1. Tell Me Why 2. After the Gold Rush 3. Only Love Can Break Your Heart 4. Southern Man 5. Till the Morning Comes 6. Oh, Lonesome Me 7. Don't Let It Bring You Down 8. Birds 9. When You Dance You Can Really Love 10. I Believe in You 11. Cripple Creek Ferry
アフターザゴールドラッシュという映画からインスパイアされて創られています。楽器は最小限に抑えられていますが見事にポップで美しい曲が揃っています。全曲名曲といってもいい素晴らしい内容です。基本はフォークロックなのだという事が分かる曲ばかりで、8ビートのサザンロックSouthern Manが唯一ロックしています。これは南部の男を批判した曲で南部の人間からは嫌われている曲です。しかし名曲です。3拍子のOnly Love Can Break Your Heartはトッドラングレンのようにポップで心地よい曲です。
ニルスロフグレンのピアノが随所でいい味を出しています。タイトル曲のAfter the Gold Rushではホルンで主旋律を奏でビートルズを連想させます。後のネオアコやブリットポップにもつながる素晴らしい曲ばかりです。Birdsは少しサイケな感じの音色です。これもバーズやビートルズを連想させます。ソロとなったニールヤングの才能が見事に開花した歴史的名盤です。全てが素晴らしい。
1. Cinnamon Girl 2. Everybody Knows This Is Nowhere 3. Round & Round (It Won't Be Long) 4. Down by the River 5. Losing End (When You're On) 6. Running Dry (Requiem for the Rockets) 7. Cowgirl in the Sand
ソロとなって彼が中心になって創り上げた作品によってニールヤングという才能が満天下の元にさらされる事になりました。Down by the Riverはまるで後に起こるサザンロックの元祖とも言える名曲です。ニールヤング節とも言えるミディアムテンポのこうした代表作はこの最初期に登場しています。70年代のアメリカンロックの礎ともなった名盤であります。
1. Emperor of Wyoming 2. Loner 3. If I Could Have Her Tonight 4. I've Been Waiting for You 5. Old Laughing Lady 6. String Quartet from Whiskey Boot Hill 7. Here We Are in the Years 8. What Did You Do to My Life? 9. I've Loved Her So Long 10. Last Trip to Tulsa
他にライクーダーなどが参加しています。オープニングは意表をつくインストのカントリーミュージックEmperor of Wyomingで幕を開けます。この時点で新しい時代が幕を開けた事を宣言しています。ファズギターをかけたロックしている曲もありますが、Here We Are in the Yearsのような美しい曲に彼の才能を感じます。ユニークなアレンジが特徴の彼ですが、繊細な歌声と旋律がぶれない所が彼の魅力でありましょう。ニューロック的な味付けもある時代を感じさせる部分もありますが今聴いてもとても新鮮です。
1. Down on the Farm 2. Six Feet of Snow 3. Perfect Imperfection 4. Kokomo 5. Be One Now 6. Straight from the Heart 7. Front Page News 8. Wake up Dreaming 9. Feel the Groove
リトルフィート絶頂期の録音だけに演奏のクォリティーはさすがです。ローウェルジョージが音楽性に違いを感じていましたが、そうしたいざこざを打ち消すかのごときすっきりとした内容になっています。カントリーロックなSix Feet of Snowは初期のフィートを彷彿とします。A.O.R.風のサウンドもちゃんと継続していますが、ローウェルジョージに敬意を払った編集がなされています。