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[20110604]

River of DreamsRiver of Dreams
(1998/10/20)
Billy Joel

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前作からは4年ぶりとなるアルバムです。90年代の作品ですが、90年代はこのアルバムのみになります。もうビリージョエルは第一線から退いたかの如く作品を出さなくなります。そういう時期に出している作品だけに、内容は濃いです。前作からロック色が強くなっていますが、このアルバムもパワフルです。前作あkらビリージョエル自身もプロデュースするようになりますが、このアルバムではDanny Kortchmarなどが共同プロデュースしています。

1. No Man's Land
2. Great Wall of China
3. Blonde Over Blue
4. Minor Variation
5. Shades of Grey
6. All About Soul
7. Lullabye (Goodnight, My Angel)
8. River of Dreams
9. Two Thousand Years
10. Famous Last Words

90年代になっていますので、80年代風の作品は見当たらなくなっています。それにしても昔の面影を感じないくらいにロックしている作品です。大きな違いはファンク的なリズムを多用するようになっている事です。前作でも感じましたが、ロバートパーマーやスティーヴウィンウッド辺りの影響が強くなっていると思います。今作もそんな感じですが、既にこのスタイルをものにしている感じで、これからはこのスタイルでいくのでしょう。しかし、しばらく作品を出さないので、自分でもいきずまっていたのではないかと思われます。

ロック色が強くなっているのはいいのですが、昔みたいに売れるような曲を書かなくなっています。どういう曲が売れるかは分かっているはずですから、相当こんがらがっているような状態だったのではないかと思われます。内容は悪くはありませんが、ビリージョエルと言う名前でなくても良くなるような作品です。Shades of GreyはまるでCreamのような曲です。まるで冗談のようです。もはやピアノマンですらないような内容です。

No Man's Land

Great Wall of China

Blonde Over Blue
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[20110604]

Storm FrontStorm Front
(1998/10/22)
Billy Joel

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これまでのヒット作を共に創ってきたPhil RamoneからフォリナーのMick Jonesにプロデューサーが変更されています。当時フォリナーは久々にヒット作品を出していましたが、80年代の一番つまらないサウンドに成り下がっていた時期ですので、とても期待出来るものではありませんでしたが、ロック色が強くなった事はいい方向になったと思います。これまでに無いくらいパワフルになっているからです。

1. That's Not Her Style
2. We Didn't Start The Fire
3. The Downeaster 'Alexa'
4. I Go To Extremes
5. Shameless
6. Storm Front
7. Leningrad
8. State of Grace
9. When in Rome
10. And So It Goes

曲のメリハリをよく理解したアレンジになっているので、ロック的なシンプルな手法はいい結果を生んでいます。ただ、ビリージョエルでなくてもいいような曲になってしまっているのは変わっていないので、個性は失われている感じに聴こえます。That's Not Her Styleなんてロバートパーマーのような感じです。We Didn't Start the Fireはシングルヒットしていますが、いかにも80年代のヒット曲という感じで愛着が持てません。私はよく80年代サウンドを非難していますが、何が嫌いかと言うと既製品の部品を集めて創ったプラモデルのような、誰が創っても同じようなサウンドでは誰も感動出来ないと思っているからです。

そんな音楽が横行していた80年代最後のアルバムですが、全体的にはパワフルな内容で聴き応えはあると思います。しかし使われている音色が、やはり既製品の部品を集めたような音なのです。デジタル楽器、デジタルエフェクターは格段にノイズを低減して音が良くなっているのですが、それだけにつまらない音になっているのです。この初期のデジタル音源には、今は改められて、わざとノイズを織り交ぜて個性的で音圧のあるものに進化させられているので、90年代以降は大分改善されるのでいいのですが、80年代はこの落とし穴に足を践み落としたミュージシャンが多数いるのです。そういう意味でも可もなく不可もなくと言ったアルバムだと思います。

That's Not Her Style

We Didn't Start The Fire

The Downeaster Alexa
⇒ 続きを読む

[20110604]

BridgeBridge
(1998/10/22)
Billy Joel

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Ray CharlesやCyndi Lauper、Steve Winwoodといった共に80年代に活躍した同業者が参加した事で話題になったアルバムです。その他にはRon Carterなどのジャズ系のミュージシャンが参加しています。52nd Streetで頂点を極めたビリージョエルは、その後自分の趣味的な作品を創りながらもヒットを飛ばし続けてきましたが、ここにきてやっと時代に合わせたサウンドになっています。つまりニューウェイヴ以降の80年代サウンドになっているのです。

1. Running On Ice
2. This Is The Time
3. A Matter Of Trust
4. Modern Woman
5. Baby Grand
6. Big Man On Mulberry Street
7. Temptation
8. Code Of Silence
9. Getting Closer

売り上げ的には衰えていないのですが、これまでのような趣味的なアルバムも、彼ならではの個性が感じられて存在感があったのですが、時代の音に合わせてしまったこのアルバムはヒット曲を出していますが、これまでのアルバムのような存在感が無く、印象が薄い内容になっていると思います。一時はA.O.R.スタイルの新しいサウンドを創っていたビリージョエルでしたが、80年代の他の作品と比べても、肩を並べているだけのようなこの作品にはあまり魅力を感じません。

このアルバム以降はビリージョエルでなくてもいいような曲が増えてくる為に、全く興味を憶えなくなってしまいました。それでも売り上げは落ちないのですからファンとはありがたいものです。それなりに良い曲も創っているのですが、ありがちなアレンジが印象を悪くしています。時代はまだまだめまぐるしく変わっていきますから、逆に時代に合わせていないというのが本質だと思います。でもファンならまだまだ許せる範囲でしょう。

Running On Ice

This Is The Time

A Matter Of Trust
⇒ 続きを読む

[20110604]

An Innocent ManAn Innocent Man
(1998/05/18)
Billy Joel

商品詳細を見る


ビリージョエルが昔から親しんできたアメリカンポップス、R&B、モータウン、ドゥワップなどのオールディーズなどを、ヒット曲を創れるこの時のビリージョエルが経緯を込めて創り上げた作品です。自分が純粋だった頃に聴いた音楽は一生の宝であり、流行を気にする事無く、愛する音楽を見事に再構築したアルバムです。前作がシリアスだっただけに、ハッピーな気分にさせられる内容です。王道に乗っ取った作曲でありながら、見事にビリージョエルカラーに仕上げている技は素晴らしいものです。

1. Easy money
2. Innocent man
3. Longest time
4. This night
5. Tell her about it
6. Uptown girl
7. Careless talk
8. Christie Lee
9. Leave a tender moment alone
10. Keeping the faith

Easy moneyはリズム&ブルースな曲でオーティスレディングしまくっています。Longest timeはアカペラによるドゥワップ曲で、アカペラだけの曲ですがシングルヒットした名曲です。この時期にこれほどの曲を創れるのは凄い事です。This nightもドゥワップですが、途中ベートーベンのPathetique Sonataが導入されています。Uptown girlもシングルヒットした曲でモータウン系になっています。、アメリカンポップを創るセンスはぴか一ですね。こうしたアメリカンポップスに特化したアルバムを創っても違和感が無いのは、これまでの作品の中にもその要素が隠されていたからでしょう。

参加ミュージシャンも昔のようにスタッフのメンバーにMichael BreckerやDavid Sanbornなどのフュージュン系のミュージシャンが参加していながらのポップスというところが興味深いです。このアルバムからも多くのシングルヒットが生まれていますが、全盛期としてはここまでになります。時期的にマイケルジャクソンのスリラーとダブっている為に1位になれなかったという悲運もあります。しかし間違いなく80年代を代表する名盤であります。

Easy money

Innocent man

Longest time
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