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[20100320]

NAiVENAiVE
(1992/04/22)
大沢誉志幸

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NAiVENAiVE
(1992/04/22)
大沢誉志幸

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大沢誉志幸の特徴の一つとしてあるA.O.R.感覚の洗練された都会的なバラードを強調した作品になっています。彼のロマンチズムを堪能出来る作品なのですが、これまでのような猥雑な感じもしっかり出している所が媚びない大沢誉志幸らしさが出ていると思います。

1. 寝返り~ゲット・ユー・バック
2. 忘れられなくて
3. パリ行405便
4. ナイーヴ
5. ついてこいよ
6. ウィークエンドは夏の匂い
7. ハスキー~君の悲鳴を聞くために
8. 逃走迷路
9. ラヴァー・マンが聴こえる

寝返りの猥雑なビート感を持った曲で始める所で一気に大沢誉志幸ワールドに導きます。そしてその後は緩やかな都会的なバラードが続いていきます。アレンジ的にはまだ80年代を継承している所がありますが、一つ上のレベルに達したような吹っ切れた感があります。作詞は全て朝水彼方にゆだねており、歌の世界観は以前に比べると穏やかさが感じられます。

レコーディングはニューヨークのパワーステーションでCONFUSIONの時のように、アメリカのスタジオミュージシャンを起用している為に、ライトフュージュンな雰囲気がしっかり反映されています。当時のジャズ界ではこのライトフュージュンなスタイルが流行っていましたので、これも時代の音と言っていいでしょう。とんがった感じはありませんが、逃走迷路のようにどこかにいつもの毒を隠し持っているような危うさを感じつつもゆったりとして聴く事が出来る作品です。

寝返り

忘れられなくて


パリ行405便

ナイーヴ

[20100319]

楽園楽園
(1990/10/21)
大沢誉志幸

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楽園楽園
(1990/10/21)
大沢誉志幸

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シリアスバーバリアン三部作の最後の作品です。サブタイトルで楽園となっています。気難しい野蛮人とは大沢誉志幸自身の事でしょうか。彼は楽園へとたどり着いたのです。シリアスバーバリアン三部作はその一つ一つが斬新な試みの連続になっており、このアルバムでも新境地を開いています。

1. シリアス・バーバリアン3:チェンジン~月と密林(ジャングル)
2. ずっと甘い口唇
3. ドール
4. オー!メット∞チャ~つまりはすべて夢のせいにすればいい
5. 瞳のパラレル
6. 遠い約束
7. 誰のためでもない欲望
8. プロット3(南へ行けなかった男)
9. 夜の色彩(いろ)
10. フリーズ・フレイム(5分間のオリジナリティ)
11. 微笑みだけがそこにいる
12. リプライズ・オブ・シリアス・バーバリアン1&2

チェンジンはツェッペリンの移民の歌のようなドラムパターンで、U2のような構成のアレンジへと発展していきます。月と密林はジャングルビートになっておりますが、テクノのジャングルではありません。この元ネタを考えるとフランキーゴートゥハリウッドのプレジャードームに似たアレンジである事分かります。それを大沢誉志幸流のポップスに生まれ変えているのです。ずっと甘い口唇はカリプソになっており、ドールはボサノヴァという具合に、得意のバラードもよりアダルトな雰囲気を醸し出しています。夜の色彩はフラメンコだし、ラテン系の要素が強いバラードが多いです。

オー!メット∞チャはハウススタイルのファンクになっています。流石にこのアルバムからは90年代の音へ反応しています。最後にリプライズ・オブ・シリアス・バーバリアン1&2をもってきて3枚のアルバムがトータルコンセプトを持った作品である事を強調しています。気難しい野蛮人は天使のような少女と出会い、密林の楽園で官能の喜びに浸るのでありました。アシッドジャズなど新しいスタイルにもきちんと対応出来る柔軟性を魅せた名盤です。

Changin'~月と密林

ずっと甘い口唇

誰のためでもない欲望

夜の色彩

[20100318]

Serious Barbarian IISerious Barbarian II
(1989/10/08)
大沢誉志幸

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Serious Barbarian IISerious Barbarian II
(1989/10/08)
大沢誉志幸

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シリアスバーバリアン三部作の第二弾です。全体的にアップテンポの曲が多く、まだドラムンベースが生まれる前なのにそれを予感させるようなドラムプログラミングがなされています。かなり斬新な事をやっているのですが、前作の方がインパクトが強かった為に印象は薄いです。

1. G
2. リアル・アクション
3. マスクリン-フェミニン~シリアス・バーバリアン2
4. アーリー・レモン
5. 恋人と言えない~コールド&ホット
6. アイ・ウォント・ユー
7. ダミー・ヘッド
8. 天使の微笑
9. 誰にもわからない
10. U≦N

前作の方がストレートに入って来る感じがありました。このアルバムでは強く心に残るような曲が無いのが原因です。前作ではそれだけ強烈な印象を与える曲があったのです。しかし、このアルバムでは随所に新しい試みがなされていて、まるでドラムンベースやアシッドジャズ前夜とも言えるような創りになっているのです。細かく刻まれるドラムパターンにジャズフュージュンな和音の響き、テクノやファンクとも違う新しい響きがあるのです。

コンセプトの無いコンセプトアルバムによる三部作なので、多彩なスタイルの音楽がちりばめられています。まだ80年代らしい曲もありますが、90年代を予感させるけれども、まだはっきりとした形になっていないような試みがいまいち強い印象を与えていないのですが、当時は相当先を行った内容になっています。目玉となるような曲が無いのが残念です。

天使の微笑

[20100317]

Serious BarbarianSerious Barbarian
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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Serious BarbarianSerious Barbarian
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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CDサイズの容量で初めて制作されたアルバムです。ですからアナログ盤では2枚組で発売されました。CDでは1枚組ですが、曲順が変わっています。ちょうど当時はXTCのオレンジ&レモンズもこの形態で発売されていました。作詞は意図的に銀色夏生以外の作詞家に依頼しており、大沢誉志幸自身も書いています。

1. リトル・ウィング(ヴァージョン1)
2. シリアス・バーバリアン
3. ブロンズの瞳
4. ストップ&ギミーラブ
5. パセリを見てる
6. ウィンク・オブ・デスティニー
7. 1・2・3フォー・ラヴ
8. スタンダード・ラヴァー
9. 海辺のヴィジョン
10. ア・ドッグ・イン・ブルー~タフな夢見て
11. リトル・ウィング(ヴァージョン2)

ソウルフルなナンバーからファンク、バラード、ライトフュージュンな作品など、よりアダルトな雰囲気の多彩な曲が並べられています。タイトル曲のシリアス・バーバリアンは10分くらいの組曲になっています。サンプリング素材を大胆に使ったプログレッシヴなくらいのファンクチューンになっています。リトル・ウィングはジミヘンの曲とは同名異曲で、美しいバラードの名曲になっています。アカペラから始まってどんどん楽器が増えて来る盛り上がり方はとても美しいです。

全体的に大人の雰囲気をもったバラード曲が目立ちます。そのどれもが素晴らしいくらいに心にしみる曲に仕上がっています。この作品から新しい大沢誉志幸の世界が始まります。そしてSerious Barbarianは三部作になっており、これがその第一弾となります。三部作としたのは大沢誉志幸なりの思いがあったと思われます。ある少女との出会いから生まれた作品だとも聞いています。その中でも最初のこのアルバムが一番出来はいいです。名盤です。

シリアス・バーバリアン

Stop & ギミーラブ


スタンダード・ラヴァー

[20100316]

SCRAP STORIESSCRAP STORIES
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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SCRAP STORIESSCRAP STORIES
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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ホッピー神山とのコラボレートから離れて、再びヒット性のある作品を創りました。前作は全て大沢誉志幸の作詞でしたが、今回は銀色夏生とのコンビも復活しています。一度やりたい事をやった後のふっきれた後の作品だけに、これまでの作品の中でも一番穏やかな内容になっています。

1. ゴーゴー“トラヴル”ヘヴン
2. ゴーゴーヘブン
3. ワン・ナイト・シャッフル
4. はちみつホテル通り
5. フランス海岸
6. 馬が行く
7. ダンスをしようぜ
8. スカしたビートで…
9. どこにでもいる奴
10. 終りのない傾き

ゴーゴーヘブンはテレビアニメのシティーハンターの主題歌に使われました。テレビアニメにこんなかっこいい曲を使うなんて、当時の子供達はなんて贅沢なんだと思ったものです。その導入部のゴーゴー“トラヴル”ヘヴンもかっこいいファンクナンバーになっています。はちみつホテル通りもかっこいい曲です。フランス海岸はA.O.R.なシャンソン風の穏やかな曲です。馬が行くホンキートンクカントリーのユニークな曲です。かなり凝ったアレンジになっています。ダンスをしようぜはゴスペル的でポップな曲です。

当時オールナイトフジに出演した大沢誉志幸は狂ったように暴れ回り、スタジオを滅茶苦茶に壊しまくって去っていきました。それはかなり異常なくらいにイッテしまった感じでした。後日、その出来事を語っていたのですが、テレビ局のスタッフが大沢さんも大人なんだから分かりますよね、みたいな感じで話してきたのでプッツンしてしまったそうです。それ以来フジテレビには出演しなくなってしまったと記憶しています。

アルバム全体の出来映えはかなり円熟しながらも、遊び心が満載で、楽しい内容になっています。音楽性も多彩でバラエティーに富んでいます。特にゴーゴーヘブンは最高です。

ゴーゴーヘブン


馬が行く

ダンスをしようぜ

[20100315]

LIFELIFE
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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LIFELIFE
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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前作に続きホッピー神山がプロデュースしています。ホッピーのアドバイスで、売れる事を意識しないでやりたい事が出来る時期にきていると言われた大沢誉志幸が、売れる事を度外視して創られたアルバムです。彼の作品の中でも一番コマーシャリズムが少ない作品でありながら、私はこのアルバムが大沢誉志幸の最高傑作だと思います。この作品があるのと無いのとではミュージシャンとしての評価が大きく違ってきます。

1. I'm not living (But) I'm not dying
2. Planet love
3. Blue-Break-Blue
4. ジェランディア (願望国)
5. 雨のecho
6. ガラスの部屋
7. クロール
8. Time passes slowly

ミニアルバムという形式でしたが、CDではクロールとタイム・パッシーズ・スロウリーがボーナストラックのように入っています。ライブレコーディングで一発録りで録音された音源にホッピー神山がオーヴァーダビングして作品にしています。当時プリンスがエスニックでロックなファンクを創っていましたが、その影響が強く、エスニックなサンプリング音源がサイケな雰囲気を創っています。特にアイム・ノット・リヴィング(バット)アイム・ノット・ダイイングはカッコいいファンクナンバーです。

雨のエコーのようなラフな感じもカッコいいです。作曲家として売れる曲を書いていた大沢誉志幸がミュージシャンとして一皮むけた作品になっています。ストリングスも入ったジェランディアなど、それまでの大沢誉志幸にはなかった要素が沢山詰まっています。ガラスの部屋はバラードの名曲ですが、タブラがリズムを刻むサイケな雰囲気がいいです。デジタルなサイケという事で、80年代の中でも一番クールな音を出しています。クロールはシングル曲で、三ツ矢サイダーCMに使われていました。タイム・パッシーズ・スロウリーはボブディランののカバーです。とてもマニアックな内容ですが、これが彼の最高傑作です。80年代を代表する名盤です。

I'm not living (But) I'm not dying
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[20100315]

朝青龍が暴力事件の問題で引退となり、白鵬の一人横綱時代に入りました。朝青龍を擁護する声は多く、その反動で相撲協会を批判する人がかなりいましたが、相撲協会を批判するのは逆恨みだと思います。素人に手を出してしまっては言い逃れの仕様がありません。ここで相撲協会が甘い処分をしてしまっては悪い前例を残してしまいます。私も朝青龍は応援していましたが、相撲協会の裁断は的確だったと思います。残念ではありますが。

初日の主な取り組み
○白鵬 送り出し 安美錦
○日馬富士 押し倒し 稀勢の里
鶴竜 押し出し 琴欧洲○
○魁皇 突き落とし 若の里
天鵬 寄り切り 琴光喜○
○把瑠都 寄り切り 阿覧
豪栄道 掬い投げ 豊ノ島○


朝青龍が去ってしまっては相撲人気も落ちるのかと思いきや、初日は満員御礼でした。根っからの相撲ファンにはこたえなかったようです。白鵬は万全のようだし、日馬富士も調子がいいようです。把瑠都は大関取りに向かって前に出る相撲が取れています。琴光喜は角番ですが、何とかもってもらいたいと思います。魁皇は活きた化石で、出場するごとに記録が伸びていきます。若手も育ってきており、これからの大相撲も私は見守っていきたいと思います。

初日の結果

[20100314]

in・Fin・ityin・Fin・ity
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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in・Fin・ityin・Fin・ity
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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ホッピー神山がプロデュースしたアルバムです。ちょうど当時はプリンスが絶好調の時で、その影響もあってプリンスの影響が強く出た作品になっています。その為ファンク色が強くなっています。ホッピー神山によるサンプリングが多用されるようになったのもこのアルバムからです。ブラックミュージックとロックポップスの融合と言う80年代らしい作品であります。

1. 彼女はフューチャー・リズム
2. レディ・ヴァニッシュ
3. イン・フィニティ
4. 盗まれた週末
5. ラヴ・スタディ
6. レプリカ・モデル
7. 最初の涙・最後の口吻(キス)
8. 熱にうかされて
9. 恋のジャスト・キャント・ウェイト

PINKのメンバーがバックアップしており、岡野ハジメのベースが大活躍しています。チョッパーもこなしています。前作はアメリカのミュージシャンで素晴らしい作品を創り上げましたが、このアルバムは日本のミュージシャンによって更に素晴らしい作品を創り上げています。大沢誉志幸の曲に捨て曲はありませんが、このアルバムは特に全ての曲が見事な仕上がりを魅せています。

銀色夏生が作詞した曲もありますが、多くの曲を大沢誉志幸自身が作詞しています。やはり本人が作詞した曲を本人が歌うのが一番しっくりくると思います。銀色夏生の書く歌詞は女の子受けする所がありましたが、本人が作詞したことにより男にも伝わる想いが感じ取れます。近未来なイメージで彼女はfuture-rhythmと恋にjust can't waitがシングルカットされました。特に恋にjust can't waitは名曲です。ホッピー神山によって大沢誉志幸のロックフィーリングが開花している所もあり、このミクスチャー感覚は80年代の中でもかなり完成度の高い名盤になっています。カッチョいい。

彼女はfuture-rhythm


Lady Vanish

inFinity

最初の涙 最後の口吻

恋にjust can’t wait

[20100314]

CONFUSIONCONFUSION
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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CONFUSIONCONFUSION
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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大沢誉志幸の名前を一気にメジャー級に押し上げたブレイク作品です。ニューヨークのパワーステーションに出向いてレコーディングしており、ゲストミュージシャンとしてニューヨークのスタジオミュージシャンの他、新生キングクリムゾンからトニーレヴィンとアンドリューブリューが参加しています。それだけでもロックファンを惹き付ける魅力を持ったアルバムですが、ヒット曲も多く含んだその内容は名盤と呼べる素晴らしい内容になっています。

1. コンフュージョン
2. そして僕は,途方に暮れる
3. 雨のタップダンス
4. フリー・ウェイまで泣くのはやめろ
5. その気×××(ミステイク)
6. リヴィング・インサイド
7. 彼女の向こう側
8. ダーリン小指を立てないで
9. ブロークン・ハート
10. ウーレイ

まずその気×××(ミステイク)が資生堂のCM曲に使われて最初のビッグヒットとなります。そしてほどなくそして僕は,途方に暮れるがカップヌードルのCMで使われた事によって彼の最大のヒット曲となります。カラオケに行って大沢誉志幸を探すと恐らくこの曲しか無いくらい彼の代表曲はこの曲になっています。ちょっとポリスの見つめていたいに似ているマリンバ系のリズムパートがいかにも80年代らしいですが、曲自体は永く愛されるような名曲になっています。

おしゃれなテンションコードを使っていても、どこかにロックの臭いがする所が大沢誉志幸には男のファンが多い理由だと思います。トニーレヴィンもアンドリューブリューもちゃんと大沢誉志幸の音楽に合わせて演奏してる所が凄い所で、それだけ最初から大沢誉志幸の音楽が完成されていたという事だと思います。その中でもきっちりプロとしての仕事をしています。このアルバムまでが初期の作品というくくりになります。ここまでは結構おしゃれな感じでもかっこいい作品になっていると思います。次回作から一気に音楽的にもはじけ始めます。それでもここまでの3枚のアルバムも素晴らしい出来だったと思います。80年代に何がかっこ良かったかと言えば、彼の作品を引っ張り出せばいいのです。

そして僕は,途方に暮れる

雨のタップダンス

その気×××
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[20100314]

ScoopScoop
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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ScoopScoop
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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大沢誉志幸は決して歌が巧い訳ではありませんが、ハスキーな声と佐野元春から始まった言葉の16ビート感を持った歌い方で、新しい感覚の音楽を提供してくれるミュージシャンとして人気を得ていきます。ファッションも当時の最先端の服を着て、銀色夏生の書く歌詞もおしゃれな言葉がちりばめられていました。

1. スクープ
2. スロウダンス
3. 午前2時を過ぎたら
4. アイ・ラヴ・ユー……
5. ハートブレイク・ノイローゼ
6. ジュークボックスは傷ついてる
7. リング・リング
8. ゲームを教えて
9. ビリーの災難
10. キャブ・ドライヴァー

このアルバムからはハートブレイク・ノイローゼがシングルカットされただけでしたが、タイトル曲のスクープやスロウダンス、キャブ・ドライヴァーといった名曲が入っています。A.O.R.なおしゃれなアレンジは山下達郎とは違った都会的な雰囲気があり、シンセの音色の選び方、音の配置の仕方など、80年代の一番クールな手法をとっており、当時増えていた宅録キッズにとっても参考となるアレンジになっていました。

英語に近い歌い方という事で佐野元春と人気を二分しており、佐野元春よりもロック色が強かったので、男性にも人気がありました。顔もいいのですが、ちょっと目がイっている感じがあり、実際テレビ番組でイってしまった事件も起こしています。ハートブレイク・ノイローゼのような7thコードを強調した16ビート曲が彼の代表的なイメージとしてあります。7thコードというのはジャズやブルース、カントリーなどの古い音楽でよく使われたコードでありますが、ビートルズがリボルバーで多用してサイケな雰囲気で新しい使い方をしたりして、古くて新しい格好良さを演出するのに役立つありがたいコードだと思います。

スクープ

スロウダンス

ハートブレイク・ノイローゼ

[20100314]

まずいリズムでベルが鳴るまずいリズムでベルが鳴る
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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まずいリズムでベルが鳴るまずいリズムでベルが鳴る
(1993/10/01)
大沢誉志幸

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大沢誉志幸はリズム&ブルース系のバンド、クラウディ・スカイに在籍しておりました。独り相撲などの名曲を残しながらもこのバンドでは成功しませんでした。それから作曲家として沢田研二のおまえにチェックインや晴れのちBLUE BOY、中森明菜の1/2の神話、吉川晃司のラ・ヴィアンローズなどのヒット曲を世に送り出しました。しかし、ミュージシャン志向の強かった大沢誉志幸はソロミュージシャンとしてこのアルバムでデビューするに至りました。

1. e-Escape
2. サディスティック・カフェ
3. ジョークでシェイク
4. 宵闇にまかせて(キス&キス)
5. キッスはそこまで
6. 彼女には判らない(ホワイ・ドント・ユー・ノウ)
7. ディープ・スリープ
8. ベッドからラヴ・コール
9. プラトニック・ダンサー
10. まずいリズムでベルが鳴る

作詞家の銀色夏生とタッグを組んで創られた曲は、当時のバブルな時代に似合うおしゃれな世界を創りだしていました。彼女には判らない、e-Escapeとヒットシングルも生み出しました。当時の大沢誉志幸はプリンスの影響を受けており、いかにも80年代らしいアレンジで曲を創っています。打ち込み有りの80年代サウンドというのは日本でも海外に負けないくらいのものを創っており、その中でも大沢誉志幸のサウンドは80年代を代表するようなそのものと言ってもいいくらいの作品を創っていました。

大沢誉志幸は当時最先端のサウンドではなく、古いアナログな楽器で80年代mならではのアレンジを奏でると言う手法で、それが逆にかっこ良かったりしていました。ですから今聴いても古くさい感じがしないのです。プリンスの影響を受けているので、リズムやビートを重視した曲創りはいかにも80年代らしいものですが、80年代ものの中でも良質なものになっています。最近は忘れ去られた存在ではありますが、間違いなく一時代を築いたミュージシャンの一人であります。

e-Escape

彼女には判らない

プラトニック・ダンサー

[20100313]

HARD BOILEDHARD BOILED
(1998/04/01)
爆風スランプ

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HARD BOILEDHARD BOILED
(1998/04/01)
爆風スランプ

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爆風スランプのラストアルバムであります。バーベQ和佐田の曲が多くなっています。サウンドもどんどんブレイクビーツなどを取り入れるなど新境地を開いています。かなり充実した素晴らしいアルバムになっています。この路線でまだまだやっていけると思えるほどなのですが、この作品以降活動停止し、サンプラザ中野とパッパラー河合はスーパースランプを再結成します。やはりスーパースランプのようなコミカルな方がいい感じでやれていたのでした。

1. 蜜柑(みかん)
2. ハード・ボイルド
3. 暖かい日々
4. モンスター(ファーム・ミックス)
5. バン・バン・バン
6. 未来はコンピューターネットワークの中に
7. 青春りっしんべん(ハード・ボイルド・ヴァージョン)
8. おてもやーん
9. 35才
10. 天使の涙(アルバム・ヴァージョン)
11. 盆裁
12. オクトパス・サマー

タイトル曲のハード・ボイルドはブレイクビーツのドラムサウンドにバンドが乗っかったハードな展開のカッコいい曲になっています。おてもやーんではジャズっぽいコードが使われており、このバンドの底力を垣間見せてくれています。久しぶりに充実した素晴らしいアルバムを完成させているだけに、これで終わりというのはもったいないと思ってしまいます。一時は解散してもしょうがないとさえ思っていた時期もありましたが、これだけの作品を創れるならまだまだ頑張れたはずです。

しかし、バンドとしては各メンバーの方向性がずれ始めていたのでしょう。ここまで頑張ってこれただけでも凄い事だと思います。最後にこんな素晴らしい名盤を残して終わるなんて実にハードボイルドだと思います。日本のコミックバンドと言うジャンルの枠組みを大きくはみ出したその音楽性は、実に分かり易かったし、痛快でもありました。一時は売れ過ぎて方向性を見失った時期もありましたが、最後は満足出来る作品を残してくれました。素晴らしい。

まっくろけ

ディスコGO!GO!ハイランダー

ルーツメドレー

[20100313]

怪物くん怪物くん
(1997/01/27)
爆風スランプ

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怪物くん怪物くん
(1997/01/22)
爆風スランプ

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江川ほーじんとバンドを組んだりしていた西脇辰弥がプロデュースに加わった作品です。オルタナ、ハウス、グランジ、サイケなど、これまでに無かったようなジャンルも取り入れたバラエティに富んだ作品に仕上がっています。きちんと90年代にも適合したサウンドをバンドで出している所に成長を感じます。

1. 恋愛妄想ショー
2. 健康優良児
3. 旅人よ~ザ・ロンゲスト・ジャーニー
4. 歌謡曲
5. 不思議少女ナナ
6. 火山の国の真ん中で
7. ご隠居~ホワッツ・ハップン・トゥ・ザ・ゴインキョ?
8. 快適なスピード
9. 都民の歌
10. カンカン
11. 未来に絶望
12. どんな夢
13. 35才

いろんなジャンルのロックをパロディー化した、初期の頃のような巧みさが蘇って、聴いていて楽しい作品です。やはりパッパラー河合が中心になって曲を創っているのがいいようです。デジタルビートにもしっかり対応しながら爆風スランプらしさは失っていません。しかし、無くしてしまった人気は取り戻す事は出来ませんでしたが、こういうアルバムを創れる余力を残していた事は評価出来ます。

シリアスに青春するだけでは伝わらなかったメッセージは、こうしたふざけているよな勢いのある作品からの方が伝わるものだと思います。演奏テクニックは十分持っているバンドだけに、こうしたハチャメチャ感の方が安心して聴けます。特に媚びなくなった事が大きいと思います。何で怪物くんなのかは分かりませんが、ジャケットも他には無い感じでいいと思います。

旅人よ

[20100313]

ピロリピロリ
(1995/04/21)
爆風スランプ

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ピロリピロリ
(1995/04/21)
爆風スランプ

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このアルバムも井上鑑と一緒に創っています。ほとんどの曲をパッパラー河合が創っており、初期の頃のようなバカバカしいくらいの勢いが戻っています。やはりファンキー末吉の真面目な感じがこのバンドを面白くなくさせていたように感じます。アレンジのアイデアは井上鑑が仕切っていると思いますが、かなりいい感じになっています。

1. 神話(リミックス・ヴァージョン)
2. ヘリコバクター・ピロリ
3. 短い恋
4. 屋上
5. こまっちゃう
6. 君が壊れた
7. 人間はなぜ
8. ヘイ!ヘイ!トーキョー(リミックス・ヴァージョン)
9. やすい女
10. アケビ~丘の上の天使

神話はガメラ 大怪獣空中決戦の主題歌に使われています。この辺のタイアップは事務所戦略でちゃっかりしています。しかし、この事務所の姿勢がこのバンドをつまらなくしているというのが私の考えです。タイトルのピロリはそのものずばりピロリ菌の事です。それ以上の意味はありません。その無意味なくらいのばかばかしさが蘇った事でこのアルバムのテンションは初期の頃のような勢いを持っています。

人間はなぜでの人間が生み出す業の深さというものが題材になっていますが、単純明快に気持ちいいからと言い放っている所はさすがです。このノリが今まで欠けていたのです。やすい女のような風俗系の曲でもいいんです。ばかばかしい事を笑い飛ばすバイタリティーがこのバンドの良さだったのですから、きわめて正統派な爆風スランプらしい作品だと思います。ヒット曲もいらないんです。この姿勢が大事です。

神話

人間はなぜ

[20100313]

TENSIONTENSION
(1994/03/21)
爆風スランプ

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TENSIONTENSION
(1994/03/21)
爆風スランプ

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井上鑑がプロデュースしたことによって、やっと確かな方向性を見いだす事が出来た作品です。ただ、井上鑑は現代音楽系のミュージシャンですが、マッドプロフェッサーではありませんので、爆風スランプの良さを最大限引き出せた訳ではありません。しかし、イギリス録音など、環境を変えた事によって、明らかに中途半端だったこの時期のサウンドに確かな手応えを残しています。

1. 愛のチャンピオン
2. 渋谷でゴー!
3. 美しい手
4. 日本人になれ
5. 恋の終わりはいつも
6. 勝負は時の運だから
7. 世直しロックンロール
8. ネムネムマンボ
9. お婿サンバ
10. 天国レイン

曲創りは前から巧くなっていましたが、それで良い曲が書ける訳ではありません。しかし、このアルバムでは良い曲を創っていると思います。勝負は時の運だからと愛のチャンピオンがシングルカットされました。良い曲なのですが、大きなヒットには至りませんでした。もう94年でしたので、誰もが爆風スランプには飽きていたのです。この時代に生き延びるなら、もっと大胆な変化が必要だったと思いますが、そこまではいっていません。

ただ、井上鑑の音楽的センスはいいですので、それなりにいい作品に仕上がっていると思います。メンバーも各自がソロ活動をするなど、バンドとしての存在意義が薄れていっていました。その中でここまでの作品が出来た事は凄い事だと思います。歌謡曲的な、カラオケ的なノリではロックファンは振り向いてくれませんから、その辺の自分達のポジションを把握出来るメンバーがいれば救われていたのにと残念でしかたありません。

勝負は時の運だから

[20100312]

アジポンアジポン
(1992/11/21)
爆風スランプ

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アジポンアジポン
(1992/11/21)
爆風スランプ

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ファンキー末吉が中国と音楽的交流をもつようになり、アジアンテイストなこのアルバムのイニシアティヴを持って制作されました。アジアとジャポンが合体してアジポンと言うタイトルになっています。新しい試みはいい事だと思いますが、又してもまともにまとまってしまっていて新鮮味は感じられません。

1. リゾラバ~インターナショナル
2. 友情≧愛(友情大なりイコール愛)
3. マイペンライ
4. 涙3(ナミダサンジョウ)
5. お子様と日本のための狂詩曲
6. 明日の地球のロックンロール
7. 愉快な趙さん
8. アジャパニジア
9. ウォー
10. はるかなる想い
11. 天助我也
12. 愉快的老赴〈おまけ〉

リゾラバ~インターナショナルは香港のロックバンドBEYONDが参加しています。涙3はアニメツヨシしっかりしなさいのエンディングテーマに使われていました。アジャパニジアはキングクリムゾンの21世紀の精神異常者のカバーです。カバーというか替え歌です。結構面白い試みはしているのですが、どうもはじけきれずにまともというか、平凡さが目立ってしまいます。

音楽で笑いを取るというのは、結構センスが必要だし、ひとひねりもふたひねりもなければ滑ってしまいます。初期の頃の爆風スランプはそれが出来ていたのでうすが、江川ほーじんが抜けた辺りからどうも空回りしているように思います。題材はいいのですが、表現力もありふれているし、この頃の爆風スランプに必要だったのは、やはりマッドプロフェッサーなくらいのプロデューサーだと思います。

リゾラバ~インターナショナル

友情≧愛

涙3

[20100311]

青春王~愛と青春の民たち~青春王~愛と青春の民たち~
(1991/09/21)
爆風スランプ

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青春王~愛と青春の民たち~青春王~愛と青春の民たち~
(1991/09/21)
爆風スランプ

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爆風スランプが得意とする青春ものを題材としたコンセプトアルバムになっています。青春ソングのパロディーもありきで頑張って創ってい増すが、ファンが望んでいるものとのギャップを強く感じさせられます。RUNNERでファンになった人にとっては聴けるかもしれませんが、昔からのファンいとっては退屈な世界になっています。

1. ヒア・カムズ・ザ・BAKUFU-SLUMP!
2. ドゥ・ザ・ライト・シング!~ジャンプ・ギャグキングのテーマ
3. がんばれ,タカハシ!
4. 青春りっしんべん その2
5. 青春のフレア
6. たとえばあの日
7. いつのまにやら~ごめんね,ハンカチーフ
8. 青春時代にまたあう日まで
9. 東京ラテン系セニョリータ
10. マンベンナクマナベ

ヒア・カムズ・ザ・BAKUFU-SLUMPは手応えを感じる曲ではありますが、その後が続きません。シングルカットされた東京ラテン系セニョリータは当時流行っていたラテン系のパロディーを頑張ったと言う感じで、曲創りは巧くなっているのですが、その反面失った野性味こそがこのバンドの魅力だったのに、その魅力を無くしてしまってはどうしようもありません。

それなりに良く出来ている作品ではありますが、方向性を誤ったとしか言いようがありません。ターゲットを中学生に絞ったような音楽では大人は楽しめません。笑いのツボも段々幼稚化してしまって、単純になってしまっています。昔のような雑多で荒削りな方が楽しかったと思います。変な風にまとまってしまった彼等を救えるのは関係者以外の別の概念をもったプロデューサーを選ぶ事だと思いますが、それが出来なかった事、気づかなかった事が悪い方向に向かってしまったと思います。

東京ラテン系セニョリータ

[20100310]

ORAGAYO‐in theORAGAYO‐in the
(1990/11/10)
BAKUFU-SLUMP

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ORAGAYO‐in theORAGAYO‐in the
(1990/11/10)
BAKUFU-SLUMP

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前作完成後、各メンバーは海外へ出向き長期休暇をとり、そこで蓄積した想いを吐き出したアルバムになります。昔のようにお笑い系の曲もありますが、どれもインパクトに欠けます。前作までにある程度の音楽的な完成を得た後だけにどの曲も新鮮味に欠けるのです。新しいファンも増えて人気も出てきていたのですが、昔からのファンを納得させるような出来にはなっていません。

1. 幸福追求の権利
2. おれはイナズマ
3. 海月(クラゲ)
4. 星屑のアッ子ちゃん
5. 組曲「天下御免の回り物」~第一章 カネ(マネーに捧ぐ)
6. 同~第二章 明日は晴れるだろう
7. 夢の中に~アルプス一万尺~夢の中に
8. 手紙
9. 京都マイ・ラヴ
10. 東の島にコブタがいた
11. 青春のウタカタ君
12. ヨ・ア・ケ
13. ORAGAYO~愛のテーマ
14. ザ・7th・ヘヴン
15. おおBEIJING

それなりの出来映えなのですが、目標を失ったような迷走に入っているように感じます。セルフプロデュースで自由に作った事によってまとまりに欠けているようです。組曲「天下御免の回り物」より カネ(マネーに捧ぐ)とおおBEJINGがシングルカットされましたが、以前のようなヒットには至りませんでした。彼等の雑食のような部分をまとめあげるブレインが必要だと言う事が鮮明に明らかになっています。

これまでのヒットが嘘だったように、このアルバム以降彼等の注目度は一気に減っていきます。どんなにはじけようと頑張っても、一番面白かった時期を知っているだけに、それを超えられない内容ではファンは納得出来ません。この辺りがこのバンドの限界だったと思いますが、人気は継続していただけにバンドも継続して頑張っていきます。しかし満足出来ない作品内容では、どんどん気持ちが離れていってしまいます。あまりにもまともなバンドになってしまっては魅力はありません。

組曲「天下御免の回り物」~第一章 カネ(マネーに捧ぐ)

京都マイ・ラブ


東の島にコブタがいた

[20100309]

I,B,WI,B,W
(1989/11/01)
爆風スランプ

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I,B,WI,B,W
(1989/11/01)
爆風スランプ

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江川ほーじんに代わってバーベQ和佐田が新しいベーシストとなってからの初めてのアルバムになります。江川ほーじんの脱退は明らかに爆風スランプのサウンドに変化をもたらしました。何でもチョッパーを入れていた江川ほーじんのプレイは普通ではありませんでした。バーベQ和佐田のベースプレイも巧みなのですが、普通なのです。どんどん爆風スランプの曲がまともになっていくのです。

1. 泳ぐ人のバラード
2. I.B.W~イッツ・ア・ビューティフル・ワールド
3. 45歳の地図
4. 満月電車
5. 完敗
6. シンデレラちからいっぱい憂さ晴らしの歌今夜はパーティー
7. 女なんかなんだ
8. KASHIWAマイ・ラヴ
9. リゾ・ラヴァ-Resort Lovers-
10. それから
11. 大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い

バーベQ和佐田の加入はまともな曲を創るファンキー末吉にとっては都合のいいものでした。どんどんまともな曲を生み出す事が出来るからです。ですからヒット曲も沢山創る事が出来ます。このアルバムからも月光、リゾ・ラバ、大きな玉ねぎの下で ~はるかなる想い、45歳の地図と4曲もシングルカットされました。特にヒットしたリゾ・ラバはバブルを象徴するような曲です。大きな玉ねぎの下で ~はるかなる想いはセカンドに入っていた曲のリメイクです。このCDは発売当初ボックスケースに入っていましたが、現在はどうなっているのかわかりません。

タイトルのI.B.W.はIT'S A BEAUTIFUL WORLDの略で、当時起こった天安門事件を題材にしています。オープニングが泳ぐ人のバラードと言うバラードから始まるのは意表をついています。バーベQ和佐田もチョッパープレイ出来ますが、普通です。売れ線志向なので曲の完成度は高いですが、やはりJUNGLEの時のような満足度には至りません。しかし、このアルバムまでが爆風スランプの絶頂期だったと言えます。次のアルバム以降からどんどん失速していきます。

I.B.W

45歳の地図

満月電車
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[20100308]

ハイランダーハイランダー
(1988/11/02)
爆風スランプ

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ハイランダーハイランダー
(1988/11/02)
爆風スランプ

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アレンジ力が上がった爆風スランプなので、音楽的には前作並みに良く出来ているのですが、満足度では前作には及びません。お笑いの部分が少なくなり、人種差別や原発などの風刺性が強まり、メッセージを伝えるようになっていきます。バンドサウンド以外の楽器による豪華なサウンドで音楽的な完成度は上がっていますが、徐々に爆風スランプらしいはじけ方が出来なくなっています。

1. 耳たぶ
2. ハイランダー
3. スパる
4. 月光
5. ビター・メモリーズ
6. ひどく暑かった日のラヴソング
7. 穴があったら出たい
8. 転校生は宇宙人
9. きのうのレジスタンス
10. ランナー
11. THE BLUE BUS BLUES
12. 目ん玉

最初と最後にパッパラー河合だけによるギター弾き語りの耳たぶと目ん玉がライブ録音されています。初めての演奏のようで、客が大爆笑しているのが楽しいです。タイトル曲のハイランダーはmバブル時代を象徴するように土地が高騰する事を嘆き、仕舞にはアフリカで搾取されている人達を嘆きます。スパるでは原発に対する批判的な歌になっています。ちょうど当時PCサクセションが替え歌による反戦、反核兵器の歌を歌っていた事が影響していると思われます。転校生は宇宙人はNHKのみんなの歌に採用されています。

シングルカットされたのはきのうのレジスタンス、ひどく暑かった日のラヴソング、Runner、月光とこれまでのアルバムの中でも一番カットされています。それだけ売れ線志向になっていたのです。しかし、その中でも一番地味だったRunnerが大ヒットします。ほとんど脇役扱いされるような曲だったのですが、今では爆風スランプと言えばRunnerと言うくらいの代表曲になっています。そして、このバンドのサウンドの要だったベーシストの江川ほーじんがこのアルバムを最後に脱退してしまいます。売れ線志向になった事が原因かどうかは不明です。

ハイランダー

スパる

月光
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[20100307]

JungleJungle
(1994/11/02)
爆風スランプ

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JungleJungle
(1994/11/02)
爆風スランプ

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私にとってはこのアルバムが爆風スランプの最高傑作だと思っています。初期の頃の元気のよさと、楽曲の完成度の高さが巧い具合にバランス良くし上がっているからです。このアルバムから爆風スランプは楽曲主義となり、バンド以外のホーンセクションなど、しっかりと隙間を埋めるようなアレンジを心がけ、ヒット曲を生み出すバンドへと変わっていきます。

1. ザ・ツライ
2. 星空ダイアモンド
3. 終わる恋じゃねえだろ
4. 風の音
5. 雨だれ
6. 夕焼け物語
7. スーパーラップX
8. 映画通り
9. 恋はワンルーム
10. モア・ザン・トゥルー
11. 愛がいそいでる
12. 東の島にブタがいたVol.3

That's Rightを日本語よ魅したザ・ツライはシングルカットしてヒットしました。ホーンセクションがゴージャスなファンクナンバーになっています。はひふへほーじんこと江川ほーじんのチョッパーベースが炸裂しています。星空ダイアモンドも洗練されたソウルナンバーになっていて、サウンド全体はファンクソウル系に固まり始めました。当時は海外も初めファンクソウルが流行っていたので、時代にあったサウンドになった事によってヒットに結びつきました。しかも爆風スランプらしさは失っていないと言う事で、このアルバムが最高傑作だと思っています。

パッパラー河合作の雨だれはアコースティックギターによるインストで、彼のプログレ志向が垣間見えます。夕焼け物語も洗練されたソウルナンバーで、ちょっとキュンとくる内容になっています。スーパーラップXはその名の通り爆風流ラップになっています。アレンジはアバンギャルドプログレと言った所です。映画通りやシングルカットされた愛がいそいでるなど名曲が揃っており、誰が聴いてもいい作品だと言うのが分かると思います。東の島にブタがいたVol.3のように爆風スランプらしい曲もあり。売れ線志向になってはいますが、ここまでは納得出来る内容になっています。このスペックを保ってくれていれば良かったのですが、ここが頂点だと思います。名盤です。

ザ・ツライ
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[20100307]

楽(RAKU)楽(RAKU)
(1994/11/02)
爆風スランプ

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楽(RAKU)楽(RAKU)
(1994/11/02)
爆風スランプ

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初期の頃の爆風スランプというとこのサードアルバムまでになると思います。この後からはヒット曲を生み出せるだけの力量がついてしまうからです。しかし、このアルバムまではヒット曲を出すよりもバンドとして楽しもうという気持ちが強かったように感じます。象乳のような強烈な曲は無くなりましたが、いかに言葉で遊ぼうかという感じで曲を創っています。しかし演奏は本気モードなので、そのギャップが愉快でした。

1. 追え!!
2. まっくろけ
3. 黎明
4. 天国列車で行こう
5. Yeah!年末
6. 楽
7. おはようくん
8. 日本一いい気なラブ・ソング
9. 1986年の背泳
10. らくだのこぶには満月がよく似合う

当時は星座占いや血液型占いが流行っており、女の子を口説くのに、手っ取り早い所がありました。そこで話題になったのが、このバンドのメンバーはみんな違うタイプの星座が集まっていたと言う事です。星座には火、地、風、水という4つのパターンがあるのですが、この4人はその火、地、風、水で分けられていたのです。そんなバラバラの性格で一つのバンドを結束させると言うのはかなり珍しいパターンでした。ビートルズは風の2人が中心でしたし、ストーンズは火の2人が中心となってバンドのカラーを創っていました。ですからこのバンドは雑食な感じがするのです。

何でも有りでも許されるバンドでしたし、何でもこなせるだけの力量を持ったバンドでもあったのです。中心はサンプラザ中野の歌なので、それだけで爆風スランプ印になったのです。ただ、この頃からまともな曲創りをするファンキー末吉が中心となって行く傾向が出てきます。その為ハチャメチャさは無くなっていくのですが、ヒット曲を生み出せるようになっていきます。このアルバムはちょうどその中間地点になる感じで、いまいち中途半端な感じとなっています。

まっくろけ

天国列車で行こう

Yeah!年末
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[20100307]

しあわせしあわせ
(1994/11/02)
爆風スランプ

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しあわせしあわせ
(1994/11/02)
爆風スランプ

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セカンドアルバムになるとファーストアルバムの時のようなインパクトは薄れますが、バンドとしてのまとまりが出てきます。ファンキー末吉はドラマーですが、多くの作曲を担当しています。これが結構シリアスな曲を創るのですが、それに対して他のメンバーが面白おかしく展開させていきます。この個性がバラバラなバンド故の雑食な感じをまとめた上での爆風スランプと言うバンドが認識されていきます。

1. 美人天国
2. 青雲
3. ザ・グッバイ
4. 来たぜ!!
5. 大きな玉ねぎの下で 〈足鳴らそうの部〉
6. 1800
7. せたがやたがやせ
8. 青春りっしんべん
9. 女の道
10. おしゃれな東京タワー 〈おまけの部〉
11. えらいこっちゃ

美人天国ではチャーがゲストでギターを弾いています。おしゃれな東京タワーもあわせてチャーはアレンジでも関わっています。コミカルな曲は多く作っていますが、バラードの名曲大きな玉ねぎの下でが収録されています。文通していた人と初めて武道館で会う約束をするのですが、合う事が出来ず見上げた武道館の天辺にある球体がタマネギに見えるという歌です。不器用なくらい青春している曲です。

1800では和なヒップホップしています。こうした複雑な曲で笑いが取れるのもしっかりとした演奏力があっての代物です。ただ、ここまではまだキワモノ扱いされている所があって、話題になっても大きなヒットには結びつきませんでした。それでもやりたい放題なところがあったこの初期の頃が一番楽しいです。せたがやたがやせのような語呂合わせ的な歌も、東京ローカルな感じがして、ライブハウス出身バンドらしさがまだ残っていますが、この頃の爆風スランプが好きです。ヒット曲メーカーになった頃には興味を失っていましたので。

美人天国

青雲

来たぜ!!
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[20100307]

よいよい
(1994/11/02)
爆風スランプ

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よいよい
(1994/11/02)
爆風スランプ

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ニューウェイヴ以降、日本でも最初のバンドブームとなっていました。ライブハウスからメジャーになろうと頑張るバンドが沢山いました。その中で爆風銃(バップガン)のメンバーであったファンキー末吉と江川ほーじんとスーパースランプのサンプラザ中野とパッパラー河合が合体して出来上がったのがこの爆風スランプです。ファンキーな演奏を得意としていた爆風銃とコミックバンドのスーパースランプが合体した事によって、キワモノ的なコミカル性とシリアスな演奏力が融合した事によって、これまでに無かったような強力なバンドとなりました。

1. 週刊東京「少女A」
2. ザ・センタク
3. 東京アンギラス
4. よい
5. 涙の陸上部
6. うわさに,なりたい 〈生録の部〉
7. たいやきやいた
8. 狂い咲きピエロ
9. びっくりミルク
10. 無理だ!!(ユー・キャン・ノット・ドゥ・ザット)
11. すいか 〈おまけの部〉
12. 無理だ!決定盤

リズム&ブルースを基調としたコミカル性は第二のRCサクセションと言うイメージを植え付けましたが、このバンドはそれだけではありませんでした。江川ほーじんというベーシストが繰り広げる独自のチョッパーテクニックに、パッパラー河合というギタリストによるプログレッシヴなプレーなどが混じりあい、ハードロックやヒップホップなど、あらゆるジャンルのスタイルをパロディーのようにこなすテクニックに裏打ちされた上でのコミカルぶりだったのです。

デビューシングルの週刊東京「少女A」は埼玉や千葉から週末だけ東京に出て来る少女を皮肉った曲で、ザ・センタクはハービーハンコックのロックイットをパロディ化したヒップホップになっており、東京アンギラスやたいやきやいたはハードロックになっています。たいやきやいたはシングルカットされていませんが、PVでテレビで紹介されていたので彼等のデビュー曲だと思われていた曲です。たいやきのあんこと格闘するアルバイトのときの事が歌われています。

タイトル曲のよいのようなリズム&ブルースを巧い事料理した曲が一番イメージ的には合います。びっくりミルクや無理だ!!、すいかと続く後半はスーパースランプ時代のコミカルな曲です。象乳という強烈なフレーズはインパクトがありました。そしてそこでも大活躍するのが江川ほーじんによるチョッパープレイです。自分で編み出したチョッパーテクニックですので、普通のチョッパーよりも独特のハネ方をします。コミックバンドと言う事であっても見事な出来映えの名盤です。ここまで徹底しているのは痛快ですらあります。

週刊東京「少女A」

よい

涙の陸上部

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[20100306]

してみたい(紙ジャケット仕様)してみたい(紙ジャケット仕様)
(2008/03/26)
中川勝彦

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DOUBLE FEATURE(紙ジャケット仕様)DOUBLE FEATURE(紙ジャケット仕様)
(2008/03/26)
中川勝彦

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ペントハウスの夏(紙ジャケット仕様)ペントハウスの夏(紙ジャケット仕様)
(2008/03/26)
中川勝彦

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RebirthRebirth
(1995/10/21)
中川勝彦

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今ではしょこたんこと中川翔子の父親として有名な中川勝彦ですが、それが無かったらほとんど忘れ去られてしまった存在だった事でしょう。なぜそんな中川勝彦を取り上げるかと言うと、当時の印象があまりにも強烈だったからです。その中性的なイメージがどんどんエスカレートしていき、今でも忘れられないくらいに強烈に頭に刻まれた迷曲ナンシーChangが頭から離れなかったのです。こんな曲をシングルカットすると言うのはゆるされていいのかと思うくらい中性的なイメージは当時の日本でも早過ぎたのではないかと思っていました。

あの曲を歌っていた人は今どうしているのだろうと思い返しているとしょこたんが出てきて、その娘だと知ってびっくりでした。すぐいなくなったのでどうしていたのだろうと思っていたのですが、急性骨髄性白血病で32才と言う若さで亡くなっていました。当時はグラムロック系として本田恭章と人気を二分していました。ファーストアルバムはムーンライダーズの面々がバックアップしたり、多くのミュージシャンが関わっていました。俳優もしていて、どちらも本気でやっていてマルチタレントの走りでした。

Please Understand Meはデヴィッドボウイやモットザフープルのようなグラムロックになっています。それ以外の曲は80年代サウンドとグラムロックを融合したような曲をやっています。ファルセット気味の歌い方は河村隆一の原型のようでもあります。今でも強烈に頭に残るナンシーChangを生み出したと言うだけでも、この人は一つの時代を創ったと思います。我が淫美ブログで紹介するに相応しいお方だと思います。しょこたんも凄い人ですが、お父さんも相当凄い人です。

してみたい

Please Understand Me

Skinny
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[20100306]

天使たち天使たち
(1995/04/01)
THE STREET SLIDERS

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ノー・ビッグ・ディールノー・ビッグ・ディール
(1996/11/21)
The Street Sliders

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WRECKAGEWRECKAGE
(1995/04/21)
ストリート・スライダーズ

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ラストライブラストライブ
(2001/01/24)
THE STREET SLIDERS

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地道なライブ活動から人気を上げていったバンド、ストリートスライダーズです。和製ストーンズと言うイメージを持たれており、ローリングストーンズの影響を持ったバンドでしたが、このバンドは徹底してスローブギにこだわっており、完全なストーンズのコピーバンドではありません。しかし、このバンドは日本でのストーンズフリークから高く支持されているため、日本のストーンズ的なバンドはこのバンドを手本とする事が多くなっていきます。

このバンドの人気を広めたのはMTVであり、日本のバンドもPVを創ってはPRするようになります。このバンドのPVはほとんどがライブ演奏風景なので、ライブに行った事が無い人でもこのバンドの良さがストレートに伝わっていったのです。メンバーはボーカルとギターのHARRY、ギターの蘭丸、ベースのJAMES、ドラムのZUZUという不動のメンバーで2001年までの永きに渡って活動しました。

忌野清志郎も当時の若手バンドの中で唯一認めていたバンドでした。そして後に仲井戸麗市と蘭丸が麗蘭と言うユニットを組みました。ほとんどの曲がミディアムテンポのブギスタイルというワンパターンにもかかわらず、常に絶対的な人気を得ていたのは、彼等の歌が当時の若者に身近なメッセージを放っていたからでしょう。永い活動の中で多少の音楽的な変化あるものの、ほとんど変わらないスタイルを頑固なまでに貫いた硬派なバンドの代表格です。

Blow The Night

のら犬にさえなれない

カメレオン
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[20100306]

Topless plus2Topless plus2
(1994/05/20)
サロン・ミュージックSALON MUSIC

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サロン・ミュージック THIS IS + O BOYサロン・ミュージック THIS IS + O BOY
(2002/03/27)
SALON MUSIC

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M☆A☆S☆HM☆A☆S☆H
(1995/04/26)
サロン・ミュージックSALON MUSIC

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サロンミュージックは竹中仁見(g.key.prog.vo.)と吉田仁(b.g.prog.vo.)の二人からなるユニットです。男性と女性の2人ユニットと言うのは今では珍しくありませんが、当時は珍しく、その走りとなったのがこのサロンミュージックでした。ドラマーがいない、バンド形式ではないと言うだけでも、それまでには無かった形式になります。音楽的には東京ロッカーズの流れを汲んだテクノニューウェイヴな感性を更に発展させた、独特なポップ感覚を持ったユニットでした。彼等のデモテープを最初に認めたのはイギリスで、最初は英フォノグラムからデビューします。

そしてファーストアルバムは高橋幸宏プロデュースで、ポストテクノ、ニューウェイヴな新しい感性として日本では紹介されました。吉田仁はプロデューサーとしても活躍しており、フリッパーズ・ギターなどを手がけています。つまり日本独特のマニアックなおしゃれサウンドの流れを創ったユニットとも言えます。後のオルタナティヴにつながる感性も持っており、日本が新しい時代に突入した事を象徴するような存在でもありました。

バンド形式でなくても音楽は創れるんだという認識は、当時増え始めていた宅録キッズにとっては心強い味方でした。パンクニューウェイヴにより破壊の後に生まれた創造の時期が来た事を伝える存在だったと思います。それまでの既成概念を完全に壊しまくった後だからこそ成せる技だったと思います。80年代の商業主義とは違った角度で静かなブームとなる新しい感性を育て上げたという意味では、日本のロックシーンにとっては無くてはならなかった存在だと思います。この感性が今のシーンには無くなっているのです。だから何も新しいものが生まれてこないという悲劇の時代を今生きているのです。

Hunting On Paris

Spending Silent Night

Paradise Lost
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[20100306]

PSYCHOPATH(紙ジャケット仕様)PSYCHOPATH(紙ジャケット仕様)
(2007/12/24)
BOΦWY

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BOOWYのラストアルバムです。バンドとしてはやり尽くしたということと、お互いにやりたい事が明確になり、そうなると布袋寅泰と氷室京介という二つのチーダーシップがぶつかりあう事も理由にあったと思われます。ファンの間では不仲説が飛び交っています。現にその後2人が結びつく事はありませんでした。人気としては絶頂期であるにも関わらず解散すると言う事はファンにとっては納得のいかない事だったでしょうが、過去の栄光に執着しない生き様はロックミュージシャンとしては正解な生き方です。そういう意味ではサザンもミスチルもロックじゃないのです。

1. LIAR GIRL
2. ANGEL PASSED CHILDREN
3. LONGER THAN FOREVER
4. GIGOLO & GIGOLET
5. RENDEZ-VOUS(LIVE IN HAMBURG JULY 1987)
6. MARIONETTE
7. PLASTIC BOMB
8. PSYCHOPATH
9. CELLULOID DOLL
10. FANTASTIC STORY
11. MEMORY
12. 季節が君だけを変える

MARIONETTEがシングルで大ヒットしました。最後のシングルとなったのが季節が君だけを変えるです。前作から引き継いでいるデジタルロックでポップな感性とデヴィッドボウイのベルリン三部作を思わせるような廃退的な後半のダークな感じは新しいBOOWYの魅力となったはずですが、それは布袋寅泰と氷室京介のソロ活動するための布石となっています。2人の結束がまだ残っていればバンドは継続出来たでしょうが、お互いが自分のやりたい事をやりたい思いの方が強かったようです。

タイトルのPSYCHOPATHの意味はイカれた奴と言う事で、ジャケットもいい味を出しています。私は当時再上映された戦艦ポチョムキンを連想していましたが、それはあくまで私の個人的なイメージです。デビュー当時が持っていたブリティッシュニューウェイヴの感性が蘇っていると言う事もあって、バンドとしては最高の作品を創り上げたと思います。惜しまれながらの解散故に彼等は伝説となりました。後に登場するビジュアル系と呼ばれるバンド達が、彼等の創り上げてきた偉業を今も讃えていると思います。ロックはカッコつけるくらいが一番面白いと思います。

LIAR GIRL

ANGEL PASSED CHILDREN

LONGER THAN FOREVER

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[20100305]

BEAT EMOTION(紙ジャケット仕様)BEAT EMOTION(紙ジャケット仕様)
(2007/12/24)
BOΦWY

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満足のいく作品を創り上げた彼等に残された目標はNo1を目指す事だけでした。そしてヒット狙いの、歌を中心に考えられた作品に仕上げたこのアルバムでNo1の座をついに勝ち取りました。布袋寅泰のアレンジは益々洗練されていき、シンセも巧みに絡めています。Y.M.O.の松武秀樹がシンセプログラミングをし、ホッピー神山が演奏しています。後に布袋寅泰が最初の結婚をする山下久美子もコーラスで参加しています。

1. B・BLUE
2. ONLY YOU
3. RUNAWAY TRAIN
4. BEAT SWEET
5. NOISE LIMITTER
6. DON’T ASK ME
7. B・E・L・I・E・V・E
8. SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS
9. DOWN TOWN SHUFFLE
10. WORKING MAN
11. RAIN IN MY HEART
12. DRAMATIC? DRASTIC!
13. OUR REVOLUTION
14. SENSITIVE LOVE

B・BLUEとONLY YOUというシングルヒット曲をトップに持ってくる辺り、完全に売れ線狙いにきています。前作までは趣味的な部分もしっかり入っていましたが、ここでは完璧に楽曲の完成度を重視しており、演奏面での発展はみられませんが、楽曲としてのポテンシャルはしっかりしており、無駄の無い中でもしっかりプレイヤーとして主張しています。当時はCDとビニール盤が入れ替わる時期で、CDサイズで曲が用意されていますが、ビニール盤では2曲少ない収録になっていました。

シンセによるデジタルロックな試みは当時のジーザスジョーンズの影響だと思います。これは布袋寅泰のソロ作品にまで引きつげられます。デビュー当時からあったあくの強さは完全に抜けて必要な音しか入っていません。ですから一番聴き易い作品になっているので、入門編としてはいいでしょう。ただ、ここでやり尽くしてしまった彼等に残された選択肢は解散しかありませんでした。いつまでもだらだらと同じ事を繰り返す最近の大物バンドとは違って潔い良い好青年だったのです。売れ線と言ってもかっこいいアレンジばかりなので、素晴らしい出来映えになっています。ただ、昔からのファンにとっては少し物足りないかもしれません。

B・BLUE

ONLY YOU

RUNAWAY TRAIN

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[20100304]

JUST A HERO(紙ジャケット仕様)JUST A HERO(紙ジャケット仕様)
(2007/12/24)
BOΦWY

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布袋寅泰がプロデュースしてほとんどのアレンジを手がけた、初のセルフプロデュース作品です。完成度も高く、彼等の最高傑作と呼ばれるくらいの出来映えとなっています。あまりにもやりきった感に達した為に、バンドとしては次ぎにくるのは解散だと思ったくらいだったそうです。それだけメンバーとしても満足のいく作品となったようです。

1. Dancing In The Pleasure Land
2. Rouge Of Gray
3. わがままジュリエット
4. Plastic Ocean
5. Justy
6. Just A Hero
7. 1994-Label Of Complex-
8. ミス・ミステリー・レディ(Visual Vision)
9. Blue Vacation
10. Like A Child
11. Welcome To The Twilight

彼等の一番の代表作としてシングルヒットしたわがままジュリエットが入っています。これは80年代を代表するくらいの大ヒットとなりました。アレンジもいかにも80年代らしいもので、ヒットメーカーとしての布袋寅泰の始まりのような曲です。1994-Label Of Complex-には吉川晃司がゲスト参加しており、後に結成するCOMPLEXを予感させています。デヴィッドボウイのフェイムのようなファンクナンバーです。

いきなり!フライデーナイトというテレビ番組のオープニングナンバーに使われたJustyもヒット性のある曲です。ビジュアル系のお手本のような曲ばかりで、ラルクやガクトなどの原型がここにはあります。布袋寅泰の才能が一気に開花した作品でもあり、それは氷室京介との確執の始まりでもありました。当時のサイケデリックファーズやキュアのようなブリティッシュサイケな感じとポップ性が見事に融合した名盤です。

Dancing In The Pleasure Land

Rouge Of Gray

わがままジュリエット
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