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[20080525]

Elastic Rock/We'll Talk About It LaterElastic Rock/We'll Talk About It Later
(2002/04/08)
Nucleus

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ニュークリアスのセカンドアルバムですが、現在ファーストアルバムとのカップリングでしか入手出来ない感じです。音楽的にはファーストの延長線上にあり、マイルスを連想させる音楽性になっています。完成度で言えばファーストの方が高いので、このセカンドだけの発売が無くなっているのかもしれません。

1. Song for the Bearded Lady
2. Sun Child
3. Lullaby for a Lonely Child
4. We'll Talk About It Later
5. Oasis
6. Ballad of Joe Pimp
7. Easter 1916

クリススペディングのギターはナチュラルなトーンで、初期の頃のマクラフリンやラリーコリエルを連想させます。ベースもウッドベースですし、エレクトリックな部分はギターとエレピのみなので、モダンジャズファンにも親しみがある内容かもしれません。エレクトリックマイルスのようにモードから外れた音は出していないのでジャズファンが嫌悪する事は無いでしょう。

その代わりロックファンにはなじみの薄い作品ではあります。相当なクリススペディングファンでないとこの作品までは聴いていないでしょう。それでもこの時代のジャズロックと呼ばれた作品に興味がある方は聴いてみてください。
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[20080525]

Elastic RockElastic Rock
(2006/01/31)
Nucleus

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イギリスのジャズロックを牽引していったのがこのイアンカー率いるニュークリアスです。イアンカーはイギリスのジャズトランぺッターとして活躍していた人で、このグループを結成する前はモードジャズ系のプレイをしていました。マイルスデイヴィスがエレクトリック化していくのを目の当たりにした彼は躊躇無く自身もエレクトリック化していく道を進みます。

1. 1916
2. Elastic Rock
3. Striation
4. Taranaki
5. Twisted Track
6. Crude Blues, Pt. 1
7. Crude Blues, Pt. 2
8. 1916- The Battle of Boogaloo
9. Torrid Zone
10. Stonescape
11. Earth Mother
12. Speaking for Myself, Personally, in My Own Opinion, I Think...
13. Persephone's Jive

つまりこのバンドはジャズ側からロックにアプローチしていったバンドになります。そこが他のバンドとは違うところです。ホーンも三管となっており、マイルスのやっている音楽性に近いものがあります。ロックファンとして注目すべきは、クリススペディングがギターで参加している事でしょう。彼はフュージュン系のギタリストとして名を挙げていきますが、ゲイリームーア同様、本当はハードロックが好きで、ソロ活動では最初フュージュン作品を出しますが、やがてロックンロール作品を出していきます。ロックファンに最初に認識されたのはギターによる物真似プレイで有名なギタージャンボリーという作品で、その後ブライアンフェリーのソロ作品でギターを勤めて名をなしていきます。しかし大きなヒット作品を生んでいないのでゲイリーほど有名にはなりませんでした。

さて、このアルバムの音楽性ですが、ジョンマクラフリンがやっていたフリーフォームな感じもありながら、イアンカーによる計算されたハーモニーを聴かせてくれます。マイルスのインアサイレントウェイに近い質感でしょうか。こうした感性はロック側からジャズにアプローチした側では出せないものです。そういう意味でもイアンカーはイギリスジャズロックの第一人者として認識されるべき人物なのです。マイルスのように完結しない、アヴァンギャルドな方向性とは違うジェントリーな雰囲気も特徴的です。

Crude Blues/1916- The Battle of Boogaloo


[20080525]

VariationsVariations
(1999/03/01)
Andrew Lloyd Webber

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私の大好きなコラシアム?は残念ながら3枚のオリジナルアルバムしか残しておりません。しかし当時メンバー全員でこのアルバムに参加していたのです。このアルバムはミュージカルの作曲家アンドリューロイドウェーバーが弟のチェリスト ジュリアンの為にパガニーニのカプリース第24番をもとに創った変奏曲集となっています。発売当時からこのアルバムには注目していたのですが、このアルバムまで購入するほど当時の私には経済力がありませんでした。いつか買おうと思っていたらいつしか廃盤となっており、なかなか輸入盤でも見つけ出せませんでした。リンクをはらせていただいているCottonwoodhillさんに尋ねたところアマゾンなら購入出来る事を知り、何十年ぶりかにこのアルバムを購入する事が出来ました。(感謝、感謝)

1. Introduction
2. Theme (Paganini Caprice in A minor No. 24) and variations 1 - 4
3. Variations 5 and 6
4. Variation 7
5. Variation 8
6. Variation 9
7. Variation 10
8. Variations 11 - 15 (including the tributes)
9. Variation16
10. Variation 14 - 15 varied
11. Variation17
12. Variation18
13. Variations 19, 20 and 6 varied
14. Variations 21 and 22
15. Variation 23

内容はクラシック調の曲をシンセなどで演奏している中、突如としてコラシアム?のメンバーによる攻撃的なフュージュンサウンドが飛び出してきてしびれます。パガニーニのカプリース第24番をもとにジャズ風、フュージュン風、ポップス風といろんなヴァリエーションで聴かせてくれる作品で、クラシックファンでも聴いていただきたい作品で、コラシアム?のファンは是非コレクションしておいて欲しいアルバムです。

ゲイリームーアのギタープレイは時にヘヴィーメタルのように、時にジャズギタリストのようにプレイしています。主役はあくまでもジュリアンロイドウェーバーによるチェロなのですが、プログレ作品だとして聴くと大満足のアルバムです。何といってもコラシアム?のアルバムはあまりにも少ないので欲求不満になってしまうのです。それを幾分か癒してくれる作品であります。

Variations I-IV

Julian Lloyd Webber with Colosseum II


[20080525]

ウォー・ダンス(紙ジャケット仕様)ウォー・ダンス(紙ジャケット仕様)
(2006/04/26)
コラシアムII

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War DanceWar Dance
(1993/03/30)
Colosseum II

商品詳細を見る


コラシアム?の最後にして最高傑作アルバムです。音楽性は前作の延長線上にあるのですが完成度がはるかに高くなっています。これまでのコラシアム?ではゲイリームーアのギターとドンエイリーのシンセプレイを前面に出していましたが、このアルバムではジョンハイズマンのドラムもリード楽器として機能しています。ジョンハイズマンがこれまでやりたかった事が全て具現化した名盤となっています。

1. War Dance
2. Major Keys
3. Put It That Way
4. Castles
5. Fighting Talk
6. Inquisition
7. Star Maiden/Mysterioso/Quasar
8. Last Exit

War Danceから怒濤のドラミングが炸裂、もはやジャズでもロックでも無くクラシック音楽も内包したプログレッシヴロックとなっています。Major Keysはこれまでで一番ポップな曲でファンキーな明るい曲です。ゲイリーのスライドギターやボリューム奏法など多彩なギターワークもぴか一です。Put It That Wayでは全員によるユニゾンプレイがスリリングな曲です。Castlesは定番のゲイリーのボーカルによるバラードです。この曲も今まで一番美しい曲になっています。

Fighting Talkはジェフベックのハイウェイジャムを連想させるブギー調のフュージュン曲になっています。そしてInquisitionではこれまでもあったリターントゥフォーエヴァー風のスパニッシュフュージュンスタイルの曲としては最高の出来映えになった名曲です。ゲイリームーアのクォーターチョーキングなどがフラメンコ風な雰囲気を見事に表現しています。テーマ部分からしてかっこ良くフュージュンの中でも最高の名曲だと思います。Star Maiden/Mysterioso/Quasarは組曲になっており、こうした部分はプログレの感性があります。そして最後の曲となってしまったLast Exitもかっこいい曲です。

この後はゲイリームーアはソロ活動に入り、ファーストアルバムではフュージュンとハードロックを共存させていますが、その後は完全にハードロックになり、ブルースへの回帰を経て現在に至っています。しかしその経歴の中でもこのコラシアム?でのプレイが一番スリリングでかっこいいです。このバンドこそが最高なのです。ドンエイリーはレインボーに参加、ジョンハイズマンはソロ活動をやったりして最近は最初のコロシアムを再結成させたりしています。

どんなロックのアルバムよりもフュージュンの作品よりもこのアルバムこそが一番かっこ良く素晴らしいアルバムだと私は思っています。これに勝るものは無いでしょう。これぞロックの一番進化した最高の状態の作品であり、未だにこの作品を超えるものにはお目にかかっていません。あくまでも個人的な意見ですが名盤中の名盤です。

Fighting Talk

Inquisition


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