1. Wild Night 2. (Straight To Your Heart) Like A Cannon Ball 3. Old Old Woodstock 4. Starting A New Life 5. You're My Woman 6. Tupelo Honey 7. I Wanna Roo You (Scottish Derivative) 8. When That Evening Sun Goes Down 9. Moonshine Whiskey
Wild Nightはコード進行はリズム&ブルースですが、ロックンロールになっています。とてもかっこいい曲です。ホーンアレンジなど、とてもポップな仕上がりになっています。シングルカットされたLike A Cannon Ballもカントリー調のロックンロールになっています。といってもロカビリーとはちょっと違う漢字です。Old Old Woodstockやタイトル曲Tupelo Honeyはザバンドのようなカントリーバラードです。ウッドストックというのはニューヨーク郊外にあって、自然の豊かな田舎町です。そののどかさが良く表現されています。
1. Domino 2. Crazy Face 3. Give Me A Kiss 4. I've Been Working 5. Call Me Up In Dreamland 6. I'll Be Your Lover, Too 7. Blue Money 8. Virgo Clowns 9. Gypsy Queen 10. Sweet Jannie 11. If I Ever A Needed Someone 12. Street Choir
ライブでの定番となっているDominoはシングルヒットもしました。I've Been Workingはファンキーながらもしっかりリズム&ブルースしています。リズム&ブルースというと、ある程度で尽くした感があるジャンルですが、ヴァンモリソンの凄い所は、新曲として、スタンダードとなり得るような名曲を次々と生み出していった事にあります。白人でありながら、しかもアイルランドから出てきた彼が、まるで、昔から歌い親しまれてきたようなリズム&ブルースを新曲としてリリース続ける偉業は、地味ではありますが、とてつもなく凄い事なのです。並の人間には出来ない所業です。正に求道者なのです。
1. And It Stoned Me 2. Moondance 3. Crazy Love 4. Caravan 5. Into The Mystic 6. Come Running 7. These Dreams Of You 8. Brand New Day 9. Everyone 10. Glad Tidings
前作からの雰囲気ももちながら、より分かり易い音楽になった事により、このアルバムもかなり人気が高いです。彼のライブでの定番となる曲も多く、自分のスタイルが見えてきているようです。And It Stoned Meはカントリーロック、サザンロックのようなレイドバック感がありますが、歌うは相変わらずソウルフルです。タイトル曲となるMoondanceはジャズ的な曲で、彼のソングライターとしての力量を感じさせる名曲です。即興ではなく、明確な指示の元に演奏されているので、前作のような浮遊感はありませんが、力強さが宿っています。