Brian Auger's Oblivion Expressのピークとも言える作品で、この後に出されたライブアルバムまでが彼らの絶頂期だと言えます。フュージュンで歌ものをやるとどうしてもメロウになってしまうのですが、私の昔の曲ではメロウにならずにロック的なボーカルが入ったフュージュンサウンドというのを目指していた時期がありまして、このバンドも例外無くメロウになっていますが、どことなくロック的な部分もあって参考になるサウンドでした。
1. Beginning Again 2. Bumpin' On Sunset 3. Straight Ahead 4. Change 5. You'll Stay In My Heart
Beginning Againではラテンのリズムに16ビートのフュージュンアレンジがカッコイイ曲です。Bumpin' On Sunsetはトリニティー時代にもカバーしていたウェスモンゴメリーのカバーです。この曲は相当気に入っていたのか、違うアレンジでリメイクしています。
1. Whenever You're Ready 2. Happiness Is Just Around the Bend 3. Light on the Path 4. Compared to What 5. Inner City Blues 6. Voices of Other Times 7. Happiness Is Just Around the Bend 8. Whenever You're Ready 9. Inner City Blues 10. Voices of Other Times
ライブでも定番のWhenever You're Readyはかなりカッコイイ曲で、歌ものがあるフュージュン曲では最高の曲ではないでしょうか。マーヴィンゲイのカバーInner City Bluesなど選曲のセンスは抜群です。そしてそれらをあたかもオリジナルのように操るアレンジ、演奏力もかなり優れています。
1. Dawn of Another Day 2. Marai's Wedding 3. Trouble 4. Women of the Seasons 5. Fill Your Head With Laughter 6. On Thinking It Over 7. Tomorrow City 8. All the Time There Is 9. Better Land