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[20080919]

Tango PalaceTango Palace
(2003/11/25)
Dr. John

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前作に引き続きトミーリピューマがプロデュースしたアルバムです。バックもスティーヴガットを始めとしたニューヨークフュージュン界の名プレイヤー達です。時はディスコの時代ですので、管理シンプルなリズムになっています。

1. Keep That Music Simple
2. Disco-Therapy
3. Renegade
4. Fonky Side
5. Bon Temps Rouler
6. Something You Got
7. I Thought I Heard New Orleans Say
8. Tango Palace
9. Louisiana Lullaby

タンゴといっても雰囲気だけで基本はニューオリンズスタイルです。フュージュンというよりは当時のソウルや単純なファンクになっています。マリンバによるアレンジがエキゾチックな雰囲気を創っています。あまりにも単純過ぎてドクタージョンが軽薄になったという印象も与えてくれます。

しかし最後のTango PalaceとLouisiana Lullabyというバラードでさすがドクタージョンといえる歌を聴かせてくれます。セカンドラインのピアノを弾いていますが、都会的になってしまったドクタージョン。ニューオリンズスタイルはしっかりと表していますが、演奏があまりにもこぎれいになっています。ここでドクタージョンの経歴は終わったと思ってくれてもいいのですがまだまだ彼は精力的に活動していくのでした。

dr john new orleans


[20080918]

City LightsCity Lights
(2008/07/29)
Dr. John

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ライブアルバムのHollywood Be Thy Name の後に出された作品で、大きくイメージチェンジしています。トミーリピューマをプロデューサーに向かえ、ニューヨークフュージュン界のセッションプレイヤー、スティーヴガッドやウィルリーなどをバックに従えて、ニューオリンズスタイルは守りながらも都会的なフュージュンサウンドになっています。

1. Dance the Night Away with You
2. Street Side
3. Wild Honey
4. Rain
5. Snake Eyes
6. Fire of Love
7. Sonata/He's a Hero
8. City Lights

ニューオリンズからロスにやってきたドクタージョン。そして世界中を回って演奏するほどビッグになりました。彼のニューオリンズスタイルは進化してソウルフルなフュージュンサウンドとしてニューヨークでは流行っていました。そのサウンドへ彼が至るのは少しも不自然ではありません。彼の歌もちゃんとマッチしています。

あまりにもおしゃれ過ぎて、ヴードゥーロック時代のドクタージョンしか知らなければびっくりする事でしょう。あくの強かったニューオリンズファンクに比べてもこぎれい過ぎています。物足りないかもしれません。しかし彼のソウルフルな歌はしっかりと伝わってきます。これはこれでしっかりと値打ちのある音楽です。

City Lights


[20080917]

Desitively BonnarooDesitively Bonnaroo
(2005/03/08)
Dr. John

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前作に引き続きアラントゥーサンのプロデュースで、ミーターズがバックを務めている作品です。前作の方がヒット曲があった為に有名ですが、こちらの作品の方が泥臭さがたんまりあります。

1. Quitters Never Win
2. Stealin'
3. What Comes Around (Goes Around)
4. Me Minus You Equals Loneliness
5. Mos' Scocious
6. (Everybody Wanna Get Rich) Rite Away
7. Let's Make a Better World
8. R U 4 Real
9. Sing Along Song
10. Can't Git Enuff
11. Go Tell the People
12. Desitively Bonnaroo

当時はレゲエが徐々に紹介されだしていた頃でもあり、この作品でも所々レゲエ風のアレンジが聴けます。しかしあくまでもニューオリンズスタイルのハネ方なので、レゲエすらもニューオリンズではすり込み済みといわんばかりです。特にボブマーレイの創りだすレゲエはリズム&ブルースを手本に創られている為、共通する臭いがあります。

ファンクとしてもこちらが王道であり、ニューオリンズファンクをより爆発させていたジェイムスブラウンの方がスタイルとしては新しいのです。のんきで明るいニューオリンズの音楽には黒人特有の悲しみも含まれており、そこが心を捕らえて話さない魅力を持っているのです。その魅力を現代的にかっこよく聴かせてくれる不思議な魅力がドクタージョンにはあります。

Quitters Never Win

What Comes Around

Rite Away

Let's Make a Better World


[20080916]

In the Right PlaceIn the Right Place
(1999/05/21)
Dr. John

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ヴードゥーロックのイメージを前作のガンボで払拭したドクタージョンはこのアルバムからニューオリンズスタイルのオリジナル作品を創りだしていきます。プロデューサーがアラントゥーサンで、バックを務めるのがミーターズです。ニューオリンズファンクをやるには最強のメンバーでしょう。

1. Right Place, Wrong Time
2. Same Old Same Old
3. Just the Same
4. Qualified
5. Traveling Mood
6. Peace Brother Peace
7. Life
8. Such a Night
9. Shoo Fly Marches On
10. I Been Hoodood
11. Cold Cold Cold

ミータズによる演奏は全体手金ファンキーです。特にタイトル曲のRight Place, Wrong Timeでは出だしからやられてしまいます。ガンボが昔からのスタイルを再現したのに対して、このアルバムでの演奏はオリジナリティーに満ちています。全く古くささを感じません。ジャケットはまだヴードゥーなイメージをひきずっていますが、内容は完全にニューオリンズファンクに徹しています。

ザバンドのラストワルツでも演奏していたSuch a Nightはライブでは必須の曲です。前作に引き続いて人気のあるアルバムで、もうヴードゥーなイメージは過去のものになってしまっています。この後のドクタージョンの音楽は徐々にこぎれいになっていきますので、ニューオリンズスタイルでもカッコいいと思える作品としてはこの作品になります。独特のハネかたが渋くもカッコいいのです。名盤です。

Right Place, Wrong Time

Qualified

Such a Night


[20080915]

Dr. John's GumboDr. John's Gumbo
(1999/04/08)
Dr. John

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ナイトトリッパーズを解散したドクタージョンが最初に企画したのが、このニューオーリンズのルーツミュージックをカバーしたアルバムです。タイトルのガンボというのは料理の名前です。その他歌詞などにもクレオール語による南部独特の言葉が使われています。ルーツミュージックですので、どこかで聴いた事のある曲もありますが、こうして一般のポップスを聴いている人にもニューオーリンズサウンドというものを紹介した歴史的な名盤となりました。

1. Iko Iko
2. Blow Wind Blow
3. Big Chief
4. Somebody Changed the Lock
5. Mess Around
6. Let the Good Times Roll
7. Junko Partner
8. Stack-a-Lee
9. Tipitina
10. Those Lonely Lonely Nights
11. Huey Smith Medley: High Blood Pressure/Don't You Just Know It/Well I'll Be John Brown
12. Little Liza Jane

ファンクも元元はニューオリンズが発祥で、ファンクの原型をこのアルバムで確認する事が出来ます。Iko Ikoはシンディーローパーもカバーした曲で、クレオール語が何を言っているのか分かりませんが印象的なサビのコーラスなどとてもキャッチーな曲です。Big Chief出のオルガンプレイはロニーバロンというメンバーがプロフェッサーロングヘアーのスタイルを真似て演奏しています。これなんかはファンクそのものであり、後のアシッドジャズのスタイルにも通じています。

Let the Good Times Rollはあまりにも有名な曲ですが、ジミヘンがこの曲をカモンというタイトルで16ビートにアレンジしていたのがかっこ良かったです。どの曲もロックンロールやファンクといった後のヒット曲のルーツであり、ロックブルースの歴史の流れを感じる事も出きます。ジョンレノンもロックンロールという自分のルーツミュージックのアルバムを出していましたが、それの元祖的な作品です。

Junko Partnerはパンクバンドのクラッシュがダヴにアレンジして演奏していました。ニューオリンズやデキシーなどのジャズやブルースの発祥の地でもあり、黒人音楽から後のロックに至るまでの原石がどれほど魅力的な音楽であったのかを確認出来ます。このアルバム以降ドクタージョンはヴードゥーロックを封印してニューオリンズスタイル音楽の伝承者として活躍していく事になります。温故知新という言葉がよく似合う名盤です。

Iko Iko

Big Chief

Mess Around

Let the Good Times Roll

Junco Partner


[20080915]

The Sun, Moon & HerbsThe Sun, Moon & Herbs
(2000/03/13)
Dr. John

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ナイトトリッパーズを従えてロンドンに渡り録音したアルバムです。イギリスのミュージシャンも多数参加しており、特にエリッククラプトンとジムゴードンが素晴らしい演奏を提供しています。他にバックボーカルでミックジャガー、P.P.アーノルドなどが参加しています。とても豪華なゲストを従えてヴードゥーの儀式を粛々と執り行っております。

1. Black John the Conqueror
2. Where Ya at Mule
3. Craney Crow
4. Familiar Reality (Opening)
5. Pots on Fiyo (File Gumbo)/Who I Got to Fall On (If the Pot Get Heavy)
6. Zu Zu Mamou
7. Familiar Reality (Reprise)

レイドバックし始めていた頃のクラプトンですから南部の音楽は大好きだったはずです。ですからスライドギターを弾いたりと積極的にレコーディングに参加しています。ドクタージョンもこれだけの豪華メンバーに囲まれても臆する事無くしっかりとズーズーマンになりきっています。

Zu Zu Mamouは以前の録音にもあったズーズーマンを拡張した曲で、映画エンゼルハートでのヴードゥーの儀式をやっているときに使われています。youtube動画でご覧いただけます。ヴードゥーロックとしてはこのアルバムで最後になりますが、まるで初心に帰ったように徹底して呪術的になっています。ストーンズの悪魔を哀れむ歌に触発されたようなグルーヴが漲っています。そして音楽的でもありますから完成度が上がったという事でしょうか。

Zu Zu Mamou


[20080915]

RemediesRemedies
(2002/04/02)
Dr. John

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このアルバムは前作のジャズロック的なスタイルを継続させながらも、ニューオリンズらしいファンク、リズム&ブルース調の曲が顔を出すようになっています。ヴードゥーロックとガンボ以降の音楽が共存しています。

1. Loop Garoo
2. What Goes Around Comes Around
3. Wash, Mama, Wash
4. Chippy, Chippy
5. Mardi Gras Day
6. Angola Anthem

ドクタージョンが本当にやりたかった音楽はニューオリンズスタイルの音楽でありますが、時代を反映するようなアシッドな作品でデビューしました。これが予想以上に評判が良かった為に、ナイトトリッパーズとしては続けていました。しかし徐々にニューオリンズスタイルを取り入れる事により、後の活動の地盤固めをしているようにも感じます。

ステージではヴードゥーの儀式を真似た装飾でヤバい感じの雰囲気で人気を博し、ルックスも声もウルフマンジャックに似ている事からもアメリカでは親しまれておりました。ルーズで妙にもったりとしているポリリズム。ニューオリーンズの表も裏も知り尽くしている男だから成し得る作品です。最後のAngola Anthemは17分以上もある大作です。まだまだカルトな雰囲気は保っています。

St. James Infirmary


[20080915]

BabylonBabylon
(2002/04/02)
Dr. John

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名作グリグリの続編的なアルバムです。同じくヴードゥー色の強い音楽ですが、前作がビッグブルースというフォーマットだったのに対して今回はジャズロック色が強く出ています。サンラを思わせる宗教色の強いジャズロックです。これがヴードゥーの儀式と相まって又おどろおどろしい内容になっています。

1. Babylon
2. Glowin'
3. Black Widow Spider
4. Barefoot Lady
5. Twilight Zone
6. The Patriotic Flag-Waiver
7. The Lonesome Guitar Strangler

本来はギターを弾いていたドクタージョンことマルコムレベナックですが、指を怪我してからピアニストを目指すようになりました。故郷ニューオリンズでは黒人と共に演奏していた彼らのバンドは取り締まり強化され、活動出来ない状態になっていました。そしてロサンゼルスに逃れたレベナック青年が結成したのがナイトトリッパーズというバンドでした。そこでドクタージョンというニューオリンズヴードゥーの歴史的英雄を演じるというアイデアを思いつき、友人に持ちかけましたが断られ、仕方なく自分で演じて前作グリグリを出したのです。

このグリグリは以外と評判だった為に彼はこのドクタージョンというキャラクターを演じ続ける事になりました。それが今では芸名になりそのまま使っています。ヴードゥーはアフリカからカリブ経由でニューオリンズに流れてきた宗教です。ですからこれを表現する音楽はアフリカンビートにカリブのテイスト、ニューオリンズのファンクなど様々な要素が混じっているのです。このアルバムでは前作よりも音楽的になっているので、比較的聴き易くなっていると思います。マイルスやサンラのような悪魔的な響きも感じさせるかっこいい作品に仕上がっています。

dr john the night tripper


[20080915]

いろいろと騒ぎとなっていましたが、無事秋場所を迎える事が出来ました。初日から満員御礼と不祥事があっても相撲ファンは暖かいものです。武蔵川理事長になってから立ち合いは両手をきっちりつけるよう言い渡しがありました。以前も八百長疑惑があったときに立ち合いを合わせるよう通達があり、最初のうちはちゃんとやっていたのですが、知らない間に曖昧になっていました。今回もいつまで続くのか分かりません。

主な上位力士の初日の成績
白鵬 ○ 寄り切り ● 朝赤龍
把瑠都 ● 引き落とし ○ 朝青龍
稀勢の里 ● 寄り切り ○ 琴欧洲
魁皇 ● 寄り切り ○ 琴奨菊
旭天鵬 ● 叩き込み ○ 千代大海
安馬 ○ 寄り切り ● 栃乃洋
安美錦 ● 引き落とし ○ 豊ノ島

初日の一番いい試合は鶴竜 ● 上手出し投げ ○ 豪栄道 戦でした。将来をしょって立つライバル同士の対戦は互いに攻防があるいい内容でした。若手が頑張ってくれると頼もしいものです。本場所が盛り上がることで相撲人気も盛り返すと思いますが、初日を見る限りではファンは何があっても暖かく見守ってくれているという事が分かりました。果たして今場所の主役は誰になるのでしょうか。

[20080914]

Gris-GrisGris-Gris
(2000/03/13)
Dr. John

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ドクタージョンの実質上のデビューアルバムです。ニューオリンズの音楽を一般に広めようとするドクタージョンですが、最初にこのヴードゥーの儀式を思わせる強烈なアルバムでスタートしました。グラハムボンドの黒魔術の儀式を音楽にしたホーリーマジックと双璧をなすカルトな宗教的作品です。

1. Gris-Gris Gumbo Ya Ya
2. Danse Kalinda Ba Boom
3. Mama Roux
4. Danse Fambeaux
5. Croker Courtbullion
6. Jump Sturdy
7. I Walk on Guilded Splinters

サイケデリックとは違ったアシッドな雰囲気を持った内容で、Gris-Gris Gumbo Ya Yaというリフレインといい、土着宗教のおどろおどろしさがあります。そしてドクタージョンはストーリーテラーのように自己紹介から語り始めます。今でいうラップのような感覚でしょうか。南部特有の言葉使いも呪文のように響きます。

サイケデリックのようなサウンドエフェクトを使う訳ではなく、音楽の存在そのものがトリップしているのです。そしてポップなJump Sturdyなどを挟むところはサイケポップともいえます。そういう訳で、この初期の頃のドクタージョンの音楽はロックファンにもとても人気があります。この時代が過ぎるとオーソドックスなニューオリンズサウンドになってしまうので、いつまでもこのサウンドを求めていると肩すかしを食らいます。だみ声が地獄からの声のような効果もあり、カルトなロックアルバムとしてはグラハムボンドと並んで唯一無二の名盤です。

Gris-Gris Gumbo Ya Ya
⇒ 続きを読む

[20080914]

Zu Zu ManZu Zu Man
(1997/10/21)
Dr. John

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カントリーロックと平行してアメリカで流行っていたのがサザンロックです。その原点ともいえる南部の音楽を世界的に広めた功労者がこのドクタージョンです。このアルバムは彼の最初期の頃の録音になります。

1. Tipitina
2. She's Just a Square
3. Zu Zu Man
4. Shoo Ra
5. Mean Cheatin' Woman
6. Bald Head
7. Little Closer to My Home
8. I Pulled the Cover off You Two Lovers
9. Bring Your Love
10. Make Your Own

ニューオリンズの独特の音楽性、原始的なファンクミュージックを世に広めたのがドクタージョンです。昔からある音楽ですが、一般のポップスを聴くリスナーに紹介したのが彼なのです。ニューオリンズ特有のセカンドラインからのはねたピアノプレイが彼の代名詞になりました。Zu Zu Manは彼のファーストアルバムとなるグリグリの原型ともいえる曲で、おどろおどろしさは既にあります。

このアルバムはまだメジャーデビュー前のプロフェッサーロングヘアーなどの影響を元に録音されたニューオリンズスタイルのリズム&ブルースファンク作品です。この時からホーンセクションなどしっかりとしたアレンジで演奏されているのがカッコいいです。現在では初期の頃の録音作品を編集したものがたくさんありますが、昔はこのアルバムしかありませんでした。私としてはこのアルバムがドクタージョンの最初のアルバムだと位置づけています。

Tipitina


[20080914]

Crazy EyesCrazy Eyes
(1995/07/20)
Poco

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フライングブリトーブラザースを脱退したクリスヒルマンがマンドリンで参加しています。カントリーロックの原点に戻りながらもスケールアップした素晴らしいアルバムです。爽やかさだけではないエモーショナルな演奏も彼らの魅力です。

1. Blue Water
2. Fools Gold
3. Here We Go Again
4. Brass Buttons
5. Right Along
6. Crazy Eyes
7. Magnolia
8. Let's Dance Tonight

タイトル曲のCrazy Eyesはネイティヴなイントロから壮大なオーケストラを用いいたスケール感のあるカントリーロックに仕上げています。プログレカントリーと呼べる感じです。普通のカントリーバンドには想像もつかないアレンジです。それなのにしっかりとカントリーしているところが素晴らしい名曲です。

中心人物のリッチーフューレイはクリスヒルマンと意気投合してバンドを創る事になり、この作品を最後に脱退してしまいます。ポコはその後も作品を出し続け、最近は再結成ブームに乗ってライブ活動もやっています。この後もいい作品を出しているのですが、紹介はここまでとします。

Blue Water

Crazy Eyes

Magnolia

Let's Dance Tonight


[20080914]

A Good Feelin' to KnowA Good Feelin' to Know
(1989/10/31)
Poco

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前作でジムメッシーナに代わって入ったギタリストポールコットンが入った事により、より洗練されてきた感じがします。カントリーを基本としながらも時代にあったポップスとして成り立っているのです。イーグルスが出てきてからカントリーロックも第三のステージに突入しました。そこに見事に追従出来ています。

1. And Settlin' Down
2. Ride the Country
3. I Can See Everything
4. Go and Say Goodbye
5. Keeper of the Fire
6. Early Times
7. Good Feelin' to Know
8. Restrain
9. Sweet Lovin'

ハーモニーの美しさもありますが、ライブ受けする曲も一杯創っています。ちまたではハードロックが若者の心をつかんでいました。アメリカではハードロックが育たないといわれていたのは、特にポコのような西海岸のウェストコーストサウンドが支持されていたからです。

ハードロックのような格好良さはありませんが、彼らもそれらの勢力に対抗するような彼らならではのノリのいいロックナンバーをやっています。サザンロックとも共通するアメリカらしいノリですが、これはこれで受けていました。ただイーグルスのようなヒット曲が無かった為に日本では地味な存在だった事は確かです。それでもイーグルスにも負けない内容だという事は作品を聴いていただければ分かります。

And Settlin' Down

I Can See Everything

Good Feelin' to Know

Restrain


[20080913]

From the InsideFrom the Inside
(1991/07/02)
Poco

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Deliverin'という素晴らしいライブアルバムをはさんで出された作品です。ライブでの自分たちのパフォーマンスを存分に発揮出来た後なので、かなり吹っ切れたのか、一皮むけた完成度を持っています。バンドとしてのまとまりも出てきているようで、余裕というかどの曲も見事にコントロール出来ているゆとりがあります。

1. Hoe Down
2. Bad Weather
3. What Am I Gonna Do
4. You Are the One
5. Railroad Days
6. From the Inside
7. Do You Feel It Too
8. Ol' Forgiver
9. What If I Should Say I Love You
10. Just for Me and You

ポコはジャムバンドではありませんが、グレイトフルデッドに通じる音楽性に行き着いた感があります。フォークロックとカントリーロックが混じりあってアメリカの風土を感じさせながらも、若者達でも楽しめるカントリーを創っています。日本では演歌を若者が変えていくという革命は起こりませんが、激動の60年代後半のアメリカでは起こったのです。

日本ではあまりヒットしていないので、なじみのある曲はありませんが、じっくりと聴き込んでいくと奥深い音楽性を楽しめると思います。レトロなのかモダンなのか分からないところが時の流れを感じさせない効果をもたらしていると思います。

Hoe Down

Bad Weather

Just for Me and You


[20080913]

PocoPoco
(1990/04/13)
Poco

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ベースがランディーマイズナーからティモシーシュミットに代わって、タイトルもポコとして新しくスタートを切ったポコは、このアルバムから本格的にオリジナリティー溢れるサウンドを生み出していきます。どの曲も、それまでのカントリーにはなかったようなアイデアに溢れています。

1. Hurry Up
2. You Better Think Twice
3. Honky Tonk Downstairs
4. Keep on Believin'
5. Anyway Bye Bye
6. Don't Let It Pass By
7. Nobody's Fool/El Tonto de Nadie, Regresa

カントリーロックの場合は革新的なムーヴメントではありましたが、従来のカントリーの良さはそのままにマイナーチェンジしたような感じなので、端から見ているとかなり地味な新しさと感じてしまいます。特に私がロックを聴きだした時には既にイーグルスが活動していましたので、それが当たり前だと思っていたからです。

ですからポコの新しさというのを知る為にはその前の普通のカントリーを知らなければなりません。そして初めて彼らの凄さが分かるのです。それは面倒くさい事ですので、モダンなカントリーミュージックとして理屈抜きにして楽しむのが一番だと思います。

You Better Think Twice

Honky Tonk Downstairs


[20080913]

Pickin' Up the PiecesPickin' Up the Pieces
(1995/07/20)
Poco

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フライングブリトーブラザースと共にカントリーロックを次のステップに押し上げた立役者がこのポコです。バッファロースプリングスフィールドにいたリッチーフューレイを中心にジムメッシーナ、後にイーグルスに参加する事になるランディーマイズナーとティモシーシュミットといったそうそうたるメンバーが集まっていました。

1. Foreword
2. What a Day
3. Nobody's Fool
4. Calico Lady
5. First Love
6. Make Me a Smile
7. Short Changed
8. Pickin' up the Pieces
9. Grand Junction
10. Oh Yeah
11. Just in Case It Happens, Yes Indeed
12. Tomorrow
13. Consequently, So Long
14. Do You Feel It Too

カントリーロックをより洗練されたハーモニーで創り上げた彼らのサウンドは、後にウェストコーストサウンドと呼ばれる音楽の礎となりました。都会的なニューヨークを始めとするイーストコーストサウンドに比べて、カントリーやサザンロックの影響をもって、フュージュンサウンドなども取り入れながら、穏やかな感じの曲が多いのが特徴です。

ヒッピー文化の余波を受けながらも、新しい時代にマッチしたサウンドを追求した斬新なカントリーロックを生み出していきます。このファーストではまだその斬新さは確立されていませんが、当時のインパクトはかなりあったようです。日本にいては単なるカントリーにしか聴こえませんが、それまでのカントリーには無かった若々しさがはじけています。

Pickin' up the Pieces

Consequently, So Long


[20080913]

グリーヴァス・エンジェルグリーヴァス・エンジェル
(2004/09/25)
グラム・パーソンズ

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グラムパーソンズのソロ2作目にて遺作となったアルバムです。ファーストと同じようにプレスリーのバックメンバーが参加している他、まだ無名だったリンダロンシュタットやキムフォーリー、グラムが発掘した新人エミルーハリスなどがバックボーカルで参加しています。カントリーの王道として女性ボーカルとのハモリは大事な要素でありまして、グラムパーソンズとエミルーハリスの掛け合いがほとんどの曲で聴けます。

1. Return of the Grievous Angel
2. Hearts on Fire
3. I Can't Dance
4. Brass Buttons
5. $1000 Wedding
6. Cash on the Barrelhead
7. Hickory Wind
8. Love Hurts
9. Ooh Las Vegas
10. In My Hour of Darkness

ハードロックブームやプログレブームが落ち着いていた時期でありながら、こうしたカントリー調の曲を聴くのはマニアだけだったと思います。デスアkら売り上げもあまりありませんでした。元バーズといっても、そこでファンになってくれた人しか聴いていなかった思います。しかし、そうしたファンが大人になってミュージシャンになったのがエルヴィスコステロであり、コステロ自身もカントリーアルバムを出すなどしてくれたおかげで再評価されるという運命になったアルバムです。Ooh Las Vegasのようなシャッフル調のロカビリー風な曲はロックファンにも馴染み易いと思います。

カントリーロックといっても、グラムのソロアルバムはかなりカントリー寄りの作品だと思います。クラプトンによってレイドバックしたサウンドも好きな人が増えていたので、こうした作品を聴く若者もいたのです。Love Hurtsはナザレスもカバーした曲で、カントリーバラードの名曲に仕上げています。そして残念ながら、このアルバム発表後ドラッグの過剰摂取にて帰らぬ人となってしまいました。カントリーロックという,地味ながらもロックの歴史に大きな足跡を残したグラムパーソンズ。この機会に是非聴いてみてください。

Return of the Grievous Angel

Hearts on Fire

Brass Buttons

$1000 Wedding

Hickory Wind

Love Hurts

Ooh Las Vegas

In My Hour of Darkness


[20080913]

新しく楽曲配信サイトmuzieに登録しました

muzie SAMARQAND楽曲配信サイト

以前登録していたYorozooがサービス終了してからいろいろと配信サイトを探していたのですが、あまりいいサイトが無く、曲数の制限が無く、1曲の許容量が大きなmuzie を選びました。snsとしての機能はあまり無いのがたまにきずですが、とりあえずここを使っていきたいと思います。

曲をアップするのに、著作権に反していないか吟味される為時間がかかってしまうのですが、徐々に曲数を増やしていきますので、よろしくお願いいたします。視聴する為のプライヤーが無く、音もあまり良くないのですが、制限無しというサイトはここだけなので、今は我慢して使っていきます。よかったら訪問してください。よろしくお願いいたします。

[20080912]

GPGP
(2004/01/25)
グラム・パーソンズ

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フライングブリトーブラザースを脱退したグラムパーソンズはソロ活動をしていきます。ストーンズとのセッションをやったり、ソロアルバムではあこがれのミュージシャンとの共演を果たしていく事になります。このファーストアルバムではプレスリーのバックメンバーを始め、カントリーのスター達が共演しています。

1. Still Feeling Blue
2. We'll Sweep out the Ashes in the Morning
3. A Song for You
4. Streets of Baltimore
5. She
6. That's All It Took
7. The New Soft Shoe
8. Kiss the Children
9. Cry One More Time
10. How Much I've Lied
11. Big Mouth Blues

カントリーロックとはグラムパーソンズそのものといってもいいくらいに、彼がその音楽を確立していきました。そしてソロとなった彼はより自由に自分が愛する音楽を追究しています。特にSheはカントリーロックバラードの名曲で、分数コードを使ったレオンラッセルとも共通する素晴らしい出来映えです。

ほとんどカントリーミュージックしている他の曲に比べて、明らかに雰囲気が違います。こうした曲が多くなって来ると売れたのでしょうが、売り上げ的には失敗したアルバムでした。しかし。エルヴィスコステロやオルタナティブカントリーが流行りだしてから見直され、今では名盤と呼ばれています。決して速過ぎた事をやっていた訳ではないのですが、評価されるまでには時間がかかってしまいました。

Still Feeling Blue

A Song for You

Streets of Baltimore

She

That's All It Took

The New Soft Shoe

Kiss the Children

How Much I've Lied

Big Mouth Blues


[20080912]



ipod nanoをはじめipodが新しくなりました。アップルは新しくなるたびに価格も御手頃になりますので、これまでipodを敬遠されてこられた方にも是非ご注目です。

Apple Store(Japan)

iphoneと同じように本体を横にすると画像も横になる至要になっている他、本体をシェイクしてランダムに曲順を変えたり出来るようです。これを便利と思うかどうかは人それぞれだと思います。マイナーチェンジではありますが、スペックやコストパフォーマンスは上がっています。詳細はアップルホームページで。

[20080911]

Burrito DeluxeBurrito Deluxe
(1994/06/16)
The Flying Burrito Brothers

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フライイングブリトーブラザースのセカンドアルバムです。ロックの要素を取り入れたカントリーロックを確立した名盤です。アメリカの保守的な人々によってカントリーは今でも絶大な人気があります。その保守的なカントリーにロックの革新的なテイストを与えた事は、当時のアメリカではかなりインパクトのあった事だと思います。そしてその音楽は若者によって支持されたという事が大きいのです。若者がこういった音楽を好んで聴く事によってカントリーは現在でも支持されているのです。

1. Lazy Days
2. Image Of Me
3. High Fashion Queen
4. If You Gotta Go
5. Man In The Fog
6. Farther Along
7. Older Guys
8. Cody, Cody
9. God's Own Singer
10. Down In The Churchyard
11. Wild Horses

カントリーとロックンロールを混ぜ合わせるとロカビリーになりがちです。このアルバムは結構ロカビリーっぽさがありますが、ブルーグラスではなく、カントリーミュージックを丁寧に構築している事によって、全く新しい感覚を生み出しているのです。

バーズが最後に取り上げたFarther AlongやローリングストーンズのWild Horsesのカバーなどでも独特の哀愁がいい味を出しています。ファーストはグラムパーソンズが中心だったように感じましたが、このアルバムではクリスヒルマンや他のメンバーも頑張ってまとまりだしています。しかし、グラムパーソンズはこのアルバム限りで脱退してしまいます。残されたメンバーでこの後も数枚のアルバムを出して活動していきますが、ブリトーブラザースとしての代表作はここまでの2枚のアルバムとなります。カントリーは古くさいと感じがちですが、こういった音楽が楽しめる心の余裕が現代の人には必要なのではないでしょうか。

Lazy Days

High Fashion Queen & Home to Houston

Older Guys

Wild Horses


[20080910]

The Gilded Palace Of SinThe Gilded Palace Of Sin
(1994/06/16)
The Flying Burrito Brothers

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久々のロック名盤シリーズ再開です。ここからはカントリーロックのその後、南部の音楽、つまりはサザンロックなどを紹介していきます。カントリーロックの始まりはビートルズで、カントリー好きのリンゴスターの為にカントリー調の曲を作ったりしていたのが他のバンドにも影響を与えたのです。そしてバーズ、ボブディランによってカントリーロックが確立していくのですが、カントリーに革命を与えたのがこのバンド、フライングブリトゥーブラザースです。

1. Christine's Tune
2. Sin City
3. Do Right Woman
4. Dark End Of The Street
5. My Uncle
6. Wheels
7. Juanita
8. Hot Burrito No. 1
9. Hot Burrito No. 2
10. Do You Know How It Feels
11. Hippie

フライングブリトゥーブラザースはバーズに参加していたグラムパーソンズがバーズのメンバーだったクリスヒルマンを誘い出して創ったバンドです。我々日本ではカントリーはどれも同じに聴こえるのですが、このバンドは明らかにそれまでのカントリーとは違う、ロックの要素を大きく取り入れたサウンドを生み出しています。そしてこのバンドの影響を受けたフォロワーがカントリーロックというスタイル広げていく事になるのです。

このファーストアルバムでも明らかにファズを使ったりとロック色が強いです。グラムパーソンズはキースリチャードと交遊してキースのギタースタイルが大きく変わるきっかけを作った人でもあります。そのせいか、このアルバムで聴ける曲もストーンズがやっていたようなカントリー調の曲に近いものがあります。そして所々でビートルズで聴いたフレーズが顔を出したりして笑えたりします。

日本ではマニアにしか知られていないバンドですが、アメリカでは伝説のバンドとして今も崇められているようです。その証拠はYOUTUBEでの動画の数の多さが物語っています。こうしたレイドバックした音楽もたまには心暖まると思います。カントリーロックの中では伝説の名盤です。

Christine's Tune

Sin City

Do Right Woman

Dark End Of The Street

Wheels

Juanita

Hot Burrito No. 1

Hot Burrito No. 2

Do You Know How It Feels


[20080909]

Faces & PlacesFaces & Places
(2008/03/04)
Joe Zawinul

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ジョーザビヌルのソロ名義アルバムですが、基本はシンジケートのメンバーで構成されています。それにゲストミュージシャンが加わっております。音楽性はこれまでのように楽園讃歌、アフリカンに中近東といったエキゾチックなサウンドに加え、2002年の作品だけあって、ブレイクビーツ風にも対応しています。全て生演奏なのですが、ブレイクビーツに聴こえるようなものすごい演奏を展開しています。さすが最強のバンドだけあります。

1. The Search
2. All About Simon
3. Introduction to Tower of Silence
4. Tower of Silence
5. The Spirit of Julian "C" Adderley
6. Familiar to Me
7. Caf Andalusia
8. Good Day
9. Barefoot Beauty
10. Rooftops of Vienna
11. Borges Buenos Aires (Part 1)
12. Borges Buenos Aires (Part 2)
13. Siseya
14. East 12th Street Band

インドのタブラなども使っています。ブレイクビーツとタブラの組み合わせはタルヴィンシンのおかげで珍しくなくなっていますので、このアレンジはとても自然で、時代にもマッチしています。しかもそれが打ち込みではなく、生演奏というフューチャーフュージュンサウンドになっているところはさすがです。常に前進するという姿勢が伝わってきます。

アフリカンだけではなく、中近東、インド音楽など民族音楽のミクスチャーを洗練された演奏でより完成された音楽として表現しています。とてもビート感があるのですが、そこに楽園讃歌的なシンセフレーズを乗せるのはザビヌルの十八番です。素晴らしい名盤です。しかし、この後2007年、昨年ですが、皮膚癌の為帰らぬ人となってしまいました。ご冥福を御祈りいたします。どんなに成功しても決して後退する事の無い生涯現役の偉大なミュージシャンでした。

まだまだ暑い日が続きますが、今年のジャズ名盤シリーズはこれにて終了いたします。まだ紹介しきれていないアーティストがたくさんおりますので、来年の夏には又再開いたします。よろしくお願いいたします。

All About Simon

Familiar to Me


[20080908]

MauthausenMauthausen
()
Joe Zawinul

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ジョーザビヌルの番外編的なアルバムを紹介します。Story Of The Danubeはクラシック作品で、ウィーンで学んでいたクラシックの素養がジャズを体験した事によって、より個性的な作品を創りだしています。

Story Of The Danube
1 Beginning: In the Depths of the Forest a Spring Wells up: A River ...
2 Mountain Waters: Waterfalls of Melted Snow Cascade into the Young ...
3 Empire: An Impression of Life in the Reign of Emperor Franz Joseph ...
4 Introduction-Gyspy: History of a Free People Withouth a Home
5 Voice of the Danube: On the Riverbed, an Imposing Rock Watches History
6 Unknown Soldier: A Stream of Blood and Violence: The Second World War
7 Introduction
8 Introduction
9 Sultan: 900 Years of Ottoman Empire
10 Finale: The Nations of the Danube Celebrate Peace
Mauthausen
1. Introduction to a True Story
2. Tragedy
3. Life in the Concentration Camp
4. Orchestra
5. Interlude
6. Torture
7. Night
8. Executioners
9. Prayer
10. Saturday Night in the Camp
11. Wey Doo
12. Sunday in the Camp
13. Christmas 1944
14. Break Out
15. No More, No More
16. Mauthausen: In Memoriam

Mauthausenはエレクトリック作品で、ストーリーを持ったコンセプトアルバムです。いずれも本来のザビヌルの音楽性とは違う事に挑戦しています。とても興味深い音楽ばかりです。ファンとしてはこの辺も集めておきたいものです。

Gulda and Joe


[20080907]

My PeopleMy People
(2006/06/27)
Joe Zawinul

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ザビヌルシンジケートが自然消滅し始めた時期に出されたソロ名義のアルバムです。しかしシンジケートのメンバーも参加しており、音楽的にはシンジケートの延長線上にあります。それにウェザーリポートで聴かれた楽園讃歌のようなたおやかな優しさに満ちあふれた音楽も聴けます。

1. Introduction to a Mighty Theme
2. Waraya
3. Bimoya
4. You Want Some Tea, Grandpa?
5. Slivovitz Trail
6. Ochy-Bala/Pazyryk [Live]
7. Orient Express
8. Erdpfee Blues (Potato Blues)
9. Mi Gente
10. In an Island Way
11. Many Churches

ここでもザビヌルはグローバルな世界観で音楽を創っていますが、シンセの音色など、誰が聴いてもジョーザビヌルだと分かってしまうくらい彼らしい作品になっています。コンサートではシンジケートと演奏しますが、こうしたソロアルバムを出すほどにシンジケートは自然消滅してしまうのです。しかし死の直前に再度シンジケート名義でステージを踏んでいますので、彼にとってはシンジケートはずっと続いていたようです。ただファンだけにはその新作が届く事はありませんでした。

90年代の作品だけあって、シンセの音色がかなり豊かになっています。恐らくコルグの最新のシンセを使っているはずですが、昔使っていたアナログシンセの音色もシュミレートしているようです。とても心温まるワールドミュージックです。Ochy-Balaではモンゴルのホーミーや馬頭琴も聴けます。これ又世界一周しているような気分になれる作品でもあります。ウェザーリポートの作品だけでは満足出来ない人にはこのアルバムもお勧めです。

Bimoya

Orient Express Part1

Orient Express Part 2


[20080907]

World TourWorld Tour
(2006/10/24)
Joe Zawinul

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自然消滅していたかのようなシンジケートでしたが、思い出したようにライブをやっています。ザビヌルにとってはパーマネントバンドなのです。このアルバムは1997年に行われたツアーの模様を録音した作品です。ジャズの醍醐味はライブでありますから、このバンドの凄さを感じるにはやはりライブが一番なのであります。

ディスク:1
1. Patriots
2. Sunday Morning/Sunday Evening
3. Indiscretions
4. As Trabajamos
5. Bimoya
6. Zansa II
7. Bona Fortuna
8. N'Awlins
ディスク:2
1. Lost Tribes
2. Three Postcards
3. Slivovitz Trail
4. When There Was Royalty
5. Success
6. Two Lines
7. Caribbean Anecdotes
8. Carnavalito

メンバーが所々変わっています。ベースのリチャードボナも参加していますが、売れっ子になっていた彼に変わって、後期ウェザーリポートのベーシスト ヴィクターベイリーも参加しています。しかしこのバンドの要、ドラムのパコセリーだけは不動です。彼がいなければ成り立ちません。演奏もスタジオ盤には無かった迫力があります。このアルバムは比較的現在でも入手し易いので、このアルバムでこのバンドの凄さを体感出来ると思います。

このアルバムを聴けば、彼らがウェザーリポート以上のバンドだったという事が理解していただけると思います。When There Was Royaltyだけがツアーとは関係なく、ジョーザビヌルが自宅でピアノ演奏を録音したものになります。

音楽は土地柄もあると思いますが、文明が交差する事によってその幅を広げてきました。現在、世界中を飛び回れる時代、世界中の情報が瞬時に伝わる時代において、音楽の幅ももっと拡大する事が可能だと思います。それが売れる音楽ばかりをコピーしてはばからない連中ばかりが横行しているのが現状です。もっと世界を見つめて感性を磨く必要があると思いますし、逆に非常に個人的な音楽でもかまわないと思います。現在の音楽シーンに欠けているものは誠実さだと思います。生きた音楽を届けようとする誠実さが欠けているのです。それはこのバンドが忘れ去られようとするように欠けているのです。もう一度このアルバムを聴いて生きた音楽という事はどういうものなのかを考えるきっかけとしていただければ幸いです。

Indiscretions

Zansa

Success

Scarlet Woman- Lugano

North Sea Jazz festival


[20080907]

Lost TribesLost Tribes
(1992/07/14)
The Zawinul Syndicate

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シンジケートの三作目ですが、オリジナルスタジオ盤としてはこれが最後の作品になります。バンドとしてのまとまりも出てきて正に天上天下最強無敵の最上級のバンドとしての実力をいかんなく発揮しております。

1. Patriots
2. South Africa
3. Lost Tribes
4. Rua Paula Freitas
5. Victims of the Groove
6. Night Clock
7. Afternoon
8. San Sebastian
9. In a While, in a While
10. Changes

Patriotsの鋭利な刃物のようなビートは、もう誰の追従も許さないほどのすごみを持っています。ジョーザビヌルがウェザーリポートで出来なかった事が出来るという能力をもったバンドなのです。このまま活動していってくれていれば、このバンドがウェザーリポート以上のバンドである事は白日の下にさらされていた事でしょう。

しかし、なぜかこのバンドはこのまま自然消滅してしまいます。ザビヌルがもう少し若くエネルギッシュであったならば、もっとこのバンドを活かす事も出来たでしょうが、残念ながらこの作品が最後のスタジオアルバムとなってしまいました。ジャンルを超えたフュージュンという音楽が国境さえも飛び越えて、更なる音楽世界統合へ向けて前進していってくれていれば、現在の音楽シーンはどれほど豊かになっていた事でしょう。そして現在の音楽シーンはこのバンドが終演したことと、再評価出来ない環境により停滞の道を突き進んでおります。前を向いて道無き道を進んでくれる王者のごときバンドが今一番必要なのであります。

Patriots

San Sebastian


[20080907]

Black WaterBlack Water
(1989/05/11)
The Zawinul Syndicate

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ザビヌルシンジケートとしての第二弾アルバムです。このバンドの基本はアフリカンビートによるフュージュンです。アフリカのジャングルビートを導入するのが昔はありましたが、80年代以降のアフリカンビートはサルサやボサノヴァのようなラテン系にも通じるダンサブルなものです。

1. Carnavalito
2. Black Water
3. Familial
4. Medicine Man
5. In the Same Boat
6. Monk's Mood
7. Little Rootie Tootie
8. They Had a Dream
9. And So It Goes

ジャズからフュージュンへと化けるきっかけはマイルスデイヴィスによるエレクトリック化でしたが、そこに加わったヨーロッパから来た黒人ではないジャズメン。このジョーザビヌル、ジョンマクラフリン、そしてマイルスには関わっていませんがミロウスラフビトウスらによって大きく化学変化を成し遂げたのでした。そしてそこにジャズのルーツでもあるアフリカの血を注ぎ込む事によってこのシンジケートは一歩先へと進んだジャズを展開しているのです。

そしてザビヌル得意の楽園音楽が、このバンドを更に豊かにしています。サンプリングという武器も使っていますが、これはあくまでも効果音として使用しています。現在ではCDの入手は困難になっていたりしますが、是非この偉大なバンドの再評価をしていただきたいものです。このバンドの音楽はとにかく別格なのです。このバンドの先にある領域を目指さない限りバンドという存在意義は無いというくらいに手本としなければならない存在なのであります。

Black Water

Medicine Man

Monk's Mood/Little Rootie Tootie


[20080906]

The ImmigrantsThe Immigrants
(1990/10/25)
The Zawinul Syndicate

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ウェザーリポート解散後、ジョーザビヌルが結成したバンドです。当初はウェザーアップデートというバンド名でしたが、ザビヌルシンジケートに落ち着きました。ザビヌルにとってはウェザーリポートの続編のようなつもりで創ったバンドでしたが、このバンドはそれ以上だったのです。

1. March of the Lost Children
2. Criollo
3. Shadow and Light
4. King Hip
5. No Mercy for Me (Mercy, Mercy, Mercy)
6. Devil Never Sleeps
7. You Understand
8. From Venice to Vienna

ウェザーリポートは誰もが認める最高のバンドでしたが、このバンドはそれ以上なのです。つまりはこのシンジケートこそが最強のバンドだといえるでしょう。アフリカ系のミュージシャンが多く、リチャードボナという新鋭も発掘しています。ドラマーのパコセリーが特に素晴らしく、本来ドラムを叩くとバッと打ち抜く感じになるのですが、彼の場合はバシッとつかむようなドラミングになっています。これだけでもグルーヴ感が大きく変わってきます。

音楽的にはウェザーリポートのようなワールドミュージックなフュージュンサウンドで、ウェザー後半でも使っていたボーカルという楽器が加わっています。ギターも入り、アフリカンなフュージュンといった感じが強いです。ただ、ウェザーリポートのようなヒット作品がでなかった為に、このバンドの扱いはかなり低くなっています。しかしインプロヴィゼーションの自在さというのも含めて、このバンドが史上最強で最高のバンドである事には変わりはありません。誰も超えられないくらいの高みに存在しています。

March of the Lost Children

Shadow and Light


[20080906]

DialectsDialects
(2002/07/16)
Joe Zawinul

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ウェザーリポート解散寸前に出されたソロアルバムです。シンセの打ち込みにより、ほとんどのパートをザビヌール一人で手がけ、ゲストではボーカリストが参加しているのみになります。まるでテクノワールドミュージックジャズといった形容の音楽です。

1. The Harvest
2. Waiting For The Rain
3. Zeebop
4. The Great Empire
5. Carnavalito
6. 6 A.M./Walking On The Nile
7. Peace

打ち込みによる演奏はテクノを連想させます。確かにアレンジとしてはテクノしていますが、表現しているのはワールドミュージックです。民族音楽と呼ぶにはテクノしているし、ザビヌルらしい作品といえましょう。ジャケットから世界一周しているようなイメージを持たせています。ジョーザビヌルは日本のコルグと専属契約しており、恐らくここで使われているシンセサイザーもコルグ製品によるものでしょう。

80年代特有のアナログからデジタルに以降し始めた頃のチープなシンセ音だけで創られているので、しょぼい感じは否めないのですが、さすがにアイデアはユニークなものになっています。確かに音はしょぼいですが、現在の楽器で再現する事を創造すると結構いい感じになるのが分かります。勿論当時としては最先端の音なのですが。こうしたワンマンレコーディングに近い作品は、後にも先にもこのアルバムだけになりますので、それだけでも貴重な作品です。

Carnavalito

Peace


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