Andy Warhol から離れて、自分達で製作したセカンドアルバムです。ファーストではNicoとバンドとの両側面の対比的な作品でしたが、このアルバムでやっと純粋にバンドとしてのサウンドを追求出来るようになっています。前作でもサイケデリックな感覚はありましたが、このアルバムでは現代音楽的であったり、アヴァンギャルドであったりと、サイケデリックとはひと味違う感覚になっています。
1. White Light/White Heat 2. The Gift 3. Lady Godiva's Operation 4. Here She Comes Now 5. I Heard Her Call My Name 6. Sister Ray
1. Sunday Morning 2. I'm Waiting For The Man 3. Femme Fatale 4. Venus In Furs 5. Run Run Run 6. All Tomorrow's Parties 7. Heroin 8. There She Goes Again 9. I'll Be Your Mirror 10. The Black Angel's Death Song 11. European Son
1. Promenade 2. The Gnome 3. Promenade 4. The Sage 5. The Hut Of Baba Yaga 6. The Great Gates Of Kiev 7. Hand Of Truth 8. Daddy 9. One By One 10. Heart On Ice 11. Thin Line 12. Man In The Long Black Coat 13. Change 14. Give Me A Reason To Stay 15. Gone Too Soon 16. Street War 17. Pictures At An Exhibition
ボブディランのMan In The Long Black Coatをカバーしたり、展覧会の絵はライブ盤でしたので、ここで初めてスタジオ録音という事をやっています。これは別のレコーディングで製作されたものですからボーナストラック扱いになっています。ピアノやオルガンを使っている分には彼等らしさが残されていますが、シンセの音源は、どういう訳かリックウェイクマンのような音色になっています。前作で反省したのか、アナログシンセも所々ではつかっています。ライブをこなしたせいか、グレッグレイクのボーカルも多少戻っています。
1. Black Moon 2. Paper Blood 3. Affairs Of The Heart 4. Romeo And Juliet 5. Farewell To Arms 6. Changing States 7. Burning Bridges 8. Close To Home 9. Better Days 10. Footprints In The Snow 11. Black Moon 12. Affairs Of The Heart 13. Paper Blood 14. Romeo And Juliet
カールパーマーがドラムを叩いているのに、ゲートリバーヴサウンドで重たいドラムサウンドになっています。これではコージーパウウェルがいた頃と変わりません。グレッグレイクの歌唱力も衰えており、昔のとろけるような甘い歌声は失われています。太り過ぎなのです。キースエマーソンはデジタルシンセを多用しているので残念な感じになっています。オルガンだけが昔の格好良さをとどめています。ProkofievのRomeo And Julietでのアレンジはいい感じですが、全体的に少し勘違いしているようなサウンドになっています。