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[20100213]

COYOTE(通常盤)COYOTE(通常盤)
(2007/06/13)
佐野元春

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The Hobo King Bandではなく、佐野元春を聴いて育った若い世代のミュージシャンと制作したアルバムです。2007年発売で、今の所の最新作です。コヨーテという一人の男を主人公とした架空のサウンドトラック盤と言うコンセプトで創られています。若手とのコラボレートで、かなり新鮮なくらいに若々しい演奏が聴けます。

1. part 1::星の下 路の上
2. part 1::荒地の何処かで
3. part 1::君が気高い孤独なら
4. part 1::折れた翼
5. part 1::呼吸
6. part 1::ラジオ・デイズ
7. part 2::Us
8. part 2::夜空の果てまで
9. part 2::壊れた振り子
10. part 2::世界は誰の為に
11. part 2::コヨーテ、海へ
12. part 2::黄金色の天使

音楽的にはかなりバラエティに富んでいて、アメリカンロックからネオアコ、ブリットポップとこれまでもやってきたスタイルではありますが、これまでのタッチとは全く次元が違うくらいに高い完成度の音楽を生み出しています。たっぷりと時間をかけてアルバムを出すようになるのは最近のミュージシャンには多くなっていますが、それがいい方向にいっていると思います。前作同様優しい感じのタッチを持っています。

昔みたいに言葉を吐き出すような歌い方とは違って、歌う為の言葉に変わってきているような感じがします。音楽的には今が彼の絶頂期ではないかと思えるくらい充実しています。最後には本当に映画を見終わったような感動が待っています。今までやるだけの事をやってきただけに、新しいものを創るには更に良質なものでなくては意味がありません。それが出来ていると言う事が素晴らしいと思います。サザンやミスチルのような単なる焼き増しのような音楽とは雲泥の差です。これこそが活きた音楽だと思います。名盤です。

星の下 路の上

君が気高い孤独なら

Us

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[20100213]

THE SUN (初回生産限定盤)THE SUN (初回生産限定盤)
(2004/07/21)
佐野元春 and The HOBO KING BAND

商品詳細を見る


21世紀となって、自身のレーベルDaisyMusicを発足してからの第一弾アルバムになります。The Hobo King Bandと創り上げた作品ですが、サザンロックにこだわる事無く、佐野元春らしいポップな内容になっています。月や太陽を題材として分かり易いメッセージ性も持っています。昔からのファンも楽しめる内容ですが、流石にこれまでいろんな事を経験してきた熟練の巧さが出てきており、とても気持ちのいい音楽に満ちています。

1. 月夜を往け
2. 最後の1ピース
3. 恵みの雨
4. 希望
5. 地図のない旅
6. 観覧車の夜
7. 恋しいわが家
8. 君の魂 大事な魂
9. 明日を生きよう
10. レイナ
11. 遠い声
12. DIG
13. 国のための準備
14. 太陽

初期の頃の作品には、どうしても売れてやろうという野心みたいなものを感じますが、この作品ではそうしたぎすぎすした感じが無く、純粋に音楽を愛して音楽を楽しんで生まれたよりピュアな響きがあります。肩の力が抜けた優しさと言う言葉が合っていると思います。誰かになりきろうとするのではなく、佐野元春自身の歌にやっとたどり着いたとさえ思えてきます。一言で言うとブリットポップとも言えなくも亡いですが、それだけではないような気もします。

年を取るほどにいい音楽を書けるようになると言う事は素晴らしい事だと思います。全盛期を過ぎると惰性で曲を創ってしまいがちになるのが常でありますが、佐野元春は本当に音楽が好きなんだなという想いがしっかりと伝わってきます。サザンロックからA.O.R.へと進化していったような洗練された感じもあります。ヒット曲でしか佐野元春を知らない人がほとんどだと思いますが、ここにきて佐野元春は最高の境地に達していると思います。これも名盤です。

月夜を往け

最後の1ピース

希望

⇒ 続きを読む

[20100213]

Stones and EggsStones and Eggs
(1999/08/25)
佐野元春降谷建志

商品詳細を見る


デビュー20周年を迎えるにあたってプライベートスタジオを作り、MacとPro Toolsを導入したデジタルレコーディング環境を作って制作されたプライベートな環境で生まれたアルバムです。ここではバックバンドを使わず、全て一人でプログラミングして制作されています。現在ではパソコンによるDTM環境でもこれだけのものが出来る訳ですが、それにしてもしっかりとバンドグルーヴが出来上がっている所は流石にプロフェッショナルです。

1. GO4
2. C’mon
3. 驚くに値しない
4. 君を失いそうさ
5. メッセージ
6. だいじょうぶ,と彼女は言った
7. エンジェル・フライ
8. 石と卵
9. シーズンズ
10. GO4 Impact

バンドスタイルにこだわっていた佐野元春でしたが、久々にデジタル環境での制作と言う事で、ヒップホップ感覚もありの、久々のポップアルバムになっています。ライブではThe Hobo King Bandと演奏する訳ですが、こうした作品を創った事により、ライブでもデジタルビートも導入するようになっていきます。デジタルビートだけではなく、バンドスタイルでのポップソングも創っています。勿論それらもパソコン上で創られているのです。

バンドと創り上げたサザンロックをやっていた反面、こうした作品も創りたいという思いはあったのでしょう。昔からのファンも楽しめる内容になっています。ただThe Hobo King Bandとやっていた作品に比べると、どうしても軽く見られがちになってしまうアルバムですが、佐野元春のこの頃の歌い方はニールヤングの影響なのか、ファルセット気味の妖しい中性的なグラマラスな存在感を持っています。グラマラスでサイケデリックといえば、ロックとしては最強の組み合わせであり、それこそが気持ちいい状態だと感覚で分かっている佐野元春はロックの申し子だと言わざるえません。

メッセージ

石と卵

[20100213]

THE BARNTHE BARN
(1997/12/01)
佐野元春 and The Hobo King Band

商品詳細を見る


バックバンド名もThe Hobo King Bandと正式に決まって、ザバンドが好きな彼らはついにザバンドの初期の頃のプロデューサーであるジョン・サイモンをプロデューサーに迎えて、ザバンドの初期の作品を録音していたウッドストックまで出向き、このアルバムをレコーディングするというフリークぶりを実らせ、前作以上にサザンロックした名盤を創り上げました。

1. 逃亡アルマジロのテーマ
2. ヤング・フォーエバー
3. 7日じゃたりない
4. マナサス
5. ヘイ・ラ・ラ
6. 風の手のひらの上
7. ドクター
8. どこにでもいる娘
9. 誰も気にしちゃいない
10. ドライブ
11. ロックンロール・ハート
12. ズッキーニ・ホーボーキングの夢

最初と最後にインスト曲を持って来るというコンセプトアルバム的な雰囲気を持っており、前作以上にザバンドや70寝台初期のサザンロックを再現しています。佐野元春の歌い方はニールヤングを思わせ、マナサスと言う曲があるように、CSN&Yあたりの感じも出しています。かなり本格的に70年代サザンロックしており、前作でも何か佐野元春が甲高い歌い方をしているなと思っていましたが、このアルバムでそれはニールヤングの真似をしているのがハッキリ分かります。

元々ボブディランが好きだった佐野元春にとって、そのバックバンドだったザバンドのような自分のバックバンドを持てた事はとても嬉しかった事だと思います。だから時代に関係なくこうしたスタイルの音楽を選択した事は素晴らしい事だと思います。流行に関係なくいいものはいいと胸を張って言える、そんな大人達による大人の為のロック。それは決して若者を寄せ付けない無いのではなく、若者にもしっかりと伝えるべきメッセージを持った内容になっています。とても良質な素晴らしい出来映えの名盤だと思います。

ヤング・フォーエバー

マナサス

誰も気にしちゃいない

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