

80年代に入ってデジタルシンセは使っていますが、70年代風のサウンドに少しばかりの80年代風アレンジになっており、ポップなエドガーに少しロック的な部分あり、エドガーウィンターグループを彷彿とさせます。
1. Star Garbage
2. Standing On Rock
3. Love Is Everywhere
4. Martians
5. Rock And Roll Revival
6. In Love
7. Everyday Man
8. Tomorrowland
ジャケットにもあるようにエドガーウィンターは早くから普通サイズのシンセサイザーをストラップでかたかた下げてステージ中央まできて演奏していました。まだMIDIコントローラーのショルダーキーボードが出てくる前からです。80年代に入るとショルダーキーボードを抱えてステージ中央で演奏する人が増えてきますが、それでもエドガーは4オクターブもあるシンセの重そうな奴を抱えてステージ中央に来て歌も歌ったりするのです。90年代に入ってもそうですから見ていて笑ってしまいます。
Martiansは昔のヒット作フランケンシュタインセルフ盗作したような曲で、昔のようにヒット作が欲しいあまりに創ってしまったのでしょうか。バラードの美しい曲もありますが、ポップロックなダンハートマンが創るような曲が目立ちます。昔からの機材を使っているからなのか、当時の流行の音ではないところが、逆に今聴いても色褪せていなくていい感じのアルバムです。
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