1. Don't Stop Loving Me 2. Sittin' By the Pool 3. Keep On Makin' Love 4. One Eyed Jack 5. Let's Make It 6. Sweet Evil 7. Driving Sideways 8. I Didn't Ask to Be Born
ライブ活動でその人気を浮上させていたデリンジャーはライブアルバムも多く出していますが、スタジオ盤でもライブ受けするような迫力のあるサウンドを創っています。I Didn't Ask to Be Bornでのファンクハードロックが象徴するように、はねた感じのギターリフによる曲創りが見事にはまっています。ジョニーウィンターやモントローズの遺伝子を見事に受け継いでいながら、このパンクが登場する予感がある時期にあった自分たちならではのハードロックを創り上げています。
1. Gimme More 2. Tomorrow 3. Don't Ever Say Goodbye 4. Still Alive and Well 5. Rock 6. Hang On Sloopy 7. Roll with Me 8. Walkin' the Dog 9. He Needs Some Answers 10. Skyscraper Blues
ファーストよりもハードロックな感じでスgあ、ポップな感覚は今回もあります。ジョニーウィンターのStill Alive and WelやRoll with Meのカバーなどでジョニーとは違うギタープレイを聴かせています。そしてマッコイズ時代のヒット曲Hang On Sloopyをセルフカバーしています。バブルガムロックの典型的な名曲です。ストーンズやエアロスミスもカバーしたブルースの名作Walkin' the DogのカバーやSkyscraper Bluesといったブルース曲からリックデリンジャーの本来の趣向性が伺えます。
1. Rock and Roll, Hoochie Koo 2. Joy Ride [Instrumental] 3. Teenage Queen 4. Cheap Tequila 5. Uncomplicated 6. Hold 7. Airport Giveth (The Airport Taketh Away) 8. Teenage Love Affair 9. It's Raining 10. Time Warp [Instrumental] 11. Slide on Over Slinky 12. Jump, Jump, Jump, 13. Teenage Love Affair [Single Version] 14. Rock and Roll, Hoochie Koo [Single Edit]
Rock and Roll, Hoochie Kooはジョニーウィンターアンドに提供していたリックの曲ですが、この曲はよっぽど気に入っているらしく何度も再演されています。このアルバムではコーラスを入れたり、リックによるギター多重録音によって豪華でポップな味付けがなされています。Cheap Tequilaはジョニーウィンターの作品をカバーしています。この時期はジョニーウィンターの影響下に置かれていたみたいです。
Holdはまだ世に出ていないパンククィーンのパティースミスとの共作になっています。Teenage Love Affairがシングルカットされているように10代の若者に向けたサウンド創りになっています。この曲ではリックがトーキングモジュレーターをいち早く使っています。エドガーウィンターグループとは少し違う感じのポップ感覚が若々しサを出しています。童顔で背が低いですが、リックデリンジャーは当時アイドル的な存在だったのです。ギターソロもジョニーウィンターとは違うスタイルを構築していたりしていますが、どちらかというとボーカリストリックデリンジャーとしての作品になっています。インストもありますが、アメリカらしいポップなアレンジが心地よいです。