1. Tears of Rage 2. To Kingdom Come 3. In a Station 4. Caledonia Mission 5. Weight 6. We Can Talk 7. Long Black Veil 8. Chest Fever 9. Lonesome Suzie 10. This Wheel's on Fire 11. I Shall Be Released
This Wheel's on Fireはベースメントテープスでも紹介されますが、こちらのアルバムの方が先に紹介しています。そして一番の名曲はボブディランの曲でもあるI Shall Be Releasedです。とてもストレートなメッセージを持った曲で、ロック史に残る名曲です。昔からやっているメンバーなので、このファーストアルバムからちゃんとバンドとしてのグルーヴが出来上がっています。ちょっとはねた南部独特のファンキーな感じもあり、サザンロックブームの担い手でした。ロック史に残る名盤です。
1. Can't Lose What You Never Had 2. Just Another Love Song 3. Nevertheless 4. Win, Lose or Draw 5. Louisiana Lou and Three Card Monty John 6. High Falls 7. Sweet Mama
当時はグレッグオールマンがシェールと結婚して音楽雑誌を賑わしていました。音楽以外の話題ばかりでオールマンブラザースへの音楽的な評価は薄らいでもいました。よって次回作のライブアルバムWipe the Windows, Check the Oil, Dollar Gasで一旦バンドは解散してしまいます。その後復活しますがチャックリーヴェルは参加しておらず、以前のような輝きは薄らいでいます。
グレッグレイクのソングライティングも冴え渡りCome and Go Bluesのようなバラード曲ではまるでポールロジャーズのような素晴らしい歌声を聴かせてくれます。デュアンオールマンのギタープレイばかりが表立っていましたので、ここからのオールマンの音楽性には批判的なファンもいましたが、そうした表看板がいなくなったおかげでグレッグやディッキーベッツの才能が開花して新しいサザンロックとしての名曲を生み出していきます。素晴らしいアルバムです。サザンロックアルバムとしては名盤であります。
1. Ain't Wastin' Time No More 2. Brers in A Minor 3. Melissa 4. Mountain Jam [Live] 5. One Way Out [Live] 6. Trouble No More [Live] 7. Stand Back 8. Blue Sky 9. Little Martha
このアルバムはアナログ盤では2枚組でデュアンが残したスタジオ録音にに加えて残りのメンバーで録音した作品、そして追悼の意味も込めてフィルモアイーストでの未発表テイクも使われる事になりました。あまりにも早い天才の死はより彼を伝説のギタリストとして永遠に語られる存在としました。Ain't Wastin' Time No Moreは時をもう無駄に出来ないというタイトルでとても意味深いものになっています。