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[20090816]

Renderers of SpiritRenderers of Spirit
(1997/02/18)
Lenny White

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Renderers of SpiritRenderers of Spirit
(1997/02/01)
Lenny White

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前作から時間を置かずに出されたアルバムです。それだけやりたい音楽が沢山あったのでしょう。今回はブラックコンテンポラリーな歌ものになっています。しかし昔と違うのはヒップホップ以降のアシッドジャズなども通過してきたリズム構成になっています。自分達がやってきたブラコンがレアグルーヴとなって、当たらし世代によって生まれ変わっている現実をしっかり把握して時代にあった新しいグルーヴを創りだしています。

1. Whew! What a Dream
2. Ho-Cake
3. Walk on By
4. Pickpocket
5. Savant
6. Sailing
7. Abyss
8. Swing Time
9. Beggin'
10. Countdown 2000
11. Dr. Jackle/Africa Talks to You

今回もメンバーは豪華で、ビクターベイリー、マイケルブレッカー、ランディーブレッカー、ジョージデューク、スタンリークラークなどそうそうたるメンバーですが、昔風の曲はありません。しっかり90年代の音になっています。アドリブの応酬などは当時のジャムバンドもかなわないくらいの、さすがはジャズ畑で鍛えられてきているだけの事はあると感心してしまいます。

歌ものもアシッドジャズ、スムーズジャズといったスタイルになっていますし、レニーホワイトの時代を読む嗅覚はたいしたものです。若い人たちが昔のフュージュンからレアグルーヴを引っ張りだしてきて、新しい感覚に創り直しているのをちゃんと理解しています。他の大物フュージュンミュージシャンが昔のままでも行けると勘違いしているのとは全然違います。昔やっていた人達の中でも、これだけ柔軟に対応出来ていたのはレニーだけではなかったのではないでしょうか。見事です。

Walk on By

Sailing

[20090816]

Present TensePresent Tense
(1995/04/18)
Lenny White

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Present TensePresent Tense
(1995/04/01)
Lenny White

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これ又コンテンポラリーな作品ではありますが、音楽的な幅が広くとられた内容になっています。カバー曲も多くあり、レニーのアレンジ力を発揮した作品になっています。豪華な参加メンバーとのセッションも聴きごたえがあります。売れ線だけではないドラマーとしての本領を発揮していると思います。

1. Thick
2. East St. Louis
3. Who Do You Love
4. Door #3
5. Sweet Tooth
6. Wolfbane
7. Tea in the Sahara
8. Dark
9. And Then You'll Know
10. By Any Means Necessary
11. Two Weeks in Another Town
12. Shadow of Lo
13. Caprice

チャッカーンが歌っているWho Do You Loveは単なるソウルミュージックではなく、いろんな民族音楽がミクスチャーされた不思議な曲です。その他にもマーカスミラー、ヴィクターベイリー、チックコリア、ジョンスコフィールド、マイケルブレッカーと久々の豪華版です。このメンツだとジャズ的な曲もやる訳で、久々に気持ちよくドラムを叩いているのが伝わってきます。

ジャマイカボーイズや他のミュージシャンとのセッションなどで活躍していたレニーホワイトが95年に出した久々のソロアルバムだけに、彼の持ち味を沢山堪能できるバラエティに富んだ作品です。もう売れ線をやる必要も無い年齢でしょうから、沢山はじけた演奏をファンは期待したいものです。それにこたえた内容だと思います。昔のハードフュージュンはありませんが、リターントゥフォーエヴァーのセルフカバーShadow of Loも入っています。

Who Do You Love

Door #3

Wolfbane

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[20090816]

AttitudeAttitude
(2005/09/13)
Lenny White

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twennynineと言うバンドで3枚のアルバムを制作したレニーホワイトが久々に出した83年のソロアルバムです。スタンリークラーク同様ブラックコンテンポラリーなスタイルに移行しています。歌ものであり、ブラックチャートでヒットしそうな曲ばかりです。

1. Attitude
2. You Bring Out the Best in Me
3. Just Say the Word
4. Ride
5. My Turn to Love You
6. Didn't Know About Love (Til I Found You)
7. Fascination
8. Tell Him (Fala Para Ele)

80年代になるとハードフュージュンは流行らなくなります。その代わりにクロスオーヴァーやAORなアレンジが主流になり、ソフロフュージュンなブラックコンテンポラリーと言うスタイルが確立されていきます。ソウル系のミュージシャンもファンクやボサノヴァを取り入れたりしてブラコンに向かっていきます。

いわゆる売れ線サウンドでドラムを叩いている訳です。ジャズフュージュンスタイルは他のプロジェクトで楽しんで、ソロアルバムでは売れ線サウンドで稼いでいたようです。フュージュンでならした腕前はこうしたかっちりしたアレンジでもスタジオミュージシャン以上の働きをする訳ですから、質の高いものになっています。既にプリンス的なリズムも取り入れている辺り抜け目がありません。

You Bring Out the Best in Me

Ride

Didn't Know About Love

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[20090816]

Adventures of Astral PiratesAdventures of Astral Pirates
(2002/09/17)
Lenny White

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アニメにする事を想定して書いたスペースアドヴェンチャーを音楽として表現したコンセプトアルバムです。このコンセプトを実現する為に起用されたプロデューサーはアルクーパーです。その結果、ジャズとロックの垣根を越えたプログレッシヴな壮大な作品として完成されました。しかしアニメにすると言う事は実現されませんでした。

1. Prelude Theme For Astral Pirates
2. Pursuit
3. Mandarin Warlords
4. The Great Pyramid
5. Universal Love
6. Remembering
7. Revelation (Astral Pirates)
8. Stew Cabbage And Galactic Beans
9. Heavy Metal Monster
10. Assault
11. Climax Theme For Astral Pirates

イエスなども聴いていたレニーホワイトは意図的にプログレ的なアレンジを用いています。そしてリターントゥフォーエヴァーのような痛快なフュージュンサウンドも、物語を語る上で重要な表現となっています。ソウルやファンクも勿論ありますが、東洋的な旋律を使う事により、雑多な宇宙の種族を表現しています。ハードロックなど、70年代を飾ったあらゆるスタイルが用いられています。

当時は評論家からは高い表現を受けませんでしたが、この壮大なスケールはレニーホワイトの経歴の中でも最高の出来映えになっていると思います。内ジャケットにはアメリカンコミック風なあらすじが書かれています。まだスターウォーズが映画化される前の作品だけに、このストーリーが活かされなかった事は残念です。シンセによるスペイシーサウンドは当たり前ですが、ドラムにリヴァースリバーブを使ってスペイシーさを表現するなど、あるクーパーの手腕もしっかり活きています。名盤です。

Budapest

[20090815]

StreamlineStreamline
(2002/09/17)
Lenny White

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チャカカーンとマーカスミラーが参加しているアルバムです。よりコンパクトになったフュージュンサウンドで、ソウルファンクなポップなスタイルも取り入れたり、ハードロックしていいたりと幅広いアプローチを行っております。ツィンリードギターなど、やりたい事が沢山あって、それを詰め込んだという印象です。

1. Struttin
2. Lady Madonna
3. 12 Bars From Mars
4. Earthlings
5. Spazmo Strikes Again
6. Time
7. Pooh Bear
8. Lockies Inspiration
9. Ill See You Soon
10. Night Games
11. Cosmic Indigo

ツィンリードギターのStruttin、12 Bars From Mars、Night Gamesはハードなフュージュンサウンドで、ハードロック的な要素も沢山入っています。チャカカーンが歌うLady Madonnaはビートルズのカバーで、ソウルファンクなアレンジがユニークです。跳ねるドラミングも跳ねないドラミングも器用に叩きこなしています。

リターントゥフォーエヴァーの最後のアルバムもポップになっていったように、時代はポップでコンパクトなラジオに適した音楽が主流になっていった時代と言うのもあって、レニーホワイトはソロアルバムでもそうした修正をしながら好きな事をやっています。スタンリーやハービーと同じような事をやっていても、この人の人間性が反映されたアルバムになっていると思います。

Funk Shuffle

[20090815]

Big CityBig City
(1999/12/14)
Lenny White

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Big CityBig City
(1999/12/14)
Lenny White

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このセカンドソロアルバムも豪華で、ブライアンオーガー、ハービーハンコック、ジェリーゴールドマン、ニールショーン、ヤンハマー、ミロスラフヴィトウス、ベニーモウピンなど、幅広く豪華なミュージシャンが参加しています。レニーホワイトは今回もプロデュースと作曲、アレンジ、しかもオーケストラアレンジまで手がけています。

1. Big City
2. Sweet Dreamer
3. Egypt (Interlude)
4. Nocturne (Interlude)
5. Rapid Transit
6. Ritmo Loco
7. Dreams Come and Go Away
8. Enchanted Pool Suite: Prelude/Pts. 1 and 2
9. And We Meet Again

今回はロックと言うよりもファンクの方の占める割合が多くなっています。ソウルフルなSweet Dreamerでは女性ボーカルに歌わせたり、EgyptやNocturneではプログレッシヴフュージュンなスタイルで、オーケストラを導入したり、Enchanted Pool Suiteでは組曲をやったりと、幅広い音楽性t器用さを発揮しています。

フュージュン的なソロの応酬など、参加ミュージシャンとのバトルも聴きものです。ハービーハンコックもはじけたピアノソロを披露しています。ロック的な思いっきりの良さが格好良くて、ハードフュージュンファンも大満足なアルバムだと思います。ドラマーとしてもしっかり主張していますが、それ以上に参加ミュージシャンに自由に演奏させている所がこのアルバムの価値を上げていると思います。レアグルーヴネタも見つけられると思います。

Sweet Dreamer

Rapid Transit

[20090815]

Venusian SummerVenusian Summer
(1999/12/14)
Lenny White

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Venusian SummerVenusian Summer
(1999/12/14)
Lenny White

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マイルスデイヴィジャズロックジャズからリターントゥフォーエヴァーのドラマーとなったレニーホワイトのファーストソロアルバムになります。まだリターントゥフォーエヴァー在籍時に出した作品ですが、リターントゥフォーエヴァーとは違ったジャズロックを展開しています。

1. Chicken-Fried Steak
2. Away Go Troubles Down the Drain
3. Venusian Summer Suite, Pts. 1 & 2
4. Prelude to Rainbow Delta
5. Mating Drive
6. Prince of the Sea

参加ミュージシャンは同じグループからアルディメオラの他、レイモンドゴメス、ラリーヤング、ラリーコリエルといった名だたるミュージシャンがバックアップしています。Chicken-Fried SteakやAway Go Troubles Down the Drainはクリームのようなロックスタイルとファンキーなスタイルを融合させたフュージュンであり、リターントゥフォーエヴァーのような洗練されたフュージュンとは違う所が逆に新鮮です。しかしPMating Driveではリターントゥフォーエヴァー的なフュージュンになっています。

タイトルのVenusian Summer Suiteは組曲になっていて、プログレッシヴで壮大なスケール感を持っています。レニーホワイトはプロデュースも作曲もアレンジもやっており、リターントゥフォーエヴァーでは出来ない事をここでぶつけている感じです。リターントゥフォーエヴァーでのドラムはモノミックスのように音が悪いため、サンプリングするならこうしたソロアルバムのほうが適しています。レアグルーヴとしても重宝する事でしょう。

Venusian Summer Suite

Mating Drive

[20090815]

The Toys of MenThe Toys of Men
(2007/10/16)
Stanley Clarke

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2007年発売の今の所の最新作アルバムです。これまでサントラを手がけてきた事がありましたが、今回は戦争をテーマとしてコンセプトアルバムとして、架空の映画に音楽をつけたようなイメージで創られています。ファンキーなチョッパープレイもありますが、ブラックコンテンポラリーではないワールドミュージック的なニュアンスを持っています。

1. Toys of Men: Draconian/Fear/Chaos/Cosmic Intervention/The Opening of th
2. Come On
3. Jerusalem
4. Back in the Woods
5. All Over Again
6. Hmm Hmm
7. Bad Asses
8. Game
9. Cancion de Sofia
10. Bajo Negro
11. Broski
12. Chteauvallon 1972
13. Bass Folk Song No. 6

タイトル曲のToys of Menは組曲になっており、最初にこのアルバムのテーマを啓示した形になります。続くCome Onはハードフュージュンファンクナンバーで、これまでに無かったくらいに凶暴で攻撃的な演奏とミキシングになっています。戦争をテーマにしているからでしょうか、イコライジングなどもこれまでに無かったくらいにとんがっています。メローな曲はとことんロマンティックなのですが、Bad Assesでのチョッパープレイもドラムも相当凶暴化しています。

老いても尚クリエイター魂は健在と言う所でしょう。若々しいくらいに攻撃的な演奏を展開しています。リターントゥフォーエヴァー時代にも無かった凶暴性です。スローナンバーでは円熟した巧さを発揮したりと素晴らしい内容です。ここに来て名盤と呼べる作品を生み出しています。流行も何も無視した上で新しさも感じられる素晴らしい出来映えです。これからも素晴らしい新作を届けてくれると期待出来ます。フュージュン界でいまだにこれだけの創作意欲を持っているのは素晴らしい事だと思います。

Come On

Jerusalem

All Over Again

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[20090814]

1, 2, To the Bass1, 2, To the Bass
(2008/02/01)
Stanley Clarke

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旧友ジョージデュークにジョーサトリアニなどが参加している2003年のアルバムです。ヒップホップ系アシッドジャズ的なアレンジになっています。この時代では既に古くさいアレンジではありますが、スタンリークラークの作品の中では進化した音楽性性になっています。まだまだ挑戦の姿勢を保っているようです。

1. 1, 2, To the Bass
2. Simply Said
3. Where Is the Love?
4. Anna (She Loves the Good Life)
5. Callabos (The Horses)
6. Just Cruizin' (En Hommage - Wes Montgomery/George Benson/Pat Martino)
7. 'Bout the Bass
8. Hair
9. Touch [Live]
10. All the Children/Todos los Nios
11. I Shall Not Be Moved
12. Shanti Peace Paz

1, 2, To the Bassではラップ入りのアシッドジャズと言う所でしょうか。ハービーハンコックも最近でもラップを入れたりしていますが、ジャズミュージシャンがこの使い古されたラップを取り入れると言うのは感心しません。Annaはこれまでスタンリーが得意としていたブラックコンテンポラリーな感じをハードディスクレコーディングにより新たな息吹を吹き込んだ感じがします。

'Bout the Bassでのヒップホップなファンクなどもスタンリーとしては新しい感じですが、2003年にはもう古くさい手法ではあります。恐らくサンプリングだと思われますが、オーケストラの使い方は巧いと思います。スタンリーのベースソロはジャズ的な部分がありますが、これがコンピューターミュージックとのコラボレートにより面白い効果も生み出しています。古くさいヒップホップなアレンジもスタンリーのミュージシャンとしての感性にフィルタリングされて、微妙に斬新だったりする所が面白いアルバムになっています。

1, 2, To the Bass

Anna

Just Cruizin'

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[20090813]

VERTU’ スタンリー・クラーク&レニー・ホワイトVERTU’ スタンリー・クラーク&レニー・ホワイト
(1999/06/09)
VERTU’

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スタンリークラークはソロ活動の他に、様々なミュージシャンとのプロジェクトをこなしてきました。そして99年に結成されたのがこのグループでした。旧友レニーホワイトの他にギターにリッチーコッツェン、キーボードに女性のレイチェルZ、そしてヴァイオリンに黒人女性のカレンブリッグスと言うメンバーです。かなり現代的えハードなフュージュンサウンドなので現代版リターントゥフォーエヴァーだとして大いに期待していたのですが、残念ながらこのアルバム1枚で終わっています。

1 V-Wave
2 On Top of the Rain
3 Anoche
4 The Call
5 Topasioes Puro Corazon, Pt. 1
6 Topasio, Pt. 2
7 Danse of the Harlequin
8 Start It Again
9 Marakesh
10 Toys

ヴァイオリンが入っているのでマハヴィシュヌオーケストラを連想してしまいますが、民族音楽的な要素は薄いです。サウンドはかなりストレートなハードロックに準じたフュージュンになっています。レニーホワイトのドラムもタイトで、あまり跳ねていません。ギターやヴァイオリンソロばかりが目立ってベースは重いだけであまり目立っていません。ウッドベースプレイはさすがに目立っていますが。

それでも全盛期のリターントゥフォーエヴァーやマハヴィシュヌが大好きな私にとっては、このバンドがこれからのジャズ界を引っ張っていったら又楽しい時代が始まるとワクワクしたものです。しかしこの方向性は流行りませんでした。そしてこのバンドも一回きりで続きはしませんでした。しかし、実力者達によるほとんどハードロックなこのサウンドはたまらないものがあります。こんなバンドがこれからも出てきてくれる事を密かに待ちわびています。

Anoche

The Call

Toys

[20090812]

At the MoviesAt the Movies
(2008/03/01)
Stanley Clarke

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スタンリークラークがこれまで手がけてきた映画音楽を、まとめて構成したアルバムになります。これまでソロアルバムにも入っていた曲もありますが、サントラでしか聴けなかった曲なども入っており、映画すら日本ではあまり知られていない作品もあったりして、スタンリーの別の一面を垣間見る事が出来ます。

1. Passenger 57 Main Title [From Passenger 57]
2. Lisa [from Passenger 57}
3. Justice's Groove [From Poetic Justice]
4. Lucky Again [From Poetic Justice]
5. Father and Son [From Boyz N the Hood]
6. Theme from Boyz N the Hood
7. Grandpa's Theme [From Little Big League]
8. Higher Learning Main Title [From Higher Learning]
9. Learning Curve [From Higher Learning]
10. Anna Mae [From What's Love Got to Do with It]
11. Capital/Naty's Theme [From Panther]
12. Meeting [From Panther]
13. Deja's Theme [From Higher Learning]
14. Black on Black Crime [From Boyz N the Hood]
15. Max's Theme [From Tap]

ほとんどの曲が打ち込み系のアレンジにスタンリーのベースやパーカッションが絡むアレンジになっています。程よくムーディーで、しっかりとしたテーマを持っていて聴き易い内容になっています。ソロアルバムでも出来の良かったJustice's Grooveなど、映画に使われるくらいなので、よくアレンジされています。90年代風の打ち込みによるアレンジはスタンリーに更なるイマジネーションを与えています。

映画自体は黒人映画が多いようで、日本ではほとんど知られていません。映画は知らなくても音楽は純粋に楽しめます。ソフトフュージュンとしても質の高い演奏ばかりです。このアルバムもオリジナルアルバムの一つに数えられているようなので、ファンとしては抑えておきたいものです。

Passenger 57 Main Title

Lisa

Justice's Groove

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[20090811]

East River DriveEast River Drive
(1993/08/24)
Stanley Clarke

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East River DriveEast River Drive
(2001/03/27)
Stanley Clarke

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様々なプロジェクトを経て、久しぶりに出されたソロアルバムです。もう93年になっていますので、録音技術も数段アップしています。これまでのどのアルバムよりも音像がしっかりしていて綺麗です。カメルーン出身のベーシスト、アマンサバルレッコやアイブラボリエルなどアフリカ系のベーシストとこらボーレートしてベースコンテンポラリーな作品になっています。

1. Justice's Groove
2. Fantasy Love
3. Zabadoobeed ? (Yabadoobeeda)
4. East River Drive
5. I'm Home Africa
6. Theme from Boyz N the Hood
7. Christmas in Rio
8. What If I Forget the Champagne
9. Never Lose Your Heart/There Lies the Passion
10. Illegal
11. "Lord of the Low Frequencies"
12. Funk Is Its Own Reward

スムーズフュージュンジャズにアフリカンなパーカッションを加えたりと、ワールドミュージック的要素も加えられています。優れたミュージシャンによる生演奏をデジタル処理する事により、深みがあり、味わい深いものになっています。アレンジセンスもよく、リバーヴ処理も的確です。ベースプレイは曲を邪魔しないような控えめな感じで、曲の良さを強調していいる所がセンスがいいと言えます。

ただ音楽を流すだけならBGMとしても聴けますが、じっくり聴き込むと大変勉強になる部分が多く、理屈無しでも楽しめますが、玄人受けも出来る内容になっています。円熟したフュージュンミュージシャンの質の高い作品として幅広く御勧め出来るアルバムです。この辺りの作品は時を経ても古くさく感じずに、いつまでも愛聴出来る素晴らしい作品が多いようです。

Justice's Groove

Fantasy Love

East River Drive

Theme from Boyz N the Hood

Funk Is Its Own Reward

[20090811]

If This Bass Could Only TalkIf This Bass Could Only Talk
(2008/04/01)
Stanley Clarke

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ジャズへ回帰し始めた頃の作品で、よりアダルトなフュージュンサウンドを創りだしています。参加ミュージシャンも豪華で、ギターのアランホールズワース、ポリスのドラマー、スチュアートコープランド、お馴染みのジョージデューク、ウェインショーター、フレディーハバードとまだコラボレートしていなかった大物と共演しています。

1. If This Bass Could Only Talk
2. Goodbye Pork Pie Hat
3. I Wanna Play for You
4. Stories to Tell
5. Funny How Time Flies (When You're Having Fun)
6. Workin' Man
7. Tradition
8. Come Take My Hand
9. Bassically Taps

チャールズミンガスのGoodbye Pork Pie Hatをカバーしたり、ベーシストでありながらミュージッククリエイターである所を存分に発揮しています。もう売れ線にこだわる事も無くなったのでしょう。実に質の高い作品に仕上げています。ベーシストである事への誇りと、音楽に対する敬愛の念が溢れています。

Stories to Tellはまるでポリスしていますし、ユーモアも忘れていません。アランホールズワースのギターも超絶的です。参加ミュージシャンが良い仕事をしてくれているのもありますが、それ以上にスタンリーも素晴らしいベースプレイを展開しています。

If This Bass Could Only Talk

Goodbye Pork Pie Hat

I Want to Play for Ya

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[20090809]

HideawayHideaway
(1990/10/25)
Stanley Clarke

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HideawayHideaway
(1997/08/01)
Stanley Clarke

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スタンリークラークバンドを継続させるのかと思いきや、歌もの売れ線路線から一変、ブラックコンテンポラリーにこだわる事無く、スムーズソフトフュージュンなアルバムを出しました。これも当時のフュージュン界では流行っていたサウンドでしたが、ここまで徹底しての変わり身の早さには驚かされます。

1. Hideaway
2. Overjoyed
3. My Love, Her Inspiration
4. Where Do We Go
5. Boys of Johnson Street
6. Old Friends
7. When It's Cold Outside
8. Listen to the Beat of Your Heart
9. Basketball
10. I'm Here to Stay

スティーヴィーワンダーのカバーOverjoyedではメロディーはピッコロベースで演奏していますが、ギターソロでは当時話題の新人スタンリージョーダンが両腕プレイを披露しています。打ち込みではない生演奏にこだわるソフトフュージュンサウンドはAORっぽいですが、ジャズの要素をしっかり受け継いだ聴きごたえのある演奏になっています。I'm Here to Stayではチョッパーベースの創始者ラリーグラハムがベースとボーカルで参加するという豪華さです。

Boys of Johnson Streetではハービーハンコックが参加するなど、いっとき忘れていたジャズフレイヴァーが復活しています。落ち着いた雰囲気でアダルトなフュージュンアルバムになっています。ソロミュージシャンとしても第一線で活躍していた最後のアルバムではないかと思います。この後は作品を出してもさほど話題になりませんでした。それだけにとても充実した内容になっていると思います。

Hideaway

Overjoyed

When It's Cold Outside

[20090809]

Find Out!Find Out!
(1990/10/25)
Stanley Clarke

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前作の勢いをそのままつなげる事無く、再び歌ものポップスに戻ってしまいます。ジャケットはまるでプリンスファミリーのようで笑えます。このアルバムではスタンリークラークバンドと名乗っており、バンドスタイルというコンセプトになっています。ブラコンと80年代アメリカンポップスが混じったようなサウンドで、これも売れせん狙いになっています。

1. Find Out Who You Are
2. What If I Should Fall in Love
3. Born in the U.S.A.
4. Sky's the Limit
5. Don't Turn the Lights Out
6. Campo Americano
7. Stereotypica
8. Psychedelic
9. My Life

前作の素晴らしいベースプレイを抑えて、打ち込みシンセベースと言うのが頂けません。ベースはリード楽器として弾いており、こういった感じをわざわざバンドとしてやる事の意味は理解出来ません。Born in the U.S.A.はブルーススプリングスティーンのラップカバーで、ブラコンの一つとしてヒップホップも捉えているようです。特に面白いアレンジでもないので当時もさほど話題になりませんでした。

サンプラーも多用しているようですが、まだまだセンスのいい使い方とは言えません。当時の黒人音楽も、プリンスやマイケルジャクソンを除くと、大体こんな感じだったので、しょうがないとは思いますが、もう少しセンスよくやってくれていれば現在でも通用するものになっていたかもしれませんが、当時、そこまで先の事を考えて音選びをしていたミュージシャンも数少なかったのでいたしかたありません。

Find Out Who You Are

Born in the U.S.A.

Don't Turn the Lights Out

[20090809]

Time ExposureTime Exposure
(1990/10/25)
Stanley Clarke

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Time ExposureTime Exposure
(1997/08/01)
Stanley Clarke

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このアルバムの特徴としてはヒップホップを取り入れた作品になっている事です。ハービーハンコックがFuture Shockでヒップホップやスクラッチを世界的に広めた後の作品だけに、その影響がもろに出ています。しかし、もっとトータルとしてスタンリーの全てが詰まった作品として私は一番好きなアルバムです。

1. Play the Bass 10
2. Are You Ready (For the Future)
3. Speedball
4. Heaven Sent You
5. Time Exposure
6. Future Shock
7. Future
8. Spacerunner
9. I Know Just How You Feel

私がこのアルバムを好きな理由にスタンリーのベーステクニックがこれまでのどのアルバムよりも前面に出ている所です。Play the Bass 10からSpeedballへとつながるヒップホップなアレンジの中で、ピッコロベース、アレンビックベースによるチョッパーの応酬が打ち込み以上に小刻みで超人的なのです。これは打ち込みでは出来ない芸当です。単なる売れ線狙いだけではない所が素晴らしい。そしてHeaven Sent Youはブラコンバラードの名曲です。これまでの曲の中でも一番いい出来だと思います。

そしてジェフベックが参加したTime Exposure、I Know Just How You Feelは当時のジェフベックのアルバム、フラッシュにスタンリーが参加したことで共通の音楽性を持っています。Future Shockはハビーハンコックの曲と同名でそのものですが、曲自体は別の曲です。ヒップホップも取り入れながら、ブラコン、ハードロック、ファンク、ソウルとスタンリーの引き出しを全開にした内容で、チョッパーテクニックも全開で凄まじい名盤です。

Play the Bass 10/Time Exposure

Future Shock

I Know Just How You Feel

[20090809]

The Clarke/Duke Project, Vol. 2The Clarke/Duke Project, Vol. 2
(1995/05/16)
The ClarkeDuke Project

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ジョージデュークとのプロジェクト第二弾アルバムになります。ここでも売れ線を狙っているのですが、80年代の一番つまらないサウンドになっています。当時は流行の音だったのでしょうが、この時代でしか通用しないような陳腐な音を平気で使っています。

1. Put It on the Line
2. Heroes
3. Try Me Baby
4. Every Reason to Smile
5. Great Danes
6. Good Times
7. You're Gonna Love It
8. Trip You in Love
9. Atlanta

打ち込みによるシンセベース、そして当時のアメリカンロックなわざとらしいギターの音。シンセドラムによるフィル、ロック、ポップス寄りになっているのですが、演奏力のあるミュージシャンがやってはいけないサウンドであります。さすがに当時でも最初のアルバムのようには売れませんでした。

はっきり言って忘れてしまっても良い作品です。80年代のアメリカものが好きな人なら聴けると思いますが、このアルバムを聴いて何かを得ると言う事は期待しない方が良いと思います。

Put It on the Line

Heroes

Great Danes

⇒ 続きを読む

[20090808]

Let Me Know YouLet Me Know You
(2006/12/05)
Stanley Clarke

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ジョージデュークとのプロジェクトの成功に気を良くしたのか、続くこのソロアルバムでも売れ線のブラコンソウルミュージックに徹しています。当時はクィンシージョーンズの手によるチャカカーンやマイケルジャクソンがアメリカでは大きな支持を受けており、スタンリーもその路線に準じた曲を書いています。

1. Straight to the Top
2. Let Me Know You
3. You Are the One for Me
4. I Just Want to Be Your Brother
5. Force of Love
6. Play the Bass
7. Secret to My Heart
8. New York City

このアルバムではカルロスサンタナがギターで参加しています。他にマイケルセンベロのAORしたギタープレイも大きな戦力になっています。どの曲もラジオでかかりそうな、売れそうな曲ばかりです。ジャケットもいかにもそれらしい感じで、とてもジャズミュージシャンとは思えません。ハービーハンコックもこのスタイルだった時期がありますが、それ以上にポップで売れそうな曲ばかりです。

いかにも80年代なコンプレッサーとノイズゲートを使ったドラムサウンドも時代を感じます。マイケルセンベロのハーフトーンギターカッティイングなど、80年代の売れ線サウンドになっています。シンセの音も当時の出始めデジタルシンセサウンドで、今聴くとかなり古い感じです。恐らくリンドラムのクラップ音がスネアに平行するアレンジなどもこの時代ならではのものです。Play the Bassで何とかベーシストのアルバムなのだと言う事を思い出させてくれます。

Let Me Know You

Force of Love

New York City

[20090808]

The Clarke/Duke Project, Vol. 1The Clarke/Duke Project, Vol. 1
(2008/03/01)
The ClarkeDuke Project

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これまでもスタンリークラークのソロアルバムに頻繁に参加していたジョージデュークとプロジェクトを組む事になりました。このプロジェクトでは数枚アルバムを出していますが、その中でもこのアルバムが一番人気があります。ジョージデュークはフランクザッパのマザーズオブインヴェンションにも参加していた経歴の持ち主で、ソウルフルなフュージュン系のキーボード奏者と言う認識で良いと思います。

1. Wild Dog
2. Louie, Louie
3. Sweet Baby
4. I Just Want to Love You
5. Never Judge a Cover by Its Book
6. Let's Get Started
7. Winners
8. Touch and Go
9. Finding My Way

スペイシーなシンセサウンドやショルダーキーボードによるギターライクなソロプレイは、ギターいらずなテクニックを持っています。このアルバムは他にバックメンバーもいますが、ほとんどのパートを2人でダビングしています。このプロジェクトの一番の特徴は当時流行っていたAOR的なブラックコンテンポラリーに特化したスタイルに徹底している所です。まるでデヴィッドフォスターがアレンジしたようなSweet Babyが大ヒットして、AORファンか高い支持を受けたアルバムであります。

スタンリーのアルバムでもこうした傾向はありましたが、どこかまだフュージュンプレイヤーとしてテクニックを重視している所があり、ここまで完全にポップ化してしまったのはプロジェクトという責任の分担化がなされた事で、ここまで売れ線な音に徹する事が出来たのでしょう。このアルバムはもうフュージュンではなく、完全にブラコンソウルミュージックであります。Louie, Louieでのとぼけたカバーなど、楽しみながら制作された感じですが、当時の流行のAOR,シンセファンクなどを完全に手玉にとり、それ以上のクォリティーをもった大ヒット作品であります。

Wild Dog

Louie, Louie

Sweet Baby

I Just Want to Love You

Never Judge a Cover by Its Book

Let's Get Started

Winners

Touch and Go

[20090808]

Rocks, Pebbles and SandRocks, Pebbles and Sand
(1991/07/02)
Stanley Clarke

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Rocks, Pebbles and SandRocks, Pebbles and Sand
(2001/03/27)
Stanley Clarke

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ロック的な部分を強調したアルバムです。いわゆるアメリカンロック的な感じですが、タイトルはロックを砕いたら小石になって更に砕いたら砂になっていくと言う事でしょうが、これはロックをより分解して料理していこうと言う趣旨でしょうか。ジェフベックは参加していませんが、ジェフベックから受けたインスピレーションは活かされていると思います。

1. Danger Street
2. All Hell Broke Loose
3. Rocks, Pebbles and Sand
4. Underestimation
5. You/Me Together
6. We Supply
7. Story of a Man a Woman, Pt. 1: She Thought I Was Stanley Clarke
8. Part 2: A Fool Again
9. Part 3: I Nearly Went Crazy (Until I Realized What Had Occurred)

何といっても圧巻はルイスジョンソンが参加したWe Supplyでのチョッパー対決です。チョッパーを最初に始めたのはラリーグラハムですが、より一般化させたのがルイスジョンソンであります。スタンリーのチョッパーも彼を手本としていた事は疑いがありません。そしてセッションマンとしても活躍していたサイモンフィリップスがドラムで参加しています。ハードロックからフュージュンまで幅広く叩けるサイモンフィリップスはこのアルバムにはぴったりの存在だったと思います。

前半は曲間にバイクのスロットル音が挿入されて疾走感を出しています。こうした作品などにより、スタンリークラークはロックファンに一番馴染みがあるフュージュンミュージシャンとして知られていきます。You/Me Togetherではソウルバラードを、Story of a Man a Womanでは組曲という従来のスタンリーらしさも残しながら、よりストリートを意識した作品を創っています。

All Hell Broke Loose

Rocks, Pebbles and Sand

You/Me Together

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[20090808]

I Wanna Play for YouI Wanna Play for You
(2008/04/01)
Stanley Clarke

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アナログ盤では2枚組で11枚がスタジオ録音で、もう1枚がライブ音源になっていました。CDでは1枚にまとめられて、後半がライブになっています。スタジオ盤ではよりソウルフルなブラックコンテンポラリーになっておりますが、アレンジ的に少々フュージュンな感じの遊びの部分もあります。

1. I Wanna Play for You
2. Just a Feeling
3. Streets of Philadelphia
4. Together Again
5. Blues for Mingus
6. Strange Weather
7. Quiet Afternoon
8. Rock & Roll Jelly
9. Jamaican Boy
10. My Greatest Hits
11. School Days
12. Hot Fun/Closing

ゲストミュージシャンもこれまでのように、ジェフベック、スティーヴガット、ジョージデュークに今回はハーヴィーメイソンやリーリトナー、スタンゲッツなど又又豪華なゲストを迎えています。タイトルのI Wanna Play for Youではトーキングモジュレーターを使って歌っていますが、これは恐らくベースを使って音程を創っています。他のベーシストでは考えもつかない事です。

曲はこれまで以上に脳天気で明るいソウルファンクになっており、明らかにジャズ以外のファンをターゲットにしています。ジャズファンよりも人口が多い分、レコード売り上げも大きく違ってきます。スタンリーの名前はより多くの人の知る所となるのです。リーリトナーのギタープレイによりクロスオーヴァーなソフトテイストもあり、ギターに負けずにベースでリードをとる発想はスタンリー独特のものです。

I Wanna Play for You

Streets of Philadelphia

Together Again

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[20090807]

Modern ManModern Man
(1994/08/19)
Stanley Clarke

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よりポップになっていくスタンリークラーク。フュージュンなテクニックはありますが、楽曲はどんどん普通のソウルファンク、R&Bになっています。ボーカルナンバーがほとんどで、普通の黒人ソウルミュージシャンのアルバム並みにポップな作品になっています。

1. Opening Statement
2. He Lives On
3. More Hot Fun
4. Slow Dance
5. Interlude a Serious Occasion
6. Got to Find My Own Place
7. Dayride
8. Interlude It's What She Didn't Say
9. Modern Man
10. Interlude a Relaxed Occasion
11. Rock & Roll Jelly
12. Closing Statement

Rock & Roll Jellyではジェフベックとカーマインアピスと共演。BBAならぬBCAになっています。ハードロックスタイルのフュージュンナンバーになっています。何とも贅沢なセッションです。ロック、ファンクなベースプレイもありながらInterludeで入って来る曲ではウッドベースに弓を使って、プログレッシヴな曲もちりばめています。又、スタンリークラークが得意にしているベースの音をオクターブ上げたチューニングによるピッコロベースも効果的に使っています。

ベースプレイヤーとしての主張もしっかりとありますが、楽曲主義というか、曲をまとめあげる為に無駄なプレイは削除している感じがします。逆にジャズ的な要素が薄くなっていますので、ジャズファンには馴染めないくらい明るい曲が多いです。完全にロックファン、ソウルファンをターゲットにしています。まるで一時期のハービーハンコックのように節操がないくらいにポピュラーミュージックに徹しています。

Slow Dance

Got to Find My Own Place

Dayride

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[20090806]

School DaysSchool Days
(2008/02/01)
Stanley Clarke

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よりソウルファンク色を強調した作品です。ジャケットからして、以下にも黒人のソウルアルバムのような感じになっています。内容的にもフュージュンではありますが、ソウルファンクでブラックコンテンポラリー的になっています。その分ロック色は後退していますが、分かり易い曲で凄い事をやっているというロックファンでも聴き易い内容になっています。

1. School Days
2. Quiet Afternoon
3. Dancer
4. Desert Song
5. Hot Fun
6. Life Is Just a Game

参加メンバーはチックコリアの他にスティーヴガット、ビリーコブハム、ジョージデューク、Desert Songでジョンマクラフリンが参加しています。タイトル曲のSchool Daysではジェフベックの参加を意識したような曲創りになっていますが、ジェフベックは参加出来ておらず、レイゴメスがギターを弾いています。ジェフベックのように音色を使い分けるという技は出来ていませんが、レイならではのギターが聴けます。

Quiet Afternoonは正にブラックコンテンポラリーなバラード曲になっています。今後こうしたポップス的な曲も得意としていきます。前作までの仰々しいまでの組曲などはやっておらず、あくまでもコンパクトに仕上げています。しかし、参加ミュージシャンが豪華なだけにアレンジの厚みはあります。Desert Songでのマクラフリンのアコースティックギターとシタールを合わせたような特注ギターがユニークではありますが、全体的にはジャズの枠組みから抜け出してポップフィールドに更に近づいた内容になっています。

School Days

Quiet Afternoon

Dancer

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[20090806]

Journey to LoveJourney to Love
(2008/02/01)
Stanley Clarke

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前作で脱リターントゥフォーエーヴァーを果たしたスタンリークラークは、このアルバムで脱フュージュンし、よりポップフィールドに近づこうとします。その象徴として参加しているのがジェフベックです。当時フュージュンギタリストとして成功していたジェフベックでしたが、ロックファンがそのリスナーでした。ですからこのジェフの参加によって、ロックファンもスタンリークラークと言う存在を意識するようになっていきます。

1. Silly Putty
2. Journey to Love
3. Hello Jeff
4. Song to John, Pt. 1
5. Song to John, Pt. 2
6. Concerto for Jazz/Rock Orchestra, Pt. 1-4

その他にジョンマクラフリンやチックコリア、ジョージデューク、スティーヴガット、レニーホワイトといったジャズ界の大物が勢揃いです。ジェフベックはタイトル曲のJourney to LoveとHello Jeffに参加しています。Journey to Loveで後半ワウワウ気味のギターのような音がありますが、これはシンセサイザーによるものです。Hello Jeffではジェフベックのソロ作品のような曲になっています。スタンリーのベースはチョッパーを多用しているせいかとても軽いです。

ファンクやソウル、ロックの要素が強く、フュージュンらしいのもありますが、いつもの組曲風なのはリターントゥフォーエヴァーの名残です。ジェフベックよりも圧巻なのはジョンマクラフリンが参加しているSong to Johnです。マクラフリンに憧れていたジェフベックでしたが、明らかにその差を見せつけられた作品になっています。スタンリーはこの作品の成功によってどんどんポップフィールドに接近する事になっていきます。

Silly Putty

Journey to Love

Hello Jeff

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[20090806]

Stanley ClarkeStanley Clarke
(2008/02/01)
Stanley Clarke

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リターントゥフォーエヴァーでチックコリアと共に不動のメンバーだったのが、このベーシスト、スタンリークラークです。前作Children of Foreverと言うアルバムはチックコリアのプロデュースでチック色が強かったのですが、このアルバムでは初めて自分でプロデュースして、グループとは違う面を主張し始めた作品になります。

1. Vulcan Princess
2. Yesterday Princess
3. Lopsy Lu
4. Power
5. Spanish Phases for Strings & Bass
6. Life Suite/Pt. 1, Pt. 2, Pt. 3, Pt. 4

メンバーはリターントゥフォーエヴァーからギターのビルコナーズが参加していますが、ドラムはマイルスやライフタイムでお馴染みのトニーウィリアムス、キーボードがマハヴィシュヌオーケストラからヤンハマー、パーカッションがアイアートモレーラになっています。大変豪華なメンバーになっています。ソロ活動でのスタンレーはよりロック寄りな作品を創り続けています。このアルバムではロック寄りではありますが、リターントゥフォーエヴァー的なフュージュンサウンドをチックコリアの趣向を除いた形にしているような内容になっています。

トニーウィリアムスはジャズ的な手数の多いプレイで、フリージャズ的な感じもあるのですが、明確なソングライティングがなされているので、フリーにはならずに、各自ソロを楽しむ程度になっています。スタンレークラークは元々ウッドベースも演奏するし、エレキベースではチョッパーも披露するなど、ファンキーでソウルフルなプレイも得意としています。その為ロックポップフィールドに近いスタンスで作品を創っています。一番ポピュラリティーなベーシストなのです。ヤンハマーとのバトルプレイなどから、後にジェフベックとも共演する事になります。

Vulcan Princess/Yesterday Princess

Yesterday Princess

Lopsy Lu

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[20090805]



リターントゥフォーエヴァーのベーシスト、スタンリークラークがグループ在籍時に出したソロアルバムです。しかしチックコリアのプロデュースにより、ほとんどリターントゥフォーエヴァー延長線上にあります。女性ボーカルなど、初期の頃のリターントゥフォーエヴァーそのものです。

1 Children of Forever
2 Unexpected Days
3 Bass Folk Song
4 Butterfly Dreams
5 Sea Journey

チックコリア、レニーホワイトなどリターントゥフォーエヴァーとほとんど同じメンバーなので致し方ありません。逆にこのアルバムもリターントゥフォーエヴァーの作品の一枚として聴くと価値があると思います。それだけスペック的にも遜色ありません。スタンリークラークはエレクトリックマイルスなどに参加していませんでしたから、彼の非凡な才能を世に知らしめる為にもこのソロアルバムが必要だったのかもしれません。

ウッドベースもエレクトリックベースも弾きこなすスタンリーは、ウッドベースもチョッパー気味に演奏したり、弓を使ったりとその多彩な演奏力でロックファンの人気も得ていく事になります。初期の頃のリターントゥフォーエヴァーからハードフュージュンへ移行する過程に存在するような作品です。

Unexpected Days

Bass Folk Song

[20090803]

That's RightThat's Right
(2007/05/08)
Victor Bailey

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よりファンク色が強くなった作品です。オマーハキムとレニーホワイトという2人のドラマーが又参加しています。そしてベニーモウピンがビルエヴァンスと共にサックスで参加しています。そして当時は大型新人として期待されていたディーンブラウンがユニークなギターを披露しています。

1. Goose Bumps
2. Knee Deep/One Nation Medley
3. Where's Paco?
4. Joey
5. Nothing But Net
6. Rope-A-Dope
7. Steamy
8. Black on the Bach
9. That's Right!

Knee Deep/One Nation Medleyでファンカデリックのカバーメドレーをやるなど、ファンク色を強めています。チョッパーベースも得意なヴィクターベイリーらしいコンテンポラリーな上質のフュージュンアルバムです。ジャズギターのようにベースを弾くバラードのJoeyなど、豊富な音楽性、そして何より難解ではない聴き易いサウンドでこれだけカッコいい曲を演奏するのはさすがです。

Goose Bumpsでの16ビートのベースラインはジャコを彷彿とさせます。何といってもオマーハキムのゴーストヒットが心地良いドラムパターンにはしびれてしまいます。このオマーハキムとベイリーとのリズムコンビネーションはジャコとアースキンに負けないくらいの最強のビートメーカーです。ウェザーリポートとは違うフュージュンで最高のものが聴きたくなったら、このアルバムを御勧めいたします。素晴らしい名盤です。

Knee Deep/One Nation Medley

at Budapest

[20090802]

Low BlowLow Blow
(2007/05/08)
Victor Bailey

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ローブローローブロー
(1999/08/25)
ヴィクター・ベイリー

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ウェザーリポート解散後に本格的にソロ活動を始めたアルバムです。自分のやりたい音楽をやらせてくれるレーメルを探していて、ドイツのESCからリリースされました。参加者はお馴染みのオマーハキム、デニスチェンバース、ビルエヴァンスなどで、ライトフュージュンにテキサスファンクのような跳ねたリズムが特徴的です。リズム構築がしっかりしているので、とてもかっこいいアルバムに仕上がっています。

1. Low Blow
2. Sweet Tooth
3. City Living
4. Do You Know Who/Continuum
5. Knee/Jerk Reaction
6. She Left Me
7. Graham Cracker
8. Baby Talk
9. Feels Like a Hug
10. Brain Teaser

ジャコパストリアスのカバーContinuumでは歌詞をつけてジャコへの思いをストレーロに歌っています。それ以外はヴィクターのオリジナルばかりです。80年代と言うのはリズムがシンプル化しており、この作品のように細かいハネ方をするリズムに飢えていました。ですからこのアルバムを聴いた時はその格好良さにしびれたものです。後にアシッドジャズでこうしたリズムは復活しますが、アシッドジャズとも違う、あくまでもフュージュンとしてのファンクネスを堪能出来ます。

どの楽器も必要な音ばかりですが、やはり中心はベースになるようにミキシングされています。ジャコパストリアスにはまだまだ及びませんが、ジャコよりも大衆的で、センスのいいベースラインを組み立てています。難解さがありませんので、多くの人が聴ける作品だと思います。とても質が高く、私にとっては名盤扱いです。もっと売れても良かった思います。ロックからジャズフュージュンを聴こうかとしている人にはお勧めの名作です。

Low Blow

Sweet Tooth

City Living

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[20090802]

Bottom's UpBottom's Up
(1990/10/25)
Victor Bailey

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Victor Bailey

ジャコの後にウェザーリポートに加入したのがこのヴィクターベイリーです。彼はジャズベースからブラックコンテンポラリーなファンキーなプレイもこなす器用なベーシストです。同時に加入したオマーハキムとのリズムコンビネーションは、ジャコとピーターアースキンが抜けたウェザーにおいて、その喪失感を感じさせないほど躍動感溢れいる演奏で、後期ウェザーを支えていました。ヴィクターはライトフュージュンなスタイルでも質の高い演奏で満足させてくれる素晴らしいプレイヤーなのであります。

1. Kid Logic
2. Joyce's Favorite
3. Miles Wows [Live]
4. 'Round Midnight
5. Bottom's Up
6. Hear the Design
7. In the Hat
8. For Wendell and Brenda

このファーストソロアルバムではデニスチェンバー、オマーハキム、同じベーシストのマーカスミラー、マイケルブレッカー、ビルエヴァンス、リチャードティーなどが参加しており、かなり幅の広い交友関係が読み取れます。ジャコやヴィトウスと比べると、天才性は無いかもしれませんが、玄人受けする腕前はコンテンポラリーな楽曲でも格好良く聴かせてくれます。天才ベーシストの陰に隠れて広く知られていませんが、フュージュン系のベースプレイヤーの中ではぴか一の存在だと思います。

私は個人的にマーカスミラーよりもこのヴィクターベイリーの方が好きです。ウェザーでの演奏も素晴らしいですが、ソロアルバムでも素晴らしい作品を残しています。ベーシストのアルバムらしい演奏もあり、ジャコとは別次元ながらベースを中心とした作品を生み出せる才能を持ったプレイヤーだと思います。

Kid Logic

For Wendell and Brenda

[20090802]

Heavy 'n JazzHeavy 'n Jazz
(1993/01/01)
Jaco Pastorius

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Heavy 'n' Jazz/Stuttgart AriaHeavy 'n' Jazz/Stuttgart Aria
(1999/06/01)
Jaco Pastorius

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ジャコの死後、残された音源を元に制作されたアルバムはいくつかありますが、その最晩年に録音されたライブアルバムになります。ギタリスト Bireli Lagreneとのライブパフォーマンスとなります。自信を無くしかけているジャコにとってはロックのカバーを演奏して客受けを狙ったような選曲が痛々しいですが、ロックファンからも親しまれ易い作品になっています。

1. Broad Way Blues
2. Bluma/Smoke on the Water
3. Medley: Purple Haze/Third Stone from the Sun/Teen Town
4. Star Spangled Banner
5. Reza
6. Honestly
7. Invitation
8. Jaco Reggae

オーネットコールマンのBroad Way Blues、ディープパープルのSmoke on the Water、ウェザーリポート時代からライブでは定番になっているジミヘンのThird Stone from the SunとPurple Haze、アメリカ国家のStar Spangled Bannerもジミヘン的な発想で演奏しています。もう創作意欲は失っていたようで、カバー曲をいかに演奏するかというセッションになっています。Bireli Lagreneが縦横無尽にギターを演奏していて、ジャコも応戦していますが、あの神がかったようなプレイは期待出来ません。ロックファンとして聴いても、何か客に媚びているような感じは否めません。

晩年、酔っては乱暴を繰り返すジャコは地元のクラブから出入り禁止になっていました。仕事にありつく為に、客演を何とかやっていました。サンタナのライブに飛び入り参加しようとして会場に行きましたが、ガードマンから入れてもらえず、泥酔してクラブに入ろうとした所をそこのガードマンともみ合いになり、頭部を強打したジャコは、打ち所が悪く、そのまま帰らぬ人となってしまいました。ジャコほどの才能があれば、引く手あまたの仕事が舞い込むはずなのですが、精神病で奇行を繰り返していた事が仇となっての悲劇に至りました。しかし、彼が残した業績はジャズに留まらず、ロックやポップス界でも多大な影響を受けています。彼も又ジャズジャイアンツの一人だったと思います。

Broad Way Blues

Teen Town

I Shot The Sheriff

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