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[20101218]

PsychoderelictPsychoderelict
(2001/07/17)
Pete Townshend

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トミーのようにストーリーをもったコンセプトアルバムです。コンセプト作品のアイデアは沢山もっていた人で、何とか映像と結びつけようとして、実現出来なくてお蔵入りになっていたアイデアの一つを、舞台向けにして出した作品です。ですから無理にストーリー展開を説明するようなDialogueなど、説明の部分が多いので、トミーほど芸術性は高くありません。

1. English Boy
2. Meher BaBa M3
3. Let’s Get Pretentious
4. Meher Baba M4(Single Box)
5. Early Morning Dreams
6. Want That Thing
7. Dialogue Introduction To{Outlive The Dinosaur}
8. Outlive The Dinosaur
9. Flame(demo)
10. Now And Then
11. I am afraid
12. Don’t Try To Make Me Real
13. Dialogue Introduction To{Predictable}
14. Predictable
15. Flame
16. Meher Baba M5
17. Fake It
18. Dialogue Introduction To{Now And Then}(reprise)
19. Now And Then(reprise)
20. Baba O’riley(demo)
21. English Boy(reprise)

Simon Phillipsなど、テクニシャンぞろいの参加メンバーですので、演奏は素晴らしいものになっています。アルバムではロックバンドスタイルになっていますが、舞台ではアコースティックバージョンで演奏したりしています。動と静の対比によるドラマティックな曲作りはピートの得意技ですので、ストーリーの盛り上げ方は巧いです。サンプリングなども多用して、バリエーションの豊かな音楽性になっています。

説明的な部分を控えていればもっといい作品になっていたと思いますが、映像として伝えられない為に、どうして説明文が多くなっています。ピートタウンゼントのオリジナルソロアルバムとしてはここまでになります。この後は、まだCompilation albumsやヒンズー教の師であるMeher Babaに捧げたアルバムなどを創っていますが、ロジャーダルトリーと2人でTHE WHOを再結成させて、現在も頑張っています。

English Boy

Let's Get Pretentious/I Want That Thing

Now and Then
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[20101218]

Iron Man - Musical By Pete TownshendIron Man - Musical By Pete Townshend
(2006/08/29)
Pete Townshend

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小説家テッド・ヒューズの同名童話を元にしたロック・ミュージカルのサウンドトラックとなるアルバムです。ジョン・リー・フッカーやニーナ・シモンなどが参加しており、アーサーブラウンのFire以外をピートタウンゼントが作曲しています。Tommyのようなロックミュージカルを創り上げた実績もあり、こうしたコンセプトアルバムは得意分野ではありますが、それひど高い評価を受ける所まではいきませんでした。

1. I Won't Run Anymore
2. Over The Top
3. Man Machines
4. Dig
5. A Friend Is A Friend
6. I Eat Heavy Metal
7. All Shall Be Well
8. Was There Life
9. Fast Food
10. A Fool Says
11. Fire
12. New Life/Reprise
13. Dig
14. Man Machines
15. I Eat Heavy Metal

映画のアイアンマンとは違うストーリーです。映像では鉄の巨人というタイトルになっています。再結成したTHE WHOとしてもDigとカバー曲Fireを演奏しています。John Lee Hookerが歌うOver the TopとI Eat Heavy Metalなど、話題は満載だったのですが、洗練されたそのサウンドは、ザフーファンには受け入れられない部分が多くありました。小説のストーリーはそれほど悪くありませんので、一時的には話題になりましたが、現在ではほとんど忘れ去られている作品ではあります。

ピートのソロアルバムとしてサウンドだけ楽しむだけでもいいのですが、サウンド的にはロック色がかなり薄いので、好き嫌いの別れる所だと思います。デジタルシンセなど、これまでの80年代作品では極力使われていなかったアイテムがふんだんに入っているので、往年のロックファンには魅力が半減と言った所です。それでもコンセプトアルバムならではのバリエーションの豊かさはありますので、それなりには楽しめます。

I Won't Run Anymore

Dig

A Friend Is A Friend
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[20101218]

White CityWhite City
(1990/10/25)
Pete Townshend

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このアルバムもクリストーマスと創り上げました。80年代らしいリズムを強調した手法と、ビートポップを創り上げてきたピートタウンゼントの作曲法が見事に融合した、80年代に現在進行形で生き続けるロックの伝道師が創り上げた見事な名盤です。往年のロックファンもニューウェイヴファンも双方が納得出来る内容に仕上がっています。60年代、70年代に活躍したベテランが80年代に即した作品を創り上げたのは、後はピーターガブリエルくらいなものでしょう。

1. Give Blood
2. Brilliant Blues
3. Face The Face
4. Hiding Out
5. Secondhand Love
6. Crashing By Design
7. I Am Secure
8. White City Fighting
9. Come To Mama

ピンクフロイドからデイヴギルモアがゲスト参加しています。シングルヒットしたGive Bloodではディレイを効かせたプログレッシヴだけど、ニューウェイヴ的なプレイを披露しています。この曲は当時流行っていたアフリカンなリズムを使いながらも、デヴィッドボウイのようなプログレの流れをもちながらもポップな曲に仕上げると言うスタイルを駆使しています。ピーターガブリエルの曲調にも似ています。渋さもありながら踊れる曲というベテランらしい巧さが光ります。

Brilliant Bluesは後期キンクスに通じるブリットポップな曲です。そしてもう一つのシングルヒット曲Face The Faceはリズムを強調した印象的なサビとラップのようなトーキングスタイルが、きちんと時代を反映させながらも、PVを見るとロカビリー的な曲を発展させて創っている事が分かります。つまり温故知新的なロックの歴史にそぐいながらも新しさを生み出すと言うセンスの良さを魅せつけてくれています。全体的に当時売れていたピーターガブリエルの作品と似た雰囲気を持っています。それは昔からのロックファンにも、新しいニューウェイヴファンにも共通して惹き付ける魔法のようなサウンドになっているのです。

Give Blood

Brilliant Blues

Face The Face
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[20101218]

All the Best Cowboys Have Chinese EyesAll the Best Cowboys Have Chinese Eyes
(2006/08/29)
Pete Townshend

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前作と同様にクリストーマスのプロデュースで製作されたアルバムです。ザフーのラストアルバム。It's Hardと同時期に製作されてリリースされました。明らかにピートは出来の良い曲を自分のソロアルバムの方に用意しており、出来映えも、このソロアルバムの方が良く出来ています。しかし、なぜか、ザフーのラストアルバムの方が話題性があったせいか売れています。All the Bestというタイトルですが、決してベストアルバムではありません。

1. Stop Hurting People
2. The Sea Refuses No River
3. Prelude
4. Face Dances Part Two
5. Exquisitely Bored
6. Communication
7. Stardom In Action
8. Uniforms (Corp D'esprit)
9. North Country Girl
10. Somebody Saved Me
11. Slit Skirts

きちんと80年代におけるニューウェイヴ的な手法と、自分らしい作曲法の折り合いを巧くバランス調整させた素晴らしい内容になっています。ザフーやスモールフェイセスのようなモッズ系の人たちが創るポップな曲の方が、イギリスらしいブリットポップの要素をふんだんに持ち合わせている事が分かります。前作はパンクな勢いをもっていましたが、今作はポップに仕上げています。

完全に当時のピートタウンゼントは自分のソロ活動の方に力を入れていたようで、ザフーには見切りを付けていたようです。ですから、キーズムーンがいなくなったザフーの作品よりは、彼のソロ作品の方が内容が充実しています。このアルバム以降、ピートタウンゼントはソロ活動において、これまで以上にクリエイティヴな作品を出していく事になります。決してニューウェイヴに対して上から目線で捉えておらず、自分の新しい題材として開拓していこうとする前向きな姿勢が素晴らしい作品を創りだしていると思います。

Stop Hurting People

The Sea Refuses No River

Face Dances, Pt. 2
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