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[20100517]

THE BLUE HEARTSTHE BLUE HEARTS
(1987/05/21)
THE BLUE HEARTS

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80年代後半に出てきたパンクバンド、ブルーハーツです。何でこの時代にパンクバンドなんだろうというくらい、もう古くさくなっていたパンクでしたが、バンドブームの中には多くのパンクバンドがいて、インディーズから出てきたブルーハーツがパンクやっていてもおかしくない感じでした。メンバーは甲本ヒロト - ボーカル、真島昌利 - ギター、河口純之助 - ベース、梶原徹也 - ドラムの四人です。

1. 未来は僕等の手の中
2. 終らない歌
3. ノー・ノー・ノー
4. パンク・ロック
5. 街
6. 少年の詩
7. 爆弾が落っこちる時
8. 世界のまん中
9. 裸の王様
10. ダンス・ナンバー
11. 君のため
12. リンダリンダ

セルフプロデュースで制作されたこのファーストアルバムは、一番パンクしている作品です。セックスピストルズの勝手にしやがれのように、ノイジーなギターを左、右にステレオに振り分けて、クリストーマスの手法をもしていますが、それだけにパワフルなサウンドになっています。本当にいい音で録音されていると感心できるアルバムはこのファーストだけです。私が一番関心を示したのは甲本ヒロトの歌い方です。A.R.B.の石橋凌のような歌い方がかっこ良かったのです。私にとってはA.R.B.のいい後継者として受け入れてしまいました。

歌詞もまだこの時点ではしっかりとメッセージを発しています。特に忌野清志郎が彼等を気に入ってライブでリンダリンダ と叫んでいましたので、彼等の名前はすぐに広まりました。彼等は下北のラーメ屋でバイトしながらバンドやっていた訳で、当時はヒロトを下北で目撃するチャンスが多くありました。初期の頃のA.R.B.を思わせる曲も分かりやすいし、まだポップにはなりきっていないので、このファーストだけは評価できます。これは日本のパンク作品の中でも名盤と言えます。この路線を失って欲しくなかった。

未来は僕等の手の中

終わらない歌

NO NO NO
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[20100517]

大相撲 夏場所は中日まで白熱した相撲内容が続いています。白鵬は盤石で無敗の勝ち越し。把瑠都も昨日まで全勝できていましたが、今場所絶不調の鶴竜に負けて1敗となりました。把瑠都はどうも腰高になっていて、背の低い相手には組んだ方が分がいいみたいですが、突き押してしまいました。琴光喜は調子は良くないみたいでしたが、何とかもち直して5勝まで勝っています。

中日までの上位の成績
白鵬 8勝0敗
日馬富士 6勝2敗
琴欧洲 6勝2敗
琴光喜 5勝3敗
魁皇 5勝3敗
把瑠都 7勝1敗
稀勢の里 5勝3敗
安美錦 2勝6敗
琴奨菊 3勝5敗
栃煌山 3勝5敗


今場所は栃ノ心が調子がよく、4大関に勝っています。平幕では霜鳳が調子がよく、前半は連勝していましたが、連敗するようになりました。何とか盛り返して欲しいと思います。魁皇は通算1000勝まで後4勝となりました。今場所9番勝てば大記録となります。把瑠都には何としても優勝してもらいたいのですが、どうも足の調子が良くないみたいです。今場所はどういう結果が待ち受けているのでしょうか。

大相撲夏場所 8日目の結果

大相撲夏場所 7日目の結果

[20100516]

Rainbow MagicRainbow Magic
(2009/10/07)
高野寛

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Rainbow MagicRainbow Magic
(2009/10/07)
高野寛

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ソロプロジェクトHAASによるミニアルバムMUSIC FOR BREAKFASTをはさんで2009年に出された、現在の最新アルバムです。久々にポップなアルバムになっています。このアルバムを制作する前に忌野清志郎が無くなると言う不幸がありましたが、清志郎と共作した今日の僕はが入っています。自分自身の原点に立ち返ったような吹っ切れた素晴らしいアルバムになっています。

1. Hummingbird
2. LOV
3. 道標(みちしるべ)
4. Timeless
5. 初恋プリズム
6. each other
7. CHANGE
8. 今日の僕は
9. 小さな”YES”
10. 季節はずれの風吹く街で
11. Winterlude
12. PAIN
13. 明日の空
14. あけぼの
15. Black & White
16. 虹の都へ (ver.09)

清志郎の死が彼の本能を呼び起こした感じがします。本来自分が生み出す音楽に巡り会えているように感じます。歌詞は全て書き直した。文字を見なくても歌が届くように吟味して、声が導くことばを探した。ことばが届く歌を探した。と供述しています。ですから、言葉が非常に音楽に溶け込んでいます。アレンジも実に素直に施されていて、とてもナチュラルなのに、特別なサムシングマジックを感じます。

タイトルがRainbow Magicという事もあってか、虹の都へを競るカバーしています。優しく穏やかでありながら、実に若々しいサウンドを創りだしています。ポップオタクが大人になって、そしてたどり着いた楽園だと思います。もう迷走する事も無いでしょう。というか、何をやっても自分の音楽に出来る術を見つけたのだと思います。これからも新作が出るのを期待いたします。

LOV

Black & White

[20100516]

確かな光確かな光
(2004/01/15)
高野寛

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Nathalie Wiseというバンドに参加していて、5年ぶりとなるアルバムになります。その為、作品を創りたいと言う欲求がかなり高まった状態で制作されており、その思いが作品に十分に影響しています。ただ、アコースティックなアナログな響きを持ったサウンドで、これまでの彼の作品とは又違った形になっています。

1. 確かな光
2. 1.2.3.4.5.6.7days
3. Ripe of Green
4. 忘却
5. 歓びの歌(サン・セバスチャンの思い出)
6. hibiki
7. Sunshine Superman
8. 声は言葉にならない
9. Sunburst
10. Beautiful
11. 美しい星

ソフトロック路線になっており、サイケデリックフォークを象徴するようなSunshine Supermanはドノヴァンのカバーで、高野寛としては唯一のカバー曲になります。又、特徴的な事としてはボーカルにはリヴァーブレスとも言えるくらいドライな感じに仕上げています。その為、昔の作品と比べるとまるで別物のような作品です。言葉で表すならデジタル骨董箱というようなレトロとデジタルが溶け込む事も無く共存しているような不思議な感じです。

美しい星のような現代音楽的な響きもだして、彼なりの成長が伺えますが、ヒット作品というにはマニアック過ぎる内容です。それでいて静かな英国庭園に降り注ぐ光のような音楽です。ヒット曲を創っていた頃が無理をしていただけなのか、ここでは穏やかな高野寛に会う事が出来ます。ソフトロックアルバムとして聴くならば、素晴らしい出来映えだと思います。

確かな光

[20100516]

TideTide
(1999/05/19)
高野寛

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趣味趣向が強く出ている為に、従来のポップ感覚が失われた作品です。このアルバムからインディーズレーベルに移籍した事も影響があるのかもしれませんが、これまでの高野寛を期待していると残念な気持ちにさせられます。ファンからしてみれば何処に行こうとしているのか分からないくらいに迷走し始めた作品です。

1. 新しいカメラ
2. フルーツみたいな月の夜に
3. 黒焦げ
4. オレンジ・ジュース・ブルース
5. Phenix(翼なき僕達に)
6. 皆既日食
7. 暮れてゆく空
8. Everlasting Blue
9. No word,No think(メディスン・ソング)

これまで十分素晴らしい曲を創ってきたので、たまには思いっきり私的な作品を創ってもいいと思うのですが、最近多くなっていたミディアムテンポばかりで、アルバム全体としては退屈な感じになっています。ポップオタクなので、ソフトロックアルバムというなら納得もいきますが、目玉となる曲がない平坦な内容になっています。唯一シングルカット出来そうな新しいカメラはボサノヴァ調でありながら、デヴァインコメディーのようなソフトロックなアレンジが心地良いです。

インディーズからということもあって、シングルカットのないアルバムでもあります。打ち込みベースの曲もありますが、全体的に弾き語りのようなレイドバックした雰囲気があります。もう2000年になっているにしては新しさを感じません。音楽シーン全体が2000年以降迷走していますので、新しさを求めてはいけなかったという事になりますが、発売当時はもう彼も終わったと思いました。特にいい出来の曲がある訳ではありませんが、出来が悪い訳ではありませんので、それなりには楽しめる作品です。

Bye Bye Television

[20100516]

「RAIN OR SHINE」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)「RAIN OR SHINE」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/12/19)
高野寛

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益々ソウルフルになった作品で、まるでオリジナルラブのような曲が多くなっています。アシッドジャズやネオアコの作風ではあるのですが、それだけではなく、70年代のエッセンスなども取り入れて、高野寛ならではのソウルワールドが展開さています。生演奏なのでとてもファンキーであります。

1. KAORI(Album Version)
2. Moon Shadow(Album Version)
3. 何も知らないで生まれて
4. TIME WAVE ZERO
5. Sunny Day Weekend
6. 夕凪
7. Overture~僕が二人にできること
8. Love Letter
9. 今日も地球の何処かで
10. Cheerio!
11. Planetarium Rain~Epilogue
12. Wish Again

シングルカットされているKAORIではシンプリーレッドの一員となった屋敷豪太が参加しています。ドラムンベースのようなドラムパターンとシンプリーレッドみたいなブルーアイドソウルになった曲です。もう一つのシングルカット曲Moon Shadowではまるでオリジナルラブのようなファンキーな曲になっています。何も知らないで生まれてではファンキーな曲の中でCCRのような7thコードのサザンロックなアルペジオが新鮮に響いています。TIME WAVE ZEROでのラップはお粗末です。いただけません。

渋谷系から更にオリジナリティー溢れる内容になっており、曲も良く出来ていて、デビュー当時の作風からは大きく変わってきていますが、熟練の領域に入っています。OvertureからEpilogueまでの流れは組曲形式のようです。彼の特色はポップでもプログレッシヴな姿勢であると思いますので、その辺の芯になる部分は変わっていないと思います。ただ、この後は迷走していく事になるので、このアルバムまでが彼の全盛期だったと言えると思います。でもまだ現役なので言い切れませんが。

Moon Shadow

Cheerio

[20100515]

「Sorrow and Smile」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)「Sorrow and Smile」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/12/19)
高野寛

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生演奏にる楽曲は高野寛の音楽にサムシングな新しさを与えます。前作同様渋谷系といってもいい内容で、今回はアシッドジャズなスタイルも取り入れて、90年代ならではのポップワールドを創りだしています。前作同様多彩な日本のミュージシャンが参加して、打ち込み無しでもテクニカルな演奏を披露しています。

1. Blue Stone
2. 約束の旅
3. 相変わらずさ
4. 夢の中で会えるでしょう
5. 見はらしのいい丘で
6. Time and Again
7. On and On
8. 三叉路
9. 迎えに行くよ
10. All over,Starting over~その笑顔のために~
11. 天国に続く道
12. Blue Stone (ボーナス・トラック)
13. 夢の中で会えるでしょう (ボーナス・トラック)

Blue Stoneは明らかにアシッドジャズな曲で、コーネリアスの小山田圭吾が参加しています。相変わらずさではテイトウワが参加しています。夢の中で会えるでしょうは坂本龍一が参加してアシッドジャズしています。見はらしのいい丘でではスカパラの青木達之が参加しています。Time and Againでも坂本龍一が参加しています。迎えに行くよでは高橋幸宏と元ジューシーフルーツの沖山優司が参加しています。 All over,Starting overではスカパラの青木達之とFLYING KIDSのメンバー全員が参加しています。大変ゴージャズな面々です。

ヒット曲は生まれなくなりましたが、彼のポップワールドは進化しながらも広がっていっています。既設のヒット曲というよりも同年代のスタイルから巧い具合に自分世界にポップスタイルを取り入れています。それだけ90年代は刺激に溢れた音楽がエネルギーを持っていました。勿論サンプリングや打ち込みもあるのですが、それらが気にならないくらいにバンドグルーヴによる演奏が巧くいっています。ラスト2曲のAll over,Starting overと天国に続く道ではゴスペル調のバラードという新しい一面も覗かせています。

夢の中で会えるでしょう

All over,Starting over

夢の中で会えるでしょう

[20100515]

「I(ai)」standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)「I(ai)」standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/12/19)
高野寛

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ORIGINAL LOVEの田島 貴男とコラボレートして、渋谷系への接触や、フライイングキッズの浜崎貴司のような新しい感性との交友関係などにインスパイアされたように、従来のネオアコスタイルへ回帰したアルバムです。といっても、本来のネオアコとは違うスタイルを持っていたのが、渋谷系のようなソウルフルなスタイルを取り入れるようになっています。

1. 黄色い月
2. 最後の扉
3. ベイビー・ベイビー
4. まさか僕らが
5. 恋の破片(かけら)
6. 幻の恋
7. 波紋
8. ここはどこか
9. 君の三日月のまつげ
10. 安心するんだ
11. 愛の言葉
12. 君のために
13. まさか僕らが(Acoustic Version)

時代は渋谷系が新しい感性をまき散らしていた時期もあり、彼なりのその回答として制作されているようです。セルフプロデュースではありますが、これまで違うのは、完全に師匠の高橋幸宏の影が見当たらない事です。独り立ちし始めたのです。金子飛鳥グループによるストリングスなど、打込み無しの生演奏にこだわっています。最後の扉では同世代の遊佐未森がバックコーラスで参加しています。

打ち込み無しとした事で、これまでのようなチープな音色が気にならなくなり、音楽的には満足出来るものになっていますが、ヒット曲がなくなり、ポップマジックな期待感も持てなくなりました。その分熟練への道を歩き始めたのです。生音ならではのビートルズ的な音も出していますが、これまでのような時代を気にしながら創っていたヒット曲ではなく、本来、自分が出すべき音と向き合うようになっています。そういう意味では良質な作品だと言えます。

Winter's Tale

[20100515]

「THANKS」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)「THANKS」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/12/19)
高野寛

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トッドと離れて、日本のミュージシャン達と一緒に創ったアルバムです。これまではトッドマジックがありましたが、ここからが彼の正念場となります。ただ、高野寛マジックというのもあって、この作品まではまだそのマジックが活きています。トッド無しでもここ前創る事が出来るという事が証明されました。

1. 泡の魔術
2. thanks
3. 衛星から愛をこめて
4. 二十歳の恋
5. 君といたいな
6. 数の論理で
7. かならず
8. ホロスコープ
9. 島
10. 果実の秘蜜
11. 2000 (Alternative Decade)
12. Dr.Floppy
13. 2000(Todd Rundgren Version)

忌野清志郎がボーカルで参加している泡の魔術は、バブルの崩壊を歌ったもので、シングルヒットしました。泡ということで花王のCMに使われました。もう一つのシングル曲で、タイトル曲のthanksもCMに使われてヒットしました。ただ、どういう訳か、日本で制作すると音圧というか、空気感がまるで違います。空間の埋め方がトッドのセンスが素晴らし勝った事が裏付けられる結果となりました。

セルフプロデュースですが、多くの日本ミュージシャンがバックアップしています。楽曲もこれまでと変わらず、素晴らしい曲を書いていますが、何で日本で制作するとこんなにもチープになってしまうのか、打ち込みの多用というか、日本ではライン録りが主流だった事も関係あるかもしれません。海外では同じ同じ環境でもアナログの音質が見直されて初めていたので、打ち込みものでも海外の作品は迫力がありました。その辺の嗅覚がこの時代の日本ではまだ足りていなかったように感じます。

泡の魔術

[20100515]

「AWAKENING」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)「AWAKENING」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/12/19)
高野寛

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AWAKENINGAWAKENING
(1998/09/23)
高野寛

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トッドラングレンのプロデュースは、このアルバムまで2枚続きます。今回もユートピアスタジオに出向いて制作されています。前作はほとんどのパートを高野寛が創っていましたが、今回はドラムのジェリーラモッタやベースにはトニーレヴィンなど、プログレ系のミュージシャンによる生演奏で創られています。その為グルーヴ感のある躍動が生まれています。

1. Proteus March
2. 目覚めの三月
3. Smile
4. てにおえ
5. テレパシーが流行らない理由
6. 紳士同盟
7. Another Proteus
8. エーテルダンス
9. Our Voices
10. Energy Clock
11. ベステンダンク
12. Prototype
13. こだま
14. 船に乗った魚
15. ドゥリフター
16. ベステンダンク(Four Rhythm Version)

5曲のインストナンバーの間に歌のある曲が並べられています。インストではプログレッシヴな演奏が展開されています。特にベースのトニーレヴィンによって、今まで弱かったベースの動きが格段に向上しています。当時崩壊したベルリンの壁について賞賛したベステンダンクが大ヒットしました。ただ、彼の大きなヒット曲は、ここまでがピークで、後はマニアックなファンによって支えられていく事になります。目覚めの三月もシングルヒットはしています。シングルカットはありませんでしたが、エーテルダンスも名曲です。

トッドとは完全に師弟関係にあって、かなり自由に曲創りに専念出来ていたようです。XTCなどのブリットポップ系からの影響、それはムーンライダーズ的でもありますが、彼独特のポップ感覚による素晴らしい名盤に仕上がっています。サイケデリックであり、プログレッシヴでありながらポップであるということでは、トッドとの2枚の作品が最高の出来映えで、これ以降はここまでの輝きは生み出せていません。自分自身との戦いの道を歩んでいく事になります。

目覚めの三月

エーテルダンス

ベステンダンク
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[20100514]

「CUE」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)「CUE」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/12/19)
高野寛

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当時トッドラングレンは日本のミュージシャンをプロデュースしたいという事で、物色していた中から選んだのがLA-PPISCHとこの高野寛でした。高野寛もトッドが大好きで憧れの人でした。その人から選ばれて、ウッドストックにある彼のユートピアスタジオまでレコーでイングに出向いて制作されたアルバムです。当時はまだトッドに家にはリヴ・タイラーが住んでいたはずなので会っていたに違いありません。羨ましい。

1. I・O・N(in Japangligh)
2. 虹の都へ
3. やがてふる
4. Eye to Eye
5. 一喜一憂
6. DAN DAN
7. 幻
8. From Poltamba
9. 人形峠で見た少年
10. 友達について
11. 大切な「物」
12. 化石の記憶
13. 9の時代
14. October
15. 虹の都へ(Pre-CD Version)

憧れのトッドにプロデュースしてもらうと言う幸運にありついた彼は、日本である程度曲の打ち込んだデータをもってユートピアへ向かいます。彼は高橋幸宏の弟子でもあるので、いかに生っぽくドラムパターンをエディットしているかをトッドに説きますが、トッドの応えはそんな苦労をするくらいなら始めから生で録音すればいいというアメリカ人らしい答えでした。XTCのようなポップセンスを持った高野寛ですが、トッドに聴いてもらいたい一心で、彼まで以上に素晴らしい楽曲を用意していました。

I・O・Nはオーディションの時に演奏した曲です。フュージュンのようなファンキーなノリを持ったプログレロックになっています。これまでは売り出すイメージと違うので没となって曲ですが、さすがにトッドはこの曲をトップに持ってきて、2曲目に彼の最初の大ヒット曲虹の都へを持ってきて、一気に作品の中に引き込む勢いを持たせています。この辺の選曲のセンスはさすがトッドです。日本人にはまだこの辺の駆け引きがわかっていない人が多いと思います。

打ち込みが基本となっていますが、生音もかなり使われていて、トッドらしいポップワールドが展開されています。その題材として高野寛の曲も素晴らしい存在感を生み出しています。トッドのマジカルポップワールドと高野寛のポップオタクセンスが見事に素晴らしい化学変化をもたらした名盤です。

虹の都へ

やがてふる

一喜一憂
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[20100513]

RINGRING
(1998/09/23)
高野寛

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RINGRING
(1989/07/05)
高野寛

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ファーストは高橋幸宏のプロデュースでしたが、セカンドからはセルフプロデュースを許されました。その為、前作とは雰囲気が変わっています。ネオアコというよりはブリットポップでプログレな部分も出てきています。デビュー前からパソコンで打ち込みをして曲を創っていたので、テクノなアレンジも自然に使われています。ポップですが、一筋縄ではいかない職人芸が反映されています。

1. IS THAT LOVE?
2. カレンダー
3. RING
4. ある日,駅で
5. アトムの夢
6. いつのまにか晴れ
7. 薔薇色の悪夢
8. 五十歩百歩
9. 7つ目のサイクル 5つ目のベクトル
10. BLUE PERIOD
11. WALTZ A WALTZ

始めの3曲まではミドルテンポで似ている曲を続けて意図的ではないかもしれませんが、組曲のように統一感があります。まだブリットポップは始まっていませんが、日本では早くからビートルズ風を新しいセンスで再構築するミュージシャンがいました。彼もその一人です。次回作はトッド・ラングレンがプロデュースするのですが、その前哨戦としてシングルのある日,駅でをプロデュースしています。ポップスオタクならではの豊富な音楽性が活かされており、単なるイケメンだけではすまされない事が認識されました。

ビートルズのような定番ではないコード進行だけど心地いい和音を探り出しています。音色の選択は、今聴くと幼い感じがしますが、当時は十分なくらいに洗練されたサウンドでした。ただ、今はもっと凄い音が出せる時代になっているだけに、もう少し工夫していると今でも通用する作品となっていた事でしょう。ブレイクするのは次回作からですが、既にこの時点で、熱烈な女性ファンが競ってライブに集まっていました。

IS THAT LOVE?

RING

ある日,駅で
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[20100512]

HULLO HULLOAHULLO HULLOA
(1998/09/23)
高野寛

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hullo hulloa ハロー ハロアhullo hulloa ハロー ハロア
(1988/10/26)
高野寛

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高橋幸宏、鈴木慶一主催のオーディションに合格した事をきっかけにデビューした高野寛です。当初は当時流行っていたネオアコとして売り出されていました。その為、わざとらしくもアコースティックギターを持たされています。当人もネオアコである事は嫌ではなかったようですが、実際のサウンドは高橋幸宏がプロデュースしているだけにテクノからのポップエレクトロニックなサウンドになっています。

1. See You Again
2. 二人のくぼみ
3. 恋愛感情保存の法則
4. 宝島まで
5. Outsomnia
6. 国境の旅人
7. September Dream
8. Play Back
9. 夜の海を走って月を見た
10. 世界は悲しすぎる
11. 大陸の子

デビューシングルのSee You Againや国境の旅人のようなポップな曲で、新鋭シンガーソングライターとして華々しくデビューしました。ルックスが良かったので、始めから熱烈な女性ファンが注目していました。まだネット環境も出来ていない時期から、なぜか日本の女性はルックスのいいミュージシャンにはすぐ食らいついてきます。これはグラムロックから現在のビジュアル系まで続いている現象です。

音楽性はひねくれポップロックしており、打ち込みもありで単なるルックスだけのミュージシャンではない事を知る事になります。オーディションでの評価はいつもオーディションで受かりそうでは無いが、優れたミュージシャンという事で採用されたようで、普通ではない音楽性を結構頑張ってヒット性のあるポップな曲を創り上げたデビューアルバムです。結構売れ線な作品ですが、やはり普通ではないのです。

See You Again

国境の旅人

夜の海を走って月を見た

[20100511]

銀河手帖銀河手帖
(2009/06/03)
遊佐未森

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銀河手帖(初回限定盤)(DVD付)銀河手帖(初回限定盤)(DVD付)
(2009/06/03)
遊佐未森

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昭和歌謡カバーアルバムのスヰート檸檬を経て、2009年に出された、今の所の最新作です。今回はいつものアコースティックなスタイルにジャズの要素がかなり入った内容になっています。ウッドベースが使われているので、そういうイメージなのですが、アレンジ自体もジャズ理論に裏打ちされたものでありながら、ヨーロッパの牧歌的な優雅が漂う名盤となっております。

1. 道標
2. 扉
3. Tell me why
4. ミナヅキ
5. ショコラ
6. 5月、エニシダ。
7. ripple
8. 花の二重唱
9. shine!
10. I’m here with you
11. ピアニッシモ

NHK長編アニメーションに使われたI'm here with you、CM曲のshine!など、親しみ易い旋律ながら、初期の頃のような森の妖精のようなコーラスワークが心地良いです。ジャズが一番特徴的な部分ですが、それだけではなく、クラシックやトラッドミュージックなど、あらゆる要素を自分の呼吸の中に溶け込ませたような見事なオリジナリティーを創りだしています。

初期の頃の方が個性的だったかもしれませんが、後期になるに連れて円熟された音楽性は、作品を出すごとに昇華されていき、流行に囚われない良質な音楽を創り続けています。初期の頃の作品も良いですが、本当にいい音楽に巡り会いたい時は後期作品を御勧めします。はずれがありません。見事な名盤です。最新作でもこのポテンシャルですから、次回作も大変に期待していいと思います。彼女は本当に素晴らしいシンガーであり、素晴らしい音楽家です。

花の二重唱

I’m here with you

[20100510]

休暇小屋休暇小屋
(2006/05/10)
遊佐未森

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休暇小屋(初回限定盤)(DVD付)休暇小屋(初回限定盤)(DVD付)
(2006/05/10)
遊佐未森

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遊佐未森の公式サイトからのみ購入可能なアルバムBREATH at the showを経て発売されたアルバムです。前作となるBougainvilleaではエレクトロニカなサウンドだったのに対して、このアルバムではピアノを中心としたアコースティックな楽器を中心に創られています。とてもリラックスした気持ちで聴く事が出来るアルバムです。

1. 休暇小屋
2. ベージュ
3. boy
4. 春の雨
5. あやとり
6. faraway
7. 白い花
8. 冬の日のW.
9. エニシダ通り
10. クロ
11. sweet petite
12. コハク

初めて全曲遊佐未森の作詞作曲作品となりました。そして東芝からヤマハミュージックコミュニケーションズ へ移籍してからの作品となります。とても素朴なくらいに安らかな気持ちにさせてくれる作品です。クロはみんなの歌で流された曲で、結構子供向けの曲も創っています。子供向けと言ってもとてもレベルの高い作品なのですが。

癒し系の音楽というイメージがある彼女ですが、それにしては結構凝っているアレンジだったりするので、本当に癒しとして聴いている人がいるのか分かりませんが、私は癒されるというよりも心地良くなれると言う表現の方が合っていると思います。歌唱力は明らかに衰えていますが、自分の音楽は常に追求している彼女が好きです。妥協していないのに万人受けするというのはまれな事です。

boy

クロ

[20100510]

大関昇進を果たした把瑠都は、初日白星で飾りました。突き押しでまわしにこだわらない相撲を取っていたので、良かったと思います。横綱を目指すなら曙のような突き押しに徹する事がいい結果を生むと思います。一人横綱の白鵬は相変わらず無敵な取り口で簡単に勝ちますが、闘志は漲っています。

初日上位の対戦結果
白鵬○ 寄り切り●栃煌山
日馬富士●寄り切り○琴奨菊
豊ノ島●上手投げ○琴欧洲
琴光喜●引き落とし○雅山
豊真将●叩き込み○魁皇
栃ノ心●叩き込み○把瑠都
稀勢の里○寄り切り●鶴竜
若の里●寄り切り○安美錦


若手は頑張っているので、面白くなると思いますが、中堅どころがいまいちな感じがします。魁皇は勝てばそれだけ記録更新ですが、相変わらず勝ち越しは出来そうな感じの内容ですので、しぶといと思います。把瑠都はとりあえず、今場所は優勝しないと綱取りは遥か先になってしまう可能性があるので、勢いを失って欲しくありません。朝青龍がいなくなっても盛り上がる大相撲はいろんな力士を見ているファンがいればこそだと思います。注目力士だけじゃないのです。

白鵬VS栃煌山

把瑠都VS栃ノ心

稀勢の里VS鶴竜
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[20100509]

ブーゲンビリアブーゲンビリア
(2003/08/20)
遊佐未森

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ブーゲンビリアブーゲンビリア
(2003/08/20)
遊佐未森

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昭和歌謡のカバーアルバム檸檬を経てリリースされたアルバムで、久々に外間隆史がプロデュースに加わっています。それも意図的に彼を必要としていたように、エレクトロニカなサウンドになっています。初期の頃のテクノとは又違った、2002年ならではのサウンドになっています。

1. 箱根
2. light song
3. ブーゲンビリア
4. 流線
5. blue heaven
6. 桃色の雲は
7. 花林糖
8. Daisy/Daisy
9. ユングフラウ(Schwarze Katze Version)
10. 彼方 ※〈CDエクストラ〉

アレンジはエレクトロニカですが、曲自体はいつもの情緒的な遊佐未森ワールドになっています。アイリッシュな感じもエレクトロニカなアレンジにより、全く新しい息吹を吹き込まれたようなサウンドになっています。流線ではプログレそのものなアレンジになっており、まるでYESのような曲に遊佐未森の歌が入ってきます。blue heavenではボサノヴァになっていて新鮮です。

全体的に低い声で歌う遊佐未森の歌唱力が落ちた事を痛感させられますが、コーラスではなんとかハイトーンを披露しています。しかし、キーは低めに設定されています。それでも落ち着いた感じに聴こえるので、歌唱力が落ちた事は決してマイナスにはなっていません。その年齢にあったベストのサウンドを提供してくれていると思います。それにしても後期なればなるほど良い曲を書いています。もうそれだけで十分です。これも名盤です。

light song

彼方

[20100509]

honokahonoka
(2001/10/31)
遊佐未森

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honokahonoka
(2001/10/31)
遊佐未森

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アイリッシュバンドのザ・チーフタンズと共演している作品です。スコットランドにてミックスとマスタリングされており、ナイトノイズとの共演とは違う美しさを持った作品です。本当にこの時期の遊佐未森は注目度は低くなっていますが、素晴らしい作品を残しています。全盛期の頃よりも音楽的には洗練されています。

1. オレンジ
2. I’ll remember
3. 遠いピアノ
4. 通り雨
5. 小さな桟橋
6. 月夜の浜辺
7. カシス
8. dive
9. クレマチス
10. Pie Jesu
11. leaf

優雅で美しく優しい音楽。遊佐未森らしいスピリチュアルなコーラスワークも復活して、エンヤあたりにも負けていない素晴らしい内容になっています。崇高なのに重たくなく、癒しなのに眠くない、活きた音楽がここにはあります。現在も現役の彼女の作品はかなり沢山あるのですが、特にこの時期の作品が秀逸ではないでしょうか。彼女がいつも大事にしてきたアイリッシュトラッドの雰囲気が一番強く出ていますし、それでいてオリジナリティーに溢れています。

歌唱力は全盛期に比べてみると落ちてはいますが、それでもこれだけのコーラスワークを生み出せるのですからたしたものです。逆に昔の尖ったような質感が無くなって、とても洗練された質感になっているので、心地良さは倍増しています。常に自分の音楽性に忠実であった事が、ここにきて華開いていると思います。素晴らしい名盤です。

I’ll remember

[20100509]

small is beautifulsmall is beautiful
(2000/11/08)
遊佐未森

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small is beautifulsmall is beautiful
(2000/11/08)
遊佐未森

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穏やかで情緒的な作品です。東芝時代の彼女は、前ほど目立った感じではなくなっていますが、質の高い作品を残していると思います。新しいポップ感覚と従来の情緒性が心地良く融合した名盤です。何といっても曲自体がいいので、とても高い満足度が得られるアルバムだと思います。

1. small is beautiful
2. paddle out
3. ココア
4. still room
5. ネクター
6. ヤドカリ
7. life in the tree house
8. ちょっと海まで
9. 旅立ち
10. サヨナラ東京
11. 仔ぐま座
12. 空に咲く花

昔ほどハイトーンが出なくなっていますが、それでも遊佐未森らしいコーラスワークを駆使したアレンジが美しいです。シングルカットされた空に咲く花がテレビ番組世界ゴッタ煮偉人伝のエンディングテーマに使われました。ポップな作品なので、以前のような自然の中にいるような癒しとは違う優しさを持っています。決して流行に左右される事の無い彼女の音楽性ですが、音色的にはきちんと時代の中の新しい音を使用しています。

河合奈保子のような声なので、才能のある河合奈保子という事で、河合奈保子ファンにも聴いて欲しいと思ってしまいます。もうオンリーワンな存在では無くなっていますが、曲がいいので、普通のポップファンでも満足出来るアルバムだと思います。音楽的には園寿期しており、素晴らしい無いようになっています。永く聴き続けたい名盤です。

ココア

空に咲く花

[20100509]

庭
(1999/03/10)
遊佐未森

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庭
(1999/03/10)
遊佐未森

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遊佐未森流のブリットポップとも言える作品です。アイリッシュトラッドのフォーク調の曲から、ビートポップとも呼べるブリットポップな曲を創っています。これまでのポップ性とは違うアプローチになっていると思います。既に時代はブリットポップもネオアコも流行は終わっていたのですが、それらの流行のスタイルを彼女なりに消化したような作品です。

1. 青の行方
2. ポプラ
3. Pixie
4. 眠れぬ夜の庭で
5. a little bird told me
6. ハモニカ
7. 火星水路
8. Little Garden
9. バンビ
10. ボーダーライン

とても明るいテンポの青の行方から始まり、少しばかりのロック的なアレンジを持ったブリットポップ調の曲が多く創られています。 a little bird told meはホルストの惑星の中のジュピターに歌詞をつけた曲で、平原綾香よりもこちらが先に先にやっています。ポプラではアイリッシュトラッドとネオアコが融合した曲で名曲です。一番異色なのがPixieで、デヴァインコメディーのようなアレンジです。

全体的に宇宙をテーマにしているようなのですが、それで庭というタイトルはユニークだと思います。残念ながら歌唱力は落ちています。普通のシンガーになってしまったような感じですが、それで気づいたのが、普通に彼女が歌うとまるで河合奈保子の歌い方に似ているという事です。そういえば唇の感じも似ています。ポップアルバムという事であれば、かなり素晴らしい曲が揃った名盤だと思います。

ポプラ

[20100508]

echoecho
(1998/02/11)
遊佐未森

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echoecho
(1998/02/11)
遊佐未森

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ソニーから東芝EMI移籍後初のアルバムとなります。アイリッシュな雰囲気とポップミュージックのバランスのいい融合で、遊佐未森ワールドがより円熟味を増しています。イギリスのスコットランド、エディンバラ近郊のイースト・ロージアンでレコーディングされています。バックミュージシャンも現地のミュージシャンを起用しています。

1. バースデイ
2. ミラクル
3. レモンの木
4. ラララ
5. 水のなか
6. エコー
7. オーロラ
8. ザ・ロード・トゥ・ノーホェア
9. ミント
10. タペストリー(リミックス)
11. エデン

後期遊佐未森を代表する名盤です。タペストリーのみ日本のミュージシャンで録音されています。ほとんどの曲を遊佐未森が書いていますが、The Road to NowhereはNightnoiseのトリーナ・ニ・ゴーナルが創った曲で、本人も演奏で参加しています。これまでの遊佐未森の持ち味がバラバラではなくて、一つに融合したような、いろんな表情を曲の中に反映させています。

ただ気になるのは声で、いままでのような伸びやかさは無いように感じます。声の方は、もう全盛期は過ぎてしまったようです。それだけが残念ですが、曲の出来映えは素晴らしいものです。プロデュースはCalum Malcolmという人で、海外録音にも関わらず、とても日本的な雰囲気ももった不思議な世界観があります。彼女にとってはどこの国というよりも、彼女の歌の世界こそが存在しているのだと思います。

レモンの木

The Road to Nowhere

タペストリー
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[20100508]

rokaroka
(1997/02/01)
遊佐未森

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rokaroka
(1997/02/01)
遊佐未森

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Nightnoiseと再び共演した作品で、レコーディングはアイルランドのダブリンと東京で行われました。タイトルのrokaとは濾過のことで、無駄を省いた、つまり、濾過された音楽という事で、それだけの自信作であります。アイリッシュトラッドと成長してきた遊佐未森の音楽性が見事にぶつかりあった作品です。

1. ロカ
2. 素肌
3. クローバー
4. ハモニカ海岸
5. 潮見表
6. やさしい歌
7. あけび
8. テーブル・エンド・エンジェル
9. 午後のかたち
10. アネモネ
11. アカシア

アルバムプロデュースは久々の外間隆史が担当しています。ですから前回の水色とは少し趣が違います。リズム的にはアフリカンな振り幅のあるビートが使われたりして、ドラマティックなダイナミズムを持っています。その反面、印象派なスタイルの曲もあり、遊佐未森らしい情緒性が生み出されています。全ての作詞を遊佐未森が担当しており、曲も8割がた遊佐未森が創っています。

Nightnoiseのメンバーは演奏に徹しており、アイルランド音楽の大御所ドーナル・ラニーも参加しています。アイルランドの歌姫ビョークとも比較され始めていた時期ですが、自然の雄大さを表現するという事では遊佐未森の方が大先輩です。正に日本が世界に誇れる歌姫なのです。名盤です。

ロカ

潮見表

[20100508]

アカシアアカシア
(1996/01/21)
遊佐未森

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アカシアアカシア
(1996/01/21)
遊佐未森

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曲毎にプロデュースを変えて録音したりリミックスしたりしていますが、初期の頃とは又違ったポップ感覚を持った作品になっています。独自のサウンドを構築していながらも、一般的なポップソングとしての作品を久々に創っています。

1. 風が走る道
2. 虹を見ること
3. 野生のチューリップ
4. 海のように青い
5. 銀の砂 金の星
6. アントワープへ
7. ピクルス
8. 天使のオルゴオル
9. 夏のてのひら(アカシア・ミックス)
10. 月の船
11. たしかな偶然(アカシア・ミックス)

野生のチューリップはスピッツの草野正宗の当時未発表曲のカバーで、シングルカットされてヒットしました。外間隆史も関わっている事から、初期の頃のような感じに戻っているのかもしれません。LOVE,PEACE&TRANCEやNightnoiseとのコラボレーションなど、マニアックな作品が続いていたので、こうした方向性となったのかもしれません。

ポップで聴きやすくなっていますが、マニアックなくらいに独自の音楽性が評価されていただけに、少し肩すかしを食らったような感じにもありますが、多面性を表現するのもありだと思います。円熟期に入る前に、自分の音楽性を再認識しているような位置づけを持った作品です。

月がとっても青いから

[20100508]

LOVE,PEACE&TRANCELOVE,PEACE&TRANCE
(2009/01/28)
PEACE&TRANCE LOVE

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ちょっと脇道にそれますが、94年に細野晴臣プロデュースによるアンビエントミュージックユニットが唯一のアルバムを出しています。集められたのが、当時の日本を代表する歌姫、遊佐未森、甲田益也子、小川美潮の3人です。民族音楽有りのサイケデリックなアンビエント作品です。

1. HO’OLA
2. HASU KRIYA
3. YEELEN
4. DREAMTIME LOVERS
5. SOLARIS
6. MAMMAL-MAMA
7. KOKORO DA
8. DAWN
9. WHISPERS IN THE DARK
10. HASU KRIYA-single mix
11. HUSH-A MANDALA NI PALI
12. AINA

一時ハワイに凝っていた遊佐未森に一番近いサウンドでもあり、三人の歌姫によるスピリチャルなコーラスワークは人智を超えた響きを持っています。サウンド的には細野晴臣主体のものですが、歌姫達の個性が見事にハマっていて、彼女達のオリジナル作品よりも彼女達の持ち味をよく出し切っている感じがします。ユニット名の役割として、遊佐がLOVE、甲田がPEACE、小川がTRANCEで、細野が&という事になっています。

現在オリジナルのアルバムは廃盤になっており、今手に入るのはリマスタリング盤になります。イーノから始まり、Aphex Twinによって90年代に熱くなったアンビエントミュージックへの日本からの回答書とも言える作品です。作品としては1枚しかありませんが、日本を代表するアンビエント作品として完成度の高いものとなっています。歌というよりも祈りに近いコーラスワークをお楽しみください。名盤です。

HASU KRIYA

HUSH-A MANDALA NI PALI

[20100507]

アルヒハレノヒアルヒハレノヒ
(1994/09/21)
遊佐未森

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アルヒハレノヒアルヒハレノヒ
(1994/09/21)
遊佐未森

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当時遊佐未森がハワイに凝っていた時期に制作されたアルバムで、これまでの音楽性とは違って、ハワイアンなアルバムになっています。海や太陽、青空に花々などをテーマにした明るい曲が並んでいます。楽園というコンセプトで創られています。この後は元の音楽性に戻りますので、唯一のハワイアン作品となります。

1. フローリア
2. 恋かしら
3. 逢いたい
4. 太陽とアイスクリーム
5. 小鳥
6. バスを降りたら
7. 咲くといいな
8. スロウリー
9. 海
10. ダイアリー

ハワイアンといっても音楽自体はいつもの遊佐未森ワールドになっています。しかし、彼女のビブラートの聴かせ方が沖縄を連想させる部分もあります。シングルカットされた恋かしらでは、サンディーと小川美潮がコーラスで参加しています。ハワイアンはサンディーの影響だったのでしょうか。アレンジがサンプリングによるブレイクビーツが多くなっているので、粒の粗い質感のサウンドになっているので、普通のハワイアンミュージックになっていない所が癖のある作品です。

当時はあまりにも違う感じだったので、あまり評価は高くないアルバムなのですが、一つの独立した作品として聴くと、曲の出来映えはいいので、素晴らしい作品だと思います。太陽とアイスクリームではスライドギターが入っていますが、ハワイアンにはならずにカントリー調になっているのも不思議な感覚です。サザンロックと童謡が融合したような曲です。レゲエやダブなどもさりげなく混ぜ合わせることによって、架空の楽園を描いているようです。異色作品ではありますが、名盤と言ってもいいくらいの出来映えです。

フローリア

恋かしら

太陽とアイスクリーム
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[20100506]

水色水色
(1994/03/21)
遊佐未森

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水色水色
(1994/03/21)
遊佐未森

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アイリッシュミュージックのバンドNightnoiseと共作したミニアルバムです。レコーディングはアメリカ合衆国オレゴン州ポートランドで行われました。以前からケルティックなイメージの曲を創っていた遊佐未森でしたので、とても自然な感じでの化学変化が生まれています。

1. 合歓の木陰で
2. 大きな靴
3. 水色
4. 緑の絵
5. 夢でいいから
6. アイランド・オブ・ホープ・アンド・ティアーズ

アコースティック楽器だけで、無駄な音を省いたシンプルなアレンジなのに、とても豊かな情景が浮かんできます。遊佐未森の音楽性から言うと、こうしたマニアックなくらいの音楽の方がしっくりきます。アイランド・オブ・ホープ・アンド・ティアーズはNightnoiseの持ち歌をカバーしています。アイルランド移民の事を歌った重たい歌なのですが、まるで童謡のようにおおらかな気持ちで聴き入ってしまいます。

ヴァージニアアストレイの初期の頃のような牧歌的な心地良さを持った作品です。無駄な音が無い分透明感のある、それでいて生命力に溢れた音楽を体感出来ます。遊佐未森のイメージに一番近い音楽になっていると思います。時代的にデジタルな音源を使いたがるのも分かりますが、本来はこういった音楽の方が彼女の歌声には合っていると思います。名盤です。

夢でいいから

Island of Hope and Tears

[20100505]

momoismmomoism
(2006/12/13)
遊佐未森

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momoismmomoism
(2006/12/13)
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遊佐未森がプロデュースするようになって、ほとんどの曲も彼女自身が創るようになり、より雄大な大自然の音が表現されるようになっています。ドラムレスで、民族打楽器はありますが、ワールドミュージックのような音楽性が鮮明になっています。いつしか日本を代表する歌姫に成長しました。

1. オルガン
2. ロンド
3. 森とさかな
4. ハープ
5. 桃
6. 土の話
7. 虫の話
8. 一粒の予感
9. 水辺にて
10. エピローグ
11. 月夜の散歩
12. ブルッキーのひつじ

オルガンは遊佐未森作曲のインスト曲です。学校のオルガンのような音で創られています。森とさかなはケルティックですし、土の話はアフリカンで民族音楽も自然の調和の中の一部のような表現になっています。アコースティック楽器とデジタルでの民族楽器のシュミレーションの組み合わせで、より遊佐未森ワールドが確立されています。

一粒の予感などはエンヤを意識したような曲で、現代音楽的なニューエイジミュージックにも近い感じで、日本の童謡のような暖かさもあります。そんな懐かしい雰囲気を持たせつつも、彼女にしか創れない音楽の森に誘ってくれます。単なる癒しとは違うたおやかさはとても心地良い空間を生み出しています。名盤です。

ロンド


森とさかな

ハープ


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[20100505]

モザイクモザイク
(2006/12/13)
遊佐未森

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モザイクモザイク
(2006/12/13)
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遊佐未森が初めてプロデュースにも参加した作品で、これまで一番サウンドメイキングをしていた外間隆史はきみのなかにを作曲しているに留まっています。前作あたりから生まれ始めていたケルティックな穏やかさが全体的に広まっています。遊佐未森のミニ写真集はありますが、今回は外間隆史による童謡はありません。

1. シリウス
2. WiLL
3. 空
4. 靴跡の花
5. だいじょうぶ
6. きみのなかに
7. プロローグ
8. フリージア[無邪気]
9. すみれ[田舎の幸福]
10. つゆくさ[小夜曲](remix)
11. われもこう[変化]
12. ポインセチア[祝福]

今回はほとんどの曲を創っている遊佐未森ですが、後半7曲目からの組曲Language of Flowersではプロローグ以外全て遊佐未森が作詞作曲しています。すみれでは日本の民謡的な雰囲気もあり、矢野顕子のような世界観に近づいています。組曲もあるので、プログレッシヴな雰囲気もありますが、ケイトブッシュやエンヤのような独特な雰囲気を日本的に表現していると思います。

しかし、彼女にしか創れないオンリーワンな世界でありますので、誰かと似ているというような表現をするのは相応しくないと思いいます。やっと自分でもその世界観を生み出す術を身につけた作品であります。彼女の天才的な事は、その声質を活かす言葉使いとのつきあい方があると思います。母音での響きを最後に持ってくるように工夫しているように感じるのですが、まるで自然に言葉が並べられているように聴こえる所が天才的だと思います。名盤です。

シリウス

靴跡の花


だいじょうぶ

すみれ
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[20100505]

HOPEHOPE
(2006/12/13)
遊佐未森

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HOPEHOPE
(2006/12/13)
遊佐未森

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遊佐未森がファンだったスプリットエンズの元メンバーが参加したアルバムで、アルバムの一部分はオーストラリアで制作されています。これまで同様遊佐未森のミニ写真集と外間隆史による童話付きのアルバムで、まるで歌絵本のようなスタイルが続いています。

1. Forest Notes
2. 雨あがりの観覧車
3. いつの日も
4. 雪溶けの前に
5. Holiday Of Planet Earth
6. 夢をみた
7. 午前10時 午後3時
8. 君のてのひらから
9. 夏草の線路
10. Echo of Hope
11. 野の花

今回遊佐未森の作詞はありませんが、作曲はいつの日も、Holiday Of Planet Earth、午前10時午後3時、君のてのひらからと増えています。Echo of Hopeはスプリットエンズのフィリップジャッドが提供した曲です。全体的にアコースティック楽器の使用が増えており、遊佐未森のサウンドがどんどん確立されるようになっています。デジタルな部分とのギャップも最初は魅力的でしたが、やはりアナログな音の方が彼女の世界観をよく表す事が出来ると思います。

緑の森の架空の田園地帯に伝わる民族音楽のようなイメージも見受けられます。たとえば北欧に伝わる伝承音楽のような感じです。フィリップジャッドのアドバイスもあり、音楽をもっと楽しみ名が創る事に目覚めた遊佐未森の音楽はより柔らかくなり、その完成度を増していっています。遊佐未森ワールドがより明確になっていった名盤だと思います。牧歌的で力みが無くなった素晴らしい作品です。

いつの日も

夢をみた

午前10時午後3時
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[20100505]

ハルモニオデオンハルモニオデオン
(2006/12/13)
遊佐未森

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ハルモニオデオンハルモニオデオン
(2006/12/13)
遊佐未森

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遊佐未森の最高傑作アルバムです。前作同様遊佐未森のミニ写真集と外間隆史による童話が収録されたアルバムで、遊佐未森のキャラクターを一番表現出来ている作品だと思います。溝口肇のストリングスアレンジによるオーケストレーションも、雄大に自然の恵みを伝えてくれます。

1. 暮れてゆく空は
2. ふたりの記憶[Man&Iron]
3. ハルモニオデオン[機械]
4. 時の駅
5. 僕の森
6. M氏の幸福
7. 街角
8. 山行きバス[道草のススメ]
9. WATER
10. 空色の帽子
11. 0の丘∞の空(version 2)
12. ハルモニオデオン[言葉]

テレビドラマの主題歌となった僕の森を始め、シングルカットされた0の丘∞の空、暮れてゆく空はなど、森の妖精の歌声として十二分に堪能する事が出来ます。バックコーラスでも遊佐未森の声質の特徴がうまく使われており、とても心地の良い気分にさせてくれる名盤です。前作はポップソング的なイメージが強かったのですが、ここではもっとおおらかな大自然の歌声が聴こえてきます。

遊佐未森が作詞作曲しているのはWATERのみで、僕の森と街角では作曲だけ担当しています。サポートメンバーが全て彼女の世界観を理解して表現しているので、総体的にも不思議の森に迷い込んで、妖精の歌声を堪能出来る仕組みになっています。曲の旋律も彼女の声の素晴らしさを伝え易いように創られており、彼女の本来の魅力がこの作品で100%確認する事が出来ます。日本のポップス史上でも有数の名盤だと思います。

暮れてゆく空は

ふたりの記憶

時の駅
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