1. JoJo 2. Breakdown Dead Ahead 3. Simone 4. You Can Have Me Anytime 5. Middle Man 6. Do Like You Do In New York 7. Angel You 8. Isn't It Time 9. You Got Some Imagination
1. Still Falling for You 2. Hard Times 3. A Clue 4. Whatcha Gonna Tell Your Man 5. We're Waiting 6. Hollywood 7. Then She Walked Away 8. Gimme the Goods 9. 1993 10. Tomorrow Never Came/Tomorrow Never Came (Reprise)
このアルバムからはHard Timesがヒットしました。A.O.R.なアレンジにボズの泣きの歌が色気が有ります。バックのミュージシャンも多彩になっていますが、TOTOデビュー前のメンバーからSteve Lukather、Jeff Porcaro、その他一流のミュージシャンが名を連ねています。Victor Feldman、Jay Graydon、A.O.R.からブラコンへと発展させていくRay Parker, Jr. など多彩な顔ぶれになっています。ですからアレンジも完璧で隙がありません。
ボズスキャッグスの大出世作です。爆発的に大ヒットしたアルバムで、このアルバム以降ボズスキャッグスはヒットメーカーとして君臨していく事となります。アルバム全体としてはまだ完全なA.O.R.サウンドにはなっていませんが、ビッグヒットのWe're All AloneとLowdownによって、新しいサウンドのA.O.R.が印象づけられた作品になっています。Adult oriented Rockという事で、大人が楽しめるロックという新しいジャンルを生み出すきっかけとなった作品です。
1. What Can I Say 2. Georgia 3. Jump Street 4. What Do You Want The Girl To Do 5. Harbor Lights 6. Lowdown 7. It's Over 8. Love Me Tomorrow 9. Lido Shuffle 10. We're All Alone
そして大成功となった要因としては、何といっても名曲We're All Aloneのビッグヒットによる所が大きいです。これまでもボズのバラードは定評が有りましたが、この曲の出来映えは見事なもので、永遠の名作と言えましょう。もう一つのヒット曲LowdownによってA.O.R.というスタイルが決定づけられたとも言えます。ニューソウルとライトフュージュンがダンディズムに融合したこの曲は、ディスコミュージックにも対応して、その後にA.O.R.と呼ばれるようになる曲の手本となりました。当時はまだそんな呼び方はされていませんでした。ただし、アルバムの中にはロックンロールやリズム&ブルースの古いスタイルを持った曲も存在しており、アルバム全体ではまだ完成されているとは言えません。しかし、この作品から意識が変革されたと言う事実から、歴史的名盤と言えます。
1. You Make It So Hard (To Say No) 2. Slow Dancer 3. Angel Lady (Come Just In TIme) 4. There Is Someone Else 5. Hercules 6. Pain Of Love 7. Sail On White Moon 8. Let It Happen 9. I Got Your Number 10. Take It For Granted