CharlieはCharlieでもCharlie Parkerのカバー集になっているアルバムです。ストーンズとの活動の合間を縫って、ソロ作品を出し続けます。今回はCharlie Watts Quintetとしてビバップしています。。カバー曲とチャーリーパーカーを連想させるオリジナル曲で構成されています。
1. Practising, Practising, Just Great
2. Blackbird - White Chicks
3. Bluebird
4. Terra De Pajaro
5. Badseeds - Rye Drinks
6. Relaxing At Camarillo
7. Going, Going, Going, Gone
全開はビッグバンドでしたが、今回はQuintetなので、モダンジャズ、ビバップスタイルを披露しています。かといって、特に目新しい事をやっているわけではなく、普通にジャズをやっています。ストーンズでの独特のドラミングではなく、ごく普通にジャズドラムを叩いています。しかし、演奏力は素晴らしく、かなりのテクニシャンぞろいだと思います。それでも特に特別なものがある訳でもなく、別にチャーリワッツでなくてもいいような感じです。
やはり映像でいなければ、生で演奏を聴かなければ、彼がどれほど楽しんで演奏しているのかは分かりにくいと思います。やっぱり演奏がどんなに巧くても、ヘタクソだけど独自の世界をもっているローリングストーンズにはかなわないという事が分かります。チャリーワッツ云々よりも、ただジャズが好きな人向けの作品だと思います。演奏は素晴らしくしっかりしています。
Relaxing At Camarillo