Never Turn Your Back on a Friend (2005/01/17) Budgie 商品詳細を見る

プロデュースをバッジー自身が手がけるようになって、バッジーサウンドがしっかり固まりだした作品です。ヘヴィメタなスタイルの中にもいろんな要素を見せて一概にはヘヴィメタバンドとは言えない世界を作り上げています。そのせいもあってかヘヴィメタとしてはブラックサバスの陰に隠れる存在となっていました。

1. Breadfan
2. Baby Please Don't Go
3. You Know I'll Always Love You
4. You're the Biggest Thing Since Powdered Milk
5. In the Grip of a Tyrefitter's Hand
6. Riding My Nightmare
7. Parents

Breadfanはメタリカによってカバーされた為に、後になってからヘヴィメタの元祖的な存在として扱われるようになりましたが、当時は一部のファンにのみ支持されるバンドでした。ブラックサバスでさえハードロック勢に比べると扱いが低かった時代でした。サバスもロニージェイムスディオが加入するまではマイナーな存在だったのです。

ブルースのカバーBaby Please Don't Goも独自のアレンジでぷっつりと曲が終わる様はさすがセルフプロデュースです。You Know I'll Always Love Youのような美しい曲を挟んでレイのドラムソロから始まるYou're the Biggest Thing Since Powdered Milkの流れはブラックサバスばりのめまぐるしい展開です。このバンドはドラムが良いです。良いバンドは得てしてドラムが良いのです。これが必須条件ではないでしょうか。メジャーな扱いではありませんでしたが、サバスも含めて私はこのバンドを支持しておりました。現在でもとても大好きです。

Breadfan

Baby Please Don't Go

Parents