1. Stand 2. Merry-Go-Round 3. My Little One 4. Pain 5. I’m Here For You 6. You’ve Got To Know 7. Hello 8. 301 9. Hungry Eyes 10. Until The End 11. Biehmen Sie Schnell 12. Mt.Fuji
ブラインドフェイスのPresence of the Lordのカバーもやっていますが、このバンドの持てるポテンシャルを最大に引き出した作品になっていると思います。サイケデリックスという最強のバンドを持てた事がこのバンドの終焉に結びついたようですが、サイケデリックスも長続きはせず、チャーはソロ活動に専念する事になります。でもライブではこのバンドはまだ終わっていません。三人集まればすぐにでも再演出来るのです。
1. Rowdy Boys 2. Come And Go 3. In Your Eyes 4. Cry Like A Baby 5. Hey Jimi 6. Do Me A Favor 7. Lady(Don’t Fade Away) 8. Livin’ In Tokyo 9. Crying Shame 10. Missing You
Rowdy BoysからCome And Goへと70年代ハードロックの王道をいくプレイが炸裂します。PINK CLOUDとは違う格好良さが浮き彫りなっています。滅茶苦茶格好いいです。In Your Eyesはドゥービーブラザースのようなアメリカンハードになっています。ジムコプリーのドラムは高めの音でチューニングされていますが、パワフルでカッコいいです。手数がワンショット多めで、8ビートも16ビートのノリを持っています。これはジョンボーナムに通じるドラミングで、最高のドラマーを得たチャーの歓喜のプレイが躍動しています。
Cry Like A Babyはいつものハードフュージュンサウンドですが、録音状態がいいのか、演奏がいいのか、PINK CLOUDの頃に比べると、音のきらめき方が違っています。英語の歌詞なので洋楽としても聴けますが、まぎれもなく邦楽のバンドなのです。日本からこれだけ世界最高水準のロックを発信された事は誇らしく思います。ユニゾンによるフィルインプレイではフュージュンやプログレのテクニックを魅せ、70年代ロックが大好きな私を歓喜させます。この作品も申し分なくロック史上に輝く名盤です。最高です。