1. Main Street 2. Saxmaniax 3. The Fire In His Guitar 4. French Perfume 5. Take My Hand 6. Don't You Feel Better 7. Indiana Rainbow 8. I Should Have Known
タイトル曲のMain Streetはビートルズのようなポップな曲で、これだけでも素晴らしいさが伝わってきます。Saxmaniaxは Wizzo Bandに入れる予定だったのでしょうか、ジャズロックになっています。カッコいいです。The Fire In His Guitarはブルースロックで、こういう曲をもっとオリジナルアルバムに入れていたら、もっと売れていたのではないかと思ってしまいます。French Perfumeはトッドラングレンの初期の頃のようなポップな曲で、フレンチフレイヴァーとブルーアイドソウルが融合したような名曲です。ロイウッドの本当の実力を知るには相応しい作品です。
ウィザードではセカンドアルバムがロックンロールアルバムだった為に、ロックンロールじゃない曲は外されていたのでしょうが、それならばソロアルバムに入れれば良かったのにと思ってしまいます。オリジナルアルバムに入れていた曲よりも出来の良い曲ばかりです。Take My Handはニューソウルなバラードで、シンセサイザーによるアレンジはスティーヴィーワンダーを思わせます。ボツ作品の寄せ集めなのに、捨て曲が一つもありません。ロイウッドはこの後も新作は出していません。しかし、現在はTHE ROY WOOD ROCK AND ROLL BANDを率いてライブ活動はしているようです。現在のテクノロジーでどれだけの作品を創れるのか聴いてみたいものですが、音沙汰が有りません。