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[20081014]

Harvest MoonHarvest Moon
(1994/10/19)
Neil Young

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名作ハーヴェストの続編となるアルバムです。ハードロックが定着していたニールヤングが久々にフォークシンガーしている作品です。メンバーもハーヴェストと同じで、リンダロンシュタット、ニコレットラーソン、ジェイムステイラーがバックコーラスを担当し、ジャックニッチェがストリングアレンジを手がけています。

1. Unknown Legend
2. From Hank to Hendrix
3. You and Me
4. Harvest Moon
5. War of Man
6. One of These Days
7. Such a Woman
8. Old King
9. Dreamin' Man
10. Natural Beauty

フォークソングといっても以前の作風とはひと味違います。ネオアコが流行った後もあってか、かなり洗練されています。ファルセットを使ったテンションノートが心地よいサイケな時代を彷彿としながらも牧歌的な雰囲気に心が洗われます。ニールヤングの歌も繊細さよりも優しさが上回っているように感じます。

ハーヴェストはどうしようもないくらいにフォークソングしていましたが、このアルバムではCSN&Yのようなフォークロックを突き詰めたような斬新さがあります。そして優しく美しいのです。出来映えはこちらの方が上といっていいでしょう。さすがに円熟しているだけの事はあります。40を超えたニールヤング、果たして心の黄金には出会えたのでしょうか。

Unknown Legend

From Hank to Hendrix

Harvest Moon

War of Man

One of These Days

Old King

Natural Beauty


[20081013]

Ragged GloryRagged Glory
(2003/06/27)
Neil Young & Crazy Horse

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クレイジーホースと組んだソリッドなハードロックアルバムです。後に現れるグランジに刺激を与えたアメリカならではの90年代ハードロックを予感させる内容になっています。70年代のような大げさな創りではない、パンクニューウェイヴを経由してきた感性が生み出した新しい形式です。

1. Country Home
2. White Line
3. Fuckin' Up
4. Over and Over
5. Love to Burn
6. Farmer John
7. Mansion on the Hill
8. Days That Used to Be
9. Love and Only Love
10. Mother Earth (Natural Anthem)

メッセージ性を持ったニールヤングが、そのエネルギーを素直に爆発させるとこうなってしまったという感じです。コンパクトなバンドサウンドはまるで新人バンドのようなシンプルさです。どこかにカントリースタイルが含まれている所がクレイジーホースらしいです。ここに至るまでクレイジーホースとは骨太なロックスタイルを構築してきていましたが、ライブをこなしていくうちによりシンプルで完成されたスタイルに行き着いています。

昔はファズを使ってギターを歪ませていたニールヤングもさすがにこの時代ではディストーションを使っています。それでも昔から使っているのはトレモロアームのついたふるいレスポールです。オルタナやグランジといった新しい若者の感性にも引けを取らない若々しいくらいに潔いロックアルバムです。

Country Home

Fuckin' Up

Over and Over

Love to Burn

Love and Only Love

Mother Earth


[20081013]

FreedomFreedom
(1989/09/20)
Neil Young

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この作品が出る前に出されたEP作品Eldoradoも含むするアルバムです。映画華氏911でも使用されたRockin' in the Free Worldを含む実に充実した作品です。80年代に適応していたニールヤングがそれ以前の音楽も含めて一つにまとまりだした結実したアルバムだと思います。全てがニールヤング以外では考えられないくらいニールヤングしています。

1. Rockin' in the Free World
2. Crime in the City (Sixty to Zero, Pt. 1)
3. Don't Cry
4. Hangin' on a Limb
5. Eldorado
6. Ways of Love
7. Someday
8. On Broadway
9. Wrecking Ball
10. No More
11. Too Far Gone
12. Rockin' in the Free World

これまでの迷走とも捉えられていた一連の作品群から脱却し、更に一皮むけたニールヤングがここにはいます。ストーンズのサティスファクションのリフを取り入れたボブディラン風のCrime in the Cityなど、かっこいい曲が揃っています。バラードの出来もよく、初期の頃のようなクォリティで生まれた曲ばかりだと思います。

これまでがまとまったジャンルにこだわったアルバムばかりでしたが、本来ニールヤングのアルバムはハードな曲も美しいアコースティックな曲も同時に詰まっていました。ですからこのアルバムはとてもニールヤングらしさが蘇った印象を受けます。何といっても曲の出来映えが素晴らしい。一般的にはそれほど評価されていませんが、これはかなりの名盤だと思います。優しさも悲しさも激しさも弱さも含めてニールヤングなのです。

Rockin' in the Free World

Crime in the City

Hangin' on a Limb

Eldorado

No More

Too Far Gone


[20081013]

This Note's for YouThis Note's for You
(1990/10/25)
Neil Young & The Bluenotes

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ホーンセクションを配備したリズム&ブルースな作品です。まるでデヴィッドボウイのレッツダンスのようなアレンジです。この時期ニールヤングはデヴィッドボウイを目指していたのでしょうか。80年代後半の作品ですから、ブルーアイドソウルブームからは時間が経っています。いろいろ挑戦している時期のニールヤングですが、いつも少し時間が経ってから後追いしているのが不評の原因ではないでしょうか。

1. ten men workin'
2. this note's for you
3. coupe de ville
4. life in the city
5. twilight
6. married man
7. sunny inside
8. can't believe your lyin'
9. hey hey
10. one thing

ただ、こうしたムードのある音楽もニールヤングの歌には結構はまるものがあります。色気という点では今一ですが、ニールヤングの作品の中では一番色気があります。スティーヴィーレイヴォーンを模したようなギターはニールヤングが弾いています。バックバンドはBluenotesとなっています。80年代後半の作品としては時代遅れな感じもしますが、ニールの歌には普遍性があるので今でも十分聴けます。

どんなフォーマットになろうといい曲をかけるというのが作曲家としての技量をとわれる所です。それには見事にこたえているニールヤングですので、やはりただ者ではありません。流行とか関係なく、何の先入観も無しにして聴くと素直にその音楽と向き合えます。

this note's for you

coupe de ville

twilight

married man/sunny inside


[20081013]

LifeLife
(1998/06/30)
Neil Young & Crazy Horse

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クレイジーホースと再びタッグを組んだ作品で、この頃から再びニールヤングは自分の音楽性を追究していくようになっていきます。クレイジーホースとの共演ではどれも素晴らしいアルバムばかり創ってきまして、このアルバムも例に漏れず素晴らしい出来映えになっています。

1. Mideast Vacation
2. Long Walk Home
3. Around the World
4. Inca Queen
5. Too Lonely
6. Prisoners of Rock 'N' Roll
7. Cryin' Eyes
8. When Your Lonely Heart Breaks
9. We Never Danced

曲の創り方は多少変化があるようです。グラムロック時代のデヴィッドボウイを連想させるようなドラマティックな曲が多くなっています。これは目立ちませんが明らかに作曲スタイルが変化している事を感じさせてくれます。もうだいぶおじさんになっているニールヤングですが、クレイジーホースを引き連れて精力的にライブ活動しており、まだまだ若いもんには負けられないという意気込みも感じさせられます。

パンク、ニューウェイヴ以降のロックは明らかにそれ以前のロックとは違っています。ニールヤングも又ニューウェイヴ以降では明らかに違っています。言葉の乗せ方がまるで違うのです。ボブディランやビートルズの影響が薄らいでいる証拠でもあります。以前の方が良かったという感想もあるでしょう、実際そうですが、過去の栄光にしがみつかない常に挑戦者の姿勢が心地いいです。

Mideast Vacation

Long Walk Home

Around the World

Inca Queen

We Never Danced


[20081012]

Landing on WaterLanding on Water
(1996/03/19)
Neil Young

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いかにも80年代ポップスしている作品です。バックがダニークーチマーとスティーブジョーダンという80年代の音を創ってきた人たちですから、これも狙いだったのかもしれません。この頃のニールヤングは完璧に時代に迎合しようとしていたのかもしれません。水中着陸した飛行機のジャケットの意味は不明です。

1. Weight of the World
2. Violent Side
3. Hippie Dream
4. Bad News Beat
5. Touch the Night
6. People on the Street
7. Hard Luck Stories
8. I Got a Problem
9. Pressure
10. Drifter

80年代のいわゆるリズムを強調した曲作りになっています。普通にギター一本で曲を書くのではなく、リズムパターンから曲を創っていくという、それまでのニールヤングには考えられなかった手法が用いられています。もしくはギターで創ってきた曲をダニークチマーが分解してアレンジしているのかもしれません。

ただ声はニールヤングなので軽薄に聴こえないのが不思議です。この時代は誰も彼もがこの同じようなスタイルに陥っていた時代でした。ニールよおまえもか。というファンの失望があったはずです。しかしこのパターンはこれっきりなので、毛色の違うアルバムを創ったという事で、それなりに楽しめるアルバムです。

Violent Side

Touch the Night

People on the Street


[20081012]

Old WaysOld Ways
(1998/06/30)
Neil Young

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今度はカントリーずくしのアルバムです。これまでもカントリーアルバムはありましたが、ニールヤングならではの新しい解釈が入ったカントリーでした。ここでは想いっきり古き良き時代のカントリーミュージックになっています。ウィリーネルソン,ウェロンジェニングスなどカントリー・ミュージックの大御所との共演も実現させています。

1. Wayward Wind
2. Get Back to the Country
3. Are There Any More Real Cowboys?
4. Once an Angel
5. Misfits
6. California Sunset
7. Old Ways
8. My Boy
9. Bound for Glory
10. Where Is the Highway Tonight?

ストリングスアレンジが豪華に入っています。ニールヤングは本来繊細な歌い方をするのですが、このアルバムではカントリー歌手の物真似をしているかのごとく図太い声で歌っています。しかしこれまでのようなニューウェイヴな音楽よりは、こうしたオールドウェイヴな音楽の方がニールヤングには似合っています。

こうした音楽はニューウェイブ作品を創る前から創りだめしていた曲ばかりのようで、それが企画として日の目を見たという感じになっています。以前と同じようにナッシュヴィル録音にしているもこだわりでしょうか。何一つとして新しい事はやってはいませんが、デジタル化していた時代にこうしたアナログな作品をリリースしたニールヤングらしい反骨の魂を感じます。

Wayward Wind

Get Back to the Country

Are There Any More Real Cowboys


[20081012]

エヴリバディズ・ロッキンエヴリバディズ・ロッキン
(2006/09/27)
ニール・ヤング&ザ・ショッキング・ピンクス

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Everybody's Rockin'Everybody's Rockin'
(2000/08/01)
Neil & the Shocking Pinks

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今度はロカビリー大会です。ニューウェイヴやテクノの作品を創っていた為にレコード会社から売れるロックンロールアルバムを創れといわれて、昔のロックンロールという事でロカビリーばかりのカバーがほとんどのアルバムを出しました。

1. Betty Lou's Got a New Pair of Shoes
2. Rainin' in My Heart
3. Payola Blues
4. Wonderin'
5. Kinda Fonda Wanda
6. Jellyroll Man
7. Bright Lights, Big City
8. Cry, Cry, Cry
9. Mystery Train
10. Everybody's Rockin'

単なるひねくれ根性で創った作品のようなイメージもありますが、結構内容は大まじめにロカビリーしています。ショッキングピンクと言うバックバンドとの共作としている所はジェフベックのクレイジーレッグスのような感じです。彼らに取ってはこうした音楽が青春だったからこそ愛情を持って演奏している事が分かります。

ニールヤング作品としては異色な作品ですが、彼のルーツ音楽集と思えば心が和みます。こうしたアルバムごとにジャンルの異なった作品を立て続けに出していた時期で、ニールヤング迷走の時代と呼ぶ人もいるかもしれませんが、この時代にいつもの音楽をやるよりは刺激があって良かったのです。何かにあがらうニールヤングの苦悩が伝わってくるようでもあります。

Wonderin'

Cry, Cry, Cry


[20081012]

TransTrans
(1998/11/24)
Neil Young

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今度はテクノに挑戦したアルバムです。4つ打のドラムパターンにヴォコーダーで歌うというそれまでのニールヤングのイメージを想いっきり破壊してくれた作品です。80年代らしい音といえばそれまでですが、前作からのニューウェイヴな曲創りもなれてきた感じです。

1. Little Thing Called Love
2. Computer Age
3. We R in Control
4. Transformer Man
5. Computer Cowboy (AKA Syscrusher)
6. Hold on to Your Love
7. Sample and Hold
8. Mr. Soul
9. Like an Inca

テクノなフォーマットになってはいますが、基本的な部分はしっかりニールヤングしています。今でこそニールヤング節は普遍的に認められると思いますが、当時はこうしたスタイルでなければレコードが売れなかった事は事実です。ただ古からのファンには軽視された作品であり、逆に売れなかった作品でもあります。

ニールヤングの生命線だったボーカルをヴォコーダーを通してしまっては全く別の音楽になってしまいます。8ビートが心地よかったニールヤングが16ビートになっているのですからファンに取っては背徳行為だった事でしょう。しかし、こうした挑戦的な姿勢こそがニールヤングらしいと言えます。逆に強いメッセージ性を感じさせる作品でもあります。

Computer Age

We R in Control

Transformer Man

Computer Cowboy

Sample and Hold

Mr. Soul

Like an Inca


[20081011]

Re-ac-torRe-ac-tor
(2003/07/14)
Neil Young & Crazy Horse

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パンク、ニューウェイヴに触発されたニールヤングの問題作です。それまでのニールヤングの歴史にはなかったビートポップしているニールヤングというのは笑ってしまうくらいです。パンクのエッセンスを巧く取り入れていますが、やはりビートポップを聴いて育ったニールヤングには60年代風の曲創りになっている所が憎めません。

1. Opera Star
2. Surfer Joe and Moe the Sleaze
3. T-Bone
4. Get Back on it
5. Southern Pacific
6. Motor City
7. Rapid Transit
8. Shots

歌い方はまるでパンクであり、ギターのカッティングはニューウェイヴしています。しかも演奏しているのはクレイジーホースです。まるでトッドラングレンとユートピアののような関係になっているようで、これ又笑えます。Southern Pacificだけはサザンロックではないでしょうか。ブラックフットにこんな感じの曲がありました。

パンクなのにどこかカントリーしている感じもいい感じです。後のオルタナカントリーのようではありませんか。アレンジはニューウェイヴしているのにファズギターだったりと古さと新しさが同居しています。Rapid Transitはヤードバーズというかエアロスミスしていてニールヤングがイギーポップしていたりとロックファンを笑わせてくれる斬新さです。Shotsが強烈にパンクしているでしょうか。ニールヤングらしくない作品として評価されていますが、こうした柔軟なニールヤングも分かっていなければニールヤングファンは務まりません。

Southern Pacific

Motor City

Rapid Transit

Shots


[20081011]

Hawks & DovesHawks & Doves
(2003/07/14)
Neil Young

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アコースティック楽器によるフォーク調の作品になります。私生活でのごたごたが影響しているようで沈みがちな雰囲気のアルバムなのですが、曲調は相変わらず美しい曲が多く、オルタナやネオアコへの影響力を感じさせる作品でもあります。

1. Little Wing
2. Old Homestead
3. Lost in Space
4. Captain Kennedy
5. Stayin' Power
6. Coastline
7. Union Man
8. Comin' Apart at Every Nail
9. Hawks and Doves

タイトルはタカ派、鳩派という所のようです。ジャケットはテキサスの旗というかアメリカそのものを風刺しているようです。ニールヤングはアコースティック中心の作品をいくつか創っていますが、その中でも地味な存在のアルバムですが、曲はいいのでファンにはたまらない作品ではないでしょうか。

フォークカントリーというスタイルにおいては、かなり洗練された曲を作っていると思います。スタイルを守りながらも新しい感覚を持たせた感じが心地いいです。少し暗い感じでもありますが、この後に流行るダウナーな傾向を考えると、ニールヤングはやはりかなり先を言っていると思わされます。とても素直にその時の心情を反映しているのでこちらも素直に聴き受け止められるのでしょう。

Little Wing

Lost in Space

Hawks and Doves


[20081011]

カムズ・ア・タイムカムズ・ア・タイム
(2005/09/21)
ニール・ヤングニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース

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ナッシュヴィル録音のアコースティックなカントリーフォーク作品です。ちょうどボブディランがカントリーに傾倒していった頃のようなリラックスした雰囲気のアルバムです。バックボーカルはニコレットラーソンで、ギタリストのJ. J. Caleも参加しています。

1. Goin' Back
2. Comes a Time
3. Look Out for My Love
4. Lotta Love
5. Peace of Mind
6. Human Highway
7. Already One
8. Field of Opportunity
9. Motorcycle Mama
10. Four Strong Winds

ストリングスアレンジもありますがジャックニッチェのアレンジではないので普通のストリングス編曲になっています。ただ普通のカントリーをやっている訳ではなく、ニールヤングらしいポップ感覚によって作曲されており、懐古趣味ではなく、クリエイティヴな意思によって創られた作品だという事が分かります。

聴いた感じはシンプルで親しみ易い曲ばかりですので、このアルバムは陰の名盤と呼ばれています。こうした曲調の方が長く愛されて聴かれていくのでしょう。この後クレイジーホースを率いて精力的なライブ活動に入っていきますので、一休み的な作品でもあるのでが、今聴いても色あせる事の無い魅力に溢れたアルバムだと思います。隠れた名作です。

Goin' Back

Comes a Time

Lotta Love

Human Highway

Already One

Field of Opportunity

Four Strong Winds


[20081011]

アメリカン・スターズン・バーズアメリカン・スターズン・バーズ
(2005/09/21)
ニール・ヤング

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アメリカの酒文化をテーマにした作品です。それはアルバムの後半に収録されている曲がそうで、前半はカントリー曲が占めています。アルバム全部を制作する前に途中で投げ出したのが原因のようですが、カントリーだって酒文化を表現していると思えますので全てつながった作品だと思って聴く事も出来ます。

1. The Old Country Waltz
2. Saddle Up the Palomino
3. Hey Babe
4. Hold Back the Tears
5. Bite the Bullet
6. Star Of Bethlehem
7. Will to Love
8. Like a Hurricane
9. Homegrown

カントリー調の曲ではニコレットラーソンやリンダロンシュタットがバックコーラスを務めています。バックの演奏は大体クレイジーホースです。ニールヤングの代表曲とも言えるLike a Hurricaneが収録されているのも魅力の一つでしょう。この時期のニールヤングはギターソロも頑張っています。決して巧くはありませんが、ピッキングのニュアンスによるトーンの表情づけなどは彼らしいプレイです。動画を見てみるとトレブルピックアップなのにマイルドなトーンを出している所など他のギタリストでは考えられない所です。

繊細な部分はそのままに骨太になっていっているサウンドが70年代らしいです。ニール自身が酔いつぶれているジャケットも印象的です。女性のハイヒールを使ったジャケットというのもこの頃から多く使われるようになっています。イギリスのストラップスあたりからでしょうか。ハイヒールは性器を象徴していたりします。サウンドは統一感が無いといわれている作品ですが、アメリカ文化を表現しているのならそれは表現出来ていると思います。


The Old Country Waltz

Star Of Bethlehem

Like a Hurricane

Homegrown


[20081010]

ZUMAZUMA
(2005/09/21)
ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース

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悲しみを乗り越えたニールヤングは再びクレイジーホスト組んでアルバムを出しました。クレイジーホースには新しくフランクサムペドロというギタリストが参加。いつまでも泣かずに前を向いて歩こうという自分自身に歌うようなDon't Cry No Tearsが印象的です。

1. Don't Cry No Tears
2. Danger Bird
3. Pardon My Heart
4. Lookin' for a Love
5. Barstool Blues
6. Stupid Girl
7. Drive Back
8. Cortez the Killer
9. Through My Sails

新しいギタリストが入ったせいかもしれませんが、Danger Birdを始めとしてギターのフィードバック音がやたらと入っています。オルタナの元祖と言えるニールヤングによるギターロックアルバムになっています。Pardon My Heartのようなフォークバラードもあったりといつものニールヤングらしい作品に戻っています。いや前よりも明るい感じになっているかもしれません。

クレイジーホースと共演作はどれも素晴らしいパフォーマンスが録音されています。やっぱりニールヤングのバックにはクレイジーホースが一番似合います。Cortez the Killerではニールヤングの決して巧くはないが味のあるギタープレイが堪能出来ます。アステカ文明を題材にした作品のようですが、トータル感というよりは一体感がある作品です。

Don't Cry No Tears

Pardon My Heart

Drive Back

Cortez the Killer

Through My Sails


[20081009]

Tonight's the NightTonight's the Night
(1990/10/25)
Neil Young

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ドラッグによって失った友人への鎮魂歌。ストレートなくらいにその悲しみをぶつけた作品です。その暗さの為に一度レコード会社からストップがかけられましたが、その後売れると思ったのかこうして発売される事になりました。まるでデモテープのような赤裸々な歌はジョンレノンのジョンの魂のようなむき出しの叫びになっています。

1. Tonight's the Night
2. Speakin' Out
3. World on a String
4. Borrowed Tune
5. Come on Baby Let's Go Downtown
6. Mellow My Mind
7. Roll Another Number (For the Road)
8. Albuquerque
9. New Mama
10. Lookout Joe
11. Tired Eyes
12. Tonight's the Night, Pt. 2

ニールヤングの歌は標準からすると巧い歌とは言えないかもしれません。しかし心に響く歌というものが決して巧いといわれる歌い方ではなかったりします。歌というものは最初に人間が奏でる音楽です。楽器の弾き方がどうとか、音程がどうとか言う前に心の叫びを直接的に表現出来るものです。そして理屈とか理論とか関係なく心まで届く歌が存在します。このアルバムでのニールの歌は正にそれなのです。本来物悲しいビブラート気味の歌でしたが、この鎮魂歌に至ってはなおさらに不器用なくらいに物悲しいのです。

歌が巧くて心に響く歌というと美空ひばりしか思い浮かびません。それは正に天才の領域で、それほどお目にかかれるものではありません。ロックミュージシャンの場合下手だけど心に響くというパターン、ヘタウマが多いです。その代表的なニールヤングですが、その典型的な作品がこのアルバムでしょう。いい曲を書こうとか、気持ちよくなってもらおうとかそうした目線が全く無い作品といっていいでしょう。それだけ私的で実直ななこの作品はニールヤングがジョンレノンやボブディランと同じレベルに達した事を感じさせる名盤です。

Tonight's the Night

World on a String

Borrowed Tune

Come on Baby Let's Go Downtown

Mellow My Mind

Roll Another Number

Albuquerque

New Mama


[20081008]

渚にて渚にて
(2005/09/21)
ニール・ヤング

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クレイジーホースのメンバーだったダニーウィットンが死亡して悲しみくれていたニールヤングは、次回作となる今宵その夜という作品を録音しますが、あまりに暗過ぎてレコード会社からOKがもらえず、吹っ切ったように明るくリラックスしたこの作品を先に出しました。その悲しみを含ませながらも明るく爽やかに歌うニールには泣かされます。

1. Walk On
2. See The Sky About To Rain
3. Revolution Blues
4. For The Turnstiles
5. Vampire Blues
6. On The Beach
7. Motion Pictures
8. Ambulance Blues

まるでキャデラックの墓標のように立つパラソルにお供え物のビールともとれるジャケット。ザバンドからリックダンコ、レヴォンヘルムなどが参加しています。このアルバムでも音数は少なめですが素晴らしいソングライティングを行っています。サイケヒッピー文化に別れを告げるような内容なのですが、ニールヤングの歌は結構ドラッギーです。

エレピの弾き語りによるSee The Sky About To Rainなどアフターザゴールドラッシュのようなポップな曲とザバンドのメンバーを参加させている事からサザンロックへの接近をにおわせています。他のアルバムほど有名にはなりませんでしたが、他のアルバムと同等のスペックを持った作品です。

Walk On

See The Sky About To Rain

Revolution Blues

For The Turnstiles

Vampire Blues

On The Beach

Motion Pictures

Ambulance Blues


[20081007]

Time Fades AwayTime Fades Away
(1996/06/10)
Neil Young

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以前から企画していたライブ録音で新曲を紹介するといった企画で出されたアルバムです。バックはクレイジーホースではなくストレイゲイターズを中心にジャックニッチェやデヴィッドクロスビー、グラハムナッシュなどがサポートしています。

1. Time Fades Away
2. Journey Through the Past
3. Yonder Stands the Sinner
4. L.A.
5. Love in Mind
6. Don't Be Denied
7. Bridge
8. Last Dance

ライブなので、今までには無かったくらいにロックンロールしています。Journey Through the PastやLove in Mindのようなバラードもありますが、今回は基本はロックンロールのようです。クレイジーホースに比べると演奏は決して巧いとは言えません。フォークシンガーのニールヤングがロックンロールするとジョンレノンのような歌い方になるのが面白いです。

これまで紹介してきたアルバムにも一つ一つ個性がありましたが、このアルバム以降ニールヤングはアルバムごとにその音楽性を変化させていき、まるでデヴィッドボウイのように七変化していきます。それでも歌声は変わりませんからファンはついていけるのですが、一つの音楽に固執しないニールヤングは孤高の存在になっていきます。

Time Fades Away

Journey Through the Past

Yonder Stands the Sinner

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[20081006]

HarvestHarvest
(1994/06/16)
Neil Young

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CSN&Yは長続きしませんでした。やはりニールヤングはソロアルバムの方が活き活きしています。彼の最高傑作と申し上げたい作品です。楽曲の出来映えは前作アフターザゴールドラッシュの方が上ですが、アルバムのトータル性から考えるとこのアルバムかと思います。

1. Out on the Weekend
2. Harvest
3. Man Needs a Maid
4. Heart of Gold
5. Are You Ready for the Country?
6. Old Man
7. There's a World
8. Alabama
9. Needle and the Damage Done [Live]
10. Words (Between the Lines of Age)

楽器は必要最小限にとどめていますが、ファースト以来のジャックニッチェによるストリングスが美しくも壮大に響いています。本来のフォークロックミュージシャンとしてのニールヤングが一番くっきりと現れています。バックボーカルにCS&Nのメンバーとジェイムステイラー、リンダロンシュタットが参加しています。

一番の目玉は名曲Heart of Goldです。心の黄金を探す男の生き様を切ないくらいに歌い上げた永遠の名作です。男心をくすぐる数少ない歌の一つです。アフターザゴールドラッシュがポップだった事に対して、このアルバムはシリアスなくらいにフォークソングしています。プロテストな継承者としてのニールヤングがここにはいます。サザンロックなAlabamaでは相変わらず人種差別について歌っています。作曲家としては前作の方が出来がいいですが、フォークシンガーとしてのニールヤングという名目ではこのアルバムが最高傑作であり名盤です。

Out on the Weekend

Harvest

Man Needs a Maid


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[20081005]

アフター・ザ・ゴールド・ラッシュアフター・ザ・ゴールド・ラッシュ
(2005/09/21)
ニール・ヤング

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CSN&Yと平行して制作された作品で、ニールヤングのソングライターとしての天賦の才を見せつけた名盤です。ここではクレイジーホースではなく、様々なゲストミュージシャンと創り上げています。CSN&Yからはスティーヴンスティルス、ニルスロフグレンなどがニールヤングの世界観を表現する手助けをしています。

1. Tell Me Why
2. After the Gold Rush
3. Only Love Can Break Your Heart
4. Southern Man
5. Till the Morning Comes
6. Oh, Lonesome Me
7. Don't Let It Bring You Down
8. Birds
9. When You Dance You Can Really Love
10. I Believe in You
11. Cripple Creek Ferry

アフターザゴールドラッシュという映画からインスパイアされて創られています。楽器は最小限に抑えられていますが見事にポップで美しい曲が揃っています。全曲名曲といってもいい素晴らしい内容です。基本はフォークロックなのだという事が分かる曲ばかりで、8ビートのサザンロックSouthern Manが唯一ロックしています。これは南部の男を批判した曲で南部の人間からは嫌われている曲です。しかし名曲です。3拍子のOnly Love Can Break Your Heartはトッドラングレンのようにポップで心地よい曲です。

ニルスロフグレンのピアノが随所でいい味を出しています。タイトル曲のAfter the Gold Rushではホルンで主旋律を奏でビートルズを連想させます。後のネオアコやブリットポップにもつながる素晴らしい曲ばかりです。Birdsは少しサイケな感じの音色です。これもバーズやビートルズを連想させます。ソロとなったニールヤングの才能が見事に開花した歴史的名盤です。全てが素晴らしい。

Tell Me Why

After the Gold Rush

Only Love Can Break Your Heart

⇒ 続きを読む

[20081005]

Everybody Knows This Is NowhereEverybody Knows This Is Nowhere
(1994/11/16)
Neil Young & Crazy Horse

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クレイジーホースというバックバンドを率いて出されたロックアルバムです。ニールはこの後ソロ作品とこのクレイジーホースとのジョイント作品をランダムに出していく事になります。サザンロックが流行りだす前からこうしたサザンロック的な独特のグルーヴを持ったロックをやっていたのです。

1. Cinnamon Girl
2. Everybody Knows This Is Nowhere
3. Round & Round (It Won't Be Long)
4. Down by the River
5. Losing End (When You're On)
6. Running Dry (Requiem for the Rockets)
7. Cowgirl in the Sand

ハードロックのリフのようなカッコいいCinnamon Girlはミディアムテンポのロック曲です。後半バーズのようなモード奏法によるギターソロに突入して唐突に終わります。ハードな曲でも弱々しい繊細なボーカルで歌う不思議な魅力がニールヤングにはあります。まだこの時点では結成されていないCS&Nのようなハーモニーも使っている所が末恐ろしい存在感があります。

ソロとなって彼が中心になって創り上げた作品によってニールヤングという才能が満天下の元にさらされる事になりました。Down by the Riverはまるで後に起こるサザンロックの元祖とも言える名曲です。ニールヤング節とも言えるミディアムテンポのこうした代表作はこの最初期に登場しています。70年代のアメリカンロックの礎ともなった名盤であります。

Cinnamon Girl

Everybody Knows This Is Nowhere

Down by the River

Cowgirl in the Sand


[20081005]

Neil YoungNeil Young
(1988/02/03)
Neil Young

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バッファロースプリングフィールド解散後出されたニールヤングのファーストソロアルバムです。フォークロックのイメージを持つニールヤングですが、この作品によりカントリーロックも取り入れながら独自のポップスを形成している事が分かります。サザンロックのエモーションも持ちながら彼にしか創りだせない音楽を創りだしていった記念すべき作品です。

1. Emperor of Wyoming
2. Loner
3. If I Could Have Her Tonight
4. I've Been Waiting for You
5. Old Laughing Lady
6. String Quartet from Whiskey Boot Hill
7. Here We Are in the Years
8. What Did You Do to My Life?
9. I've Loved Her So Long
10. Last Trip to Tulsa

バッファロースプリングフィールドでは第三者的なポストに甘んじてきたニールヤングがどれほどの才能を持っているのかが浮き彫りにされていくのがこのソロアルバムからでした。バッファロー時代から個性的な音楽を創っていた彼でしたが、ここでもジャックニッチェのストリングスアレンジによって並ではないポップスジャイアンツである事を証明してみせています。

他にライクーダーなどが参加しています。オープニングは意表をつくインストのカントリーミュージックEmperor of Wyomingで幕を開けます。この時点で新しい時代が幕を開けた事を宣言しています。ファズギターをかけたロックしている曲もありますが、Here We Are in the Yearsのような美しい曲に彼の才能を感じます。ユニークなアレンジが特徴の彼ですが、繊細な歌声と旋律がぶれない所が彼の魅力でありましょう。ニューロック的な味付けもある時代を感じさせる部分もありますが今聴いてもとても新鮮です。

Emperor of Wyoming

Loner

If I Could Have Her Tonight

I've Been Waiting for You

Old Laughing Lady

Here We Are in the Years

Last Trip to Tulsa


[20081005]

ダウン・オン・ザ・ファーム(紙ジャケットCD)ダウン・オン・ザ・ファーム(紙ジャケットCD)
(2007/05/23)
リトル・フィート

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とうとうローウェルジョージが脱退してしまいました。ジョージはソロアルバムを出してツアーを開始しますが、途中で心臓発作で帰らぬ人となりました。バンドはジョージにより解散を宣言されていましたが、ローウェルジョージが残した音源を元にこのアルバムを制作して追悼としました。

1. Down on the Farm
2. Six Feet of Snow
3. Perfect Imperfection
4. Kokomo
5. Be One Now
6. Straight from the Heart
7. Front Page News
8. Wake up Dreaming
9. Feel the Groove

リトルフィート絶頂期の録音だけに演奏のクォリティーはさすがです。ローウェルジョージが音楽性に違いを感じていましたが、そうしたいざこざを打ち消すかのごときすっきりとした内容になっています。カントリーロックなSix Feet of Snowは初期のフィートを彷彿とします。A.O.R.風のサウンドもちゃんと継続していますが、ローウェルジョージに敬意を払った編集がなされています。

プロデュースもローウェルジョージと友人というクレジットになっています。スライドギターの名士という印象だけが残っているジョージですが、曲創りの巧妙さがもっと評価されてもいいと思います。そして時折ポールロジャースのような歌を聴かせてくれました。この歌はロバートパーマーにより継承されていきます。彼が残した偉業は大きくロック史に刻まれました。このアルバムにてリトルフィートは解散しますが、80年代、90年代に再結成して活動し続けています。がカッコいいのはこの作品まででしょう

Down On The Farm

Six Feet of Snow

Feel the Groove


[20081004]

タイム・ラヴズ・ア・ヒーロー(紙ジャケットCD)タイム・ラヴズ・ア・ヒーロー(紙ジャケットCD)
(2007/05/23)
リトル・フィート

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ローウェルジョージが段々孤立し始めた作品で、プロデュースも再びテッドテンプルマンに代わっています。ローウェルジョージはほとんどボーカルしか担当しておらず、曲も2曲しか創っていません。完全に他のメンバーと立場が逆転しています。

1. Hi Roller
2. Time Loves a Hero
3. Rocket in My Pocket
4. Day at the Dog Races
5. Old Folks' Boogie
6. Red Streamliner
7. New Delhi Freight Train
8. Keepin' Up with the Joneses
9. Missin' You

バンドとしての充実度は増しており、演奏は素晴らしいものばかりです。ゲストミュージシャンが増えており、ドゥービーブラザースからジェフバクスターが参加しています。その為か、ドゥービーのようなフュージュンライクなサザンロックになっています。簡単に言うとA.O.R.しているのです。とても洗練されています。

サザンロックにテンションコードで曲を作るというウェストコーストサウンドが完成している作品になります。サザンロックでシンセも使うという斬新さもありますが、ローウェルジョージにとってはあまりにも本来の音楽性とかけ離れている為違和感を覚えながらも在籍しています。ドラッグによる現実逃避も手伝ってどんどんジョージとバンドとの距離が離れていっています。それでもバンド自体は充実しているのですから皮肉なものです。

Time Loves a Hero

Rocket in My Pocket

A Day At The Dog Races

Old Folks' Boogie

Missin' You


[20081004]

ラスト・レコード・アルバム(紙ジャケットCD)ラスト・レコード・アルバム(紙ジャケットCD)
(2007/05/23)
リトル・フィート

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ラストレコードアルバムと銘打たれていますが、実際にバンド内部は危機的状況だったようです。しかしこのアルバムは最後のアルバムにはなりませんでした。音楽的には絶頂期だけに素晴らしいパフォーマンスが濃縮されています。それにしてもセイリングシューズ以降のアルバムジャケットのセンスの良さはこのバンドの大きな特徴の一つでもあります。

1. Romance Dance
2. All That You Dream
3. Long Distance Love
4. Day or Night
5. One Love Stand
6. Down Below the Borderline
7. Somebody's Leavin'
8. Mercenary Territory
9. Bonus Announcement
10. Don't Bogart That Joint
11. Apolitical Blues

バンドの中心だったローウェルジョージよりもキーボードのビルペインの方がイニシアティヴを取り出した頃で、サウンドもその為かキーボードを中心としたフュージュンライクなサウンドになっています。ジャクソンブラウンにも愛されたバラードの名曲Long Distance Loveの他、タイトでファンキーなバンドサウンドは他の追従を許しません。見事なシンコペーションとポリリズムです。

日本でも大きな影響を受けたミュージシャンは多数いますが、80年代のブルーアイドソウルにも多大な影響を与えています。黒人並みにタイトでありながら泥臭くない、適度にルーズなグルーヴでいて洗練されている見事なファンクサウンドです。オールマンブラザースとは違うスタイルでありながらどちらもサザンファンクロックというそれまでに無かったスタイルを生み出しています。名盤です。

All That You Dream

Long Distance Love

Day or Night

Down Below the Borderline

Mercenary Territory

Don't Bogart That Joint


[20081004]

アメイジング!(紙ジャケットCD)アメイジング!(紙ジャケットCD)
(2007/05/23)
リトル・フィート

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デキシーチキンの延長線上にありながら、このアルバムでやっと商業的にも成功したリトルフィート。前作からローウェルジョージ自身がプロデュースするようになり、バンドとしては彼は歌とスライドギターだけを担当し作曲に専念するようになります。その為か楽曲の出来映えも充実した曲が多くなっています。

1. Rock & Roll Doctor
2. Oh, Atlanta
3. Skin It Back
4. Down the Road
5. Spanish Moon
6. Feats Don't Fail Me Now
7. Fan
8. Medley: Cold Cold Cold/Tripe Face Boogie

ファンキーなスタイルが定着してバンドサウンドがしっかりと固まり、そしてポップな曲調からヒットもするようになりました。リズムもかなり立体的なアレンジがなされています。その上でインプロヴィゼーションも展開するなどバンドとしての充実も披露しています。

ロバートパーマーがローウェルジョージの歌い方を完全コピーしているのがはっきり分かりますし、親日家のローウェルジョージは後にバンドとして日本の矢野顕子のレコーディングにも参加しています。単なるサザンファンクだけではないロックフィーリングに溢れた名盤です。デキシーチキンの方が有名ですが、それと同等もしくはよりまとまった作品になっています。

Rock & Roll Doctor

Oh, Atlanta

Skin It Back

Spanish Moon

Feats Don't Fail Me Now

Fan


[20081004]

ディキシー・チキン(紙ジャケットCD)ディキシー・チキン(紙ジャケットCD)
(2007/05/23)
リトル・フィート

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リトルフィートの最高傑作アルバムです。一度解散していましたが、メンバーを入れ替え新生リトルフィートとしてスタートした彼らのサウンドはニューオリンズスタイルのファンキーなリズムを取り入れて、フュージュンなどの洗練された感覚も取り入れてこのバンド独自の音楽性を確立した名盤になっています。

1. Dixie Chicken
2. Two Trains
3. Roll Um Easy
4. On Your Way Down
5. Kiss It Off
6. Fool Yourself
7. Walkin' All Night
8. Fat Man in the Bathtub
9. Juliette
10. Lafayette Railroad

この時代は西海岸のバンドが南部の音楽を現代風に取り入れたウェストコーストサウンドが続々と生まれていた時代で、リトルフィートもそうしたバンドの一つでした。このバンドの場合はサザンファンクのグルーヴを取り入れながらも独自のオリジナルなグルーヴへと発展させている点では他のバンドを遥かに凌いでいます。

新しいメンバーに南部出身者がいたせいもありますが、ローウェルジョージがアラントゥーサンに影響を受けた事が大きいようです。これまでのフィートの音楽性とは明らかに違っており、ローウェルジョージのボーカルもスライドギターもここにきてしっくり来るサウンドに巡り会えたと思えます。世界中のミュージシャンに大きな影響を与えたロック史に名を残す歴史的名盤です。

Dixie Chicken

Two Trains

Fool Yourself

Fat Man in the Bathtub

Lafayette Railroad


[20081003]

セイリン・シューズ(紙ジャケットCD)セイリン・シューズ(紙ジャケットCD)
(2007/05/23)
リトル・フィート

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リトルフィートの出世作。ローウェルジョージの才能が開花した作品でもあり、バンドとしても表現力が向上しています。プロデューサーがテッドテンプルマンとなり、アメリカンロックらしいサウンドになっています。ロックンロールからブルースカントリーとロックファンを喜ばせる音が詰まっています。

1. Easy to Slip
2. Cold Cold Cold
3. Trouble
4. Tripe Face Boogie
5. Willin'
6. Apolitical Blues
7. Sailin' Shoes
8. Teenage Nervous Breakdown
9. Got No Shadow
10. Cat Fever
11. Texas Rose Cafe

ローウェルジョージの歌もだいぶ巧くなっていて、ジョニーウィンターくらいにはなっています。スライドギターもユニークで、まるでマザースがストーンズのカントリーロックを演奏しているような感じでしょうか。ファーストに比べるとポップになっていながらハードでもあるというバンドカラーがしっかりと固まってきています。ファーストにも入っていたWillin'は再演されています。よっぽど好きな曲なのでしょう。

マザースのアヴァンギャルドな部分もしっかりと引き継いでいます。このアルバムの成功で人気は上がっていくのですが、売り上げがそれに比例しておらず、このセカンドアルバム発表後に一度解散しています。しかし何とかメンバーを補充して再結成してこの後もリトルフィートは活躍していきます。

Easy to Slip

Cold Cold Cold

Tripe Face Boogie

Willin

Apolitical Blues

Sailin' Shoes

Teenage Nervous Breakdown


[20081002]

Little FeatLittle Feat
(2000/03/13)
Little Feat

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フランクザッパのマザースオブインヴェンションを脱退したロウエルジョージとロイエストラダがビルペイン、リチャードヘイワードと組んで結成したバンド、リトルフィートです。西海岸のバンドですが、例に漏れず南部の音楽を取り入れながらも独自の音楽性を育んでいったウェストコーストサウンドの源となりながらもサザンロックとも呼ばれるバンドの一つです。

1. Snakes on Everything
2. Strawberry Flats
3. Truck Stop Girl
4. Brides of Jesus
5. Willin'
6. Hamburger Midnight
7. Forty-Four Blues: How Many More Years
8. Crack in Your Door
9. I've Been the One
10. Takin' My Time
11. Crazy Captain Gunboat Willie

ローウェルジョージのスライドギターはデュアンオールマンと双璧を成す存在でした。マザースから考えると全く違う音楽をやっているのですが、マザースで培った天の邪鬼性は所々で出てきます。このファーストアルバムではライクーダーがスラドギターで参加しています。アメリカのルーツミュージックを継承しながらも、新しい感覚を取り入れた独特のバンドへと成長していくのですが、このアルバムではさほど話題にはなりませんでした。

後の完成された音楽性に比べるとラフで荒っぽい感じがしますが、逆にそれが魅力の作品です。日本人の耳で聴くと単なるカントリーに聴こえてしまうのですが、それまでのカントリーには無い斬新さがあるのです。バラードなんかもいい感じなのですが、歌がそれほどうまくないという欠点はあります。

Truck Stop Girl

Willin'


[20081002]

今年のK-1 MAXグランプリ決勝は壮絶なバトルのぶつかり合いでした。ベスト4からの試合でしたが、全ラウンド全員全開でした。スピードのあるMAXですがこれまでの歴史の中で最高の試合内容でした。そして頂点に立ったのが魔裟斗でした。

試合結果
K-1甲子園 FIANL8
○ 卜部功也 vs 坪井悠介 ×
まとめて攻撃して来る卜部に応戦している坪井で下が、病気持ちのため長丁場になるとスタミナ切れしてしまいます。2R以降エンジンが切れて3Rには卜部の連打をもらいたまらずセコンドからタオルが投げ込まれました。
○ 嶋田翔太 vs 村越凌 ×
優勝候補の嶋田の貫禄勝ちで、村越も最後まで頑張りましたが判定で負けました。
○ 日下部竜也 vs 佐々木大蔵 ×
空手出身の日下部は巧いコンビネーションで攻めますが、佐々木も巧く攻め立てますが、徐々に日下部の攻撃が的確にヒットしだし、佐々木はダウン。起き上がりましたがレフリーストップになりました。高校生大会なのでまだ戦えてもすぐレフリーが止めてしまいます。
○ HIROYA vs 平塚大士 ×
もう一人の優勝候補HIROYAは最初から責め立てすぐカウンターで平塚をぐらつかせます。ぐらついただけでレフリーはダウンを取ります。続けてすぐにまたぐらつかせます。ツーノックダウンをとられ秒殺。何も出来ないまま平塚は負けてしまいました。高校生の安全の為とはいえ、あまりにも簡単にダウンを取るのはかわいそうでした。HIROYAももっとやりたかったようです。
スーパーファイト
× 小比類巻太信 vs ユーリ・メス ○
久々に復活した小比類巻でしたが、試合の組み立てが巧くいかず常にユーリの距離で戦う事になり、1Rにダウンを取られ、2R以降なんとか頑張った小比類巻でしたが、3R終了ゴング間際にカウンターをもらいダウン。起き上がれず復活白星には至りませんでした。
リザーブファイト
× 城戸康裕 vs アルバート・クラウス ○
城戸はキック中心で巧く戦っていましたが、ガードしてしゃがんだ所に膝をもらい眉間から出血。2Rにも膝をもらい傷が深かったためにドクターストップ。
○ ブアカーオ・ポー.プラムック vs ブラック・マンバ ×
お互い本戦に出れない不満をぶつけるように攻撃しあいましたが、1Rブアカーオのフックが見事に決まりKO勝ち。
FINAL 準決勝
○ 魔裟斗 vs 佐藤嘉洋 ×
日本人No.1決める戦いは最初から全開で魔裟斗が責め立てます。常に攻撃して来る魔裟斗にいつものローキックが使えなかった佐藤でしたが、魔裟斗がパンチを打ってくるのに合わせてカウンターで膝を入れてきました、最初は戸惑った魔裟斗でしたが、後はかまわず攻撃を仕掛けていきます。1Rは互角で下が、2Rは魔裟斗が優勢でした。3Rに両者激しく打ち合いになってカウンターでフックをもらった魔裟斗がダウン。これで決まりかと思われましたが後半は魔裟斗が盛り返しました。結果判定はドロー、延長に入りました。延長では魔裟斗が何とか打ち勝ち魔裟斗の判定勝ちです。僅差とも言える壮絶な戦いでした。
× アンディ・サワー vs アルトゥール・キシェンコ ○
こちらもお互い譲らない打ち合いで終止全開でした。手数で何とか点数を良くしようとするサワーに対してキシェンコは必ずコンビネーションで打ち返してきます。こちらも判定はドローで延長。延長でも体力が落ちていないキシェンコが打ち勝ち判定勝ちになりました。
FINAL 決勝戦
○ 魔裟斗 vs アルトゥール・キシェンコ ×
両者延長を勝ち抜いたもの同士でしたが、最初から全開で打ち合い。しかし魔裟斗は足がもたついた感じで自分からバランスを崩します。それでも打ち合い、キシェンコにはローキックが効きます。お互いが足を痛めている感じでしたが攻撃の手を緩めません。1Rは魔裟斗が優勢でしたが、2Rでまたもや魔裟斗はダウンしてしまいます。もうろうとして立ち上がりながらも魔裟斗はなおも攻撃していきます。一発当たれば終わりになる展開でしたが、何とか盛り返して3Rでも魔裟斗がダメージを与えていきます。それでも倒れないキシェンコ。判定はまたしてもドロー、延長戦に入ります。延長になっても両者全開。キシェンコは倒れませんが、ダメージが顔に出てしまいます。魔裟斗はこれまでの格闘家人生全てをぶつけるがごとき攻撃で最後まで攻め立て、判定で魔裟斗が優勝。魔裟斗はこの日8R全て全身全霊で打ち合いました。そして立派に2度目の世界チャンピオンになりました。素晴らしいものを見せていただきました。武蔵には決して出来ない試合です。

高校生大会もみんなレベルが高く、素晴らしい内容で決勝が楽しみです。そしてMAXグランプリはこれまでで一番いい試合内容でした。決して折れない心で戦った魔裟斗には感動しました。彼もビッグマウスですが、言う資格がある戦いを見せてくれました。K-1ヘビー級の日本人選手も見習って欲しいものです。魔裟斗は唯一ダウンしている選手なのに優勝してしまいました。それだけ他の選手以上に攻撃を決めていたという事です。大満足の本当の真剣勝負の戦い。サムライの戦いを見せてもらいました。

[20081001]

The Last WaltzThe Last Waltz
(2003/10/06)
The Band

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Last Waltz (Spec Sub Dol)Last Waltz (Spec Sub Dol)
(2002/05/07)
Band

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ザバンドの解散コンサートの為に様々な友人ミュージシャンが集って行われたfarewellコンサートを映画にしました。その映画のサウンドトラックとして出されたアルバムになります。ドクタージョン、エリッククラプトン、ヴァンモリスンにポールバターフィールド、ニールヤングにマディーウォーターズ、そしてボブディランといった豪華ミュージシャンが一同に会しました。

ディスク:1
1. Theme From The Last Waltz
2. Up On Cripple Creek
3. Who Do You Love - (with Ronnie Hawkins)
4. Helpless - (with Neil Young)
5. Stagefright
6. Coyote - (with Joni Mitchell)
7. Dry Your Eyes - (with Neil Diamond)
8. It Makes No Difference
9. Such A Night - (with Dr. John)
10. Night They Drove Old Dixie Down
11. Mystery Train - (with Paul Butterfield)
12. Mannish Boy - (with Muddy Waters)
13. Further On Up The Road - (with Eric Clapton)
ディスク:2
1. Shape I'm In
2. Down South In New Orleans - (with Bobby Charles)
3. Ophelia
4. Tura-Lura-Lural (That's An Irish Lullaby) - (with Van Morrison)
5. Caravan - (with Van Morrison)
6. Life Is A Carnival
7. Baby Let Me Follow You Down - (with Bob Dylan)
8. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met) - (with Bob Dylan)
9. Forever Young - (with Bob Dylan)
10. Baby Let Me Follow You Down (Reprise) - (with Bob Dylan)
11. I Shall Be Released - (with Bob Dylan)
12. Well
13. Evangeline
14. Out Of The Blue
15. Weight
16. Last Waltz Refrain
17. Theme From The Last Waltz - (with Orchestra)

数々の代表曲が豪華なゲスト達と演奏されていきます。オーケストラも入っていて、それがとてもセンスのいいアレンジで絡んできます。誰もが彼らの音楽を愛し、そして楽しんでいます。いかにザバンドが70年代において重要なバンドであったのかが伺いしれます。そして最後の I Shall Be Releasedではボブディランを中心として全員で大合唱は感動のフィナーレとなります。

このコンサートの模様とは別にこのサントラの為に作曲されたTheme From The Last Waltzが又とても美しく素晴らしいのです。イタリアのジャンボリーのようなワルツは哀愁もあり、喜びもありの人生の1ページを綴ったような音楽です。演奏も歌も最高のパフォーマンスが堪能出来ます。彼らの最高傑作は実はこのアルバムなのかもしれません。これにてザバンドは解散となりますが、後にロビーロバートソン抜きで再結成されます。ただそこではたいした作品は残しておりませんので、ここまでが彼らの歴史だと思ってかまいません。そしてこのアルバムこそはロックの歴史がたっぷりと詰まった名盤なのであります。

Theme From The Last Waltz
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