トリニティーを解散してすぐさま結成したバンドのファーストアルバムです。トリニティーの最後には
ファンクを取り入れたりしていましたが、ここではその発展形としてフュージュンスタイルに移行しています。
1. Dragon Song
2. Total Eclipse
3. Light
4. On the Road
5. Sword
6. Oblivion Express
7. Dragon Song [Live]
このバンドはまるでホワイトソウルバンドや
ファンクバンドのようなイメージを持っています。しかしボイシングの構成などはフュージュンと呼ぶべきもので、おしゃれなだけの
音楽だけではなくより洗練された
音楽性を身につけていきます。
まだ試行錯誤しながらやっている感じがあり、完成度では荒削りかもしれませんが、この時代に白人でここまでやっていたのは少なく、当時としてはかなりとんがった
音楽性だと思います。アメリカでもまだフュージュンという言葉は使われていなかった時代の産物で、かなり興味深い作品だと思います。こうした
音楽をやるにはメンバーを入れ替え、新しくバンドを結成する必要があったのでしょう。
Brian auger Solo