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[20080511]

Live at Klooks KleekLive at Klooks Kleek
(1999/07/01)
Graham Bond Organization

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ブライアンオーガーとモッズのヒーローとして人気を二分していたのがグラハムボンドです。イギリスで初めてハモンドオルガンとメロトロンを演奏したミュージシャンと言われています。彼のバンド、オーガニゼイションには後にクリームを結成するジャックブルースとジンジャーベイカーがいた事で有名です。クリームによってロック界にインプロビゼーションがもたらされたのは、このバンドでのジャズ経験からきたものだったのです。

1 Wade In The Water
2 Big Boss Man
3 Early In The Morning
4 Person To Person Blues
5 Spanish Blues
6 Introduction By Dick Jordan
7 The First Time I Met The Blues
8 Stormy Monday
9 Train Time
10 What'd I Say

このアルバムがファーストアルバムとされていますがライブアルバムです。リズム&ブルースを基盤としていたブライアンオーガーとは違って、彼らはブルースを基盤としたジャズロックをやっております。イギリスにはブルースの教祖として二大勢力があり、アレクシスコーナーとジョンメイオールになるのですが、彼らはアレクシスコーナーの門下生でした。そこには他にローリングストーンズなどロック界をしょって立つグループが巣立っています。彼らのやっているジャズはどちらかというとローランドカークのような淫猥な質感のジャズです。

ボンドはオルガンの他にアルトサックスを吹き、ディックへクストールスミスというテナーサックス奏者もいます。当時のライブ音源なので音がかなり悪いです。このバンドの凶暴さが一番押し込められた作品で、モノラルですからかなり歪んでいます。まだ洗練される前ですから、逆に貴重な音源であります。

Spanish Blues

Stormy Monday

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[20080511]

EncoreEncore
(2007/08/07)
Brian Auger & Julie Tippetts

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Oblivion Expressを解散してからソロ活動に入ったブライアンオーガーでしたが、その第一弾としてキースティペット夫人になっていたジュリードリスコールとの再演を果たします。昔のようなリズム&ブルーススタイルではなく、当時の時代の音で共演するとどうなるか前向きな姿勢のアルバムで、決して懐かしんでの再演ではないところがカッコイイのです。

1. Spirit
2. Don't Let Me Be Misunderstood
3. Git Up
4. Freedom Highway
5. Future Pilot
6. Rope Ladder to the Moon
7. No Time to Live
8. Nothing Will Be as It Was [Nada Ser Como Antes]
9. Lock All the Gates

アニマルズがカバーしていたDon't Let Me Be Misunderstoodを取り上げています。しかもそれをジャズっぽいソウルフルなアレンジでやっているところがおしゃれです。No Time to Liveはトラフィックのカバーです。こうしたブルーアイドソウルの再構築により、元モッズのヒーローとヒロインが復活している凄さは日本では分かりにくいかもしれませんが、かなり素晴らしいアルバムに仕上がっています。

80年代のブルーアイドソウルの再ブームにより、日本でもソウルミュージックが馴染んできますが、当時はまだ一部のファンにしか支持されていませんでした。現在ならかなりのレアグルーヴとして高い評価がなされても良い作品です。この後のブライアンオーガーはソロ作品を出したり、アニマルズのエリックバードンと共演したりしていまして、今日も現役として活動しております。彼の紹介はここまでとしますが、スタイルカウンシルやコーデュロイなどが好きな人には、そのルーツとして彼の作品を聴いていただく事をお進めいたします。

Don't Let Me Be Misunderstood


[20080511]

Happiness HeartachesHappiness Heartaches
(2003/04/22)
Brian Auger's Oblivion Express

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ドラムにリターントゥフォーエヴァーのレニーホワイトが加わったOblivion Express最後のアルバムです。これまで以上にメロウでA.O.R.している作品です。ソウルファンク色もあるのですが、どちらかというとハービーのようなフュージュンファンク色が強くなっています。

1. Back Street Bible Class
2. Spice Island
3. Gimme a Funky Break
4. Never Gonna Come Down
5. Happiness Heartaches
6. Got to Be Born Again
7. Paging Mr. McCoy

演奏力で言うとハービーのバンドにも負けていないくらい素晴らしいものです。曲の構成も素晴らしく、何一つ劣るところはありません。ただなぜか売り上げに結びつかないという無念さがあります。Gimme a Funky Breakでは当時フュージュン界では流行っていたラテンのリズムを取り入れたフュージュンサウンドが心地よいです。

ただモッズのヒーローだたった頃からするとこのメロウさはどうなっているのだと思ってしまうかもしれませんが、当時はこうしたサウンドが最先端だったのです。それをこうも本格的に演奏してしまうパフォーマンスにおいてはこのバンドは実に充実したバンドであった事が分かります。内情は不安定だったかもしれませんが、音楽としては何の不安も感じさせない出来映えです。しかし残念ながらこのバンドはこの作品を最後に解散してしまいます。ブライアンオーガーはこの後はソロ活動をしながら今日まで頑張っており、Oblivion Express名義での再結成も行っています。

Brian Auger Playing keyboards blindingly fast

Oblivion Express Live


[20080511]

ReinforcementsReinforcements
(1996/01/01)
Brian Auger's Oblivion Express

商品詳細を見る


前作で魅せたニューソウルへの接近をより押し進めた作品になっています。それをフュージュンタッチで演奏する方法論は、一時期のハービーハンコックに近いのかもしれません。オルガンだけではなくエレピもシンセも同時に時期こなすオーガーはこの道ではかなりの強者です。

1. Brain Damage
2. Thoughts from Afar
3. Foolish Girl
4. Big Yin
5. Plum
6. Something out of Nothing
7. Future Pilot

Brain Damageはまるでスティーヴィーワンダーのアイシャのようなコード進行で、これをファンキーに広げています。この時代はスティーヴィーやマーヴィンゲイがニューソウルというスタイルで傑作を連発していた時期でもあり、それにかなり影響を受けていると思われます。

このグルーヴ感は後のアシッドジャズやスタイルカウンシルに脈々と流れており、イギリスでのブルーアイドソウルソウルとしてはホワイトアヴェレージバンドと並んで大変な影響力を持ったバンドでした。ただなぜか日本では注目度は少なかったのです。当時はこれほどおしゃれな音楽に飛びつくほど日本のセンスは磨かれたい無かったのだと思いますが、今なら日本でも受ける音楽ではあると思います。

Brain Damage


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