1. mosquito curtain 2. house of piano 3. new europeans 4. town’s soul 5. blossom inlaid 6. dead p.c. 7. blame 8. the apex 9. he passed deeply 10. mirage 11. far and wide 12. no rail trains
new europeansはウルトラヴォックスのカバーですが、これをエレクトロニカなアレンジにしていますが、ボサノヴァを基調としている所がおしゃれです。どれほど多くの曲を聴いてきたのだろうと思うほど、彼等は音楽オタクなのです。そして、新しい試みに常に挑戦している野心家でもあります。その結晶がこのアルバムです。ジャズはウィントンマルサリスによって過去のものとなりましたが、今もジャズが活きているとすれば、このような進化を遂げていた事でしょう。
1. Equinox Half-Holiday 2. Inner City Life 3. Feeding to Die 4. Wedge
メンバーがそれぞれ1曲づつ曲を創っており、それ以外ににドラムンベースの帝王、ゴールディーのInner City Lifeをカバーしています。サンプリングした素材を想いっきりエディティングして、それにアコースティック楽器をオーヴァーダヴィングする手法で、ゴールディーの原曲とは趣が違っています。まるでスタンダード曲のようです。Equinox Half-Holidayは青柳拓次の曲で、2ステップのようなアレンジで、ジャズやソウルのフレイヴァーもふんだんに感じられます。
Feeding to Dieは鈴木正人の曲で、初期の頃のサウンドに近いですが、リズムが違いますし、アレンジも音処理もかなりローファイな感じで、細かな部分までアグレッシヴです。Wedgeは栗原務の曲です。これもローファイなアメリカンネイティヴな感じのサウンドです。元々大人びた雰囲気を持っていた彼等が、子供のようにデジタル処理をすることによって、普通の日本のミュージシャンでは思いつきもしないような領域に達しています。忘れた頃に作品をリリースするマイペースぶりですが、彼等の作品は出るごとに、いい意味で期待を裏切ってくれるインパクトを放っています。これも名盤ですね。
1. Freeway Nerves 2. Stray Dog Is Walking 3. Poetic License 4. For Ease 5. Code B 6. Hearer Never Knows 7. Down Grade 8. Super Alloy 9. Free Booting 10. Murky Waters 11. All Disappeared 12. Ill 13. Getaway Car 14. Foolish King 15. Little Creatures Meets Future Aliens (The Rainbohemians Mix)