悲しみを乗り越えたニールヤングは再びクレイジーホスト組んでアルバムを出しました。クレイジーホースには新しくフランクサムペドロというギタリストが参加。いつまでも泣かずに前を向いて歩こうという自分自身に歌うようなDon't Cry No Tearsが印象的です。
1. Don't Cry No Tears 2. Danger Bird 3. Pardon My Heart 4. Lookin' for a Love 5. Barstool Blues 6. Stupid Girl 7. Drive Back 8. Cortez the Killer 9. Through My Sails
新しいギタリストが入ったせいかもしれませんが、Danger Birdを始めとしてギターのフィードバック音がやたらと入っています。オルタナの元祖と言えるニールヤングによるギターロックアルバムになっています。Pardon My Heartのようなフォークバラードもあったりといつものニールヤングらしい作品に戻っています。いや前よりも明るい感じになっているかもしれません。
クレイジーホースと共演作はどれも素晴らしいパフォーマンスが録音されています。やっぱりニールヤングのバックにはクレイジーホースが一番似合います。Cortez the Killerではニールヤングの決して巧くはないが味のあるギタープレイが堪能出来ます。アステカ文明を題材にした作品のようですが、トータル感というよりは一体感がある作品です。