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[20100207]

Heart BeatHeart Beat
(1992/08/29)
佐野元春

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この後大滝詠一とナイアガラトライアングルを出すのですが、大滝詠一的なポップ感覚を持った作品になっています。フィルスペクターやブルーススプリングスティーン的なアメリカンポップスと大滝詠一的な日本語ロックが融合していますが、それ以上に佐野元春ならではのロックセンスにより佐野元春スタイルが確立したセカンドアルバムです。

1. ガラスのジェネレーション
2. ナイト・ライフ
3. バルセロナの夜
4. イッツ・オールライト
5. 彼女
6. 悲しきレイディオ
7. グッド・ヴァイブレーション
8. 君をさがしている(朝が来るまで)
9. インタールード
10. ハート・ビート(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)

伊藤銀次とコラボレートしたりしており、大滝詠一というより山下達郎のような分数コードを使ったA.O.R.な曲も目立ってきます。その路線が好きな人からファンが増え始め、シングルヒットしたガラスのジェネレーションなどから若者の代弁者的な姿勢も見せます。こうした所から第二の佐野元春を目指して吉川晃司や尾崎豊などが売り出されるようになっていきます。ナイト・ライフやバルセロナの夜のようなメローな曲で女性ファンを増やしていきます。

まるで英語のように聴こえる日本語歌詞と言う事で、海外のロックに劣らない日本のロックと言うものは大滝詠一から始まって、佐野元春で一応完成されていきます。本当に英語歌詞のロックと差が無くなっていくのは後のイエローモンキーとミスチルが登場するまで待たなければなりませんが、佐野元春と桑田圭祐によって英語コンプレックスは解消されていく事になります。それは日本のロックにとって画期的な出来事でした。

ガラスのジェネレーション

ナイト・ライフ

バルセロナの夜

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[20100207]

BACK TO THE STREETBACK TO THE STREET
(1992/08/29)
佐野元春

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日本語歌詞のロックにおいて、桑田佳祐に次いで革命をもたらしたのがこの佐野元春です。以前ナイアガラトライアングルでも紹介しましたが、大滝詠一や山下達郎と並んで新しい感性を日本のロックにもたらしました。彼の書く歌詞は分かり易く言うと字余りになっています。正確には字余りではありません。字余りとは音符よりも言葉が多い場合になります。彼の場合は一つの音符に対して複数の言葉を当てはめます。日本語の歌の場合はこれは御法度だったのですが、英語の歌ではよくある事で、英語では一つの言葉でも二つ以上発音する場合があります。たとえばlLIFEという言葉は二つの音符に分ける事も出来ますが、一つの音符にまとめるときもあります。つまり、英語の発音のように日本語を音符に乗せる事により、英語のロックに近い表現が出来るようになったのです。このやり方は現在では当たり前になってきていますが、当時は画期的なものでした。8分音符に二つ以上の発音を乗せる事によって16ビートが生まれますので、私はこのやり方を言葉の16ビート化と呼んでいます。最近のJ-POPの中でも意図的にこういった歌詞のつけ方が目立っています。

1. 夜のスウィンガー
2. ビートでジャンプ
3. 情けない週末
4. プリーズ・ドント・テル・ミー・ア・ライ
5. グッドタイムス & バッドタイムス
6. アンジェリーナ
7. さよならベイブ
8. バッド・ガール
9. バック・トゥ・ザ・ストリート
10. ドゥ・ホワット・ユー・ライク(勝手にしなよ)

佐野元春はポップスと呼ばれる音楽は全て身に付けているような音楽マニアでありました。ラジオでDJをやっていて、英語を使った決め台詞が売りだったのですが、そのノリでアンジェリーナでプロデビューします。基本はピアニストですが、ステージではギターを弾きながら歌ったりします。ボブディランやランディーニューマン、フィルスペクターにモータウンサウンドなど幅広く身に付けていましたが、プロになるにあたり最終的に手本としたのがブルーススプリングスティーンでした。そこにはフィルスペクターもボブディランも活かされるようなスタイルがあったからでしょう。

スプリングスティーンのように字余りに聴こえる歌い方で、スプリングスティーンのように街の中の若者を描いたような歌が日本では新鮮に響き、大きく支持されるミュージシャンへと成長していきます。ギルバートオサリバンのようなグッドタイムス & バッドタイムスや美しいバラード情けない週末など、ソングライティングの腕前も素晴らしいのですが、この人は結構パクり癖があり、明らかに元ネタが分かるような分かり易いパクリをする所がありますが、洋楽の元ネタなど知らない人達にとっては関係ない事であって、佐野元春の歌こそが全てなのです。なりきると言った表現が合っていると思いますが、憧れのミュージシャンへのなりきり具合は天下一品であり、かっこいいミュージシャンになりきればその人も格好良く見える訳で、手本とするならば良いものを手本としなければならないというお手本のような人です。

夜のスウィンガー

情けない週末

グッドタイムス & バッドタイムス
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[20100207]

Come on SwingCome on Swing
(2009/06/22)
ジューシィ・フルーツ

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近田春をを離れて、自分達でプロデュースするようになってアルバム、27分の恋と天然カフェインを出すのですが、現在廃盤になっていて紹介出来ません。そしてラストアルバムとなったこのアルバムだけは購入可能です。自分達でプロデュースするようになってからはテクノ色は薄れて、ラテン色やジャズ風があったりと幅広くなって、それでも歌謡曲ロックは貫いております。しかし、それでヒットチャートからは離れていってしまいます。

1. Come on Swing
2. 誘・迷・愛(You May Love)
3. 萎えて女も意志をもて
4. セカンド・グッバイ
5. 気まぐれSTILL
6. SUMMER SEDUCTION
7. オ・シ・エ・テ・ア・ゲ・ル
8. 恋するプレイ・キャット A TO E (OL編)
9. 秘書地の出来事
10. 海

シングルカットされた萎えて女も意志をもてはジャズ風のアレンジで新生面を覗かせますが、流行もののような所もあったので、この頃にはほとんど注目されなくなっていき、そして解散となっていきます。それでも最後までその音楽性は常に歌謡曲的にしっかりした作曲がなされており、駄作はありませんでした。どの作品もきちんととした創りで聴き易いポップさは曲げませんでした。

動画の方は廃盤になっている分の曲ものせておきました。特にお勧めは夢見るシェルター人形です。この曲はフランスギャルのシャンソン人形のカバーなのですが、フレンチポップがこのバンドにはとてもお似合いなのです。素晴らしい選曲です。とても創られたバンドと言うイメージがありましたが、そのハマり方は見事でした。日本のポップス史には忘れられないバンドです。

萎えて女も意志をもて



恋愛スランプ
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[20100207]

パジャマ・デートパジャマ・デート
(2010/01/25)
ジューシィ・フルーツ

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近田春夫の歌謡ロック路線の影響下にあったジューシーフルーツ、グループサウンズやその時代の歌謡曲を元にしたような青春歌謡ロックにちょっとだけテクノサウンドを織り交ぜたそのスタイルは、日本人好みであり、女性ボーカルと言う事もあり、このサードアルバムまではしっかり人気を博していました。

1. パジャマ・デート
2. ふりむかないで
3. ミニスカート気分
4. 星がきれいな夜ですね
5. 渚のベンチシート
6. あの時君は小麦色
7. やっぱりアロハ
8. メルヘン月夜にキス3つ
9. レモン好きな少女
10. なぞなぞドリーミン
11. これがそうなのね仔猫ちゃん
12. 雨あがり秘密ふたつの並木路

シングルヒットはどんどんなくなってくるのですが、このアルバムまではアルバム的にも売れていました。ベンチシートシリーズも第三弾になり、渚のベンチシートではやはり、やりたい男とロマンティックな気分に浸りたい女性がちょっとだけ心を許し始めます。このシリーズはサビへの入り方やブレイクの仕方は同じパターンを使っており、まるで組曲のようです。ふりむかないではピーナッツのカバー曲で、フレンチポップ風の楽曲はこのバンドに似合っています。

ピコピコシンセサウンドにグループサウンズのようなギターとパワフルなデイストーションサウンズの使い分けが見事で、どんな世代の人が聴いても楽しめるような仕掛けがなされています。これがそうなのね仔猫ちゃんがシングルカットされ、CMにも使われていたのですが、大きなヒットにはなりませんでした。それでもポップで親しみ易い曲ばかりなので、この作品も良く出来ていると思います。聴き所がはっきりしているのも歌謡曲を手本にしているからでしょう。

ミニスカート気分

渚のベンチシート

やっぱりアロハ

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