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[20080907]

My PeopleMy People
(2006/06/27)
Joe Zawinul

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ザビヌルシンジケートが自然消滅し始めた時期に出されたソロ名義のアルバムです。しかしシンジケートのメンバーも参加しており、音楽的にはシンジケートの延長線上にあります。それにウェザーリポートで聴かれた楽園讃歌のようなたおやかな優しさに満ちあふれた音楽も聴けます。

1. Introduction to a Mighty Theme
2. Waraya
3. Bimoya
4. You Want Some Tea, Grandpa?
5. Slivovitz Trail
6. Ochy-Bala/Pazyryk [Live]
7. Orient Express
8. Erdpfee Blues (Potato Blues)
9. Mi Gente
10. In an Island Way
11. Many Churches

ここでもザビヌルはグローバルな世界観で音楽を創っていますが、シンセの音色など、誰が聴いてもジョーザビヌルだと分かってしまうくらい彼らしい作品になっています。コンサートではシンジケートと演奏しますが、こうしたソロアルバムを出すほどにシンジケートは自然消滅してしまうのです。しかし死の直前に再度シンジケート名義でステージを踏んでいますので、彼にとってはシンジケートはずっと続いていたようです。ただファンだけにはその新作が届く事はありませんでした。

90年代の作品だけあって、シンセの音色がかなり豊かになっています。恐らくコルグの最新のシンセを使っているはずですが、昔使っていたアナログシンセの音色もシュミレートしているようです。とても心温まるワールドミュージックです。Ochy-Balaではモンゴルのホーミーや馬頭琴も聴けます。これ又世界一周しているような気分になれる作品でもあります。ウェザーリポートの作品だけでは満足出来ない人にはこのアルバムもお勧めです。

Bimoya

Orient Express Part1

Orient Express Part 2

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[20080907]

World TourWorld Tour
(2006/10/24)
Joe Zawinul

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自然消滅していたかのようなシンジケートでしたが、思い出したようにライブをやっています。ザビヌルにとってはパーマネントバンドなのです。このアルバムは1997年に行われたツアーの模様を録音した作品です。ジャズの醍醐味はライブでありますから、このバンドの凄さを感じるにはやはりライブが一番なのであります。

ディスク:1
1. Patriots
2. Sunday Morning/Sunday Evening
3. Indiscretions
4. As Trabajamos
5. Bimoya
6. Zansa II
7. Bona Fortuna
8. N'Awlins
ディスク:2
1. Lost Tribes
2. Three Postcards
3. Slivovitz Trail
4. When There Was Royalty
5. Success
6. Two Lines
7. Caribbean Anecdotes
8. Carnavalito

メンバーが所々変わっています。ベースのリチャードボナも参加していますが、売れっ子になっていた彼に変わって、後期ウェザーリポートのベーシスト ヴィクターベイリーも参加しています。しかしこのバンドの要、ドラムのパコセリーだけは不動です。彼がいなければ成り立ちません。演奏もスタジオ盤には無かった迫力があります。このアルバムは比較的現在でも入手し易いので、このアルバムでこのバンドの凄さを体感出来ると思います。

このアルバムを聴けば、彼らがウェザーリポート以上のバンドだったという事が理解していただけると思います。When There Was Royaltyだけがツアーとは関係なく、ジョーザビヌルが自宅でピアノ演奏を録音したものになります。

音楽は土地柄もあると思いますが、文明が交差する事によってその幅を広げてきました。現在、世界中を飛び回れる時代、世界中の情報が瞬時に伝わる時代において、音楽の幅ももっと拡大する事が可能だと思います。それが売れる音楽ばかりをコピーしてはばからない連中ばかりが横行しているのが現状です。もっと世界を見つめて感性を磨く必要があると思いますし、逆に非常に個人的な音楽でもかまわないと思います。現在の音楽シーンに欠けているものは誠実さだと思います。生きた音楽を届けようとする誠実さが欠けているのです。それはこのバンドが忘れ去られようとするように欠けているのです。もう一度このアルバムを聴いて生きた音楽という事はどういうものなのかを考えるきっかけとしていただければ幸いです。

Indiscretions

Zansa

Success

Scarlet Woman- Lugano

North Sea Jazz festival


[20080907]

Lost TribesLost Tribes
(1992/07/14)
The Zawinul Syndicate

商品詳細を見る


シンジケートの三作目ですが、オリジナルスタジオ盤としてはこれが最後の作品になります。バンドとしてのまとまりも出てきて正に天上天下最強無敵の最上級のバンドとしての実力をいかんなく発揮しております。

1. Patriots
2. South Africa
3. Lost Tribes
4. Rua Paula Freitas
5. Victims of the Groove
6. Night Clock
7. Afternoon
8. San Sebastian
9. In a While, in a While
10. Changes

Patriotsの鋭利な刃物のようなビートは、もう誰の追従も許さないほどのすごみを持っています。ジョーザビヌルがウェザーリポートで出来なかった事が出来るという能力をもったバンドなのです。このまま活動していってくれていれば、このバンドがウェザーリポート以上のバンドである事は白日の下にさらされていた事でしょう。

しかし、なぜかこのバンドはこのまま自然消滅してしまいます。ザビヌルがもう少し若くエネルギッシュであったならば、もっとこのバンドを活かす事も出来たでしょうが、残念ながらこの作品が最後のスタジオアルバムとなってしまいました。ジャンルを超えたフュージュンという音楽が国境さえも飛び越えて、更なる音楽世界統合へ向けて前進していってくれていれば、現在の音楽シーンはどれほど豊かになっていた事でしょう。そして現在の音楽シーンはこのバンドが終演したことと、再評価出来ない環境により停滞の道を突き進んでおります。前を向いて道無き道を進んでくれる王者のごときバンドが今一番必要なのであります。

Patriots

San Sebastian


[20080907]

Black WaterBlack Water
(1989/05/11)
The Zawinul Syndicate

商品詳細を見る


ザビヌルシンジケートとしての第二弾アルバムです。このバンドの基本はアフリカンビートによるフュージュンです。アフリカのジャングルビートを導入するのが昔はありましたが、80年代以降のアフリカンビートはサルサやボサノヴァのようなラテン系にも通じるダンサブルなものです。

1. Carnavalito
2. Black Water
3. Familial
4. Medicine Man
5. In the Same Boat
6. Monk's Mood
7. Little Rootie Tootie
8. They Had a Dream
9. And So It Goes

ジャズからフュージュンへと化けるきっかけはマイルスデイヴィスによるエレクトリック化でしたが、そこに加わったヨーロッパから来た黒人ではないジャズメン。このジョーザビヌル、ジョンマクラフリン、そしてマイルスには関わっていませんがミロウスラフビトウスらによって大きく化学変化を成し遂げたのでした。そしてそこにジャズのルーツでもあるアフリカの血を注ぎ込む事によってこのシンジケートは一歩先へと進んだジャズを展開しているのです。

そしてザビヌル得意の楽園音楽が、このバンドを更に豊かにしています。サンプリングという武器も使っていますが、これはあくまでも効果音として使用しています。現在ではCDの入手は困難になっていたりしますが、是非この偉大なバンドの再評価をしていただきたいものです。このバンドの音楽はとにかく別格なのです。このバンドの先にある領域を目指さない限りバンドという存在意義は無いというくらいに手本としなければならない存在なのであります。

Black Water

Medicine Man

Monk's Mood/Little Rootie Tootie


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