1. No Man's Land 2. Great Wall of China 3. Blonde Over Blue 4. Minor Variation 5. Shades of Grey 6. All About Soul 7. Lullabye (Goodnight, My Angel) 8. River of Dreams 9. Two Thousand Years 10. Famous Last Words
ロック色が強くなっているのはいいのですが、昔みたいに売れるような曲を書かなくなっています。どういう曲が売れるかは分かっているはずですから、相当こんがらがっているような状態だったのではないかと思われます。内容は悪くはありませんが、ビリージョエルと言う名前でなくても良くなるような作品です。Shades of GreyはまるでCreamのような曲です。まるで冗談のようです。もはやピアノマンですらないような内容です。
1. That's Not Her Style 2. We Didn't Start The Fire 3. The Downeaster 'Alexa' 4. I Go To Extremes 5. Shameless 6. Storm Front 7. Leningrad 8. State of Grace 9. When in Rome 10. And So It Goes
曲のメリハリをよく理解したアレンジになっているので、ロック的なシンプルな手法はいい結果を生んでいます。ただ、ビリージョエルでなくてもいいような曲になってしまっているのは変わっていないので、個性は失われている感じに聴こえます。That's Not Her Styleなんてロバートパーマーのような感じです。We Didn't Start the Fireはシングルヒットしていますが、いかにも80年代のヒット曲という感じで愛着が持てません。私はよく80年代サウンドを非難していますが、何が嫌いかと言うと既製品の部品を集めて創ったプラモデルのような、誰が創っても同じようなサウンドでは誰も感動出来ないと思っているからです。
Ray CharlesやCyndi Lauper、Steve Winwoodといった共に80年代に活躍した同業者が参加した事で話題になったアルバムです。その他にはRon Carterなどのジャズ系のミュージシャンが参加しています。52nd Streetで頂点を極めたビリージョエルは、その後自分の趣味的な作品を創りながらもヒットを飛ばし続けてきましたが、ここにきてやっと時代に合わせたサウンドになっています。つまりニューウェイヴ以降の80年代サウンドになっているのです。
1. Running On Ice 2. This Is The Time 3. A Matter Of Trust 4. Modern Woman 5. Baby Grand 6. Big Man On Mulberry Street 7. Temptation 8. Code Of Silence 9. Getting Closer
1. Easy money 2. Innocent man 3. Longest time 4. This night 5. Tell her about it 6. Uptown girl 7. Careless talk 8. Christie Lee 9. Leave a tender moment alone 10. Keeping the faith