1. Forearm Smash 2. Hellbender 3. Heavy Revolution 4. Gunslinger 5. Power Supply 6. Secrets in My Head 7. Time to Remember 8. Crime Against the World 9. Wild Fire 10. High School Girls 11. Panzer Division Destroyed 12. Lies of Jim (The E-Type Lover)
1. Melt the Ice Away 2. Love for You and Me 3. All at Sea 4. Dish It Up 5. Pyramids 6. Smile Boy Smile 7. I'm a Faker Too 8. Don't Go Away 9. Don't Dilute the Water
1. Anne Neggen 2. If I Were Brittania I'd Waive the Rules 3. You're Opening Doors 4. Quacktors and Bureaucats 5. Sky High Percentage 6. Heaven Knows Our Name 7. Black Velvet Stallion 8. You're Opening Doors [2006 Version] 9. Black Velvet Stallion [2006 Version]
テーピの逆回転サウンドからシャッフル気味のブギなAnne Neggenから始まり、タイトル曲のIf I Were Brittania I'd Waive the Rulesではヘヴィメタとフュージュンサウンドが共存しているという他のバンドでは味わえない独特の世界を創りだしています。You're Opening DoorsやHeaven Knows Our Nameのようなアコースティックな美しい曲はハードロックバンドではありがちで王道とも言えましょう。
Quacktors and BureaucatsやSky High Percentageでのハードなヘヴィメタ曲でヘヴィメタファンにも満足してもらえる内容に仕上げています。そしてハイライトのBlack Velvet Stallionはヘヴィーメタルロックとしては最高にカッコイイ曲になっています。この曲だけでもヘヴィメタファンには満足してもらえると思います。多彩な音楽性を持ったバッジーの魅力のすべてが味わえる名盤です。このアルバムが過小評価されている事が現在のHR/HMのどうしようもない閉鎖的な世界へとつながっていると思います。このアルバムこそがブリティッシュハードロックの未来を救う事が出来た最大に評価されるべき名盤であるという事をここに断言しておきます。
1. Breaking All the House Rules 2. Slipaway 3. Who Do You Want for Your Love? 4. I Can't See My Feelings 5. I Ain't No Mountain 6. Napoleon Bona Part 1 & 2
Who Do You Want for Your Loveで聴かれるファンキーなテンションサウンドがヘヴィメタバンドとは思えませんが、基本がハードロックなのでかっこいいのです。このメンツでのバッジーが一番好きです。アメリカをターゲットにしたためのサウンドの変化のように伝えられていますが、不器用なくらいにブリティッシュしているところが心地いいのです。
I Can't See My Feelingsはアイアンメイデンがカバーしていたり、後のヘヴィメタバンドへの影響力もあります。音楽性に幅がでてきた事でヘヴィメタルな曲もよりドラマティックになっています。レッチリなんぞに比べるとこちらの方が何百倍もかっこいいと思うのですが、みなさんはどう思うでしょうか。ヘヴィメタルなサウンドだけを期待していると違和感を感じるかもしれませんが、ハードロックやヘヴィメタが生き残る術はこういったサウンドの先にあったと私は信じています。そうならずに形骸化していったので80年代以降私を魅了してくれるバンドにはお目にかかっていません。だから今でもこのバッジーが大好きなのです。