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[20090905]

Individual ChoiceIndividual Choice
(2006/08/15)
Jean-Luc Ponty

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ジャンリュックポンティが自らシンセサイザーを駆使し、プログラミングして創ったテクノアルバムです。ミニマルなシーケンスなど、現代音楽的な手法をフュージュンに取り入れています。フュージュン系の人でここまでテクノを導入した人はいません。なぜならシーケンスに頼る必要がないくらいの演奏力を持っているからです。しかし、ポテンィは効果としてこのシーケンスを導入しています。

1. Computer Incantations For World Peace
2. Far From The Beaten Paths
3. In Spirtual Love
4. Eulogy To Oscar Romero
5. Nostalgia
6. Individual Choice
7. In Spite Of All

リズムもシンプル化しており、YMOを思わせるような旋律も出てきます。ヨーロッパ人だからこそこうしたジャンルにも入り易かったのでしょう。そして今回は再びアランホールズワースとジョージデュークが参加しています。テクノの冷淡さに無機質なホールズワースのギターサウンドがしっくり来ています。大幅なサウンド変化を魅せたアルバムですが、ジャズアルバム部門は2位という売り上げを魅せています。

ドイツ的なサウンドにポンティの旋律は巧く解け合うのです。ただ時代的にはデジタルシンセの時代になっているのに、大幅にアナログシンセを大胆に使っている所がポンティらしい所です。Computer Incantations For World Peaceのように、それまでコンピューターに支配される恐怖話が多かった中で、コンピューターが世界を平和にするというポジティヴなテーマはこの人の人間性を垣間見させてくれます。

Individual Choice
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[20090905]

Mystical AdventuresMystical Adventures
(1990/10/25)
Jean-Luc Ponty

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再び全米ジャズアルバム部門1位を獲得した作品で、久々に組曲形式を中心とした内容になっています。サウンド的にはパットメセニーなどの第二世代によるニューエイジフュージュンに近い感じになっています。サウンド的にはソフトなのにプログレのようなドラマ性を持った表現が受けたのだと思います。難しく聴こうと思えば聴けるし、何も考えなくても楽しめる良いバランスの取れた作品だと思います。

1. Mystical Adventures Suite
2. Mystical Adventures, Pt. 1
3. Mystical Adventures, Pt. 2
4. Mystical Adventures, Pt. 3
5. Mystical Adventures, Pt. 4
6. Mystical Adventures, Pt. 5
7. Rhythms of Hope
8. As
9. Final Truth
10. Final Truth, Pt. 1
11. Final Truth, Pt. 2
12. Jig

アメリカでは受けていても、日本ではそれほど注目度はありませんでした。それだけにパットメセニーが好きな人なんかにはお勧めしたい作品です。アナログシンセなども音色としてしっかり選択されている所が好感が持てます。80年代の特色としてはアフロなポリリズムをしっかり取り入れています。それでいてヨーロッパ的なファンタジー溢れる内容になっています。

ポンティのエレクトリックヴァイオリンはロバートフィリップが生み出すギターシンセサウンドのように独特の波形を持っています。音的にはソフトになってはいますが、表現力は全盛期から衰えていません。ほとんど毎年のように新作を出していたポンティでしたが、それでこのスペックを維持出来ていた事は驚異であります。古さを感じさせず、新しいニュアンスも取り入れながら生み出したポンティらしいドラマティックな名盤です。

Mystical Adventures (Part 1&2)

Mystical Adventures (Part 3)

Final Truth

⇒ 続きを読む

[20090905]

Civilized EvilCivilized Evil
(1990/09/17)
Jean-Luc Ponty

商品詳細を見る


時代は80年代に入り、本格的にソフトフュージュンし始めました。デジタルシンセによる軽い感じの和音はいかにも80年代的です。ギターの音もクロスオーヴァー的なコンプで整えられた音になっています。BGM的な軽さは昔からのファンには物足りない感じですが、時代に逆らう事無く自分の音楽性を表現しているようです。

1. Demagomania
2. In Case We Survive
3. Forms of Life
4. Peace Crusaders
5. Happy Robots
6. Shape Up Your Mind
7. Good Guys, Bad Guys
8. Once a Blue Planet

もはやザッパやマハヴィシュヌのイメージで聴いてしまうと肩すかしを食らってしまいますが、本来持っている優雅さは保っているのでポンティらしさは残っています。新しい表現法を手に入れたと言うのが正しい表現かもしれません。このソフトライトフュージュンスタイルでまだまだ売れていましたので、需要はあったのです。

アメリカナイズされたジェネシスやジェスロタルをもっとフュージュン寄りにしたようなサウンドです。つまり、これも又プログレファンでも聴ける80年代スタイルと言えます。一時期のマハヴィシュヌのような癖の強い感じが無い分広い範囲で支持層をつかめる内容になっています。昔ほどテクニックに走っていませんが、まだまだ演奏力の高さは感じられます。

Demagomania

Once a Blue Planet(1)

Once a Blue Planet(2)

[20090905]

A Taste for PassionA Taste for Passion
(1990/08/07)
Jean-Luc Ponty

商品詳細を見る


かなりサウンド的にマイルドでソフトな感じになっています。元々優雅さはありましたが、この軽い感じは明らかな変化と言えます。時代もパンクやニューウェイヴ、テクノが新しい風を生み出していました。その影響がフュージュン系に現れるのには時間がかかりますが、少なからずもコンパクトでシンプルにはなり始めています。

1. Stay with Me
2. Sunset Drive
3. Dreamy Eyes
4. Beach Girl
5. Taste for Passion
6. Life Cycles
7. Reminiscence
8. Give Us a Chance
9. Obsession
10. Farewell

時代がテクニック至上主義からラジオサイズに変わり出しましたので、ジャンリュックポンティもインプロヴィゼーションの量が減っています。似ているサウンドを探してみると当時のジェスロタルに近いでしょうか。プログレがアメリカよりになったようにポンティに音楽性も変化していったようです。

多少売り上げは落ちるようになりましたが、ここまでは全盛期と言える時期です。サウンドは軽くなって聴き易くなっていますが、プログレッシヴフュージュンな姿勢は失われていません。ただかなりシンプル化されています。ソフトフュージュンへ移行して新しい波に乗り始めています。

Stay with Me

Taste for Passion


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