

イレブンスハウス名義での作品です。これ以前にLevel Oneというアルバムもあったのですが、現在は入手困難のため紹介は控えます。 最初の頃のメンバーからは大きく変わっており、キーボードのマイクマンデルだけは変わりませんが、ドラムがジェリーブラウン、ベースがジョンリー、そしてトランペットが日本が誇る日野皓正がメンバーに抜擢されています。そしてゲストとしてブレッカーブラザースを結成したランディーブレッカーとマイクブレッカーが参加しています。そして当時は新鋭だったデイヴサンボーン、パーカッションのムトゥーメが参加しています。
1. Kowloon Jag
2. Titus
3. Pyramids
4. Rodrigo Reflections
5. Yin-Yang
6. Woman Of Truth And Future
7. Ain't This
8. Aspects
イレブンスハウス名義でのプレイは
フュージュンらしいサウンドで、そして何よりもエキサイティングしているのが特徴です。Kowloon Jagではファズとフェイザーでフィルタリングしたような歪んだギターにホーンが絡んで来るという高揚感のある演奏を聴かせてくれます。全体的にファンキーでハードなサウンドですが、Rodrigo Reflectionsアコースティックギターによるインド
音楽をやっています。
これまでもやっていたようなスタイルばかりなのですが、このバンドの作品に成ると質がグンと上がります。イレブンスハウス名義の作品にはずれはないのです。特にこのアルバムでのコリエルのギタープレイは鬼気迫るものがあり、大満足のアルバムに成っています。
フュージュン作品としてもかなりの名盤であり、ハードロックに負けないくらいカッコいい
フュージュンが堪能出来ます。Woman Of Truth And Futureでの日野皓正のトランペットにも注目です。外人勢に全然負けていません。
Larry Coryell Eleventh House YouTube動画Another from 1973 YouTube動画