FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、BIG UP! と SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
BIG UP! SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20090718]

クローバークローバー
(1996/05/17)
原田知世

商品詳細を見る


スウェディッシュポップは日本にも多大な影響を与えました。その中でも一番食いついたのが原田知世です。彼女は角川映画の時をかける少女で、薬師丸ひろ子の妹分と言うような感じでデビューしました。主題歌も歌い女優だけではなく歌手としてもアイドルのように扱われていきます。しかし、徐々に女優業よりもシンガーとしての活動に重点を置くようになっていきます。

1. メトロ
2. 1 or 8
3. 20世紀の愛のようなはかないあの歌
4. ハッピアー・ザン・マーマレード
5. 100ラヴ・レターズ
6. 世界で一番退屈な日
7. 戸棚の虹
8. ブーメランのように
9. 消せない大文字 アイ・ラヴ・ユー
10. 裸足のマリア

日の女性シンガーとしてはニューミュージック系に走る人が多いのですが、原田知世は鈴木慶一をプロデュースに迎え、センスのいい音楽を提供していました。そしてスウェディッシュポップに感化された彼女は、どうしてもあのサウンドを手に入れたくて、鈴木慶一にお願いして、何とかスウェーデンのトーレヨハンセンのプロデュースをしてもらえるようとりはかってもらいます。鈴木慶一を伴ってスウェーデンのタンバリンスタジオに出向き、日本から用意した曲と、トーレヨハンセンからも曲を書いてもらい録音したのがこのアルバムです。

既に日本でレコーディングしていた作品もあり、前半をトーレヨハンセンのプロデュース、後半を鈴木慶一がプロデュースをした曲で構成されたアルバムとなりました。日本からスウェーデンで録音すると言うのは初めての試みであり、この原田知世の貪欲な好奇心と冒険心と向上心は100ラヴ・レターズと言う名曲を生み出しました。ほとんどの曲が日本語で歌われているので、日本のニューミュージック的な感じは残っていますが、この後このコラボレーションは本格化していき、更なる名作を生み出していく事になります。

Life & Live 1

Life & Live 2

Life & Live 3

⇒ 続きを読む

[20090718]

インポッシブル・シャッフルインポッシブル・シャッフル
(1997/11/21)
クラウドベリー・ジャム

商品詳細を見る
The Impossible ShuffleThe Impossible Shuffle
(2001/05/29)
Cloudberry Jam

商品詳細を見る


世界的にも認められ始めたサードアルバムです。前作はおしゃれな渋谷系になっていましたが、このアルバムでそれをアグレッシブなロックアルバムに仕上げてきました。ジェニーのボーカルはまるで椎名林檎のように、今にも巻き舌がローリングしそうな勢いです。曲自体はネオアコとして作曲されているのですが、バンドとして演奏するとハードロックになってしまうようです。

1. Intro
2. Song That Keeps Us Sane
3. Day After Day
4. Keep on Wishing
5. I Think You Should Know
6. Out of Control
7. That's Alright
8. Water
9. Do What I Wanna Do
10. One Minute of Foolishness
11. Wide Awake
12. Let Me Know Why
13. Everything You Are

リミッターを振り切るような音圧とヘヴィーな低音ファンキーな曲もありますが、どこかけだるく重苦しいのです。ロックファンでも気に入れる内容だと思います。ジェニーの表現力も成長しているのが分かります。バンド自体もかなりオリジナリティー溢れる演奏をしています。これからこのバンドはもっと大きくなると予感させます。しかしこの後しばらく音沙汰が無くなります。

ボーカルのジェニーはまだ大学生だったため、学業に専念するためバンドを脱退。バンドはここで解散と言う事になってしまいます。しかし、5年後に再結成し、アルバムmovin' on up、The Great Escape、right nere, right nowと出していきます。しかし、ブームも去った後だけに地道に活動しています。ここでの紹介はここまでとしますが、このアルバム、聴けば聴くほど椎名林檎を連想してしまうのですが、このアルバムからの影響は結構あるみたいです。これ又名盤なのでありました。

Day After Day

I Think You Should Know

Do What I Wanna Do

[20090718]

雰囲気づくり雰囲気づくり
(1996/03/20)
クラウドベリー・ジャム

商品詳細を見る
Providing the AtmosphereProviding the Atmosphere
()
Cloudberry Jam

商品詳細を見る


クラウドベリージャムの名前を一躍有名にしたヒットアルバムです。前作はロック色が強かったのですが、今回はセルフプロデュースでおしゃれなネオアコ度がアップした内容になっています。ボサノヴァのラテンなリズムとアシッドジャズ的なエモーションも加わった素晴らしい作品に仕上がっています。

1. Clichs
2. Going Further
3. Nothing to Declare
4. Another Moment Follows
5. Direction Still Unknown
6. Peace and Quiet
7. Life in This Way
8. Roll the Dice
9. Some Things Are Better Left to Be
10. Come Back and Stay
11. Connected
12. Wandering Wondering

カーディガンズが柔だとするとクラウドベリージャムは剛だと思います。女性ボーカルですが、演奏は男性的なのです。しかし、このアルバムでは渋谷系としても通用するおしゃれなアレンジになっています。ボサノヴァな要素は当時のフレンチからの影響もあるようです。世界的に大ヒットとなった訳ではありませんが、アメリカやイギリス以外の音楽を探しているマニアにとっては重要なアイテムでした。

ほんわかしたラブリーな感じではなく、パンクも経たポストパンクなスタイルとして成り立っています。モッズアシッドジャズのような黒さも感じさせてくれます。自分達が本当にやりたい音楽を追求した作品だそうで、他のスウェーデンのバンドとは違う所も感じられます。ボーカルのジェニーも男の子っぽい性格ではないでしょうか。とても元気な少女と言った感じです。これは名盤です。

Nothing to Declare

Another Moment Follows

[20090717]

クラウドベリー・ジャムクラウドベリー・ジャム
(1995/04/21)
クラウドベリー・ジャム

商品詳細を見る


スウェディッシュポップのバンドは数多く紹介されていましたが、その中でも売れていたのはカーディガンズとこのクラウドベリージャムです。このバンドも女性ボーカルを売りにしたバンドで、ジェニーという女性ボーカルはキュートさはありませんので、ネオアコですが、かなりロックよりな感じになっています。

1. Walking In My Sleep
2. Yeah!
3. This And That
4. Couching
5. Twice As Cool
6. By Your Side
7. Intermission/Lost In Syncopation
8. Hold On
9. Waiting For Another Day
10. Someday Soon
11. Please Don't
12. Monday's Back In Town
13. Scorch
14. Elevator
15. Before Time
16. Kingfisher
17. Intermission

かなりスタイルカウンシルを意識したネオアコになっています。彼等もトーレヨハンソンに手にかかっているバンドで、当時のスウェーデンのほとんどのバンドはトーレがプロデュースしています。彼こそがスウェディッシュポップそのものなのです。このバンドもタンバリンスタジオで録音しており、得意の単音弦楽器を使ったりとアナログな雰囲気満載です。

かなりロックなパワフルさを持っていますので、おしゃれな渋谷系と呼ぶには力が入り過ぎています。恐らくカーディガンズでは物足りない人たちが好んで聴いていたのではないでしょうか。アコースティックな部分とロックバンドな部分のバランスがとても良いです。

Walking In My Sleep

Yeah!

This And That

⇒ 続きを読む

[20090716]

Super Extra Gravity + DVDSuper Extra Gravity + DVD
(2005/10/17)
Cardigans

商品詳細を見る


2005年に出された今の所の最新作です。前作同様ロック寄りというかソウルやブルースののような重さとダークさを持っています。ニナも結婚してから感情をあらわにするような歌い方になっています。ネオアコをやっていた頃のような軽やかさは器用なバンドだと思っていましたが、不器用なくらいに人間臭くなっています。

1. Losing A Friend
2. Godspell
3. Drip Drop Teardrop
4. Overload
5. I Need Some Fine Wine And You, You Need To Be Nicer
6. Don't Blame Your Daughter (Diamonds)
7. Little Black Cloud
8. In The Round
9. Holy Love
10. Good Morning Joan
11. And Then You Kissed Me II
12. Bonus Tracks
13. Give Me Your Eyes
14. Slow

前作はカントリーフォークロックと言うイメージでしたが、今回はオルタナやグランジのイメージでしょうか。トーレヨハンソンは6人目のメンバーと言われていただけに、ここに来てもプロデュースをまかされています。昔使っていたアナログな環境は最新の設備に入れ替わっているのかもしれません。それがこれだけ印象が違う要因かもしれません。

最初の3枚目までのアルバムこそがスウェディッシュポップであり、それ以降は全く別のバンドといっても良いくらいです。どちらが良いと言う訳ではありませんが、センスが良かったのは始めの頃でした。ニナのボーカルはまるでバラードを歌う時のクリッシーハインドのようなビブラートを効かせています。今後も新作が出てくる可能性がありますが、この路線を続けるよりは冒険してくれないと購入意欲は湧かないでしょう。初期のキュートな感じが好きだったのでいたしかたありません。

Losing A Friend

Godspell

Drip Drop Teardrop


⇒ 続きを読む

[20090715]

Long Gone Before DaylightLong Gone Before Daylight
(2004/05/25)
The Cardigans

商品詳細を見る


過酷なツアーで疲労困憊していた彼等には休息が必要でした。5年の休止状態から久々に復活して出されたアルバムです。プロデュースをいろいろ試していますが、最後にはトーレヨハンソンに落ち着いています。もうコンピューターで制作したりはしていませんが、明らかに以前の彼等のサウンドとは異なっております。アダルトで落ち着いたサウンドになっているのです。

1. Communication
2. You're The storm
3. A Good Horse
4. And Then You Kissed Me
5. Couldn't Care Less
6. Please Sister
7. For What It's Worth
8. Lead Me Into The Night
9. Live and Learn
10. Feathers And Down
11. 03.45: No Sleep
12. Hold Me (Mini Version)
13. If There is a Chance
14. For The Boys

これまではネオアコでしたが、ここではカントリーフォークロックになったと思うと納得出来ます。これまでの彼等は中期ビートルズで、ここからはレットイットビーと言う表現は正しいか分かりませんが、メンバー全員が成長して、いろんな音楽を吸収して出来上がった作品だと思います。前作グランツーリスモと言うダークな作品があったので、この落ち着いた感じも違和感はありませんが、あのキュートでラブリーなときめき感は無くなっています。

普通のロックバンドになってしまった。別にスウェーデンだからどうとか言う次元では無くなっています。これまではストリングスも単音だったりしていて、それが新鮮だったのですが、ここでは豪華にオーケストレーションで盛り上げています。音数が少ない事がおしゃれだったのですが、めいいっぱい音圧を生み出す為に多くの楽器が鳴っています。曲はいい感じですが、この地味な感味が受け入れられるかどうかで評価が別れるでしょう。新生カーディガンズのスタートです。

Communication

You're The storm

A Good Horse

⇒ 続きを読む

[20090714]

Gran TurismoGran Turismo
(1998/11/03)
The Cardigans

商品詳細を見る


ブレイクビーツやテクノなどの要素を取り入れたサウンドが一変したアルバムです。プロデューサーのトーレヨハンソンが新しいスタジオを購入してコンピューターシステムを導入した事がきっかけになり、自分達のドラムパターンをサンプリングしてループさせて遊んでいるように手探りで創り上げた作品です。フィルターでたっぷり歪ませたサンプリングサウンドがアシッドハウスのようなアレンジになっています。

1. Paralyzed
2. Erase/Rewind
3. Explode
4. Starter
5. Hanging Around
6. Higher
7. Marvel Hill
8. My Favourite Game
9. Do You Believe
10. Junk of the Hearts
11. Nil

これまでのようなキュートで愛らしいスウェディッシュポップは全くありません。これまでもあったダークでダウナーな部分が強調されています。ヨーロッパ的と言えばそうですが、もう渋谷系のサウンドすらありません。世界的なバンドとなったので、それも構いませんが、これまでも淡々とマイペースで曲を作ってきた彼等のこの変化は意外でした。カーディガンズでなくても良いようなサウンドと言ってしまえばそれまでですが、もう少し突き詰めていけばもっとオリジナルなサウンドも創れたと思います。

はしゃげるような曲は無く、全体的にヘヴィーでノイジーでダークです。コンピューターで曲を創るとどうしてもこうなってしまいがちですが、彼等も一度はこういうスタイルをやりたかったのでしょう。そしてこの後、彼等は方向性を見失ったのか、活動が止まってしまいます。スウェディッシュポップも彼等と共に失速していき、カーディガンズも終わってしまったのかと思っていましたが、その後復活する事になります。

Paralyzed

Erase/Rewind

Explode

⇒ 続きを読む

[20090714]

K-1 MAXベスト8の試合が行われました。それに伴い豪華なスーパーファイトが組まれました。壮絶な試合内容に会場は大興奮の盛り上がりでした。

試合結果
世界トーナメントFINAL8
ドラゴ VS 山本優弥○
お互い攻め合い、2Rで手数が勝った山本が判定リード、そのまま両者激しく打ち合いましたが、ドラゴのダメージは結構あったようです。打たれてもひるまない山本が判定で勝ちました。
○ジョルジオ・ペトロシアン VS アルバート・クラウス
常にペトロシアンが試合を組み立て、相手の間合いに入れないクラウスが打ちあぐねていました。相手を見切ったかのようなペトロシアンの試合運びで判定でペトロシアンが勝ちました。
アルトゥール・キシェンコ VS アンディ・サワー○
ほとんど互角の戦いで、延長までもつれましたが、最後はキシェンコが疲れ気味で、微妙に打ち勝ったサワーが判定勝ちになりました。本当にわずかな差です。
○ブアカーオ・ポー.プラムック VS ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン
ブアカーオはいつもの試合運びでしたが、ホルツケンも健闘しました。しかし最後は判定でブアカーオが勝ちました。
スーパーファイト
HIROYA VS キコ・ロペス
逞しくなったHIROYAはアグレッシヴに常に前に出て攻撃、フックの強いロペスも巧くカウンターを合わせて、1RHIROYAをぐらつかせて倒しましたが、ノーダウンで試合続行、2RにはHIROYAがダウンを奪い、判定でリード。そのまま決着はつきませんでしたが、判定でHIROYAが勝ちました。少し力み過ぎていましたが、相手を倒す力を身につけてきたと思います。
山本“KID”徳郁 VS チョン・ジェヒ○
KIDは積極的に攻撃を仕掛けますが、ガードが薄い所を狙い撃ちされ、あごに2発フックとアッパーを決められあえなく1RでKIDは失神KOされました。まだまだ病気上がりからの復調には時間がかかりそうです。
○渡辺一久 VS 山本 篤
変則的な渡辺のパンチは出所がつかみにくそうで、当たれば相当破壊力があり、山本はスリーノックダウンでKO。
○魔裟斗 VS 川尻達也
激しい緊張感で場内は大興奮。いつも以上にアグレッシヴな魔裟斗はタイソンのような破壊力を身につける為の練習をこなしてきているだけあって、川尻も予想以上にダメージを受けます。テンプルにヒットしたパンチで1Rに川尻がダウンを奪われ、何とかゴングが鳴るまで持ちこたえます。2Rに入って反撃する川尻でしたが、魔裟斗の圧力が勝っており、連打が入るや否やセコンドからタオルが投げられ魔裟斗のTKOとなりました。トーナメントに出ているどの選手よりも魔裟斗のほうが強いと言う印象を受けました。

この試合が魔裟斗のK-1での最後の試合だそうです。大晦日はダイナマイトになります。トーナメントも誰が優勝するか見えてきませんが、ペトロシアンが前王者達とどれほど戦えるのかが見物だと思います。

魔裟斗 VS 川尻達也

山本“KID”徳郁 VS チョン・ジェヒ

[20090713]

First Band on the MoonFirst Band on the Moon
(1996/09/17)
The Cardigans

商品詳細を見る


前作は世界的な大ヒットとなりました。特に日本では大ブームとなりました。その後の作品だけに普通なら力が入った作品になる所ですが、彼等は至って平常心。いつも以上に力が抜けて、いろんな遊びもある楽しい作品になりました。キャッチーでヒット性のある曲では前作には及びませんが、いつものカーディガンズがいます。

1. Your New Cuckoo
2. Been It
3. Heartbreaker
4. Happy Meal II
5. Never Recover
6. Step on Me
7. Lovefool
8. Losers
9. Iron Man
10. Great Divide
11. Choke

キュートなサビが愛らしいLovefoolがシングルヒットしましたが、それ以外は結構ひねくれポップになっています。それでもニナのアンニュイな歌声で親しみ易くなっています。これがカーディガンズの魅力だと思います。スウェディッシュポップは女性ボーカルのバンドが多いですが、フレンチポップと同じで女性ボーカル故に多少冒険しても難解にはなりません。そして今回もブラックサバスのIron Manをアシッドジャズにカバーしています。Heartbreakerの後半ではBlack sabbathのギターリフが顔を出します。

メンバーのハードロック好きな部分が少しですが顔をのぞかせていたりしてきています。それでもおしゃれ度は変わりません。トーレヨハンソンのタンバリンスタジオの空気感が今回も心地いいです。渋谷系と呼ばれていた頃はセカンドアルバムまでで、このアルバムからは世界的な存在となった彼等は次第に変化していき、ブームもそれに伴い失速していきます。それでもアナログな心地良さを思い出させてくれた彼等の影響は多大でした。

Your New Cuckoo

Been It

Happy Meal II

⇒ 続きを読む

[20090713]

熱い名古屋場所が始まりました。今場所は日馬富士の綱取りの場所になります。しかし横綱審議会は慎重な態度を取っているため、全勝で優勝しなければ横綱昇進は難しいかもしれません。貴乃花も一度昇進見送りで、その後意地で二場所連続全勝優勝してやっと横綱になりました。しかし、朝青龍よりも素行がいい日馬富士を横綱に上げる事によって、朝青龍バッシングがし易くなると言う考え方もあるかもしれません。

主な上位の対戦結果
○白鵬 寄り切り 琴奨菊
旭天鵬 下手投げ 朝青龍○
○日馬富士 寄り切り 稀勢の里
阿覧 寄り切り 琴欧洲○
魁皇 寄り切り 豪栄道○
栃煌山 上手投げ 琴光喜○
○千代大海 引き落とし 豊響
鶴竜 押し出し 岩木山○


魁皇以外は上位陣安泰でした。先場所調子がでなかった豪栄道がどこまで自力を発揮出来るかも期待したい所です。どの力士も稽古をしっかりしてきているようなので、波乱も起こる可能性があります。日馬富士はインタビューで、なんだかいけそうな気がする~~~あると思います。と言っていましたので、いっていただきたいと思います。

[20090712]

LifeLife
(1995/03/16)
The Cardigans

商品詳細を見る


渋谷系のおしゃれなサウンドを出すスウェーデンのバンドと言う事で、発掘もののような存在だったカーディガンズが世界的にヒットさせた。彼等の代表作でもあり、スウェディッシュポップというものを世界に知らしめた名盤です。ジャケットのキュートな感じも信じられないくらいにポップです。このセンスはただ者ではありません。実は私はこのアルバムをジャケ買いして知ったバンドでした。

1. Carnival
2. Gordon's garden party
3. Daddy's car
4. Sick and tired
5. Tomorrow
6. Rise and shine
7. Beautiful one
8. Travelling with Charley
9. Fine
10. Celia inside
11. Hey get out of my way

大ヒットしたCarnivalこそがスウェディッシュポップここに有りという事で、これほど洗練されたネオアコはイギリスからも生まれていません。のどかな日常を描いた彼等の生活感から生まれている部分もあると思います。全曲シングルカット出来そうな曲ばかりで、このアルバムとファーストアルバムこそがカーディガンズだとも言えるくらいの名盤なのであります。アシッドジャズやネオアコをもっとポップに洗練されたアレンジに仕立てているのはハードロック大好きなメンバー達というのも変わったバンドだと思います。

このアルバムのヒットによりプロデューサーのトーレヨハンソンの名前も世界的に知られるようになります。木造のスタジオにアナログの卓、チューブのアナログコンプレッサー、リミッターなど60年代のビートルズの時代のような機器を使って、しかも90年代にも通用するようなおしゃれなサウンドを創りだしています。ちょっとひねったアレンジはニューウェイヴ的だったり、リズムはアシッドハウスだったりと、これまでの経過してきている音楽を経験した上でのこの懐かしさであります。全曲名曲と言えるくらいソングライティングの素晴らしさもイギリス勢に勝るものがあります。キュートでキッチュでラブリーでハッピーなスウェディッシュッポップの最高の名盤です。

Carnival

Gordon's garden party

Daddy's car

⇒ 続きを読む

[20090712]

EmmerdaleEmmerdale
(1997/11/21)
Cardigans

商品詳細を見る


90年代のもう一つのブームとして、スウェーデン発のスウェディッシュポップブームがあります。その火付け役であり、そのものであったのがこのカーディガンズです。内容的にはネオアコのスウェーデン版といった感じですが、プロデューサーのトーレヨハンソンのアナログ機器による録音がビートルズの頃のようなぬくもりのある質感を生み出して、とても心地良いサウンドを創っているのが最大の特徴です。

1. Sick & Tired
2. Black Letter Day
3. In The Afternoon
4. Over The Water
5. After All...
6. Cloudy Sky
7. Our Space
8. Rise & Shine
9. Celia Inside
10. Sabbath Bloody Sabbath
11. Seems Hard
12. Last Song

Sick & Tiredのようなネオアコな感じの名曲に象徴されるように、全曲愛すべき曲が詰まっています。捨て曲無しのファーストにしてこの完成度は素晴らしいです。Black Letter Dayのようなマイナーでジャジーな曲からはフレンチポップの雰囲気も感じます。ボーカル紅一点のニーナのキュートな歌声にアコースティックでファンクジャズなアレンジ、ヨハンソンによる中期ビートルズのようなジョージマーティンストリングスなど、懐かしさとぬくもりとラブリーで幸せな気分になる曲ばかりです。

又彼等はヘヴィメタの元祖ブラックサバスのファンでもあり、Sabbath Bloody Sabbathをネオアコにアレンジしてカバーしています。まさかブラックサバスの曲がこんなにもおしゃれな曲になるとは想像がつきませんでしたが、ブラックサバスファンでもあり、ネオアコも好きな私にとってはツボなのでハマってしまいました。デジタルテクノサウンドが氾濫している時期にこのアナログ卓で録られたサウンドの心地良さは格別でした。ファーストにして名盤です。

Sick & Tired

Black Letter Day

In The Afternoon

⇒ 続きを読む

[20090712]

In RainbowsIn Rainbows
(2007/12/27)
Radiohead

商品詳細を見る


2007年発売の最新作です。当初はネット販売という形式を取っていましたが、CDフォーマットでも発売されました。これまで彼等が辿ってきた道のりが全て凝縮したような最高の出来映えになっています。ファーストアルバムの頃のような疾走感、テクノな質感。メランコリックで死にそうなくらいの絶望感、全てが詰まっています。

1. 15 Step
2. Bodysnatchers
3. Nude
4. Weird Fishes/Arpeggi
5. All I Need
6. Faust Arp
7. Reckoner
8. House of Cards
9. Jigsaw Falling into Place
10. Videotape

骨組みはバンドサウンドになっていますが、ストリングスもサンプラーもシンセも必要な箇所にセンスよく配置されています。そして何よりもトムヨークの歌を最大限に聴かせる為の配慮がなされています。Radioheadの魅力が余すとこなく表現されているのです。昔からのファンも納得の作品でしょう。同時発音数は最小限に抑えられながらもバラエティに富んだ配色がなされています。これまでの実験的な試行錯誤もこのアルバムにたどり着く為の通らなければならなかった過程だという事が納得出来ます。

まだまだ現役でありますので、これからどのような発展を遂げるのか大きな期待を持たせてくれます。同時期のバンドがどんどん失速していく中、オーシャンカラーシーンとスーパーグラスとこのレディオヘッドだけがまだまだ進化していっているのは嬉しい限りです。ただシーンを大きく動かすだけの動力になっていないのが残念です。シーンは幼稚化していくばかりで、クリエイティヴな若手がなかなか育ちません。しかし、このような素晴らしい名盤がまだ出ている限り、近い将来確かな刺激を持ったバンドが出現する事を望むのみです。

15 Step

Bodysnatchers

Nude

⇒ 続きを読む

[20090712]

Hail to the ThiefHail to the Thief
(2003/06/11)
Radiohead

商品詳細を見る


アヴァンギャルドテクノを経てバンドスタイルに回帰した作品です。バンドスタイルといっても従来のものとは違い、テクノの手法は踏まえての回帰になります。つまり次のステップへと進んだ無いようになっているのです。ブラーの場合はこの過程がとても不自然だったのに対してレディオヘッド見事にこれまでの実験的なサウンドも自分達のものにして、レディオヘッドならではのオリジナリティーを確立しています。彼等が悩み苦しんだ日々は無駄ではなかったのです。

1. 2+2=5
2. Sit Down Stand Up (Snakes & Ladders)
3. Sail to the Moon (Brush the Cobwebs Out of the Sky)
4. Backdrifts (Honeymoon Is Over)
5. Go to Sleep
6. Where I End and You Begin (The Sky Is Falling In)
7. We Suck Young Blood (Your Time Is Up)
8. Gloaming (Softly Open Our Mouths in the Cold)
9. There There
10. I Will
11. Punchup at a Wedding (No No No No No No No No)
12. Myxomatosis (Judge, Jury & Executioner)
13. Scatterbrain (As Dead As Leaves)
14. Wolf at the Door

このスタイルになってからの付き合いのナイジェルゴッドリッチによるプロデュースで、バンドでの演奏ではありますが、プロツールスにぶち込んで編集するという手段がとられています。ちょうどOKコンピューターのようなバンドグルーヴによるアシッドなサウンドに類似しているかもしれません。初期の頃のドラマティックな展開により、キッドAでは排除していた感情的な部分も復活しています。

斬新な響きでありながらレディオヘッドらしさは損なわれていないという理想的な音に行き着いたと言えるでしょう。ブラーはこの点が失敗していたと思います。自分を見失っていたのです。しかしレディオヘッドは自分を見失う事無く更にその先へと進んでいく事に成功しました。もうブリットポップだの、オルタナだの、グランジだの、ポストロックだのと呼ばれる必要は無いのです。ここにあるのはまぎれも無くレディオヘッドの音が鳴っているのです。とても絶望的で鬱に鳴りそうな歌でも躍動感があり、人間の赤裸々な感情が剥き出しになっているようなロック本来の意味合いに近いものになっています。これも名盤ですね。

2+2=5

Sit Down Stand Up

Sail to the Moon

⇒ 続きを読む

[20090711]

AmnesiacAmnesiac
(2001/05/10)
Radiohead

商品詳細を見る


前作キッドAからすぐ出されたアルバムで、前作と同時期に録音されたものになります。しかし、その質感は明らかに違っています。恐らく傾向の違う楽曲を分けて二つのアルバムに仕上げたのだと思われます。苦悩した創った割には前作は私にとっては納得のいくものではありませんでした。こんなものなのかというのが正直な気持ちでした。これじゃブラーと同じだと思ったのです。しかしこのアルバムを聴いて納得しました。苦悩した末に出来上がった作品としてはこのアルバムの方がしっくり来たのです。

1. Packt like sardines in a crushd tin box
2. Pyramid song
3. Pulk/pull revolving doors
4. You and whose army?
5. I might be wrong
6. Knives out
7. Amnesiac/Morning bell
8. Dollars & cents
9. Hunting bears
10. Like spinning plates
11. Life in a glass house

Packt like sardines in a crushd tin boxで分かるように、エレクトロニカでもエスニックな音色とリズムになっています。これぞオウテカからの影響を強く感じます。その他の作品もピアノやストリングスなどを使っていてもエスニックなものをエレクトロニックに解釈した斬新な感覚に溢れています。私は前作よりもこのアルバムの方が好きです。レディオヘッドらしいメランコリックな悲壮感がよく出ていながらもアヴァンギャルドだからです。

よくこちらのアルバムの方がロック寄りだといわれていますが全然違います。ロックのように聴こえるリズムでも微妙にずれているのです。テクノサイケデリアとでも呼びましょうか、21世紀に相応しい斬新なロックの解釈だと思いたいです。しかし、これだけのスタイルを継承出来るスペックを持ったバンドが続かないのです。巷では感性が麻痺したような出来合いの音楽ばかりが溢れ、若手の感性を刺激するような作品が減少しているのが現状です。このアルバムの評価が低いのも聴き手の感性が鈍化しているからだと思います。これこそが21世紀の幕開けに相応しい名盤です。

Packt like sardines in a crushd tin box

Pyramid song

Pulk/pull revolving doors

⇒ 続きを読む

[20090711]

キッド Aキッド A
(2009/07/01)
レディオヘッド

商品詳細を見る


引き続きナイジェルゴッドリッチとの共同プロデュース作品。前作を序章とするならば、このアルバムでとうとう踏み込んではならないような世界へと突入してしまった。これまでのようなバンドスタイルでの曲創りを完全に捨てて、コンピュータエディティングで音をつないでいくという作業に没頭、全く違う作曲方法に、ブログ時代でもあり、全く作業がはかどらない日常が綴られていました。そして苦闘の末完成したのがこのアルバムなのです。

1. Everything In Its Right Place
2. Kid A
3. The National Anthem
4. How To Disappear Completely
5. Treefingers
6. Optimistic
7. In Limbo
8. Idioteque
9. Morning Bell

エレクトロニカ、ポストテクノとしてオウテカなどから影響を受けたレディオヘッドのメンバーそれぞれがコンピューターでサウンドエディティングしたものを持ち寄り、カット&ペーストで編集していき、これまでレディオヘッドが得意としてきた感情的な部分を破棄した現代音楽的なカットアップの手法を用いた信号のような音楽となっています。あくまでもこれはこのやり方の処女作であり、実験的な作品だけに成功しているのかさえも不明確なものになっています。本当にこれがやりたかったことが表現出来ているのかさえ不明です。ただ完成されたこの作品を我々は受け止める他は無いのです。

非ロックな作品になっていますが、既にこうしたエレクトロニカなスタイルもロックの一部として認識されていますので、非ロックとは言えません。2000年というプレミアムな時期にこうしたサウンドをロックバンドが奏でるという事は逆に健全な事だと思います。いつまでたっても旧態依然としてるバンドの方が非ロックなのです。断片的な言葉によるトムヨークの詩も絶望感が増しており、悲壮感漂う彼の歌声もより凄みを増しています。このアルバムも最高傑作アルバムと呼ばれていますが、私にはまだまだ過程における通過点のような作品だと思えます。

Everything In Its Right Place

Kid A

The National Anthem

⇒ 続きを読む

[20090711]

OKコンピューター(スペシャル・エディション)(完全初回限定盤)(DVD付)OKコンピューター(スペシャル・エディション)(完全初回限定盤)(DVD付)
(2009/04/01)
レディオヘッド

商品詳細を見る


ナイジェルゴッドリッチをプロデュースに迎えたサードアルバムは、レディオヘッドが新しい世界へと向かっている事を感じさせる最初の作品でした。エレクトロニカやテクノ、シューゲイザーなど、バンドサウンドとは別のものを取り入れた最初の作品です。しかし、ここではまだまだバンドの根幹は保たれているので単なる序章にしか過ぎません。まだ一般の人が聴いても理解出来る世界なだけにこのアルバムが最高傑作とされています。

1. Airbag
2. Paranoid Android
3. Subterranean Homesick Alien
4. Exit Music (For a Film)
5. Let Down
6. Karma Police
7. Fitter Happier
8. Electioneering
9. Climbing Up the Walls
10. No Surprises
11. Lucky
12. Tourist

トムヨークの病的なくらいに鬱でメランコリックなボーカルはエレクトリックで、アシッドなサウンドに見事に美しく響いています。ブラーも同じ頃に大変身していきますが、レディオヘッドもポストロック的なものを吸収しようとしていきます。このアルバムではまだ融合という形で、そのバランスが保たれているので、これまでのファンでも受け入れ易いものとなっています。トムヨークはアンクルのアルバムなどにゲスト参加したりしてサンプラーミュージックへも接近した事によってよりエスカレートしていきます。

アルバムごとに進化していくレディオヘッドは、この絶望的なくらいに孤独なテクノロジーの世界を、このアルバムでは打ち込みではなく、バンドグルーヴで表現しているはかなさがこのアルバムの美しさをより際立たせています。このアルバムはではバンドのポテンシャルで巧く表現出来ていたのですが、この先の世界へ一歩踏み出す為に苦悩の日々を過ごしていく事になります。それは自分達の存在すらも解体していくもので、その解体前の自信に満ちあふれた輝きを持ったはかないくらいの名盤となっています。

Airbag

Paranoid Android

Subterranean Homesick Alien

⇒ 続きを読む

[20090711]

ザ・ベンズ(コレクターズ・エディション)ザ・ベンズ(コレクターズ・エディション)
(2009/04/01)
レディオヘッド

商品詳細を見る


プロデュースにジョンリッキーを迎えてのセカンドアルバムは、パンクの勢いを持ったファーストアルバムから劇的に変化しています。トムヨークの歌をより際立たせる為にドラマティックでメランコリックな、かなり手の込んだアレンジになっています。アコースティックギターやストリングスを取り入れたりとバンドサウンドにこだわらない凝った内容になっています。それでいて彼等の魅力を最大限に引き出した名盤となっています。

1. Planet Telex
2. The Bends
3. High And Dry
4. Fake Plastic Trees
5. Bones
6. (Nice Dream)
7. Just
8. My Iron Lung
9. Bullet Proof ... I Wish I Was
10. Black Star
11. Sulk
12. Street Spirit (Fade Out)

オルタナな感じから、ブリットポップ勢がアメリカで苦戦している時にいち早く成功したレディオヘッドは、ブリットポップの中でも異質で、オルタナの中でも異質なのです。その彼等ならではのサウンドが早くも形になったのがこのアルバムです。希代のボーカリスト、トムヨークの歌の世界を表現する事こそがこのバンドの進むべき道だということがバンド一丸となって表現出来ています。トリプルギターという構成を活かす為にバリエーション豊かなギターサウンドが炸裂しています。

既成的なスタイルという事ではこのアルバムまでとなりますので、初期の頃の最高傑作となるでしょう。クリープとは違うレディオヘッドとしてのサウンドを固めた作品になっています。誰でも演奏出来るようなスタイルのファーストアルバムから、彼等でしか表現出来ない世界へと突き進んでいます。ギターソロだけでもかなり考えられて創られていますので、とても充実した内容になっています。この作品によりアルバムとしても世界的に大成功しました。

Planet Telex

The Bends

High And Dry

⇒ 続きを読む

[20090710]

パブロ・ハニー(スペシャル・エディション)(完全初回限定盤)(DVD付)パブロ・ハニー(スペシャル・エディション)(完全初回限定盤)(DVD付)
(2009/04/01)
レディオヘッド

商品詳細を見る


レディオヘッドはどちらかと言うとオルタナなサウンドでスタートしています。しかし時期がブリットポップとダブっていた為にブリットポップとしても紹介されていました。オックスフォード出身のバンドで、トリプルギターにトムヨークの悲しげな歌声が特徴のバンドです。このファーストではパンクの影響とオルタナ的なスタンスが荒削りながらも良くまとまった内容になっています。

1. You
2. Creep (Explicit)
3. How Do You?
4. Stop Whispering
5. Thinking About You
6. Anyone Can Play Guitar
7. Ripcord
8. Vegetable
9. Prove Yourself
10. I Can't
11. Lurgee
12. Blow Out

Creepのシングルヒットで瞬く間に時代を代表するバンドとして扱われるようになります。この曲はダウナーな曲の代表格で、当時のイギリスではこうしたダウナー(鬱)な曲が蔓延していました。イエローモンキーの球根もこの曲をネタとして創られています。これほど物悲しげな歌を歌えるボーカリストは久しくいませんでしたので、トムヨークは一躍トップボーカリストとなります。パンクな曲でのトムヨークの歌は初期の頃のU2のボノのようであります。

3人もギターがいるのかよ、というような曲ばかりですが、仲間内で結成したバンドだけにこの編成も有りなのがマッドチェスター以降のイギリスのバンドらしい所です。物悲しいくらいの歌ですが、曲の旋律はポップだったりしていますので、ブリットポップ全盛の時代でも受け入れられたのかもしれません。一番彼等のラフな部分を楽しめるという事で、このファーストアルバムが一番既成のロックに近いものになっています。この後のアルバムで彼等はもっと大化けしていく事になります。

You

Creep

How Do You

⇒ 続きを読む

[20090709]

Diamond Hoo HaDiamond Hoo Ha
(2008/02/25)
Supergrass

商品詳細を見る


2008年に出された今の所の最新作です。まだまだ若さ溢れる現役なのであります。新作が出るたびに期待以上の作品を届けてくれるスーパーグラスのこれ又素晴らしいグラムロックアルバムです。しかし、今回はグラムロックがアメリカに流出して生まれたアメリカンハードロックのような雰囲気です。今回取り付いているのはマリリンマンソンでしょうか。ルーリードやイーノのような雰囲気もあります。

1. Diamond Hoo Ha Man
2. Bad Blood
3. Rebel in You
4. When I Needed You
5. 345
6. Return of...
7. Rough Knuckles
8. Ghost of a Friend
9. Whiskey & Green Tea
10. Outside
11. Butterfly

Diamond Hoo Ha Manはグラムロックをやる時のマリリンマンソンのような感じの曲です。かなり色気のある歌い方が出来ています。いろいろと誰それに似ている感じはありますが、スーパーグラスというバンドのスタイルが固まっていっている過程のサウンドなのだと思います。まだまだ大化けする可能性を秘めています。ブリットポップの特徴としてひねくれポップな所がありますが、スーパーグラスにはひねくれている所はありません。それが一番の特徴です。ストレートに真っ向からポップであろうとしていながら古くさくなく、現在進行形で楽しめるロックを創っているという所に価値があるのです。

全てのロックの巨匠達が夢半ばで叶えられなかった理想的なロックを現代に蘇らせてくれる、彼等こそが救世主なのです。これだけ素晴らしい作品が出ているのに、それを歴史的快挙として取り上げないマスコミ退廃ぶりは目に余ります。今のロックに足りないものを全て持っている。スーパーグラスはそういうバンドなのです。とても分かり易い形でそれが明らかなのになぜ世間は黙っているのか。マイケルジャクソンの死よりも活きている彼等の業績こそ全世界に広めるべきです。最高のスーパーバンドです。

Diamond Hoo Ha Man

Bad Blood

Rebel in You

⇒ 続きを読む

[20090708]

Road to RouenRoad to Rouen
(2005/09/27)
Supergrass

商品詳細を見る


前作がT-REXだったとするならば今回はローリングストーンズです。それも中期のミックジョーンズがいた頃のグルーヴを大事にしていた時期のストーンズです。それをスーパーグラス流に料理すると更にかっこいいこの作品に仕上がっています。カントリーロックやサザンロックの影響があった時期のストーンズを更に洗練されたセンスで再構築したような素晴らしさです。

1. Tales of Endurance, Pts. 4, 5 & 6
2. St. Petersburg
3. Sad Girl
4. Roxy
5. Coffee in the Pot
6. Road to Rouen
7. Kick in the Teeth
8. Low C
9. Fin

Tales of Endurance, Pts. 4, 5 & 6はまるでスーパーグラス流悪魔を哀れむ歌です。ギャズの歌い方も今回はミックジャガーが宿っています。毎回取り付かれる元ネタが変わっている感じではありますが、こうしたおいしいとこ取りがこのブリットポップバンドの良さでもあります。再構築だからこそ元ネタよりも格好良く出来る事は、元ネタが良すぎれば良すぎるだけ難しい事ですが、それが出来るのがこのスーパーグラスなのです。そういう意味では正にスーパーグループなのです。もっと過大評価しても足りないくらいの素晴らしいバンドなのです。

インストのCoffee in the Potのようにメキシカンなアレンジもセンスの良さが現れています。あまり話題にならなかった作品ではありますが、世間は侮り過ぎです。はっきりと正直に言うならば、彼等はストーンズよりもT-REXよりもキンクスよりも、ザフーよりもカッコいいのです。その事実を認めなければロックはいつまでたっても過去にとらわれた腐った果実でしかなくなってしまいます。こんな素晴らしいバンドは近年他には見当たりません。彼等の魅力が沢山詰まった素晴らしい名盤です。ただ収録時間が少ないというところが不満でしょうか。

Tales of Endurance, Pts. 4, 5 & 6

St. Petersburg

Roxy

⇒ 続きを読む

[20090707]

Life on Other PlanetsLife on Other Planets
(2003/02/11)
Supergrass

商品詳細を見る


スーパーグラスの最高傑作アルバムだと思います。話題性が薄くなっており、新作が出てもそれほど期待されなくなっていましたが、新作を聴くたびに予想を上回る満足感を味わえるのです。そしてこのアルバムでは彼等の持ち味だった疾走感とポップセンスのバランスが見事に取れた、進むべき道にいとも簡単に上り詰めた名盤だと思います。疾走感とポップセンスをバランスよく取る為の手段はグラムロックでした。非常にグラマラスポップなアルバムであります。

1. Za
2. Rush Hour Soul
3. Seen The Light
4. Brecon Beacons
5. Can't Get Up
6. Evening Of The Day
7. Never Done Nothing Like That Before
8. Funniest Thing
9. Grace
10. La Song
11. Prophet 15
12. Run

ジャケットはモッズなデザインですが冒頭Zaでグラムロックだと認識させられます。演奏はロウ時代のデヴィッドボウイのようで、ギャズの歌い方はまるでマークボランのようです。アルバム全体を通してギャズはマークボランが取り付いたようにコークスクリューボイスで歌います。スカビートのBrecon Beacons、Evening Of The Dayはチラノザウルスレックスのようなサイケフォーク、4人組となった事でキーボードもセンスよく配置。切ないくらいの旋律でもグラマラスで豊満なロックンロールに昇華。それでいて決して淫猥にはならない軽やかさがあります。

シンセの使い方も正統派なグラムロック的使い方になっている所が素晴らしいセンスです。ブラーやオアシスには失望させられていた頃に、こうした素晴らしい作品を創り上げたスーパーグラスには救われた思いがしました。スウェードやオーシャンカラーシーンとは違うグラムロックの解釈が痛快です。売り上げではかないませんが、音楽的にはオアシスを超えた名盤だと思います。締めくくりのRunでは10CCのような美しいハーモニーを聴かせる器用さを魅せつけてくれます。実に素晴らしいアルバムです。

Za

Rush Hour Soul

Seen The Light

⇒ 続きを読む

[20090706]

SupergrassSupergrass
(2003/09/23)
Supergrass

商品詳細を見る


サードアルバムにして自らのバンド名冠したアルバムです。もう既にブリットポップが死に絶えていた時期にこのスーパーグラスのアルバムは、ブリットポップの楽しさを思い出させてくれた作品でした。しっかり準備期間を創って作曲されているだけに、これまでの勢いで創ってきた曲よりも工夫の施し方が天才的です。アルバムを出すごとに彼等の才能は開花していきます。

1. Moving
2. Your Love
3. What Went Wrong (In Your Head)
4. Beautiful People
5. Shotover Hill
6. EON
7. Mary
8. Jesus Came From Outta Space
9. Pumping On Your Stereo
10. Born Again
11. Faraway
12. Mama & Papa
13. Pumping On Your Stereo (Live From Peel Acres)
14. Sun Hits The Sky (Live From Peel Acres)
15. Mary (From Lamacq Live)
16. Richard III (Live From Peel Acres)
17. Strange Ones (Live From Peel Acres)

まず出だしのMovingにやられます。バックアレンジはネオアコのファンキーな演奏にレディオヘッドのトムヨークのような哀愁溢れる歌と旋律、そしてサビではビートポップになるという心地良さ満開の曲です。これまでの彼等のサウンドにストーンズやビートルズが持つポップさが加わり、ブリットポップバンドの中でも随一の楽しさを感じさせてくれます。

これまでサポートメンバーだったギャズの兄貴のロバートが正式にキーボードとしてメンバーにクレジットされています。キーボードが加わった事で更にポップで多彩な音楽性を披露しています。他のバンドからもその才能を認められているスーパーグラスだけに、その可能性を証明してみせた改心の一枚です。ブームと共に期待度も低くなっていましたが、このバンドはまだまだこれからなのだという事がはっきりと認識された名盤です。

Moving

Your Love

What Went Wrong

⇒ 続きを読む

[20090705]

イン・イット・フォー・ザ・マネイン・イット・フォー・ザ・マネ
(1997/03/26)
スーパーグラス

商品詳細を見る


自分達でプロデュースもするようになったセカンドアルバムです。ギャズの兄貴のロブがキーボードで参加していたり、ホーンセクションを加えたりと、シンプルだったファーストに比べるとかなり創り込んでいます。曲もしっかりソングライティングしており、今後この傾向が強くなっていきます。疾走感は失っていませんが、もうパンクとは呼べないくらいになっています。

1. In It for the Money
2. Richard III
3. Tonight
4. Late in the Day
5. G-Song
6. Sun Hits the Sky
7. Going Out
8. It's Not Me
9. Cheapskate
10. You Can See Me
11. Hollow Little Reign
12. Sometimes I Make You Sad

発売当時とはジャケットが代えられています。なぜこのジャケットなのか疑問ではありますが、彼等はよりポップになる工夫をしています。ファーストアルバムはブリットポップの全盛期に出ている為にブリットポップと呼ばれていましたが、このアルバム以降の彼等のサウンドの方がどんどんブリットポップらしい創りになっていきます。しかし、ブリットポップブームはこの辺りから失速していく事になります。

Tonightのようなひねくれポップなロックンロールが快感です。奇妙なコードリフなのですが、聴いていくうちにクセになっていきます。ベースの動きなどは中期のビートルズを連想するくらいで、コード進行もファーストの頃に比べると複雑になっています。それでもポップである事がブリットポップの真骨頂であります。ファーストのヒットがまぐれではない事を証明するには程よい感じになっています。

In It for the Money

Richard III

Tonight

⇒ 続きを読む

[20090705]

I Should CocoI Should Coco
(1995/05/15)
Supergrass

商品詳細を見る


ブリットポップ最後の切り札のようにして出てきたスーパーグラス。トリオ編成でボーカル、ギターのギャズが思いっきり猿顔なのでかなりインパクトを持って知られたバンドです。スタイルは基本ポップパンクといった所ですが、パンクの疾走感と切ないほどブリットポップしているメロディーは群を抜いています。バブルガムパンクという形容が似合っているかもしれません。

1. I'd Like to Know
2. Caught by the Fuzz
3. Mansize Rooster
4. Alright
5. Lose It
6. Lenny
7. Strange Ones
8. Sitting up Straight
9. She's So Loose
10. We're Not Supposed To
11. Time
12. Sofa (Of My Lethargy)
13. Time to Go

突如としてシングルヒットを連発してきたバンドで、前評判は上々、デビューアルバムも世界的ヒットとなりました。Caught by the Fuzz、Mansize RoosterそしてAlrightが大ヒット、彼等もモッズフィーリング満載ですが、グラムロックの狂騒、パンクロックの疾走感を持ち合わせ、ルックスも含めて憎めないポップさを持っています。この後どんどんブリットポップ化していきますが、このファーストアルバムが一番パンク小僧っぽいところがあってコミカルです。

これまでも猿顔というのはイギリスでは結構持てています。スウィート、ベイシティーローラーズなど、猿顔なのにキャーキャーいわれるのです。ですからこのバンドもルックス的には問題無し、そして曲が親しみ易いポップさを持っていますし、パンクのような硬派な感じもあり、デビュー当時から話題性抜群でした。スリーピースというソリッドでシンプルな構成がとても分かり易く、ストレートに楽しめるロックの衝動性も兼ね備えたバンドです。

I'd Like to Know

Caught by the Fuzz

Mansize Rooster

Alright

Lose It

Lenny

Strange Ones

Sitting up Straight

She's So Loose

We're Not Supposed To

Time

Sofa

Time to Go

[20090705]

On the LeylineOn the Leyline
(2007/09/04)
Ocean Colour Scene

商品詳細を見る


新しくギターとベースを補充して5人編成となったオーシャンカラーシーンの2007年に出された最新作です。これまで2年おきにアルバムを出してきていましたので、そろそろこの次のアルバムも出て来るかもしれません。5人編成となってバンドサウンドに厚みが出ていますが、基本的なスタイルは変わらず、更に活き活きとしたバイタリティを感じさせる力強い作品になっています。

1. I Told You So
2. On the Leyline, Waiting
3. For Dancers Only
4. Man in the Middle
5. I Just Got Over You
6. Go to Sea
7. These Days I'm Tired
8. You'll Never Find Me
9. Don't Get Me
10. Loneliest Girl in the Whole Wide World
11. Mr. Brown
12. Two Lovers
13. Daylight

今回もプロデューサを代えていますが、前作の延長線上にあるようなハードなギターサウンドになっています。ポールウェラーのソロ作品は渋すぎると思っている人にはこちらの方が良いでしょう。ジャムののようなモッズサウンドが今回の特徴のようです。ジャムのボーカルがジョージハリソンというのをイメージするとこのバンドになります。新作を出すたびに衰えを感じさせるオアシスとは違って、新作を出すごとに若々しいパワーを感じさせるオーシャンカラーシーンは本当に良いバンドだと思います。

まだまだ現役なのでそろそろメジャー扱いしていただけると、多少ロックシーンも盛り上がって来ると思います。これだけのバンドをメジャーレーベルが契約出来ないというのは病んでいるとしか言いようがありません。ロックやパンクなど見た目だけのバンドが多い中、本当に音楽を愛して、そしてその音楽に活力を与えられる事が出来る数少ないバンドの一つだと思います。これからの作品にも大いなる期待を持ちたいと思います。

I Told You So

On the Leyline, Waiting

For Dancers Only

⇒ 続きを読む

[20090705]

A Hyperactive Workout for the Flying Squad [12 inch Analog]A Hyperactive Workout for the Flying Squad [12 inch Analog]
(2005/03/21)
Ocean Colour Scene

商品詳細を見る


ベースのデーモンが脱退して3人となったオーシャンカラーシーン。プロデューサーを新しく代えて新たなスタートを切ったアルバムになります。確かにサウンドメイキングなどは変わっている所がありますが、基本的なモッズ好みなスタイルは変わりません。まだまだ柔軟で元気なオーシャンカラーシーンを確認する事が出来ます。

1. Everything Comes At The Right Time
2. Free My Name
3. Wah Wah
4. Drive Away
5. I Love You
6. This Day Should Last Forever
7. Move Things Over
8. Waving Not Drowning
9. Gods World
10. Another Time To Stay
11. Have You Got The Right
12. Start Of The Day
13. My Time

冒頭のEverything Comes At The Right Timeのギターサウンドがハードロックしている事にまず驚きます。ハードロックなサウンドなのに曲事事態はR&Bのポップな感じが面白いです。Free My Nameはスタイルカウンシルのようなネオアコスタイルが再びです。Wah Wahはジョージハリソンのカバーで、ボーナストラック以外でカバー曲をやるのは初めてになります。こういう曲をやると本当にジョージハリソンの声に似ている事が分かります。

前作から総体的な完成度を感じさせてくれましたが、このアルバムでも熟練ならではの演奏力と、まだまだ若々しい創作意欲が感じられて好感が持てる作品となっています。インディーレーベルからの発売なので売り上げは上がりませんし、新作が出ている事が一般的に伝わっていない状態の中、これだけの作品を創り続けている彼等には賞賛の言葉しか浮かびません。

Everything Comes At The Right Time

Free My Name

Wah Wah

⇒ 続きを読む

[20090704]

North Atlantic DriftNorth Atlantic Drift
(2003/08/19)
Ocean Colour Scene

商品詳細を見る


インディーレーベルに移籍しての作品です。ですから、ここから販売力が一気に落ちていくのですが、内容は逆に充実しています。60年代、70年代を再構築しながらも自分達のオリジナリティをついに確立したような確固たる自信に満ちあふれた作品に仕上がっています。

1. I Just Need Myself
2. Oh Collector
3. North Atlantic Drift
4. Golden Gate Bridge
5. Make the Deal
6. For Every Corner
7. On My Way
8. Second Hand Car
9. She's Been Writing
10. Song Goes On
11. When Evil Comes
12. Will You Take Her Love
13. Me, I'm Left Unsure
14. Questions
15. I Want to See the Bright Lights

これまでのボーナストラックでは打ち込みやブレイクビーツも出来る事を見せつけた彼等は、オリジナルではあくまでも生演奏ですが、サンプリングも効果的に使っています。モッズバンドとして21世紀でも通用するサウンドを追求しているようです。他のブリットポップバンドが失速する中、彼等もメインストリームからは外れていくようになりますが、クリエイティヴな意欲は失っていません。

これまで彼等が創ってきた多彩なスタイルをまとめあげたような集大成的なアルバムだと思います。もう誰かの真似をしているというより彼等のサウンドでしかない世界を創り上げたといっていいでしょう。ポールウェラーはどうもアダルトになり過ぎていきますが、彼等はいつまでも若々しいはじけた感を持続しています。全盛期に匹敵する出来映えです。

I Just Need Myself

Oh Collector

North Atlantic Drift

⇒ 続きを読む

[20090704]

Mechanical WonderMechanical Wonder
(2001/05/01)
Ocean Colour Scene

商品詳細を見る


21世紀に入ってプロデュースを代えて新たなサウンドを目指した作品です。スタイルカウンシルのようなネオアコやアシッドジャズのスタイルを取り入れて、よりモッズサウンドを追求しているようです。ただ懐かしさだけを追求するだけではなく、今を活きる、今あるべきモッズサウンドを生み出しているようです。

1. Up on the Downside
2. In My Field
3. Ball on My Boat
4. Biggest Thing
5. We Made It More
6. Give Me a Letter
7. Mechanical Wonder
8. You Are Amazing
9. If I Gave You My Heart
10. Can't Get Back to the Baseline
11. Something for Me

Up on the Downsideはもろスタイルカウンシルなナンバーで、彼等の器用さを感じさせます。In My Fieldはまるでザフーのような曲で、その後のバラード曲もザフーを連想させます。今回のアルバムのキーワードはザフーのようです。ザフーにもポップな曲があり、プログレッシヴな曲があり、ハードな曲があります。それらのフォーマットを自分達のものとし、他のブリットポップバンドが失速していくのを尻目に自分達のスタイルを押し進めています。

しかし、彼等もブリットポップブームの衰退と共に売り上げは落ちていく事になります。日本盤ではお馴染みのカバー曲はこれまでビートルズのデイトリッパーやジャムのカーネーションがありましたが、今回はザフーのエニウェイ・エニハウ・エニホエアが入っています。このカバー曲でその時の方向性がある程度見えてきます。全盛期の作品とは雰囲気が変わってきていますが、基本は変わっておらず、モッズの再興を目論む実に英国的なエッセンスに溢れています。

Up on the Downside

Biggest Thing

We Made It More

Give Me a Letter

Mechanical Wonder

If I Gave You My Heart

Can't Get Back to the Baseline

[20090704]

One from the ModernOne from the Modern
(1999/09/13)
Ocean Colour Scene

商品詳細を見る


ここまでブレンダンリンチによるプロデュース三部作はどれも英国的なジャケットが印象的で、どれも甲乙つけがたい名作ばかりです。ここまでが彼等の全盛期だといって良いでしょう。このアルバムではこれまでのサウンド以上にメッセージ性のある歌詞が特徴になっています。ポールウェラーの影響もあるのでしょうが、ブリットポップのバンドの中でも硬派な彼等らしい作品になっています。

1. Profit In Peace
2. So Low
3. I Am The News
4. No One At All
5. Families
6. Step By Step
7. July
8. Jane She Got Excavated
9. Emily Chambers
10. Soul Driver
11. The Waves
12. I Won't Get Grazed

Profit In Peaceはまるでポールウェラーのソロ作品のようなサビを持った作品です。ポールウェラーのソロアルバムではサザンロックな感じがありますが、オーシャンカラーシーンもモッズの黒人的なスタイルを押し進めていってサザンロックのようなスケールに行き着いている感じです。オーガニックなグルーヴに英国的な味付けをシンプルに施したおおらかさがあります。ファズベースがザフーのようなI Am The Newsではスタイルカウンシルでドラムを叩いていたスティーヴホワイトがタブラを叩いてモッズサイケな感じを出しています。

これに現代的なシンセによるギミックをプラスして90年代らしいサウンドに仕上げています。新しい手法によるサイケギミックは彼等のソリッドなサウンドをよりもり立てます。そこにジョージハリソンのような声のサイモンが入ってきますので、60年代のあらゆるおいしいサウンドがミックスされた幕の内弁当のような豪華さです。メロトロンも使用して正にアビーロードの続きを聴く事が出来る思いです。ファーストアルバムで造り上げようとしていた彼等の方向性がここに来て確立されたと思われます。

Profit In Peace

So Low

I Am The News

⇒ 続きを読む

BACK HOME NEXT
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ