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[20101229]

Tupelo Honey (Exp)Tupelo Honey (Exp)
(2008/01/29)
Van Morrison

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テッドテンプルマンをプロデューサに迎えて製作されたアルバムです。よりアメリカ的なものを表現しようとしていたようで、カントリー色が強く、テンポの早い曲はロックンロールになっています。ソウルミュージックが基本ですが、同時期のザバンドの作品に近いものになっています。つまり、南部の音楽、特にタイトルにもなっているテュペロはエルヴィスが住んでいた町であり、エルヴィスへの敬愛も含んでいます。

1. Wild Night
2. (Straight To Your Heart) Like A Cannon Ball
3. Old Old Woodstock
4. Starting A New Life
5. You're My Woman
6. Tupelo Honey
7. I Wanna Roo You (Scottish Derivative)
8. When That Evening Sun Goes Down
9. Moonshine Whiskey

Wild Nightはコード進行はリズム&ブルースですが、ロックンロールになっています。とてもかっこいい曲です。ホーンアレンジなど、とてもポップな仕上がりになっています。シングルカットされたLike A Cannon Ballもカントリー調のロックンロールになっています。といってもロカビリーとはちょっと違う漢字です。Old Old Woodstockやタイトル曲Tupelo Honeyはザバンドのようなカントリーバラードです。ウッドストックというのはニューヨーク郊外にあって、自然の豊かな田舎町です。そののどかさが良く表現されています。

ギターとマンドリンでロニーモントローズが参加しています。これはテッドテンプルマンが連れてきたのでしょうが、ハードロックギタリストの彼が場を壊さずに溶け込んだ演奏をしているのが驚きです。アメリカの音楽を愛し、アメリカに移り住んでまで追求したヴァンモリソンの音楽の旅はまだ途上ですが、アストラル・ウィークスから始まったいろんな試みは、ここにきてある程度の完成を見たと言っていいでしょう。素敵な曲ばかりです。名盤です。

Wild Night

You're My Woman

Tupelo Honey
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[20101229]

His Band & Street ChoirHis Band & Street Choir
(1987/08/10)
Van Morrison

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当時、ザバンドやボブディランが拠点としていたウッドストック周辺のミュージシャン達と創り上げた作品です。その為、よりフォーク、カントリーロック色が強く出ていますが、彼の作品を全体的に見つめていると、よりリズム&ブルースへの道を突き進んでいる事が分かります。いろんな装飾は変化していますが、彼の基本的なスタンスは一度としてブレていないのです。

1. Domino
2. Crazy Face
3. Give Me A Kiss
4. I've Been Working
5. Call Me Up In Dreamland
6. I'll Be Your Lover, Too
7. Blue Money
8. Virgo Clowns
9. Gypsy Queen
10. Sweet Jannie
11. If I Ever A Needed Someone
12. Street Choir

ライブでの定番となっているDominoはシングルヒットもしました。I've Been Workingはファンキーながらもしっかりリズム&ブルースしています。リズム&ブルースというと、ある程度で尽くした感があるジャンルですが、ヴァンモリソンの凄い所は、新曲として、スタンダードとなり得るような名曲を次々と生み出していった事にあります。白人でありながら、しかもアイルランドから出てきた彼が、まるで、昔から歌い親しまれてきたようなリズム&ブルースを新曲としてリリース続ける偉業は、地味ではありますが、とてつもなく凄い事なのです。並の人間には出来ない所業です。正に求道者なのです。

このアルバムに収められている曲も、どれも素晴らしい出来映えで、それでいて、まるでカバー曲のようにリズム&ブルースというスタイルにおいて、どれも高い完成度をもっています。そうしてもAstral Weeksのイメージが強過ぎて見失われがちですが、彼のスタンスはあくまでもリズム&ブルースの追求という事で一貫しています。底を理解していないと、この後の作品にはついていけに事になります。その中で、新しい出会いから新しい要素を取り入れながら突き進んでいた時期の名盤です。

Domino

Crazy Face

I've Been Working
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[20101229]

MoondanceMoondance
(1994/10/26)
Van Morrison

商品詳細を見る


ヴァンモリソンは本来のリズム&ブルースへの追求を開始しますが、前作でのジャズミュージシャンとのやり取りにも得るものを感じて、このアルバムでも同じようなスタイルを持ち込んでいますが、やりたい音楽が明確になっているので、このアルバムからは彼のリズム&ブルースへの追求の旅が始まります。

1. And It Stoned Me
2. Moondance
3. Crazy Love
4. Caravan
5. Into The Mystic
6. Come Running
7. These Dreams Of You
8. Brand New Day
9. Everyone
10. Glad Tidings

前作からの雰囲気ももちながら、より分かり易い音楽になった事により、このアルバムもかなり人気が高いです。彼のライブでの定番となる曲も多く、自分のスタイルが見えてきているようです。And It Stoned Meはカントリーロック、サザンロックのようなレイドバック感がありますが、歌うは相変わらずソウルフルです。タイトル曲となるMoondanceはジャズ的な曲で、彼のソングライターとしての力量を感じさせる名曲です。即興ではなく、明確な指示の元に演奏されているので、前作のような浮遊感はありませんが、力強さが宿っています。

Caravanも名曲です。実はSAMARQANDの曲には、この曲のコード進行を頂いた曲があります。この時代のヴァンモリソンの曲を聴いた人にとっては、彼は新しいソウルミュージックを創りだすと期待してたはずですが、彼はこの後より純粋にリズム&ブルースを追求していくようになります。それは地味な作業ですので、この時期のミックスカルチャーなスタイルの方が最初は面白いと感じるはずです。全体的にはカントリー色が加わっています。これもアメリカに渡った成果でしょう。名曲が多く、このアルバムも名盤です。

And It Stoned Me

Moondance

Crazy Love
⇒ 続きを読む

[20101229]

Astral WeeksAstral Weeks
(1999/05/17)
Van Morrison

商品詳細を見る


ヴァンモリソンはソロ活動をするにあたって、アメリカに移住しました。アイルランドからロンドンに出てから、アメリカに渡ったのです。当時のアメリカはサイケデリック、フラワーカルチャームーヴメントの真っただ中でした。そうした中で製作されたこのアルバムは彼の作品の中でも異色の作品ですが、彼の代表作でもあるので、このアルバムのイメージも強いです。

1. Astral Weeks
2. Beside You
3. Sweet Thing
4. Cyprus Avenue
5. The Way Young Lovers Do
6. Madame George
7. Ballerina
8. Slim Slow Slider

ヴァンモリソンはリズム&ブルースの求道者というイメージが強いのですが、このアルバムはジャズミュージシャンを集めて即興で演奏した作品を収めています。ですからレコーディング期間も二日ほどと言われています。その為、当時から難解と言われていますが、歴史的な名盤とも評されています。ジャズの即興的な演奏とアシッドフォークの浮遊感をもった作品で、サイケというイメージではありませんが、当時の自由な思想を反映したような作品として高く評価されています。しかし、難解というイメージが強いので売り上げはそれほど高くありません。ドラムレスの演奏が多いので浮遊感が強いのですが、基本はヴァンモリソンの歌はソウルミュージックを創っています。基本的なコード進行はフォークギターで演奏しているので、アイルランド民謡のようにも聴こえます。

それ以外のパートはジャズミュージシャンが演奏しており、ヴァンモリソンからは自由に演奏して欲しいと言われただけだったので、何の打ち合わせも無しに、その時の空気感だけで演奏が進められています。その為、このような不思議な音楽が生まれたのです。オーヴァーダビングも少なめで、ほとんど一発録りでレコーディングされています。それなのに、どの演奏も説得力をもった演奏をこなしています。そこが、このアルバムの凄い所で、何度聴いても心に迫って来る美しさをもっているのです。当時のサブカルチャームーヴメントが生み出した歴史的名盤ですが、時を超えてもその存在感を放ち続ける名作です。

Astral Weeks

Beside You

Sweet Thing
⇒ 続きを読む

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