1. ROCK OVER JAPAN 2. HAPPINESS 3. HURRY UP 4. ANGEL 5. AUTOMATIC MAN GOES 6. PEACE&LOVE 7. DREAMING BABY 8. OWE MY OWN 9. SAY!NO!!
タイトル曲のROCK OVER JAPANは第一期A.R.B.の勢いを取り戻したような構成になっています。そして控えめなシンセの効果が新しいA.R.B.なのだと分からせてくれます。HAPPINESSはシングルカットされた曲で、良い曲です。HURRY UPも初期の頃の勢いを持った曲です。ANGELは全く新しいタイプの曲で、80年代らしいシンセの刻みに生のストリングスを導入しています。
AUTOMATIC MAN GOESは80年代ポップなサビになっていますが、全体的には初期の頃のロックンロールになっています。白浜久のギターもA.R.B.スタイルに合わせて前作のようなエフェクティヴなな音色は控えめになっています。それでいてきちんとアレンジされた考え抜かれた構成になっています。まだまだ叫び続ける狂えない夜を崩していくバンドであり続けている事を主張するようなアルバムです。ライブ向きな曲が多く、全盛期を蘇らせるような納得できるような内容です。
1. 明日かもしれない(MAYBE TOMORROW) 2. 闇をぶっとばせ! 3. Deep Inside 4. あの娘はアトミック・ガール 5. AFTER ’45 6. THE WORKER 7. THE BOXER 8. 黒いギター(PASSION! NOT,FASHION!) 9. September Moonlight 10. 波止場にて 11. BLUE COLOR DANCER 12. BIG ROMANCE 13. ONE WAY TRIP (LIVE)
1. TOKYO PRISON 2. Let’s ”REVOLUTION” 3. 彼女はチャーミング 4. HIT MAN 5. ダン・ダン・ダン 6. YELLOW BLOOD 7. ONE WAY TRIP 8. HOLIDAY 9. 飲まずにいられない 10. 闘い抜くんだ! (FIGHT IT OUT!) 11. Deep Inside (IN THE CITY) 12. Deep Inside 13. Fight It Out! (LIVE)
新しい要素のファンク気味も引き継いだLet’s ”REVOLUTION”やポップなダン・ダン・ダンでのギターの音色も多彩です。ジャンジャックバーネルが参加しているのはONE WAY TRIPとFIGHT IT OUT!です。彼のベースプレイはパンクなのですが、プログレのような音色なのが浮いているのですがカッコいいのです。HIT MANのようなポップなロックンロールにおいてもギターアレンジが絶妙で、一番の名曲と言えば男のロマンチスズムをくすぐるHOLIDAYです。当時油にまみれて働いてた私にとってはテーマソングのような曲です。FIGHT IT OUT!はA.R.B.らしい鼓舞する曲です。全曲名曲と言ってもいいくらい大好きな曲だらけの名盤です。私個人としてはこれが彼等の最高傑作です。かっこいい!