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[20110212]

ミラグロミラグロ
(2000/04/12)
サンタナ

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MilagroMilagro
(1992/05/05)
Santana

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90年代になってからのサンタナ嘘のようにサウンドがぐっと良くなりました。このアルバムは前年に亡くなったMiles DavisとBill Grahamに捧げられたアルバムで、それ以前に亡くなっているボブマーリィ,ギルエヴァンス,コルトレーン,マーティンルーサーキングに対する想いも含まれています。生と死を見つめたような内容の為か、売り上げは悪かったのですが、音楽的には申し分の無いものになっています。

1. Milagro
2. Somewhere In Heaven
3. Saja/Right On
4. Your Touch
5. Life Is For Living
6. Red Prophet
7. Agua Que Va Caer
8. Make Somebody Happy
9. Free All The People (South Africa)
10. Gypsy/Grajonca
11. We Don't Have To Wait
12. A Dios

歌ものも多いのですが、80年代のアメリカンロックな軽薄さが無くなっているだけでもえらい違いです。それだけではなく、軽快な音楽でも深みが有るのです。全体的にはラテンというよりはアフリカンなリズムが目立ちます。Chester Thompsonがプロデュースと演奏で関わっているのも有り、スムースジャズとは違うフュージュンスタイルの中で、明確な意志を持った旋律を生み出しています。ウェザーリポートに近い音だと思います。

サンタナはスパニッシュ系ですが、アメリカの中では黒人と共に有色人種としてのアイデンティティを抱えていて、それが音楽にも反映されていますし、それは亡くなった人達とも共有してきた事だったのでしょう。このアルバムの中でもそれははっきりと現れていますし、優しさに溢れた作品になっています。このアルバムが売れなかったという事は、それだけ、まだ白人の偏見が強いという事だったのでしょうか。素晴らしい名盤です。

Somewhere In Heaven

Saja/Right On

Life Is For Living
⇒ 続きを読む
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[20110212]

スピリッツ・ダンシング(紙ジャケット仕様)スピリッツ・ダンシング(紙ジャケット仕様)
(2010/11/03)
サンタナ

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Spirits Dancing in the FleshSpirits Dancing in the Flesh
(1990/06/15)
Santana

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ハービーハンコックとは昔から交友がありましたが、この頃はウェインショーターとも交流を深めていた時期で、サンタナのトレードマークでもあったヒンズー教のシュリ・チンモイからは離れ、ハービーやウェインショーターがやっている日本の仏教に帰依するようになります。そしてこの90年代最初のアルバムからは新境地を拓いていきます。アイズレー・ブラザーズ、カーティス・メイフィールド、オラトゥンジ、コルトレーン、ジミヘンのカバー曲が含まれていますが、俗っぽさが無くなり、以前とは違う精神性を表現するような音楽になっています。

1. Let There Be Light/Spirits Dancing In The Flesh
2. Gypsy Woman
3. It's A Jungle Out There
4. Soweto (Africa Libre)
5. Choose
6. Peace On Earth...Mother Earth...Third Stone From The Sun
7. Full Moon
8. Who's That Lady
9. Jin-Go-Lo-Ba
10. Goodness And Mercy

精神性を追求する事により、ギターのフレージングも見違えるように意味を持って良くなっています。まだ人気的には低迷の時代でしたが、静かにサンタナはミュージシャンとして復活していたのです。フュージュン的な洗練さはパットメセニーに近いものになり、単なる売れ線狙いの音楽とは別次元の音楽になっています。楽曲の一部を担う為のギターフレーズと、精神性を表現する為のギターフレーズは全く別物です。サンタナの存在意義が生まれ、サンタナでなければ表現出来ない音楽となるのです。ですから80年代の作品よりも、このアルバムは活きた音が詰まっています。

昔のギターサウンドとは違いますが、80年代のサウンドに比べると音が格段に良くなっています。これはエフェクターが進化した事も有りますが、音の選択、ピッキングのタッチセンス、どれをとってもサンタナ自身が進化した事の現れです。初期の代表作Jin-Go-Lo-Baを再演しているのも、自信の現れでしょう。全体的に統一感があり、無節操さや迷いが無くなっていると思います。素晴らしい作品です。名盤です。

Let There Be Light/Spirits Dancing In The Flesh

Gypsy Woman

It's a Jungle out There
⇒ 続きを読む

[20110212]

フリーダム(紙ジャケット仕様)フリーダム(紙ジャケット仕様)
(2010/11/03)
サンタナ

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Buddy Milesをボーカルに迎えて、ソウルフルな歌ものを中心とした作品です。アレンジは80年代のブラコンな感じですし、そこに少しばかりのサンタナのギターが付け加えられただけのような内容です。趣味的な音楽とも言えますが、こういう曲をサンタナがわざわざやる必要も無く、ただこの頃のサンタナは、こうした俗っぽい音が好きだったみたいです。

1. Veracruz
2. She Can't Let Go
3. Once It's Gotcha
4. Love Is You
5. Songs Of Freedom
6. Deeper, Dig Deeper
7. Praise
8. Mandela
9. Before We Go
10. Victim Of Circumstance

ジャケットはなんかジャマイカっぽい感じですが、She Can't Let Goではレゲエなリズムになっています。この頃は結構レゲエのリズムとラテンのリズムを混ぜ合わせたような事もやっていました。とにかく流行ものには手を出すと言う無節操な時期で、トレードマークのラテンサウンドも、当時流行っていたワールドミュージックとして取り入れていますので、当時の流行の音は全てはいっているような内容です。

Buddy Milesは歌のみの参加で、ブラコンとの融合を試みています。単なるブラコンだとロックファンは聴かないかもしれませんが、サンタナのギターがカウンターで入ってくるので、馴染めると思います。Love Is Youでの哀愁ギターインストものは、曲自体は特にたいした事はありませんが、メロウなブラコンバラードになっています。新鮮さは有りますが、驚くような新しさは有りません。全て予定調和で、想定範囲内のサウンドです。ですから力を抜いてリラックスして楽しめばいいのではないでしょうか。

Veracruz

She Can't Let Go

Once It's Gotcha
⇒ 続きを読む

[20110212]

Beyond AppearancesBeyond Appearances
(2003/07/01)
Santana

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いかにも80年代なデジタルサウンドの作品です。フュージュン系のベーシストAlphonso Johnsonなど、メンバーは80フュージュン系のミュージシャンで、80年代のハービーハンコックに近いサウンドにラテンのリズムが加わっているような作品です。7ヶ月の製作期間を経て完成させているだけに、かなり苦労して細部までこだわっているのは分かりますが、当時の流行の音は何とか詰め込んだような内容には感心しません。

1. Breaking Out
2. Written In Sand
3. Brotherhood
4. Spirit
5. Right Now
6. Who Loves You
7. I'm The One Who Loves You
8. Say It Again
9. Two Points Of View
10. How Long
11. Touchdown Raiders

Written In Sandはまるでスティングのような曲で、ここまでやるのか、とあきれてしまいますが、曲自体は良く出来ています。後は、この時期を象徴するようなアメリカンロック、A.O.R.くずれなライトフュージュンサウンドになっています。ラテンのパーカッションの他にシンセドラムなど、無節操な感じは相変わらずです。当時のハービーも徹底的にこういったサウンドを追求していましたので、サンタナだけを攻められませんが、昔の神秘的な感じは希薄です。

ギターもうまい事歪ませていますが、イカサマ臭いデジタル処理されたようなサウンドで、いつもの指癖によるフレーズは説得力のかけらもありません。ただ、こうしたサウンドも需要があった訳で、難しい事を考えなければ、それなりに楽しめる作品にはなっています。新しいサウンドに挑戦するのは正しい選択ですが、ここまで無節操だと、とってつけたような音ばかりで、うさんくさいです。

Written In Sand

Brotherhood

Spirit
⇒ 続きを読む

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