FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、Eggsと SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
Eggs SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
03 | 2011/04 | 05
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20110416]

Walking ManWalking Man
(1990/10/25)
James Taylor

商品詳細を見る
ウォーキング・マン(紙ジャケット仕様)ウォーキング・マン(紙ジャケット仕様)
(2010/04/07)
ジェイムス・テイラー

商品詳細を見る


プロデューサーをこれまでのPeter AsherからDavid Spinozzaに代えて、よりフュージュンサウンドへの歩み寄りを積極的に見せた作品です。参加ミュージシャンもフュージュン系の人が多く、Michael Brecker、Randy BreckerのブレッカーブラザースにPeter Gordon、Rick Marotta、そしてDavid Spinozzaもギターで参加しています。それに加えてアップル時代からの関係でPaul McCartneyとLinda McCartney夫妻も参加しています。そして当時の新人シンガーCarly Simonも参加しています。

1. Walking Man
2. Rock 'N' Roll Is Music Now
3. Let It All Fall Down
4. Me And My Guitar
5. Daddy's Baby
6. Ain't So Long
7. Hello Old Friend
8. Migration
9. The Promised Land
10. Fading Away

A.O.R.の素材となるソフトフュージュンが当時としてはおしゃれな音楽であり、ジェイムステイラーも積極的に、そうした音楽に触発されようとしています。Peter Asherのようなブリットポップ的なアレンジから、より都会的な雰囲気を持つようになっています。それでも、ほのぼのとジェントリーなスタイルは変わっていません。基本は変わっていないのですが、アレンジがフュージュン系になっても違和感を持っていないのは、彼の音楽が、元々そうした要素を含んでいた事を物語っています。

分数コードなども多用するようになっていますが、歌の持つ雰囲気はいつものジェイムステイラーの歌になっています。ここが優れたソングライターの成せる技です。コードが複雑になっても、旋律が複雑になる必要は無いのです。歌はあくまでもシンプルに分かり易い旋律で、アレンジの巧妙さで、飽きさせない楽曲に仕上げるという所でセンスの差が分かるというものです。そういう意味で、ジェイムステイラーの方法論は手本となります。

Walking Man

Me And My Guitar

Hello Old Friend
⇒ 続きを読む

[20110416]

One Man DogOne Man Dog
(1994/12/26)
James Taylor

商品詳細を見る
ワン・マン・ドッグ(紙ジャケット仕様)ワン・マン・ドッグ(紙ジャケット仕様)
(2010/04/07)
ジェイムス・テイラー

商品詳細を見る


自宅のスタジオで時間を気にする事無くリラックスした雰囲気で録音されたアルバムです。短めの小曲を沢山集めてまるで組曲のように構成しています。シンガーソングライターなのにインストがあったりと、これまでには無かった自由な雰囲気が、より癒しの音楽を生み出しています。キャロルキングも参加していますが、当時は新人のリンダロンシュタットも参加しています。

1. One Man Parade
2. Nobody But You
3. Chili Dog
4. Fool For You
5. Instrumental I
6. New Tune
7. Back On The Street Again
8. Don't Let Me Be Lonely Tonight
9. Woh, Don't You Know
10. One Morning In May
11. Instrumental II
12. Someone
13. Hymn
14. Fanfare
15. Little David
16. Mescalito
17. Dance
18. Jig

時代はフュージュンの時代でもあり、John McLaughlinが参加して、曲も提供しています。あくまでもアコースティックですが、アレンジの所々にフュージュン的な手法が用いられています。キャロルキングもジョニミッチェルもフュージュン寄りになっていきますが、ジェイムステイラーもほどなくフュージュン系のスタイルを取り入れています。彼の場合は、それほど違和感が無い程度に取り入れていますが、明らかに、これまでには無かったA.O.R.な雰囲気になっています。

アコースティックな範囲での、他のジャンルとの融合は、ソフトロック的な進化となって、きたるべき新しい音楽の手本となっています。カントリーというだけで、日本では古いイメージがありますが、カントリーカントリーで独自に進化しているのです。それは70年代でいえばイーグルスやジェイムステイラー達によって創りだされていました。Don't Let Me Be Lonely Tonightがシングルヒットしていますが、このアルバムからは徐々に新しい要素が沢山含まれるようになり、ジェイムステイラーの音楽も進化していきます。

Nobody But You

Chili Dog

Don't Let Me Be Lonely Tonight
⇒ 続きを読む

[20110416]

Mud Slide Slim And The Blue HorizonMud Slide Slim And The Blue Horizon
(1994/09/22)
James Taylor

商品詳細を見る
マッド・スライド・スリム(紙ジャケット仕様)マッド・スライド・スリム(紙ジャケット仕様)
(2010/04/07)
ジェイムス・テイラー

商品詳細を見る


ジェイムステイラーの人気を決定づけた代表作です。プロデューサーは勿論Peter Asher。60年代の主流だったプロテストソングとは違って、ごく日常的な内容を淡々と歌っていく、彼のようなシンガーソングライターは、ベトナム戦争が終わった新しい時代には、押し付けがましくもなく、リラックスして聴けるソフトロックの一種として支持を得ていきます。

1. Love Has Brought Me Around
2. You've Got A Friend
3. Places In My Past
4. Riding On A Railroad
5. Soldiers
6. Mud Slide Slim
7. Hey Mister, That's Me Up On The Jukebox
8. You Can Close Your Eyes
9. Machine Gun Kelly
10. Long Ago And Far Away
11. Let Me Ride
12. Highway Song
13. Isn't It Nice To Be Home Again

キャロルキングが彼の為に書いたYou've Got A Friendをジェイムス自身も歌っています。バックボーカルにはキャロルキングも参加していますが、2人のバージョンはそれぞれでヒットしています。同世代のシンガーソングライターとして、ジョニミッチェルも参加しています。カントリーフォークに南部の雰囲気も加わり、同時代に発生したサザンロック、イーグルス等による新感覚のカントリーロックなどとシンクロしながらも独自の世界を創り上げています。

ジェイムステイラーは黒人音楽や南部のスタイルも取り入れていますが、強い癖も無く、アクも無く、アメリカンニューシネマに流れてきても違和感も無く聴ける、古くさくないのに、なぜか懐かしいような優しさに溢れています。ほとんどギター1本で聴かせられる曲なのですが、程よく配置されたアレンジによるコーラスやバックの演奏との絡み方も心地良いものになっています。全盛期という事では、このアルバムが最高傑作とも言えます。名盤です。

You've Got A Friend

Places In My Past

Riding On A Railroad
⇒ 続きを読む

[20110415]

Sweet Baby JamesSweet Baby James
(1994/12/19)
James Taylor

商品詳細を見る
スウィート・ベイビー・ジェイムス(紙ジャケット仕様)スウィート・ベイビー・ジェイムス(紙ジャケット仕様)
(2010/04/07)
ジェイムス・テイラー

商品詳細を見る


アップルレコードからデビューしたシンガーソングライターとして、ジェイムテイラーは注目はされていましたが、アップル自体が不安定だったせいもあって、ファーストアルバムはあまり売れませんでした。アメリカに戻った彼はワーナーと契約して、新たに活動を始めます。その第一弾がこの作品で、ここからジェイムステイラーはトップミュージシャンとしての経歴を刻んでいきます。

1. Sweet Baby James
2. Lo And Behold
3. Sunny Skies
4. Steamroller
5. Country Road
6. Oh, Susannah
7. Fire And Rain
8. Blossom
9. Anywhere Like Heaven
10. Oh Baby, Don't You Loose Your Lip On Me
11. Suite For 20 G

再スタートを切るのに精神的な面も含めてサポートしていたキャロルキングもピアノボーカルで参加しています。プロデューサーは共にアップルを去ったPeter Asherです。このアルバムからはFire And Rainがヒットしています。彼の曲は地味ながらも、他のミュージシャンが多くカバーしています。基本スタンスのカントリーフォークのスタイルは揺るぎありませんが、それに加えられるさりげない黒人音楽のエッセンスやオーケストラのセンスのいい使い方など、新しい時代のソングライターとしての新鮮さを感じさせます。

この時代はハードロック、プログレなどテクニックを誇示するスタイルがもてはやされるようになっていますが、彼の曲のようにジェントリーな音楽はその反動としての癒しの立場を取っています。ですから、こうした音楽も当時は需要があったのです。日本でも細野晴臣のようなティンパンアレイ好きなミュージシャンに影響を与えています。歌詞はフォークソングみたいに私的な内容が多いのですが、60年代もフォークソングに比べると、大分あか抜けていて、程よく斬新です。

Sweet Baby James

Lo And Behold

Sunny Skies
⇒ 続きを読む

[20110414]

James TaylorJames Taylor
(2005/04/26)
James Taylor

商品詳細を見る
James TaylorJames Taylor
(2010/10/25)
James Taylor

商品詳細を見る


ジェイムステイラーはアメリカのシンガーソングライターです。キャロルキングとも交友関係にあり、新しい感覚のシンガーソングライターの一人として注目されました。このファーストアルバムはアップルレコードからリリースされていますが、この後、自動車事故にあったり、アップルレコードの会社内でのごたごたがあり、この1枚のみでアップルレコードからは離れています。


1. Don't Talk Now
2. Something's Wrong
3. Knocking 'Round The Zoo
4. Sunshine Sunshine
5. Taking It In
6. Something In The Way She Moves
7. Carolina In My Mind
8. Brighten Your Night With My Day
9. Night Owl
10. Rainy Day Man
11. Circle Round The Sun
12. The Blues Is Just A Bad Dream

基本的にはカントリー系のフォークシンガーといった雰囲気を持った曲を創っています。アップルの中でも期待の新人として期待されていたのか、ジョージハリソンとポールマッカートニーが参加してバックアップしています。プロデューサーはPeter Asherです。Peter Asherとは初期の頃の作品を共に創り続ける仲になります。ギター1本での弾き語りは、それまでのシンガーソングライターのイメージそのものですが、やはり、所々に黒人音楽のエッセンスが含まれています。

基本的にはカントリー系のフォークソングですが、さすがにビートルズのバックアップがあるので、ホーンセクションやストリングスのアレンジはブリットポップしています。基本的な部分は変わらないのですが、オーヴァーな言い方ですが、弱冠オーヴァープロデュースされていたようなフシがあります。それでもそれは許容範囲で、少しユニークなシンガーソングライターの登場と言ったイメージになっています。

Something's Wrong

Knockin' Round The Zoo

Sunshine Sunshine
⇒ 続きを読む

[20110413]

Love Makes the WorldLove Makes the World
(2002/03/12)
Carole King

商品詳細を見る
ラヴ・メイクス・ザ・ワールドラヴ・メイクス・ザ・ワールド
(2002/06/19)
キャロル・キング、ベイビーフェイス 他

商品詳細を見る


前作から8年ぶりとなるアルバムで、2001年の作品ですが、現在の所の最新作となっています。現在もライブ活動はしているキャロルキングですが、新作は10年以上も出していません。それだけ、さすがの天才キャロルキングも才能が枯渇しているのかもしれません。80年代の頃の作品と比べると、きちんと作曲するようになっていて、全盛期を思わせる楽曲が揃っています。

1. Love Makes The World
2. You Can Do Anything
3. The Reason
4. I Wasn't Gonna Fall In Love
5. I Don't Know
6. Oh No Not My Baby
7. It Could Have Been Anyone
8. Monday Without You
9. An Uncommon Love
10. You Will Find Me There
11. Safe Again
12. This Time

90年代を経ている作品なので、ラップ調の崩した謳い方も取り入れたりして、サンプリング音源もあり、昔の作品とは違う所をさりげなく表現しています。David Fosterが鍵盤で参加していますし、Celine DionとはThe Reasonでデュエットしています。エアロスミスのSteven TylerがMonday Without Youでバッキングボーカルで参加していたり、Wynton Marsalisが参加していたりと、かなり豪華な内容になっています。Oh No Not My Babyはセルフカバーですし、充実した作品になっています。

歌が巧い人が歌うと、キャロルキングの作曲の素晴らしさも際立ちます。コーラスワークも往年の見事な手法が蘇っています。久々に天才的な彼女の作品に触れられます。これだけの作品が創れるのに、現在まで新作はリリースされていません。それでもライブ活動は活発で、まだまだ元気です。サウンド的には90年代サウンドなので、決して新しさはありませんが、曲がいいので、現在でも違和感無く聴けます。今後の新作は特に期待していませんが、これくらいの作品を創れるのであれば期待していいと思います。

Love Makes The World

You Can Do Anything

The Reason
⇒ 続きを読む

[20110412]

Colour of Your DreamsColour of Your Dreams
(1999/11/09)
Carole King

商品詳細を見る


前作から4年のインターバルを経て制作されたアルバムです。93年になっていますので、アレンジもシンプルになっていますが、まだ80年代の作風が残っています。ソウルフルな曲もありますが、もっとジャズにインスパイアされた曲作りをとった方が新鮮だったと思いますが、80年代ポップの手法が身に付いてしまっているのか、こじんまりとまとまってしまっています。

1. Lay Down My Life
2. Hold Out For Love
3. Standing In The Rain
4. Now And Forever
5. Wishful Thinking
6. Colour Of Your Dreams
7. Tears Falling Down On Me
8. Friday's Tie-Dye Nightmare
9. Just One Thing
10. Do You Feel Love
11. It's Never Too Late

70年代の頃のような繊細さは無く、大味なアメリカンポップに甘んじています。90年代に入ると多くのミュージシャンが、デジタルの反動で、アナログな音を好むようになるのですが、キャロクキングも少しは生演奏を大切にはしていますが、曲の創り方自体が退化してしまっています。早く80年代の過ちに気づいたミュージシャンが新しい時代に適応していったのですが、キャロルキングほどの天才でも、80年代の意味の薄い曲作りに気づかないとは、もう終わっているとしか思えません。

過去を振り返る必要はありませんが、いい音楽がどうゆうものかぐらいは分かってもらえないと、ファンとしては悲しいです。80年代の所謂商業ロックに毒されてしまった陳腐な方法論が、売れる為の手段だと思っているのでしょうか。しかし、結果は、やはり売れないのです。売れないから媚びた音楽を創るでは本末転倒です。Wishful Thinkingのような良い曲も創れるのですから、もう少し時代を見極めて欲しかったと思います。

Lay Down My Life

Hold Out For Love

Now And Forever
⇒ 続きを読む

[20110411]

City StreetsCity Streets
(1990/10/25)
Carole King

商品詳細を見る
City StreetsCity Streets
(1990/10/25)
Carole King

商品詳細を見る


前作から6年のブランクを経て制作されたアルバムです。89年の作品ですが、前作同様80年代のつまらないアレンジになっています。80年代に活躍したOmar HakimやBranford Marsalisらを起用していますが、悪い意味でのチープなシーケンスに初期の頃のデジタルシンセの音圧の無い音色が安っぽい、80年代のアメリカにありがちなサウンドにしてしまっています。

1. City Streets
2. Sweet Life
3. Down To The Darkness
4. Lovelight
5. I Can't Stop Thinking About You
6. Legacy
7. Ain't That The Way
8. Midnight Flyer
9. Homeless Heart
10.Someone Who Believes In You

Eric Claptonも特別ゲストとしてギターを弾いていますが、つまんないギターを弾いています。クラプトンはなぜ人の作品だと、こうも気の抜けたようなプレイをするようになってしまったのでしょうか。キャロルキングのソングライティングは衰えていませんが、今回は最初から、こうしたサウンドにする事を想定して作曲されているようで、前作のように、曲はいいのに。というレベルではなく、最初から、こんなつまらない作品を創る気満々なので、アレンジに比例してつまらないです。

キャロルキングは低迷期でも素晴らしい作品を創っていましたが、このアルバムは低迷しているのが当然と思えるようなさえない作品になっています。80年代のフリートウッドマック辺りのサウンドに近いでしょうか。PVもきちんと創っていますが、全く効果無しです。ジャケットもダサイですし、この時代の一番悪い部分を、勘違いして流行のスタイルとして認識していたのが原因のようです。昔のセンスの良さは消えてなくなっています。

City Streets

Lovelight

Midnight Flyer
⇒ 続きを読む

[20110410]

Speeding TimeSpeeding Time
(2004/09/21)
Carole King

商品詳細を見る


久々にLou Adlerをプロデューサに起用して、昔なじみのメンバーと制作した作品です。Daniel Kortchmarや、新しくLee Ritenourと起用するなど、フュージュン志向があるものの、サウンドは完璧な80年代サウンドになってしまっています。前作とは大きな違いは、デジタルシンセの多用とシンセのシーケンスなど、俗っぽい音を選択してしまっている所です。これではどうしても軽薄に聴こえてしまいます。

1. Computer Eyes
2. One Small Voice
3. Crying In The Rain
4. Sacred Heart Of Stone
5. Speeding time
6. Standin' On The Borderline
7. So Ready For Love
8. Chalice Borealis
9. Dancing
10. Alabaster Lady

キャロルキングの相変わらず素晴らしいものがありますが、アレンジが変わるだけで、ここまで安っぽく聴こえてしまうものなのかと驚いてしまいます。時代の音に合わせ過ぎてしまっていて、本来のキャロルキングの良さが半減されているように感じます。これだけ良い曲を書いているのだから、流行の音に向き合わないで欲しかった。逆に言うと、キャロルキングの曲でも、80年代のアレンジは対応出来てしまっている所も不思議な感じです。

他のミュージシャンに比べると、明らかに曲のスペックは高いのですが、流行のサウンドが、他のレベルにまで落としてしまっているのです。普通のバンドサウンドに録音されているものは素晴らしい出来映えなのに、もったいない選択をしてしまっていると思います。当時は、この手のサウンドが最先端だったから、致し方ありませんが、先見性を持っているミュージシャンは、当時でもこの手のサウンドにはならなかったパターンもありますので、今聴くと残念な感じです。そしてこの後、しばらくキャロルキングの活動は止まってしまいます。

Crying In The Rain

[20110410]

One to OneOne to One
(2005/06/21)
Carole King

商品詳細を見る


80年代に入ってからの作品になります。80年代になると、キャロルキング達が創ってきたA.O.R.名スタイルが発展していき、テンションに動きのあるコード進行による80年代サウンドというものが創られていくようになります。その80年代サウンドを創るのは、キャロルキングにとっては朝飯前のようなもので、いきなり80年代サウンドの中でもトップクラスになるような曲を、いとも簡単に創り上げています。

1. One to One
2. It's a War
3. Lookin' Out for Number One
4. Life Without Love
5. Golden Man
6. Read Between the Lines
7. (Love Is Like A) Boomerang
8. Goat Annie
9. Someone You Never Met Before
10. Little Prince

内容としては80年代の作品の中ではかなり良質なサウンドになっていますが、注目度が落ちていた事もあって、売り上げはかんばしくありませんでしたが、お手本となるような素晴らしい曲が揃っています。MTVなどで、もっとアピール出来ていれば、かなりのヒットが見込まれていたはずだと思われるのですが、惜しいかな、こんないい作品が時代に埋もれています。時代のスタイルに合わせ過ぎている感じはしますが、それでも天才的なソングライティングは他の追随を許しません。。

なんでこんな良い曲がヒットチャートに登らなかったのかが、不思議なくらいに良く出来た作品です。器用過ぎると言う理由だけではなく、マネージメントの問題だったのでしょうか。どの曲もヒット性のある親しみ易い作りになっていて、この人の才能は枯れる事が無かったのに、それを評価出来る余裕が時代の中に無かったのかもしれません。今でも通用するような80年代サウンドというのは多くありませんが、このアルバムは間違いなく現在でも十分説得力のある素晴らしい名盤だと思います。

One to One

Lookin' Out for Number One

Read Between the Lines

[20110410]

Pearls (Mini Lp Sleeve)Pearls (Mini Lp Sleeve)
(2007/11/06)
Carole King

商品詳細を見る


ソロデビューする前の作曲家として、当時の旦那であるGerry Goffinと共作して他のアーティストに提供していたヒット曲をセルカバーした作品になります。アメリカを代表する局を若くして作曲していたキャロルキングの天才ぶりが伺える内容です。売り上げが低迷したいた時期には、こうした企画物で小銭を稼いだ方が得策という事ではありますが。

1. Dancin' With Tears in My Eyes
2. Loco-Motion
3. One Fine Day
4. Hey Girl
5. Snow Queen
6. Chains
7. Oh No, Not My Baby
8. Hi-De-Ho (That Old Sweet Roll)
9. Wasn't Born to Follow
10. Goin' Back

Dancin' With Tears in My Eyesだけはこのアルバムの為に書き下ろした新曲です。Loco-MotionやOne Fine Dayのようなバブルガムなロックンロール曲を若い女性が作曲していたというのも驚きですが、Hi-De-Hoのような南部っぽい曲も手がけると言う成熟ぶりも凄いです。それとSnow QueenはグループThe City時代の曲です。

こういう時代の作品から聴き続けると、彼女の音楽スタイルに、いかに黒人音楽が関わっているのかが分かり易くなります。正にアメリカの音楽の歴史の一部を体感出来るような内容になっています。聴き覚えのある曲も沢山あると思います。こうしたお馴染みの曲を経て、ソロとなって創りだした曲が、どれほど斬新だったかも分かり易くなっていると思います。キャロルキングの歴史を知るにはもってこいの作品です。

Dancin' with Tears in My Eyes

Locomotion

One Fine Day
⇒ 続きを読む

[20110410]

タッチ・ザ・スカイ(紙ジャケット仕様)タッチ・ザ・スカイ(紙ジャケット仕様)
(2007/11/05)
キャロル・キング

商品詳細を見る


テキサスで制作された作品です。ですから、南部色が強く、カントリー系の作品にはなっていますが、その分野でもキャロルが創りだす曲には新しさが感じられます。日本では一つのイメージでしか認識されていないカントリーですが、本国アメリカでは、今でも根強い人気を持っており、新しいミュージシャンが常に新しい感覚を持ち込んでいます。当時はイーグルスやドゥービーなどによって、新しい感覚は持ち込まれていましたが、キャロルの場合は、少し違う新しさを持っています。

1. Time Gone By
2. Move Lightly
3. Dreamlike I Wander
4. Walk with Me (I'll Be Your Companion)
5. Good Mountain People
6. You Still Want Her
7. Passing of the Days
8. Crazy
9. Eagle
10. Seeing Red

既に日本ではキャロルキングは過去のものとして扱われていましたが、アメリカではコンスタントに作品を創り続けています。売り上げは伸び悩んでいますが、この分野においてキャロルキングの天才ぶりは衰えておらず、素晴らしい作品を創っています。巷ではテクノも流行り出して、いよいよデジタルの時代を迎えようとしていた中でのカントリー作品ですから、あまりにもマイペースな感じになっています。

今回は作詞作曲全て彼女が手がけており、売り上げを気にせずに自由に作曲活動をしていたのではないかと思われます。それだけ曲の良さも全盛期と変わっておらず、じっくり聴き込めば、この時期の作品でも満足出来ます。カントリー色だけではなく、もっと幅広いアメリカのポップスシンガーとしての彼女の姿は、60年代後半の愛と自由を謳った世代を代表しながら、そのスタンスを曲げずに活動しています。

Time Gone By

[20110409]

ウェルカム・ホーム(紙ジャケット仕様)ウェルカム・ホーム(紙ジャケット仕様)
(2007/11/05)
キャロル・キング

商品詳細を見る


コロラドに移り住んだせいか、カントリー色が強く打ち出された作品になっています。カントリーに加えてサイケデリックな雰囲気もあり、バーズ辺りの雰囲気もありますが、しっとりと聴かせる素晴らしい楽曲が出来上がっています。ハッキリ言って前作よりも出来映えはいいのですが、この作品から急激に売れなくなっていきます。

1. Main Street Saturday Night
2. Sunbird
3. Venusian Diamond
4. Changes
5. Morning Sun
6. Disco Tech
7. Wings of Love
8. Ride the Music
9. Everybody's Got the Spirit
10. Welcome Home

サザンロックの雰囲気もありますが、オーケストレーションをセンス良く配置したアレンジはさすがです。Disco Techではディスコミュージックに挑戦していますが、さすがにキャロルキングが創るとフュージュン色のある凝ったサウンドになっています。新しい結婚生活が充実しているのか、とてもしとやかで、躍動感もある作品になっています。天才的なソングライティングは健在ですが、パンクの嵐が吹き始めたこの時期の作品にしては、あまりにものんびりしているものになっています。

キャロルキングの創るような楽曲も、この時期だと珍しくもなく、先鋭的だった立場は、時代遅れな内容に変わってしまっています。時代を気にしなければ、素晴らしい作品なのですが、この時期では売り上げには結びつかなかった事は当然の事だったでしょう。幸せ過ぎて商売っ気が無くなったのかもしれません。売れ線を狙ったディスコ調も時代遅れであり、時代の流れには乗れていません。それでも、これだけの作品を創るのですから凄いと思います。

Morning Sun

Everybody's Got the Spirit

[20110409]

シンプル・シングス(紙ジャケット仕様)シンプル・シングス(紙ジャケット仕様)
(2007/11/05)
キャロル・キング

商品詳細を見る


新しい旦那と移り住んだコロラドで製作された作品です。プロデューサも、いつものLou AdlerからNorm Kinneyに変更になっています。バックメンバーも地元のミュージシャンを起用しており、いつものキャロルキングの作品とは雰囲気が違っています。どこか都会的な固さが感じられるのです。その為か、曲はいいのですが、どうも落ち着かない感じがします。

1. Simple Things
2. Hold On
3. In the Name of Love
4. Labyrinth
5. You're the One Who Knows
6. Hard Rock Cafe
7. Time Alone
8. God Only Knows
9. To Know That I Love You
10. One

Hard Rock Cafeがシングルヒットしました。恐らく、こうした作品は売れるのでしょうが、いつもの私が好きなキャロルキングの作品とは穏やかさが違います。曲はいつものようにいい出来映えなのですが、演奏面での表現力の違いなのでしょうか。雰囲気が固い感じです。片田舎の大自然の中で聴けるような雰囲気ではありません。シングルヒットもあり、中期の代表作にはなっていますが、質感では、それまでの作品には及びません。

時代はハードロックからパンクの時代へと映り進み、キャロルキングへの注目度はどんどん減っていきますので、この辺りまでが全盛期と言えるでしょう。それだけに、ここが頑張りどころでしたが、新婚になった事もあり、マイペースに活動していく事になります。その為なのかは分かりませんが、初期の頃の作品ばかりがとりただされるような現象になっていきます。

Simple Things

Hard Rock Cafe

To Know That I Love You

[20110409]

ThoroughbredThoroughbred
(1991/03/01)
Carole King

商品詳細を見る


サラブレッドというタイトルであり、キャロルキングの作品としては王道をいっている作品です。David CrosbyとGraham Nashがコーラスで参加しているので、フュージュンフォークな穏やかな曲が多いです。特にOnly Love Is RealはCS&Nの雰囲気を持っています。フォーク色が強いのですが、アレンジは洗練されています。とても親しみ易い内容になっています。

1. So Many Ways
2. Daughter Of Light
3. High Out Of Time
4. Only Love Is Real
5. There's A Space Between Us
6. I'd Like To Know You Better
7. We All Have To Be Alone
8. Ambrosia
9. Still Here Thinking Of You
10. It's Gonna Work Out Fine

J.D. SoutherやJames Taylor猛者んかしていますが、前作に比べてコンパクトな編成の演奏になっています。それだけ歌の良さが際立って聴こえます。以前のパートナーGerry Goffinとの共作もあります。キャロルキングの曲はA.O.R.の先駆けのような曲ですが、都会的でもありながら、田舎の自然の中で聴いても違和感を感じさせないというのが特徴でしょう。

それだけアメリカでも幅広い層から親しまれています。日本ではつずれおりだけが知られていて、こうした作品も親しまれるようになると、再評価されると思いますが、ニューミュージック系のミュージシャンには影響を受けている人が多くいます。つまり、間接的に彼女の音楽は日本でも活かされているのです。このアルバムは初期の頃に近いシンプルさと、楽曲の良さがさりげなく、素晴らしい名盤になっていると思います。こういう音楽をいい音楽だと呼ぶのだと思います。

High Out Of Time

Only Love Is Real

I'd Like To Know You Better
⇒ 続きを読む

[20110409]

Wrap Around JoyWrap Around Joy
(1991/03/01)
Carole King

商品詳細を見る


フュージュン色も、どんどん洗練されていき、早くもA.O.R.的なサウンドを実現させています。ストリングスやホーンセクションを贅沢に使ったオーケストレーションアレンジもゴージャズになり、豊かなサウンドを生み出していますが、これまでのようにシンプルに歌を聴かせるという手段は失われておらず、歌を邪魔しないアレンジが見事です。

1. Nightingale
2. Change In Mind, Change Of Heart
3. Jazzman
4. You Go Your Way, I'll Go Mine
5. You're Something New
6. We Are All In This Together
7. Wrap Around Joy
8. You Gentle Me
9. My Lovin' Eyes
10. Sweet Adonis
11. A Night This Side Of Dying
12. The Best Is Yet To Come

キャロルキングはシンセサイザーも演奏するようになり、サウンドはよりカラフルになっています。このアルバムではキャロルキングは作曲に専念しており、歌詞は全てDave Palmerが書いています。前作が社会性が強かった為に売り実に結びつかなかった事が原因かもしれません。それでも作曲された曲は素晴らしいものばかりで、この頃になるとフュージュン的なポップスも普通になり出したので、方法論としてもあまりフュージュン色を強調するよりもポップな部分を強めても彼女らしさは際立っています。

カーペンターズ辺りのサウンドに近いでしょうか。この手のサウンドが受けるような時代にもなっていましたから、のびのびと製作されたようなゆとりを感じます。コーラスハーモニーもカーペンターズっぽいです。彼女が築いてきたアメリカ音楽を投合したようなポップスは、ついに新しいジャンルとして広まり出したのです。その大元である彼女の作品が、これほど充実しているというのも凄い事だと思います。とても聴き易い名盤です。

Nightingale

Change In Mind, Change Of Heart

Jazzman
⇒ 続きを読む

[20110408]

FantasyFantasy
(2008/04/01)
Carole King

商品詳細を見る


アメリカの社会問題に向き合ったコンセプトアルバムになっています。音楽的にも凝ってきましたが、歌詞にも力を入れています。クルセイダーズなどのフュージュンミュージシャン、特に南部系のミュージシャンそ使う事によって、つずれおりあたりのスワンプな感じも出しつつ、フュージュン色は更に強くなっています。

1. Fantasy Beginning
2. You've Been Around Too Long
3. Being At War With Each Other
4. Directions
5. That's How Things Go Down
6. Weekdays
7. Haywood
8. A Quiet Place To Live
9. Welfare Symphony
10. You Light Up My Life
11. Corazon
12. Believe In Humanity
13. Fantasy End

ダニーハサウェイなどのニューソウルに凝っていた頃で、これまでに無かったリズムの強調が顕著です。元々ソウル系の曲が得意でしたが、このアルバムではそのソウルフルな部分が強調されています。corazoではラテン系のリズムを用いるなど、意欲的な作品でありますが、売り上げはそれほど伸びませんでした。それでもつずれおりに続く彼女の代表作になっています。

同世代のジョニミッチェル同様フュージュン色がどんどん強くなっていきますが、全く違う個性になっていて、キャロルキングの方が、より大衆的だと思います。それでも結構実験的な作品です。凝り過ぎている感じもありますが、それでもポップなスタンスはさすがです。歌が、あくまでも曲の中心ではありますが、演奏面の凄さも進化しています。時代を反映させている作品でもあり、名盤です。

You Light Up My Life

Corazón

Believe In Humanity

[20110407]

Rhymes & ReasonsRhymes & Reasons
(1991/03/01)
Carole King

商品詳細を見る


よりソングライティングが巧妙になり、フュージュン色が強くなっています。バックミュージシャンもHarvey MasonやDavid T. Walkerなどのフュージュン系のミュージシャンを起用しています。タペストリーまではあった泥臭さは、分かり易さでもありましたが、この頃になるとシンプルでありながらも曲の構成自体はかなり複雑なものになっています。それでも聴き易く心地良いサウンドに仕上げているのは天才的です。

1. Come Down Easy
2. My My She Cries
3. Peace In The Valley
4. Feeling Sad Tonight
5. The First Day In August
6. Bitter With The Sweet
7. Goodbye Don't Mean I'm Gone
8. Stand Behind Me
9. Gotta Get Through Another Day
10. I Think I Can Here You
11. Ferguson Road
12. Been To Canaan

ニューソウルでもなく、ライトフュージュンでもないのですが、基本は黒人音楽なのだと思います。タイトルにリズムという言葉が使われていますが、黒人音楽にしてはリズムがあまり強調されていない為に、フォークソングのように流暢な流れを生み出しています。風の流れや川の流れのようなナチュラルな雰囲気を生み出しながらも、どこか都会的なセンスも覗かせているのです。

Harvey Masonが参加しているのでリズミカルな曲もありますが、歌がそよ風のようなのです。ロコモーションの頃のようなキャロルキングではありませんが、みんなが持っているキャロルキングのイメージそのものな作品だと思います。ハードロックやプログレが全盛期の時代において、こうした音楽は一種の清涼剤のような存在でした。そして、こうした音楽こそが永く愛される音楽なのだと思います。聴いていて疲れないという事で癒し系でもありますが、その中でも、演奏自体は結構忙しく動いています。このコントラストが飽きさせないのだと思います。素晴らしい名盤です。

Come Down Easy

My My She Cries

Peace In The Valley
⇒ 続きを読む

[20110406]

MusicMusic
(1991/03/01)
Carole King

商品詳細を見る


スワンプな感じもあった前作に比べると、より洗練された作品となっています。後にA.O.R.と呼ばれる音楽の元ネタのような内容で、ライトフュージュンなスタイルを用いたソングライティングでありながら、情緒的なフォーキーソングになっているという、決して踊る為の黒人音楽ではない解釈がユニークです。和やかに心を動かす事が出来る独特の感性が光る作品です。

1. Brother, Brother
2. It's Going To Take Some Time
3. Sweet Seasons
4. Some Kind Of Wonderful
5. Surely
6. Carry Your Load
7. Music
8. Song Of Long Ago
9. Brighter
10. Growing Away From Me
11. Too Much Rain
12. Back To California

カーペンターズが後にカバーするIt's Going To Take Some Timeでのテンションワークは、後にシカゴのA.O.R.名作品If You Leave Me Nowの元ネタになっています。つまり、この後のソフトロック部門においての大きなヒントが沢山詰まっているのです。前作ほどは売れませんでしたが、前作と同じくらいの質感をもった素晴らしい内容になっています。

ホーンセクションによる和音は、ソフトロックに変貌するシカゴを予感させるもので、バートバカラックほど高級感は持たせずに、あくまでも自然に流れるようなテンションワークが特徴です。ですからジャズ的なコードワークなのに、ジャズを強く感じさせません。全体に流れているのはフォーキーな素朴さです。しかし、ホーンが絡むと少し高級感が増します。穏やかなキャロクキングのイメージを裏切らない名盤です。

Brother, Brother

It's Going To Take Some Time

Sweet Seasons
⇒ 続きを読む

[20110405]

TapestryTapestry
(2010/10/19)
Carole King

商品詳細を見る


キャロルキングの2枚目にして最高傑作アルバムです。キャロルキングと言えば、この1枚だけで語られるくらいの代表作です。ゲストには同時期に若手として期待されていたJoni MitchellやJames Taylor,が友情参加しています。彼女のほとんどの代表曲がこの1枚に収められていると言っても過言ではありません。それだけ充実した内容であり、一番売れた作品でもあります。名盤シリーズには必ず顔を出す作品でもあり、ポップス史上の大名盤なのです。

1. I feel the earth move
2. So far away
3. It's too late
4. Home again
5. Beautiful
6. Way over yonder
7. You've got a friend
8. Where you lead
9. Will you still love me tomorrow
10. Smackwater Jack
11. Tapestry
12. You make me feel like a natural woman
13. Out in the cold (previously unreleased)
14. Smackwater Jack (2) (live)

有名な曲といえば、James Taylorも提供しているYou've got a friendや、アレサフランクリンに提供したnatural womanでしょう。この曲のイメージだけで作品を聴くとその奥深さに圧倒されてしまいます。 I feel the earth moveやSmackwater Jackのような泥臭い南部の香りがするスワンプでソウルフルな曲の力強さに驚かされます。しかし、全体的なイメージは、まるで秋風のような優しくも優雅で、しっとりとしたフォーキーなポップスこそが、彼女のこの時期のイメージになっていました。

80年代以降は、こうした程よい感じのポップスが隠れてしまったので、ノラジョーンズが出てきた時は歓喜したものです。決して押し付けがましくなく、程よい距離感を持った心地良さのポップスは、あるようで、あまり無い事の方が多いです。それだけに、この時期のシンガーソングライターの音楽は今も愛されているのだと思います。キャロルキングの特徴でもある、黒人音楽も白人音楽も融合したアメリカならではの良質な音楽が見事に開花した作品になっています。It's too lateもいいですし、Home againも良い曲です。捨て曲は一切ありません。アメリカのポップスの新しいページを開いた歴史的な名盤です。

I feel the earth move

So far away

It's too late
⇒ 続きを読む

[20110404]

Writer (Dig)Writer (Dig)
(2010/02/23)
Carole King

商品詳細を見る


キャロルキングのシンガーソングライターとしてのソロデビューアルバムです。それまで結成していたThe Cityのメンバーもバックアップしています。そしてジェイムステイラーも参加しています。それまで、こんなにしっとりした曲を創れる人がいませんでしたので、キャロルキング近辺のシンガーソングライターの音楽は、派手ではありませんでしたが、確かな支持者によって支えられていました。

1. Spaceship Races
2. No Easy Way Down
3. Child Of Mine
4. Goin' Back
5. To Love
6. What Have You Got To Lose
7. Eventually
8. Raspberry Jam
9. Can't You Be Real
10. I Can't Hear You No More
11. Sweet Sweetheart
12. Up On The Roof

ブルース、ジャズ、ソウル、ロックンロール、フォークソング、カントリーなど、アメリカならではの音楽を元に、新しい感覚を持ったポップスは、特に、黒人には抵抗を感じていた白人にとっては、気兼ね無しに親しめる音楽として大いに受け入れられました。しっとりとしたバラードが有名なキャロルキングですが、アップテンポで、泥臭い音楽もこなす才女ぶりを早くも発揮しています。ブレイクするのは次回作になりますが、それまでに無かった独特の空気感を持った音楽は、既に形成されています。

フォーキーな感じの曲が多いですが、隠し味にジャズ的なコード構成を使って、ほのぼのとしながらも洗練された音楽を生み出しています。分かり易く言うと、フォークとジャズのフュージュンによって、ナチュラルでありながらもシティー感覚を持っていると言う不思議な音楽なのです。現在では普通に聴こえるかもしれませんが、当時はかなり先鋭的なポップスだったのです。力みの無い音楽は、現在で言う所のノラジョーンズが受けついてでいます。当時はハードロックはプログレのような音楽が主流でしたから、派手な売れ方はしていませんが、人の心を惹き付けて話さない魅力ある音楽である事は間違いありません。

Spaceship Races

No Easy Way Down

Child Of Mine
⇒ 続きを読む

[20110403]

Now That Everything\'s Been SaidNow That Everything\'s Been Said
(1999/05/25)
City

商品詳細を見る
Now That Everything\'s Been SaidNow That Everything\'s Been Said
(1999/05/25)
City

商品詳細を見る


新しい感性を持ったシンガーソングライターとしての先駆けはキャロルキングです。ポールサイモンからデモテープの創り方を教わった彼女は、早速オリジナル曲を創って売り込み、シンガーソングライターとしてデビューしますが、最初は売れませんでした。仕方なく、作曲家として、The Loco-MotionやWill You Love Me Tomorrowといった大ヒット曲を生み出していきます。そしてダニー・クーチ、チャールズ・ラーキーとグループを結成します。それがこのThe Cityです。

1. Snow Queen
2. I Wasn't Born To Follow
3. Now That Everything's Been Said
4. Paradise Alley
5. Man Without A Dream
6. Victim Of Circumstance
7. Why Are You Leaving
8. Lady
9. My Sweet Home
10. I Don't Believe It
11. That Old Sweet Roll (Hi-De-Ho)
12. All My Time

作品としてはこのアルバム1枚だけになります。この後はソロとしてシンガーソングライターとして成功していくのですが、このグループで創られた曲もかなり水準の高いものになっています。昔はロックンロールにしろ、ジャズにしろ、ソウルミュージックにしろ、黒人の専売特許でした。そこで白人でも創れる、黒人音楽を元にしたポップスを作曲出来る人間を集めたティンパンアレイのような作曲集団によって、新しい感性のポップスが生み出されていきます。その中でも飛び抜けて才能があったのがキャロルキングだったのです。

黒人音楽にフォークやカントリーなどの要素を融合させて、アメリカならではの新しいポップスを沢山創りだしていきます。このグループの曲もソウルフルでありながらフォーキーであり、ジャズ的な要素もあり、まるでCSN&Yの手本となるような曲を創っています。その後のキャロルキングとしての功績が高く評価される事になりますが、既にこの頃から天才的な曲を生み出している事も、もっと広く知られるべきです。

Snow Queen

Now That Everything's Been Said

Paradise Alley
⇒ 続きを読む

[20110403]

Hot August NightHot August Night
(2000/08/22)
Neil Diamond

商品詳細を見る
Essential Neil DiamondEssential Neil Diamond
(2001/12/04)
Neil Diamond

商品詳細を見る
Neil Diamond CollectionNeil Diamond Collection
(1999/11/23)
Neil Diamond

商品詳細を見る


60年代後半から70年代前半にかけてシンガーソングライターと呼ばれるミュージシャンが大勢排出されました。ビートルズが出てくるまでは、作曲家とシンガーというのははっきり別れていて、独立した存在でした。しかし、ビートルズによって、自分達の曲は自分達で創って、演奏して歌うというスタイルが定着していきます。バンドとしてそのスタイルが定着しますが、シンガーソングライターというのは、ボブディランなどのフォークシンガーによって、一人で曲を創って歌うというスタイルが確立されていきます。

早くからシンガーソングライターとして認められたのが、このニールダイアモンドです。最初はシンガーとしては認めてもらえず、作曲家としてキャリアをスタートさせますが、やがて自分でも歌ってヒット曲を連発させていきます。若い頃はリーゼントにロックンロールをやったりと、プレスリーを連想させましたが、バートバカラックのようなジャズ理論で作曲されたポップスによるヒット曲も多いです。

アメリカでは人気がありましたが、日本などでは、彼が歌った曲よりも他の人がヒットさせた曲でニールダイアモンドの曲に親しんでいると思います。ディープパープルがカバーしたKentucky Womanはロッドエヴァンスによるプレスリー的な歌い方がかっこ良かったです。UB40がレゲエにアレンジしたRed, Red Wineもロックファンにはお馴染みでしょう。I'm a Believerはアイドル、モンキーズの為に書かれた曲です。その他にもSweet CarolineやSong Sung Blueのようなヒット曲があります。

アメリカンポップス界で活躍した人でありますが、ロックファンにもお馴染みの曲を創った人なのです。特に私はパープルバージョンのKentucky Womanが大好きです。ロックファンとしても見逃せない人なのです。彼の成功により、70年代はシンガーソングライター天国となっていきます。現在では当たり前になっている事ですが、自分の曲は自分で作る事によって、より自分の世界を表現出来るようになった事は、あらゆる人にその可能性があるという事で勇気を与えました。

Solitary Man

Cherry, Cherry

Girl, You'll Be a Woman Soon
⇒ 続きを読む

[20110403]

Hard KnocksHard Knocks
(2010/10/26)
Joe Cocker

商品詳細を見る


2010年発売の現在の所の最新作になります。ウッドストックの再開催にも参加して、本当のウッドストックゼネレーションだったジョーコッカーが再評価され、勢いずいての作品というのもあって、注目される中リリースされた作品でありますが、近年の絶好調ぶりを持続している内容だけに、ジョーコッカーのポテンシャルが現在進行形で更に進化している事が明らかにされました。

1. Hard Knocks
2. Get On
3. Unforgiven
4. The Fall
5. So It Goes
6. Runaway Train
7. Stay The Same
8. Thankful
9. So
10. I Hope

アナログであるべきソウルミュージックがデジタルで整理されても、決してその躍動感を損なわないという事を証明してみせてくれていたのが、近年のジョーコッカーだったと思います。歌のスタイルは古いものかもしれませんが、古くささを感じさせる事も無く、新しさによるいやらしさも感じさせず、音楽として良質なものを創ると言う志がそのまま表された作品となっています。音楽に対する愛情に溢れた思いが、このほど良い状態を生み出せているのだと思います。

黒人のシンガーに憧れた白人シンガーは多くいました。その人達が、いつしか、白人でも黒人でも関係ないようなアメリカならではの音楽を世界中に定着させて、現在のポップスを築き上げてきました。その担い手だったジョーコッカーが、一番いい状態で老練となり、現在も常に向上心を失わずに音楽に向き合っている事は、素晴らしい偉業であり、これからも素晴らしい作品を届けてくれるものと信じています。このアルバムも文句無しの名盤です。

Hard Knocks

Get On

Unforgiven
⇒ 続きを読む

[20110403]

Hymn for My SoulHymn for My Soul
(2008/05/13)
Joe Cocker

商品詳細を見る


このアルバムもカバー曲集ではありますが、それほど有名ではない曲が選ばれているので、オリジナル曲のように楽しめます。原曲を知っている人にとっても、アレンジの巧みさを楽しめると思います。基本的なリズム&ブルース、ソウルミュージックではありますが、90年代後半以降のネオアコ的な、アシッドジャズ的なセンスのいいアレンジが光ります。近年のジョーコッカーの作品は良質なものばかりです。

1. You Haven't Done Nothin'
2. One Word (Peace)
3. Love Is For Me
4. Don't Give Up On Me
5. Long As I Can See The Light
6. Beware Of The Darkness
7. Just Pass It On
8. River's Invitation
9. Ring Them Bells
10. Hymn 4 My Soul
11. Come Together

スティーヴィーワンダーのYou Haven't Done Nothinは、どんなにアレンジしてもスティーヴィーワンダーの曲だというのがハッキリ分かります。それだけスティーヴィーワンダー印になっている曲です。Long as I Can See the LightはCCRの名曲で、ジョーコッカーにもぴったりの曲です。Beware of Darknessはジョージハリソンの曲で、原曲に近いアレンジで、ジョージハリソンのトレードマークになっているフェイザーを聴かせたスライドギターソロを再現しています。

Ring Them Bellsはボブディランの曲で、ボーナストラックでビートルズのCome Togetherをカバーしています。ゲストにはJim KeltnerやAlbert Leeといった懐かしい顔ぶれが揃っています。全体的に躍動感のある演奏がソウルフルで素晴らしいです。ジョーコッカーの歌も全然衰えておらず、最初から渋かった声も若々しく感じられます。全体的に南部、サザンロックの雰囲気で統一されているようにも感じます。素晴らしい名盤です。

You Haven't Done Nothin'

Don't Give Up On Me

Beware Of The Darkness
⇒ 続きを読む

[20110402]

Heart & SoulHeart & Soul
(2005/02/01)
Joe Cocker

商品詳細を見る


2004年の作品はカバー曲集になっています。どの曲もソウルフルな曲ですが、近年のポップスから選ばれている曲が多いです。既にカバーしていた事のある曲もありますが、新しい気持ちで、新しいアレンジで、新しい解釈の歌を披露しています。ちょうどこの作品の製作途中で、巨匠レイチャールズが亡くなった事もあり、ソウルミュージックへのリスペクトと、そこから生まれた脈々たる名曲の意義を知らしめた作品になっています。

1. One
2. I (Who Have Nothing)
3. What's Going On
4. Chain Of Fools
5. Maybe I'm Amazed
6. I Keep Forgetting
7. I Put A Spell On You
8. Every Kind Of People
9. Love Don't Live Here Anymore
10. Don't Let Me Be Lonely
11. Jealous Guy
12. Everybody Hurts
13. One - Live

参加メンバーも豪勢で、ジェフバクスター、ジェフベック、エリッククラプトン、スティーヴルカサーなど、多彩なギタリストを起用しています。マーヴィンゲイのWhat's Going Onは予想がつきます。そしてポールマッカートニーのMaybe I'm AmazedやジョンレノンのJealous Guyなどは、ビートルズの曲をゴスペルアレンジにしてデビューしていた事を思えば自然な選曲です。意外な所ではU2のOneですが、見事にハマっています。

シンガーとしての、体を震わせてのシンガーとしての、魂を揺さぶるようなシンガーとしての力量を十二分に発揮した心地いい作品に仕上がっています。豪華ゲストのギターに負けていない素晴らしい歌が堪能出来ます。年を取って色気も増しているようにも感じます。しゃがれ声だけではなく、艶かしくもあるのです。年老いて枯れた感じではなく、心地良く湿った感じを出している所が凄いです。カバー曲ばかりですが、見事な名盤です。

One

I (Who Have Nothing)

What's Going On
⇒ 続きを読む

[20110402]

Respect YourselfRespect Yourself
(2002/07/16)
Joe Cocker

商品詳細を見る


2002年の作品で、前作はテクノ系のアレンジもありましたが、ここでは久々に熱いソウルミュージック、リズム&ブルースを取り戻したような力強い作品になっています。しかし、21世紀らしくハウスミュージックも通過してきた上でのソウルミュージックになっています。つまりテクノなアレンジも織り交ぜられているのです。ですから70年代とも、80年代とも違うこの時代ならではのソウルミュージックになっているのです。

1. You Can't Have My Heart
2. Love Not War
3. You Took It So Hard
4. Never Tear Us Apart
5. This Is Your Life
6. Respect Yourself
7. I'm Listening Now
8. Leave A Light On
9. It's Only Love
10. Every Time It Rains
11. Midnight Without You

ソウルミュージックもリズム&ブルースも決して古いだけの音楽ではないのです。時代と共に進化しているのだと思わせてくれる作品です。ソウルシンガーとしての自分のスタンスを見失う事無く、きちんと時代と向き合ったサウンドを生み出しています。テクノなアレンジも決して奇をてらったものではなく、きちんと意味を持って存在している所がセンスの良さを感じさせます。

魂の歌は古びる事は無いと思いますが、時代の音に埋もれる事無く共存させている所が、この時代のジョーコッカーの偉大な所だと思います。あまりきちんと評価されていないと思いますが、ここは明確に評価しないと質のいい音楽と悪い音楽の差別化が難しい現在の音楽シーンにおいて、信じられるものを見失ってしまうと思うのです。ただマスコミに与えられるだけの音楽をいい音楽だと思わせられてしまう前に、本当にいい音楽とはどういうものなのかを知るべきだと思います。逆にマスコミを利用していい音楽をもっと届けられるようになれば、どれほどつまらない音楽が世の中に氾濫しているかが見えて来ると思います。この作品はまぎれも無く素晴らしい名盤です。

You Can't Have My Heart

Love Not War

You Took It So Hard
⇒ 続きを読む

[20110402]

No Ordinary WorldNo Ordinary World
(2000/08/22)
Joe Cocker

商品詳細を見る


レナードコーエンの曲やブライアンアダムスが参加していたりと、お馴染みの仲間達と創り上げた作品ですが、ネオアコなおしゃれなアレンジが目立ちます。おしゃれなソウルミュージックとしてネオアコは、ジョーコッカーにとってもやり易い世界だと思っていましたから、素直に、この世界へ入り込んだ事で、更に幅が広がると思えます。

1. First We Take Manhattan
2. Different Roads
3. My Father's Son
4. While You See A Chance
5. She Believes In Me
6. No Ordinary World
7. Where Would I Be Now
8. Ain't Gonna Cry Again
9. Soul Rising
10. Naked Without You
11. Love To Lean On
12. On My Way Home
13. Lie To Me
14. Love Made A Promise

この時期はポップ路線になっていますが、いつものしゃがれ声と、センスのいいアレンジが素晴らしい作品を創り上げています。シンプリーレッドのファンも満足出来る作品だと思います。オーケストレーションも大げさにならずに、適所に響かせて、アレンジ構成の巧さが光ります。ソウルミュージックなのにイギリスを感じさせるのがネオアコでもあり、格調高くも親しみ易い作品になっています。

スティーヴウィンウッドのカバーWhile you see a Chanceなど、ジョーコッカーにぴったりでありながら、渋くもおしゃれな感じが心地いいです。選曲のセンスも、アレンジのセンスも抜群のスタッフに恵まれながら製作されているのが良く分かります。シンセの音色なんかもジョーコッカーとは無縁のようなテクノな音も使っていたりしますが違和感がありません。名盤です。

First We Take Manhattan

Different Roads

My Father's Son
⇒ 続きを読む

[20110402]

Across from MidnightAcross from Midnight
(1998/04/07)
Joe Cocker

商品詳細を見る


引っ越し先のネット環境がやっとつながりましたので、久々に再開いたします。ただでさえ開通に時間がかかっていたのですが、途中、地震の影響もあって、更に開通が遅れてしまいました。一ヶ月以上もネットの無い環境は、かなり退屈でした。

97年のこの作品は、ボブ・マーリィやスクイーズのカヴァーをやったりと、かなりポップな作品になっています。80年代の頃の作品に近い感じですが、さすがに90年代らしいシンプルなアレンジになっています。センスが良くなっている感じなので、とても聴き易いものになっています。

1. Tonight
2. Could You Be Loved
3. That's All I Need to Know
4. N'Oubliez Jamais
5. What Do I Tell My Heart?
6. Wayward Soul
7. Loveing You Tonight
8. Across from Midnight
9. What Do You Say?
10. Last One to Know
11. That's the Way Her Love Is
12. Need Your Love So Bad

かなりゲスト陣も多彩で、打ち込み無しの生演奏が心地いいです。ソウルというよりはポップスなのですが、しゃがれ声でのポップな歌は、大人のポップスとしても、若い人でも楽しめるものになっています。いつもの歌い方なのですが、アクが無く、素直でスムーズなアレンジが好感が持てます。それでいて、ソウルミュージックから蓄積されてきたハーモニー感覚が心地いいです。

音楽的な種類としては、最近のクラプトンと共通するものがあります。クラプトンもシンガーとしてなら、それなりに頑張っているのかもしれませんが、ギタリストとしては終わっています。その点、ジョーコッカーは、純粋にシンガーなのでケチのつけようがありません。勿論歌もクラプトンよりも巧いので、クラプトンを聴くくらいならジョーコッカーの作品のほうが満足出来ると思います。こちらの方が質が高いです。

Tonight

Could You Be Loved

That's All I Need to Know
⇒ 続きを読む

BACK HOME
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ