1. Mexico 2. Music 3. How Sweet It Is (To Be Loved By You) 4. Wandering 5. Gorilla 6. You Make It Easy 7. I Was A Fool To Care 8. Lighthouse 9. Angry Blues 10. Love Songs 11. Sarah Maria
How Sweet It Isシングルヒットして都会的になったジェイムステイラーが世界的に認識されるようになります。ジェイムステイラーの作風が変わったという事は、一つの時代が終わって、一つの時代が始まった事を知らせるものでした。Mexicoはサンタナのようなラテンロックになっています。アメリカではニューソウルからディスコに移行するような時代ですが、ジェイムステイラーはいい感じでニューソウルを吸収して自分の音楽にしています。
ニューソウルは彼にアダルトで、これまで以上のジェントリーな歌心を与えています。これまでの穏やかだった歌から説得力を持つようになっているのです。I Was A Fool To CareなどはA.O.R.していますし、この後もてはやされるA.O..Rの先駆者として素晴らしい作品に仕上げています。気負わず、程よいテンポを持った素晴らしい名盤です。
1. Walking Man 2. Rock 'N' Roll Is Music Now 3. Let It All Fall Down 4. Me And My Guitar 5. Daddy's Baby 6. Ain't So Long 7. Hello Old Friend 8. Migration 9. The Promised Land 10. Fading Away
1. One Man Parade 2. Nobody But You 3. Chili Dog 4. Fool For You 5. Instrumental I 6. New Tune 7. Back On The Street Again 8. Don't Let Me Be Lonely Tonight 9. Woh, Don't You Know 10. One Morning In May 11. Instrumental II 12. Someone 13. Hymn 14. Fanfare 15. Little David 16. Mescalito 17. Dance 18. Jig
アコースティックな範囲での、他のジャンルとの融合は、ソフトロック的な進化となって、きたるべき新しい音楽の手本となっています。カントリーというだけで、日本では古いイメージがありますが、カントリーはカントリーで独自に進化しているのです。それは70年代でいえばイーグルスやジェイムステイラー達によって創りだされていました。Don't Let Me Be Lonely Tonightがシングルヒットしていますが、このアルバムからは徐々に新しい要素が沢山含まれるようになり、ジェイムステイラーの音楽も進化していきます。
1. Love Has Brought Me Around 2. You've Got A Friend 3. Places In My Past 4. Riding On A Railroad 5. Soldiers 6. Mud Slide Slim 7. Hey Mister, That's Me Up On The Jukebox 8. You Can Close Your Eyes 9. Machine Gun Kelly 10. Long Ago And Far Away 11. Let Me Ride 12. Highway Song 13. Isn't It Nice To Be Home Again
キャロルキングが彼の為に書いたYou've Got A Friendをジェイムス自身も歌っています。バックボーカルにはキャロルキングも参加していますが、2人のバージョンはそれぞれでヒットしています。同世代のシンガーソングライターとして、ジョニミッチェルも参加しています。カントリーフォークに南部の雰囲気も加わり、同時代に発生したサザンロック、イーグルス等による新感覚のカントリーロックなどとシンクロしながらも独自の世界を創り上げています。