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[20100213]

COYOTE(通常盤)COYOTE(通常盤)
(2007/06/13)
佐野元春

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The Hobo King Bandではなく、佐野元春を聴いて育った若い世代のミュージシャンと制作したアルバムです。2007年発売で、今の所の最新作です。コヨーテという一人の男を主人公とした架空のサウンドトラック盤と言うコンセプトで創られています。若手とのコラボレートで、かなり新鮮なくらいに若々しい演奏が聴けます。

1. part 1::星の下 路の上
2. part 1::荒地の何処かで
3. part 1::君が気高い孤独なら
4. part 1::折れた翼
5. part 1::呼吸
6. part 1::ラジオ・デイズ
7. part 2::Us
8. part 2::夜空の果てまで
9. part 2::壊れた振り子
10. part 2::世界は誰の為に
11. part 2::コヨーテ、海へ
12. part 2::黄金色の天使

音楽的にはかなりバラエティに富んでいて、アメリカンロックからネオアコ、ブリットポップとこれまでもやってきたスタイルではありますが、これまでのタッチとは全く次元が違うくらいに高い完成度の音楽を生み出しています。たっぷりと時間をかけてアルバムを出すようになるのは最近のミュージシャンには多くなっていますが、それがいい方向にいっていると思います。前作同様優しい感じのタッチを持っています。

昔みたいに言葉を吐き出すような歌い方とは違って、歌う為の言葉に変わってきているような感じがします。音楽的には今が彼の絶頂期ではないかと思えるくらい充実しています。最後には本当に映画を見終わったような感動が待っています。今までやるだけの事をやってきただけに、新しいものを創るには更に良質なものでなくては意味がありません。それが出来ていると言う事が素晴らしいと思います。サザンやミスチルのような単なる焼き増しのような音楽とは雲泥の差です。これこそが活きた音楽だと思います。名盤です。

星の下 路の上

君が気高い孤独なら

Us

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[20100213]

THE SUN (初回生産限定盤)THE SUN (初回生産限定盤)
(2004/07/21)
佐野元春 and The HOBO KING BAND

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21世紀となって、自身のレーベルDaisyMusicを発足してからの第一弾アルバムになります。The Hobo King Bandと創り上げた作品ですが、サザンロックにこだわる事無く、佐野元春らしいポップな内容になっています。月や太陽を題材として分かり易いメッセージ性も持っています。昔からのファンも楽しめる内容ですが、流石にこれまでいろんな事を経験してきた熟練の巧さが出てきており、とても気持ちのいい音楽に満ちています。

1. 月夜を往け
2. 最後の1ピース
3. 恵みの雨
4. 希望
5. 地図のない旅
6. 観覧車の夜
7. 恋しいわが家
8. 君の魂 大事な魂
9. 明日を生きよう
10. レイナ
11. 遠い声
12. DIG
13. 国のための準備
14. 太陽

初期の頃の作品には、どうしても売れてやろうという野心みたいなものを感じますが、この作品ではそうしたぎすぎすした感じが無く、純粋に音楽を愛して音楽を楽しんで生まれたよりピュアな響きがあります。肩の力が抜けた優しさと言う言葉が合っていると思います。誰かになりきろうとするのではなく、佐野元春自身の歌にやっとたどり着いたとさえ思えてきます。一言で言うとブリットポップとも言えなくも亡いですが、それだけではないような気もします。

年を取るほどにいい音楽を書けるようになると言う事は素晴らしい事だと思います。全盛期を過ぎると惰性で曲を創ってしまいがちになるのが常でありますが、佐野元春は本当に音楽が好きなんだなという想いがしっかりと伝わってきます。サザンロックからA.O.R.へと進化していったような洗練された感じもあります。ヒット曲でしか佐野元春を知らない人がほとんどだと思いますが、ここにきて佐野元春は最高の境地に達していると思います。これも名盤です。

月夜を往け

最後の1ピース

希望

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[20100213]

Stones and EggsStones and Eggs
(1999/08/25)
佐野元春降谷建志

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デビュー20周年を迎えるにあたってプライベートスタジオを作り、MacとPro Toolsを導入したデジタルレコーディング環境を作って制作されたプライベートな環境で生まれたアルバムです。ここではバックバンドを使わず、全て一人でプログラミングして制作されています。現在ではパソコンによるDTM環境でもこれだけのものが出来る訳ですが、それにしてもしっかりとバンドグルーヴが出来上がっている所は流石にプロフェッショナルです。

1. GO4
2. C’mon
3. 驚くに値しない
4. 君を失いそうさ
5. メッセージ
6. だいじょうぶ,と彼女は言った
7. エンジェル・フライ
8. 石と卵
9. シーズンズ
10. GO4 Impact

バンドスタイルにこだわっていた佐野元春でしたが、久々にデジタル環境での制作と言う事で、ヒップホップ感覚もありの、久々のポップアルバムになっています。ライブではThe Hobo King Bandと演奏する訳ですが、こうした作品を創った事により、ライブでもデジタルビートも導入するようになっていきます。デジタルビートだけではなく、バンドスタイルでのポップソングも創っています。勿論それらもパソコン上で創られているのです。

バンドと創り上げたサザンロックをやっていた反面、こうした作品も創りたいという思いはあったのでしょう。昔からのファンも楽しめる内容になっています。ただThe Hobo King Bandとやっていた作品に比べると、どうしても軽く見られがちになってしまうアルバムですが、佐野元春のこの頃の歌い方はニールヤングの影響なのか、ファルセット気味の妖しい中性的なグラマラスな存在感を持っています。グラマラスでサイケデリックといえば、ロックとしては最強の組み合わせであり、それこそが気持ちいい状態だと感覚で分かっている佐野元春はロックの申し子だと言わざるえません。

メッセージ

石と卵

[20100213]

THE BARNTHE BARN
(1997/12/01)
佐野元春 and The Hobo King Band

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バックバンド名もThe Hobo King Bandと正式に決まって、ザバンドが好きな彼らはついにザバンドの初期の頃のプロデューサーであるジョン・サイモンをプロデューサーに迎えて、ザバンドの初期の作品を録音していたウッドストックまで出向き、このアルバムをレコーディングするというフリークぶりを実らせ、前作以上にサザンロックした名盤を創り上げました。

1. 逃亡アルマジロのテーマ
2. ヤング・フォーエバー
3. 7日じゃたりない
4. マナサス
5. ヘイ・ラ・ラ
6. 風の手のひらの上
7. ドクター
8. どこにでもいる娘
9. 誰も気にしちゃいない
10. ドライブ
11. ロックンロール・ハート
12. ズッキーニ・ホーボーキングの夢

最初と最後にインスト曲を持って来るというコンセプトアルバム的な雰囲気を持っており、前作以上にザバンドや70寝台初期のサザンロックを再現しています。佐野元春の歌い方はニールヤングを思わせ、マナサスと言う曲があるように、CSN&Yあたりの感じも出しています。かなり本格的に70年代サザンロックしており、前作でも何か佐野元春が甲高い歌い方をしているなと思っていましたが、このアルバムでそれはニールヤングの真似をしているのがハッキリ分かります。

元々ボブディランが好きだった佐野元春にとって、そのバックバンドだったザバンドのような自分のバックバンドを持てた事はとても嬉しかった事だと思います。だから時代に関係なくこうしたスタイルの音楽を選択した事は素晴らしい事だと思います。流行に関係なくいいものはいいと胸を張って言える、そんな大人達による大人の為のロック。それは決して若者を寄せ付けない無いのではなく、若者にもしっかりと伝えるべきメッセージを持った内容になっています。とても良質な素晴らしい出来映えの名盤だと思います。

ヤング・フォーエバー

マナサス

誰も気にしちゃいない

[20100212]

フルーツフルーツ
(1996/07/01)
佐野元春

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新しく集めたメンバーで結成したThe Hobo King Band。当初はINTERNATIONAL HOBO KING BANDでしたが、後にThe Hobo King Bandに落ち着きました。このバンドのメンバー全員の共通点として好きなバンドがザバンドであった事によって、それではザバンドのような音楽をやろうと言う事で、方向性が定まり、佐野元春の新たな挑戦が始まりました。

1. インターナショナル・ホーボー・キング
2. 楽しい時
3. 恋人達の曳航
4. 僕にできることは
5. 天国に続く芝生の丘
6. 夏のピースハウスにて
7. ヤァ!ソウルボーイ
8. すべてうまくはいかなくても
9. 水上バスに乗って
10. 言葉にならない
11. 十代の潜水生活(アルバム・ヴァージョン)
12. メリーゴーランド
13. 経験の唄
14. 太陽だけがみえている~子供たちは大丈夫
15. 霧の中のダライラマ
16. そこにいてくれてありがとう~R.D.レインに捧ぐ
17. フルーツ~夏が来るまでには

ザバンドはサザンロックバンドであり、ニューオリンズスタイルのファンキーでダウントゥアースなサウンドが特徴で、渋いバンドであり、真似しようとしても普通は巧く行きませんが、パクリ名人の佐野元春にとって、ザバンドのようなスタイルの再現はお手の物でした。見事にザバンドのようなサザンロックをものにしています。しかし、それはパクリだけには留まらず、大人のロックともいえる素晴らしい音楽を創りだしました。夏のピースハウスにてはまるでラストワルツのようなメランコリックなインスト曲です。この辺のセンスは素晴らしいです。

全ての曲が3分台で、全17曲というボリュームです。バックメンバーが変わったと言うだけで、これだけ気分が変わるものなのだと言う事がよくわかります。カメレオンのようにどんなスタイルにも対応出来る佐野元春にとって、スタイルはどんなものでもいい訳で、それがサザンロックだと言うテーマになった時に新しい創造のイマジネーションが湧き上がったようです。楽器もオルガンやクラヴィネットなど、ザバンドを意識したものが使われており、佐野元春の感性がそこに加わるとサイケデリックなまでに気持ちのよいものになっています。大人が楽しめる素晴らしいロックです。これは名盤です。

インターナショナル・ホーボー・キング

楽しい時

すべてうまくはいかなくても

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[20100211]

The CircleThe Circle
(1993/11/10)
佐野元春

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バックバンドのHeartlandと制作した最後のアルバムに鳴ります。このアルバム発表後Heartlandと言うバックバンドは解散すると宣言します。だからなのか、前作同様バンドスタイルを重視しています。前作はロックンロールを中心としていましたが、このアルバムではリズム&ブルースやゴスペルを中心として創られています。

1. 欲望
2. トゥモロウ
3. レイン・ガール
4. ウィークリー・ニュース
5. 君を連れてゆく
6. 新しいシャツ
7. 彼女の隣人
8. ザ・サークル
9. エンジェル
10. 君がいなければ

バンドスタイルを重視している為か、前作同様オーソドックスでシンプルな内容になっています。このアルバムまでやりたい事をやり尽くしたと言う感じで、特に新しい事をやっている和kではなく、これまで創り上げてきた事を確かめるような曲創りになっています。なので、どうしても地味に聴こえてしまいます。

曲も特に際立ったものはなく、これ以上続けても何か新しいものを生み出す予感がなくなった為の解散だと思えます。それくらい刺激がなくなっています。佐野元春自身、一回リフレッシュする必要があったのでしょう。新しいバンドでは新局面を切り開いていきます。日本語ロックと言う事で新境地を開いてきた佐野元春よりも更に英語歌詞と変わらないくらいのインパクトを持った若い感性が登場してきていましたので、佐野元春流も過去のもののようになってきていたのが90年代です。

欲望

トゥモロウ

レイン・ガール

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[20100211]

Sweet16Sweet16
(1992/07/22)
佐野元春

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90年代に入り、又刺激に満ちた作品を出すようになりました。しかし以前のように世間の注目を惹き付けるほどのキャッチーな作品を創るには至っておらず、以前のようなヒットには結びつけられませんでしたが、内容的には劣っている訳ではありません。キャッチーさが足りないという贅沢な問題です。

1. ミスター・アウトサイド
2. スウィート16
3. レインボー・イン・マイ・ソウル
4. ポップチルドレン(最新マシンを手にした陽気な子供たち)
5. 廃墟の街
6. 誰かが君のドアを叩いている
7. 君のせいじゃない
8. ボヘミアン・グレイヴヤード
9. ハッピーエンド
10. ミスター・アウトサイド(リプリーズ)
11. エイジアン・フラワーズ
12. また明日…

エイジアン・フラワーズにはジュリアンレノンとオノヨーコが参加し、また明日…には矢野顕子が参加していると言う事で話題性はあります。しかし、全体的にはバンドスタイルを中心としたロックアルバムになっており、全盛期にの頃に比べると地味な印象は拭えません。ライブでは受けるような曲ばかりなので、ライブでは盛り上がるでしょうが、時代は更にデジタル化されていく中、時代と逆行していてはファンにしかアピール出来ません。

しかし、考えようによっては、80年代はあまりにも急速に時代の最先端にぶつかっていたので、こうした自分達がやりたい音楽と向き合う事はいい事だと思います。ただもっと工夫すれば面白くなれるような曲ばかりなので、もったいないような感じもしますが、このシンプルさも狙いなのでしょうから、これはこれでいいと思います。バンドロックにこだわったのはバンドブームを少しは意識していたのかもしれません。

ミスター・アウトサイド

スウィート16

レインボー・イン・マイ・ソウル

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[20100211]

Time Out!Time Out!
(1990/11/09)
佐野元春 with The Heartland

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バックバンドであるThe Heartlandとアナログレコーディグした、バンドスタイルを重視した作品です。ホーム・アルバムと呼ばれる私的な無いようになっており、これまでのように最先端の音楽を取り入れて時代と戦ってきたような作品とは違って、自分達で楽しめるような作品に仕上げています。

1. ぼくは大人になった
2. クエスチョンズ
3. 君を待っている
4. ジャスミンガール
5. サニーデイ
6. 夏の地球
7. ビッグタイム
8. 彼女が自由に踊るとき
9. 恋する男
10. ガンボ
11. 空よりも高く

自分達が楽しめる内容といっても、曲の出来はいいので、みんなで楽しめる作品だと思います。他のアルバムに比べると地味な存在で、この辺りから佐野元春の注目度は低くなっていきます。あまりにもこれまでの展開が早過ぎた為に、もう出し尽くしてしまったようになってしまったのか、一息ついたような内容になっているのですが、それだけほのぼのとして味わいのある作品になっていると思います。

流行を追ってとんがった感じにはなっていないだけで、曲自体はしっかり創られているので、ファンとしては愛着を持てるアルバムだと思います。ただ、この辺りから話題性も少なくなり、佐野元春の時代は終わったと一般的には思われるくらいに音沙汰が鳴らなくなっていきます。時代はバンドブームに入り時代のニーズからは外れていくのですが、良い曲を創り続けており、この辺の作品を抑えておく事が通と言えるのではないでしょうか。

ぼくは大人になった

クエスチョンズ

君を待っている
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[20100211]

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日(紙ジャケット仕様)ナポレオンフィッシュと泳ぐ日(紙ジャケット仕様)
(2005/12/21)
佐野元春

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デビュー当時はアメリカ志向があった佐野元春でしたが、前作からヨーロッパ志向になり、ネオアコの洗礼を受けていました。このアルバムもネオアコの影響は残っていますが、イギリスのパブロックの影響もあり、ニューウェイヴな感覚と、ラップのようなトーキングスタイルの歌唱法を融合させた独自のスタイルを生み出しています。

1. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
2. 陽気にいこうぜ
3. 雨の日のバタフライ
4. ボリビア-野性的で冴えてる連中
5. おれは最低
6. ブルーの見解
7. ジュジュ
8. 約束の橋
9. 愛のシステム
10. 雪-あぁ世界は美しい
11. 新しい航海
12. シティチャイルド
13. ふたりの理由

ネオアコの多様性を更に発展させて、単なるパクリではない独自のスタイルをつかみ始めている作品です。何々風という曲の性格はありますが、マシンガンのような言葉の羅列はラップのようですが、お経のような言葉の波からヒントを得ているそうです。ヨーロッパに向いていながらもブルーススプリングスティーンから影響を受けた歌い方は彼のスタイルになっており、これは修正していません。逆にこのやり方の方がやり易いのでしょう。

大滝詠一や山下達郎が自分のスタイルに固執しているのに対して、佐野元春は何でも吸収して自分の武器に作り替えてします柔軟性があります。そしてなりきってしまう強さもあるので、その音楽スタイルは様々に変化していますが、基本はボブディランが好きな文学青年のようです。ジュジュではその影響が強く感じられます。最初から引き出しが多い人でしたが、その引き出しの多さは更に増えてバラエティに富んだ内容になっています。

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日

ボリビア-野性的で冴えてる連中

おれは最低

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[20100210]

Cafe BohemiaCafe Bohemia
(1992/08/29)
佐野元春

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アルバムごとに音楽コンセプトを変化させていた佐野元春。このアルバムでは当時始まり始めていたネオアコを早くも取り入れたコンセプトを持った作品になっています。ネオアコースティックと言うのはフォークソングとは違って、アコースティックギターありきですが、その他の楽器はエレクトリックであり、ソウルミュージックやファンクとも融合している為に、使用するコードはテンションコードであり、ファンキーなリズムを持っていたりします。その辺の手法を忠実に取り入れながらも佐野元春ワールドを構築しています。

1. カフェ・ボヘミア(イントロダクション)
2. 冒険者たち
3. 夏草の誘い
4. カフェ・ボヘミアのテーマ
5. 奇妙な日々
6. 月と専制君主
7. ヤングブラッズ
8. 虹を追いかけて
9. インディビジュアリスト
10. 99ブルース
11. カフェ・ボヘミア(インタールード)
12. 聖なる夜に口笛吹いて
13. カフェ・ボヘミア(リプライズ)

佐野元春はパクリの名人であり、コピー能力も優れている訳で、半端な物真似では住みません、徹底して手本とする音楽を再現しながらも、それ以上の何かをしっかりと付け加えています。今回も分かり易いパクリをやっているのですが、シングルカットされたヤングブラッズはスタイルカウンシルのシャウトトゥザトップそのもののアレンジを当たり前のようにパクっています。これは流石にまずいだろうと言うくらいに真似しまくっていますが、これで問題にならないのが不思議です。

アルバムタイトルもスタイルカウンシルのカフェブリュを真似していますし、元ネタをはっきりと分かり易く提示する所も凄い所です。普通の人には出来ない芸当です。しかし彼が真似している音楽はどれもその時一番かっこいい音楽だったりするので悪いものが出来るはずはありません。ネオアコの分かり易いたとえとすれば渋谷系と呼ばれるスタイルなのですが、佐野元春がやっているのは渋谷系にはなっておらず、あくまでも佐野元春流のポップスに落ち着いている所が彼らしさと言えるでしょう。

カフェ・ボヘミア

冒険者たち

奇妙な日々

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[20100209]

VISITORS(紙ジャケット仕様)VISITORS(紙ジャケット仕様)
(2005/12/21)
佐野元春

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前作の成功により佐野元春サウンドが確立されましたが、それに安住する事無く新境地を開いた作品です。ニューヨークに1年間移り住み、そこで受けた刺激を元に制作されたアルバムです。いわゆる80年代サウンドになるのですが、打ち込みによるヒップホップの影響を受けたホワイトファンクなアレンジ。当時の最先端のサウンドを彼流に取り入れています。

1. COMPLICATION SHAKEDOWN
2. TONIGHT
3. WILD ON THE STREET
4. SUNDAY MORNING BLUE
5. VISITORS
6. SHAME-君を汚したのは誰
7. COME SHINING
8. NEW AGE

ビートニックに影響を受けた彼が得意とする散文的な歌詞をラップ風に、旋律というよりリズムに乗せた歌は、このデジタルファンクに見事にハマっています。本場ニューヨークで生活していただけあって、日本から真似したよりも本格的なデジタルファンクの手法を身につけています。いわゆる80年代特有の立体的なアレンジがしっかり出来ています。単なる付け焼き刃ではなく、しっかり自分を主張出来るまでになっています。

サンプリングにデジタルシンセ、ストラト系のファンキーなギター、ゲートリバーヴ気味のドラム。見事なくらいの80年代サウンドですが、今聴いても色褪せて聴こえないのはさすがです。前作でファンになった人にとっては馴染むのに時間がかかったかもしれませんが、MTV全盛の時代でもあり、PV戦略シングルヒットも放っています。COMPLICATION SHAKEDOWN、VISITORS、NEW AGEとテレビというメディアを通じてこの新しいサウンドも広く浸透していい来ます。

COMPLICATION SHAKEDOWN

TONIGHT

WILD ON THE STREET

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[20100208]

SOMEDAYSOMEDAY
(1992/08/29)
佐野元春

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佐野元春が持てる音楽性を全てつぎ込んで創り上げた名盤です。内容も充実しており、その完成度の高さも評価されて一気にブレイクした作品になります。このアルバムの成功で人気も確立され、カリスマ的な存在にまで上り詰めます。音楽的にも多彩で、フィルスペター、ブルーススプリングスティーン、ビートルズから山下達郎のような曲もあります。

1. シュガータイム
2. ハッピー・マン
3. ダウンタウン・ボーイ
4. 二人のバースデイ
5. 麗しのドンナ・アンナ
6. サムデイ
7. アイム・イン・ブルー
8. 真夜中に清めて
9. ヴァニティー・ファクトリー
10. Rock & Roll Night
11. サンチャイルドは僕の友達

タイトル曲のサムデイはシングルではそれほどヒットしませんでした。もう一つのシングル、ダウンタウン・ボーイのほうがヒットしました。しかし、それよりもアルバム自体が大ヒットしたのです。佐野元春らしいシュガータイムやハッピー・マン。山下達郎のようなニューソウルな二人のバースデイや麗しのドンナ・アンナ。サムデイはフィルスペクターを意識したブルーススプリングスティーンを模倣した曲ですが、この曲で言葉の16ビート化の日本語ロックが完成した曲です。当時は大きなヒットはしませんでしたが、長く売れ続けて、彼の代表曲となっています。

ヴァニティー・ファクトリーは沢田研二がバックボーカルで参加しているノリの良い曲で、一番かっこいい曲です。問題はRock & Roll Nightです。大いに盛り上がる大作なのですが、この曲はほとんどブルーススプリングスティーンのBorn To Runの中に入っている涙のサンダーロードやJUNGLELANDそのものなのです。サックスソロから何からパクりまくっています。著作権に引っかからないのかと心配になるくらいにそのものなのです。それでも一番盛り上がる曲として彼の曲になっているから恐ろしいものです。思いっきり盛り上がった後のお口直しがサンチャイルドは僕の友達です。ビートルズのブラックバードのようなアコースティック曲です。後、真夜中に清めてもビートルズの中期を思わせる曲です。しかし、この曲は良く出来た名曲です。全体的にはブルーススプリングスティーンのBorn To RunやDarkness On The Edge Of Town のパロディーと言ってもいいくらいの内容なのですが、オリジナル以上に佐野元春らしさが上回っている巧みなる名盤です。

シュガータイム

ハッピー・マン

ダウンタウン・ボーイ

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[20100207]

Heart BeatHeart Beat
(1992/08/29)
佐野元春

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この後大滝詠一とナイアガラトライアングルを出すのですが、大滝詠一的なポップ感覚を持った作品になっています。フィルスペクターやブルーススプリングスティーン的なアメリカンポップスと大滝詠一的な日本語ロックが融合していますが、それ以上に佐野元春ならではのロックセンスにより佐野元春スタイルが確立したセカンドアルバムです。

1. ガラスのジェネレーション
2. ナイト・ライフ
3. バルセロナの夜
4. イッツ・オールライト
5. 彼女
6. 悲しきレイディオ
7. グッド・ヴァイブレーション
8. 君をさがしている(朝が来るまで)
9. インタールード
10. ハート・ビート(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)

伊藤銀次とコラボレートしたりしており、大滝詠一というより山下達郎のような分数コードを使ったA.O.R.な曲も目立ってきます。その路線が好きな人からファンが増え始め、シングルヒットしたガラスのジェネレーションなどから若者の代弁者的な姿勢も見せます。こうした所から第二の佐野元春を目指して吉川晃司や尾崎豊などが売り出されるようになっていきます。ナイト・ライフやバルセロナの夜のようなメローな曲で女性ファンを増やしていきます。

まるで英語のように聴こえる日本語歌詞と言う事で、海外のロックに劣らない日本のロックと言うものは大滝詠一から始まって、佐野元春で一応完成されていきます。本当に英語歌詞のロックと差が無くなっていくのは後のイエローモンキーとミスチルが登場するまで待たなければなりませんが、佐野元春と桑田圭祐によって英語コンプレックスは解消されていく事になります。それは日本のロックにとって画期的な出来事でした。

ガラスのジェネレーション

ナイト・ライフ

バルセロナの夜

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[20100207]

BACK TO THE STREETBACK TO THE STREET
(1992/08/29)
佐野元春

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日本語歌詞のロックにおいて、桑田佳祐に次いで革命をもたらしたのがこの佐野元春です。以前ナイアガラトライアングルでも紹介しましたが、大滝詠一や山下達郎と並んで新しい感性を日本のロックにもたらしました。彼の書く歌詞は分かり易く言うと字余りになっています。正確には字余りではありません。字余りとは音符よりも言葉が多い場合になります。彼の場合は一つの音符に対して複数の言葉を当てはめます。日本語の歌の場合はこれは御法度だったのですが、英語の歌ではよくある事で、英語では一つの言葉でも二つ以上発音する場合があります。たとえばlLIFEという言葉は二つの音符に分ける事も出来ますが、一つの音符にまとめるときもあります。つまり、英語の発音のように日本語を音符に乗せる事により、英語のロックに近い表現が出来るようになったのです。このやり方は現在では当たり前になってきていますが、当時は画期的なものでした。8分音符に二つ以上の発音を乗せる事によって16ビートが生まれますので、私はこのやり方を言葉の16ビート化と呼んでいます。最近のJ-POPの中でも意図的にこういった歌詞のつけ方が目立っています。

1. 夜のスウィンガー
2. ビートでジャンプ
3. 情けない週末
4. プリーズ・ドント・テル・ミー・ア・ライ
5. グッドタイムス & バッドタイムス
6. アンジェリーナ
7. さよならベイブ
8. バッド・ガール
9. バック・トゥ・ザ・ストリート
10. ドゥ・ホワット・ユー・ライク(勝手にしなよ)

佐野元春はポップスと呼ばれる音楽は全て身に付けているような音楽マニアでありました。ラジオでDJをやっていて、英語を使った決め台詞が売りだったのですが、そのノリでアンジェリーナでプロデビューします。基本はピアニストですが、ステージではギターを弾きながら歌ったりします。ボブディランやランディーニューマン、フィルスペクターにモータウンサウンドなど幅広く身に付けていましたが、プロになるにあたり最終的に手本としたのがブルーススプリングスティーンでした。そこにはフィルスペクターもボブディランも活かされるようなスタイルがあったからでしょう。

スプリングスティーンのように字余りに聴こえる歌い方で、スプリングスティーンのように街の中の若者を描いたような歌が日本では新鮮に響き、大きく支持されるミュージシャンへと成長していきます。ギルバートオサリバンのようなグッドタイムス & バッドタイムスや美しいバラード情けない週末など、ソングライティングの腕前も素晴らしいのですが、この人は結構パクり癖があり、明らかに元ネタが分かるような分かり易いパクリをする所がありますが、洋楽の元ネタなど知らない人達にとっては関係ない事であって、佐野元春の歌こそが全てなのです。なりきると言った表現が合っていると思いますが、憧れのミュージシャンへのなりきり具合は天下一品であり、かっこいいミュージシャンになりきればその人も格好良く見える訳で、手本とするならば良いものを手本としなければならないというお手本のような人です。

夜のスウィンガー

情けない週末

グッドタイムス & バッドタイムス
⇒ 続きを読む

[20100207]

Come on SwingCome on Swing
(2009/06/22)
ジューシィ・フルーツ

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近田春をを離れて、自分達でプロデュースするようになってアルバム、27分の恋と天然カフェインを出すのですが、現在廃盤になっていて紹介出来ません。そしてラストアルバムとなったこのアルバムだけは購入可能です。自分達でプロデュースするようになってからはテクノ色は薄れて、ラテン色やジャズ風があったりと幅広くなって、それでも歌謡曲ロックは貫いております。しかし、それでヒットチャートからは離れていってしまいます。

1. Come on Swing
2. 誘・迷・愛(You May Love)
3. 萎えて女も意志をもて
4. セカンド・グッバイ
5. 気まぐれSTILL
6. SUMMER SEDUCTION
7. オ・シ・エ・テ・ア・ゲ・ル
8. 恋するプレイ・キャット A TO E (OL編)
9. 秘書地の出来事
10. 海

シングルカットされた萎えて女も意志をもてはジャズ風のアレンジで新生面を覗かせますが、流行もののような所もあったので、この頃にはほとんど注目されなくなっていき、そして解散となっていきます。それでも最後までその音楽性は常に歌謡曲的にしっかりした作曲がなされており、駄作はありませんでした。どの作品もきちんととした創りで聴き易いポップさは曲げませんでした。

動画の方は廃盤になっている分の曲ものせておきました。特にお勧めは夢見るシェルター人形です。この曲はフランスギャルのシャンソン人形のカバーなのですが、フレンチポップがこのバンドにはとてもお似合いなのです。素晴らしい選曲です。とても創られたバンドと言うイメージがありましたが、そのハマり方は見事でした。日本のポップス史には忘れられないバンドです。

萎えて女も意志をもて



恋愛スランプ
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[20100207]

パジャマ・デートパジャマ・デート
(2010/01/25)
ジューシィ・フルーツ

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近田春夫の歌謡ロック路線の影響下にあったジューシーフルーツ、グループサウンズやその時代の歌謡曲を元にしたような青春歌謡ロックにちょっとだけテクノサウンドを織り交ぜたそのスタイルは、日本人好みであり、女性ボーカルと言う事もあり、このサードアルバムまではしっかり人気を博していました。

1. パジャマ・デート
2. ふりむかないで
3. ミニスカート気分
4. 星がきれいな夜ですね
5. 渚のベンチシート
6. あの時君は小麦色
7. やっぱりアロハ
8. メルヘン月夜にキス3つ
9. レモン好きな少女
10. なぞなぞドリーミン
11. これがそうなのね仔猫ちゃん
12. 雨あがり秘密ふたつの並木路

シングルヒットはどんどんなくなってくるのですが、このアルバムまではアルバム的にも売れていました。ベンチシートシリーズも第三弾になり、渚のベンチシートではやはり、やりたい男とロマンティックな気分に浸りたい女性がちょっとだけ心を許し始めます。このシリーズはサビへの入り方やブレイクの仕方は同じパターンを使っており、まるで組曲のようです。ふりむかないではピーナッツのカバー曲で、フレンチポップ風の楽曲はこのバンドに似合っています。

ピコピコシンセサウンドにグループサウンズのようなギターとパワフルなデイストーションサウンズの使い分けが見事で、どんな世代の人が聴いても楽しめるような仕掛けがなされています。これがそうなのね仔猫ちゃんがシングルカットされ、CMにも使われていたのですが、大きなヒットにはなりませんでした。それでもポップで親しみ易い曲ばかりなので、この作品も良く出来ていると思います。聴き所がはっきりしているのも歌謡曲を手本にしているからでしょう。

ミニスカート気分

渚のベンチシート

やっぱりアロハ

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[20100206]

JUICY a la MODEJUICY a la MODE
(2009/06/22)
ジューシィ・フルーツ

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サウンドはそのままに前作のコンセプトを引き継いだセカンドアルバムです。人気が絶頂だったことで、このアルバムもヒットしました。このバンド名は映画ファントム・オブ・パラダイスに登場するバンドからつけられています。80年代は女性が社会的にも活躍し始めた頃で、このバンドで歌われている女性の本音みたいな所が共感を得ていました。

1. メロドラマごっこ
2. 母がいろいろとうるさいの
3. 睡眠不足は美容の敵
4. ベンチシート・その後
5. 夢ゆめ御用心
6. イリアの恋愛講座
7. 新・大丈夫
8. 目覚めたら11:00A.M.
9. なみだ涙のカフェテラス
10. ブーツ・ジョーク・コート
11. P.S. you love me

恋のベンチシートの続編であるベンチシート・その後では、せっかく彼氏がベンチシートの車に買い替えたのに、やっぱりクーペがいいという女心。ベンチシートじゃなきゃ嫌だと言うのは単なる断り文句だったという、男にとっては悲しくなる結末でした。シングルではなみだ涙のカフェテラスがヒットしました。歌謡曲っぽいポップさを持ったコード進行にテクノのピコピコサウンドと言うのが特徴です。

原色なファッションセンスで人畜無害なイメージを持っていながらも、玄人受けするツボを心得ているバンドです。そういう意味では大人から子供まで楽しめる存在でした。ニューウェイヴしているのにどこか懐かしく感じるのは、ここぞと言う所ではしっかりとおいしいコード進行に落ち着かせる巧みさがあります。これは近田春夫の戦略による所が大きいです。全曲ポップで楽しめるアルバムです。

ベンチシート・その後

なみだ涙のカフェテラス

[20100206]

Drink!Drink!
(2009/06/22)
ジューシィ・フルーツ

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仕掛人近田春夫が送り出したテクノポップバンド、ジューシーフルーツです。近田春夫のバックバンドだったBEEF飲めんバーに、日本初の女性だけのロックバンド、ガールズのギタリスト、イリアこと奥野敦子をボーカル、リードギターとして結成されたバンドで、テクノポップのコミカルなスタイルに女心を歌った歌詞が受けて、瞬く間に売れました。

1. あやふやアバンチュール
2. お出かけコンセプト
3. Good-bye専科
4. 恋はベンチシート
5. ビート・タイム
6. 恋愛タクティクス
7. おとめのカウントダウン
8. 雨のヒロイン
9. 燃ゆる瞳
10. ジェニーはご機嫌ななめ
11. リズム決まれば
12. そわそわストリート

デビュー曲ジェニーはご機嫌ななめが大ヒットしました。イリアの歌は猫なで声のぶりっ子な歌い方で、初期の頃のちわきまゆみのような地声無しの歌い方です。ファッションから細かい所まで近田春夫にプロデュースされたバンドでしたが、その徹底ぶりが分かり易かったのです。ジェニーはご機嫌ななめもかわいい声で歌っていますが、ギターソロでは男顔負けのプレイをしてみせるギャップがかっこ良かったのです。

もう一つの要になっている曲は恋はベンチシートで、ベンチシートと言うのは車の運転席と助手席が一つの席でつながっているものです。間に邪魔になるシフトレバーが無いので、車でのエッチには向いているのです。ですからこの歌の主人公の女の子は彼氏にベンチシートの車に乗り換えてよ、とせがむのです。当時漫才のざぼんち恋のぼんちシートと言う曲を出していたのはこの曲からパクったものです。テクノでありながらバブルガムな楽しい女性ロックバンドというイメージもあり、若い女の子からギター少年までも魅了したバンドです。

あやふやアバンチュール

お出かけコンセプト

Good-bye専科
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[20100206]

MAGIC VOX 一風堂 ERA1980-1984(DVD付)MAGIC VOX 一風堂 ERA1980-1984(DVD付)
(2006/12/20)
一風堂土屋昌巳

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ベリー・ベスト~すみれSeptember Loveベリー・ベスト~すみれSeptember Love
(1998/04/01)
土屋昌巳一風堂

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セッションミュージシャンだった土屋昌巳が結成したバンドで、当時渋谷にあったお店の名前からバンド名がつけられています。テクノニューウェイヴ系のバンドとしてデビューしたのですが、ファーストアルバムではデヴィッドボウイなどのビジュアル系から発展していったニューウェイヴなサウンドがかっこ良かったです。全てのアルバムを紹介したい所ですが、オリジナルアルバムはどうも廃盤のようで、ベストアルバムしかありません。

途中でイギリスのバンドJAPANのラストツアーにギターとして招集された土屋昌巳は期待以上のプレーでイギリスでは有名になったおかげで、現在は結婚してイギリスに住んで活動しています。JAPANとのツアーから帰ってきた土屋昌巳が持ち帰ったサウンドはシンセを中心としたテクノ系のサウンドが強くなり、すみれ September Loveという大ヒット曲を生み出す事になります。それ以降はエレクトロニカでポップな曲が多くなっていきます。土屋昌巳の外タープ例は多彩ですが、日本で唯一ロバートフィリップの音を出せるギタリストだと思います。

しかしこのバンドが一番かっこ良かったのはファーストアルバムのNORMALです。ヴィジュアル系で新しさも感じさせ、これからのロックのあるべき姿を提示してみせたと思います。今聴くとそうでもないですが、当時はカルチャーショック的なくらいに衝撃的でした。パンクやニューウェイヴの波が押し寄せていたのは知っていましたが、それがどういうものなのかと言うのはこのバンドが一番感じさせてくれたのを憶えています。とにかく格好良くて、ギターも斬新に感じました。今では普通かもしれませんが、明らかにそれまでのロックとは違っていたのです。すみれ September Loveばかりが有名になってしまっていますが、ファーストアルバムこそが日本のロック史に残る名盤だと思います。

電気人形

NEU

ラジオ・ファンタジー
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[20100206]

PERSPECTIVEPERSPECTIVE
(1994/09/25)
P-MODEL

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カルカドル(紙ジャケット仕様)カルカドル(紙ジャケット仕様)
(2007/07/25)
P-MODEL

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ポプリ(紙ジャケット仕様)ポプリ(紙ジャケット仕様)
(2003/12/20)
P-MODEL

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日本のテクノポップは以前紹介していましたが、今回はその代表としてP-MODELを紹介いたします。70年代後半から80年代にかけて日本初のテクノポップが世界を席巻していました。その代表格はY.M.O.とプラスティックスですが、日本ではこのP-MODELはヒカシューなどと並んでアヴァンギャルドテクノポップなスタイルで人気を得ていました。ギター系のテクノバンドで、DEVOのような感じで、アナログシンセのピコピコサウンドが絡んだユニークなサウンドです。

元々はプログレバンドのマンドレイクを母体としていて、プログレから発展してテクノに至っているので、かなりひねくれたサウンドになっています。ギターとボーカルの平沢進を中心としたバンドで、最終的には平沢進の一人ユニットで機能していました。サンプラーなども早くから導入して独特なサウンドを生み出していました。最近もテクノがリバイバルされていますが、このバンドの影響力もかなり強いと思います。

一度解散して分裂したのですが、平沢進が何度かユニット的に復活させていました。言葉を切り捨てるようなフレージングしている歌詞が特徴で、文学的な言葉を切り刻んだような言い回しで抽象的でシュールな世界観を持っています。テクノニューウェイヴの大きなムーヴメントを日本でも盛んに盛り上げていた張本人達であります。プログレは大げさな表現からテクノのシンプルでデジタルなフォーマットへと変換されていたのがこの時期です。

美術館で会った人だろ

KAMEARI POP

ミサイル

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[20100205]

JAPANIK(紙ジャケット仕様)JAPANIK(紙ジャケット仕様)
(2009/12/16)
SHEENA & THE ROKKETS

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2006年にSHEENA & the ROKKETS IN U.S.Aというアメリカ向けのアルバムを出して、再びアメリカをターゲットにしていました。そして2008年に出されたこの久々のアルバムは今の所最新盤になります。アメリカをターゲットにして力んでいるようにも感じる作品で、再びパンク色を前面に出しています。その為曲の出来映えとしてはいまいちです。

1. プラネット・ギター
2. ジャパニック
3. アイ・キャント・ゲット・アクロス・トゥ・ユー
4. エンプティ・ベッド
5. オー・ロンリーボーイ
6. 恋のメニュー
7. 形見のネックレス
8. ホワット・ア・ワンダフル・ワールド
9. 挑戦状~ディピント・ホップ~
10. マイ・ウェイ
11. ジョニー・ビー・グッド
12. ポン・ポン蒸気

ハードロック路線の方がかっこ良かったのですが、どういう戦略か分かりませんが、パンク的な荒々しさを良しとしたアルバムです。その結果曲の完成度は低くなっています。ラフな感じで弾きまくるといったスタイルがあちらには受けると思ったのでしょうか、しかしながらそれほど売れた訳でもありません。ジョニー・ビー・グッドはチャックベリーのカバー曲で、マイ・ウェイはフランクシナトラの曲ですが、ここではシドヴィシャスのアレンジを用いています。ホワット・ア・ワンダフル・ワールドはルイアームストロングのカバーです。

I Can't Get Across To Youはウィルコジョンソンが提供した曲で、オー・ロンリーボーイは高橋幸宏が提供した曲です。Pom Pom 蒸気は細野晴臣のカバーで、ジャムセッションしています。曲が良ければこのスタイルも良かったのでしょうが、曲作りがおざなりになっています。それでもまだまだ現役ですので、これからもどんどん作品を提供してくれると思います。これからもいい作品を期待したいと思います。

Johnny B.goode

Fujiyama Mama

Baby Please Don't Go

[20100204]

ROCK THE ROCK(紙ジャケット仕様)ROCK THE ROCK(紙ジャケット仕様)
(2009/12/16)
SHEENA & THE ROKKETS

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又、3年のインターバルをとって2000年に発売されたアルバムです。前作同様サイケで妖艶なロックになっています。サザンロックのようなファンキーに跳ねるロックになっています。ソウルとハードロックが融合したえも言われぬ格好良さがあります。アップテンポの曲は少なく、8ビートを跳ねさせて16ビートにした70年代の一番おいしいところを取り入れてます。

1. ジャングル・オブ・ラブ
2. ロッキー・ロード
3. 天国はあるけど天国には誰もいない
4. バキューム・トラック
5. ウー・メリー・クリスマス
6. アイ・ウォナ・ビー・ラブド
7. うそつき人間
8. アイ・キャント・キープ・フロム・クライン・サムタイムズ
9. テル・ミー
10. サーチ・ドッグ
11. メイビー

ジャングル・オブ・ラブのギターリフはツェッペリンの胸いっぱいのの愛ををパクっていますが、これが様になっているのです。ジェイムスブラウンが女になってハードロックをしているような図式です。めっちゃカッコいいです。ロッキー・ロードはカントリーロックをやっているボブディランを思わせます。全体的にサザンロックをやっているブリティッシュハードロックの再構築と言えるでしょう。

テル・ミーはストーンズのデビュー曲のカバーです。シーナの歌い方は肉食系、つまりジャケットのような女豹を思わせます。渋みを格好良さを手に入れた熟練のロックバンドへと成長しています。年をとってもかっこいいギター小僧は健在で、一時期のハイスピードな演奏をやっていない事が逆に新鮮で渋いのです。もうパンクでもロックンロールでもなくハードロックになっており、いい年の取り方をしていると思います。

The Jungle Of Love

Rocky Road

天国はあるけれど天国には誰もいない
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[20100203]

@ heart(紙ジャケット仕様)@ heart(紙ジャケット仕様)
(2009/12/16)
SHEENA & THE ROKKETS

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前作から3年というインターバルをとって出されたアルバムです。ベースが抜けたので、元ザ・ロッカーズの穴井仁吉がゲストでベースを弾いています。ノリノリのロックンロールもありますが、全体的にはサイケでエモーショナルな曲が目立ちます。シーナだけのセクシャルさだけではなく、バンド自体がセクシャルなグルーヴを生み出しています。ですからこれまでの彼等のアルバムとはちょっと性格が違っていると思います。

1. トレイン・トレイン
2. ハーレム・シャッフル
3. インターネット・キス
4. マコト・イズ・マイ・ラブ
5. キッチン・パニック
6. オールズモービル・ロック
7. ノーバディ・ラブス・ミー
8. シンク
9. インディアン・ハート
10. ノット・フェイド・アウェイ
11. ビューティフル

ハーレム・シャッフルはミックジャガーとセヴィッドボウイがカバーしたBob&Earlの曲のカバーです。ノット・フェイド・アウェイはストーンズのカバー曲で、ボディドリーリズムを持った曲です。日本公演のオープニングに使われていました。カバー曲の出来映えがいいのがこのバンドの特徴でもありますが、その中でも最高の出来がジェームスブラウンのシンクです。ホーンのパートをギターで演奏しているのがとてもカッコいいです。以前もアイガッタユーをカバーしていましたが、ジェイムスブラウンの曲は結構彼らに似合います。

オープニングのトレイン・トレインからして妖艶です。ドクタージョンのブードゥーな妖しさがあります。インターネット・キスは彼等の最後のシングル曲で、それ以降はシングルを出していません。かなり力の抜けた感じが、逆に不思議な味わいを創っています。いつまでもロックンロールしていてもいいのですが、こうした年相応な感じを出しても文句は言いません。逆に新鮮で心地良いのです。

INTERNET KISS

[20100202]

ROCK ON BABY(紙ジャケット仕様)ROCK ON BABY(紙ジャケット仕様)
(2009/12/16)
SHEENA & THE ROKKETS

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メンバーに若手を起用して更にパワーアップしたシーナ&ザ・ロケッツ。ギターも入れてツィンギターになっています。ストーンズのようにルーズなのに勢いがあるギターリフが痛快です。全曲ロンドンレコーディングと言う事で、かなりテンションの上がった演奏になっています。

1. 突然 雨が降ると
2. あなたの匂い
3. 淫象派
4. ミステイク
5. ロックの好きなベイビー抱いて
6. ストリート・シンガー
7. ガキ
8. 夏の終わりのロック
9. ミス・トパーズ
10. 魔法使いの娘

鮎川誠が創った曲に全曲阿久悠が作詞しています。なのに歌謡曲していないのが面白いです。淫象派はディランのライクアローリングストーンのコード進行をそのまま使っているのもご愛嬌です。このバンドは元ネタがハッキリ分かるので、一歩間違えればパクリで訴えられかねないのですが、レモンティーの頃からこのバンドはこのやリ方で人気を得ているので、ファンとしては慣れてきてしまっています。

カバー曲でのテンションが以上に盛り上がるバンドですので、下手にひねくるよりもストレートにパクった方が痛快なのです。往年のロックファンには楽しい作品ですし、若いロックファンでも十分楽しめる内容だと思います。そんなロック作品に阿久悠が書いた歌詞もユニークです。ロックの好きなベイビー抱いてのように、シーナや彼等の生き様をしっかり見つめた上での物語を書いています。ギミック無しのストレートなロックが好感が持てます。

突然 雨が降ると

ロックの好きなベイビー抱いて

[20100201]

HA!HA!HA! HARD DRUG(紙ジャケット仕様)HA!HA!HA! HARD DRUG(紙ジャケット仕様)
(2009/12/16)
SHEENA & THE ROKKETS

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またしてもシーナのどアップジャケット。しかし今回はしっかりメイキャップしています。曲はこれまで以上にビートポップしています。キンクスや初期の頃のプリティーシングスのような感じの曲が多いです。と言うよりもDr.フィールグッドのようなパブロック色が更に強調されている感じです。

1. 自由が欲しい
2. (ハ!ハ!ハ!)ハード・ドラッグ
3. 島の女のロック
4. キル・ミー・ベイビー
5. マフィアのパパ
6. おかえりベイビー
7. 涙と星と瞳の中の小さな虹
8. セクシー・ライダー
9. ロックンロール・シスター
10. 長者番付
11. フランケンシュタインと花嫁
12. アイ・ライク・ザット

シンプルなギターリフにセクシャルなシーナの歌。もうこれだけで間違いありません。ベースの浅田孟はARBに参加する為に脱退、ドラムの川島一秀も脱退しています。この頃のバンドは実質、鮎川誠とシーナの夫婦2人だけの状態でした。このアルバムではジョニー吉長がドラムで助っ人参加しています。メンバーがいなくなっても変わらないロックンロールをやり続けている事は素晴らしいと思います。

リズム隊が変わってもやるべき事が明確なので迷いがありません。タイトル曲のハード・ドラッグはレモンティーを作り替えたようなリズムで、ポップに決めています。大人の余裕でしょうか、遊び心も満載で楽しい作品になっています。これまで沢山のアルバムがありましたが、常にロックンロールしていて、それでもまだこれだけの引き出しがあるのかと感心するくらいマンネリ化はされています。常にフレッシュなサウンドを届けてくれる素晴らしいロック野郎達です。

Roxette

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