当したのがブラックサバス結成前のトニーアイオミでした。

そして発表されたこのアルバムからジェスロタルの人気は上昇していきます。ブルースロックな曲も残っていますが、情緒的なトラディショナルな曲やバッハのBoureeのカバーなどでプログレ指向を提示してみせています。もちろんまだプログレというジャンルは確立されていません。彼らもその創世記を築いていたバンドの一つだったのです。このアルバム日本ではまだ無名に近かったのですが、本国イギリスでは大ヒットとなりました。ジェスロタル劇場の始まりです。

New day yesterday

Jeffrey goes to Leicester Square

Bouree

Back to the family

Look into the sun

Nothing is easy

Fat man

We used to know

For a thousand mothers

Living in the past

Sweet dream


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