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[20110709]

RioRio
(1990/10/25)
Lee Ritenour

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79年の作品です。これまでもブラジルにリズムを取り入れたりしていましたが、このアルバムではタイトル通り、ブラジル音楽をテーマとした作品です。ブラジルでパーカッションなどのリズムパートを録音してきて、ニューヨークやカリフォルニアでオーバーダビングさせて完成させています。そしてリーリトナーはほとんどの主旋律をガットギターで演奏しています。80年代になるとエレクトリックギタリストが一時アコースティックギターにハマるのが流行り出しますが、その先駆けとなっています。

1. Rainbow
2. San Juan Sunset
3. Rio Funk
4. It Happens Everyday
5. Ipanema Sol
6. Simplicidad
7. A Little Bit Of This And A Little Bit Of That

アイアートモレイラやウェインショーターがこぞってフュージュンとブラジル音楽を融合させていますが、リーリトナーもブラジル音楽の軽快さをそのスタイルに取り込むのが常になってきます。それでも、あくまでもフュージュンという融合ですから、完全なブラジル音楽ではなく、あくまでもジャズの中での融合になっています。Rio Funkなどは、ブラジル音楽ファンクを融合させるという実験的な音楽でありながら、クロスオーバーとして完成された作品になっています。参加ミュージシャンはいつものメンバーにブラジルのミュージシャンがクッ割り、そしてMarcus Millerという新鋭のベーシストが参加しています。

黒人のルーツミュージックとしてアフリカの音楽が80年代には流行りますが、ブラジルなど、南米に流れていった黒人は北米のジャズとは違う文化を生み出しています。アフリカの黒人も部族が違えば、音楽も違うのです。ですからジャマイカやブラジルでは独自の音楽が発展していきました。それらを一つにまとめると言う試みは、クロスオーバーというスタンスからはやりがいのある作業だったと思います。それを白人であるリーリトナーがやる訳ですから、更なる融合がある訳です。ストリングスを使ったり、かなりソフトケイテッドされたサウンドではありますが、テクニックが凄いので聴き応えはあります。名盤です。

Lee Ritenour

San Juan Sunset

Rio Funk
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[20110709]

Captain\'s JourneyCaptain\'s Journey
(1997/06/05)
Lee Ritenour

商品詳細を見る


78年の作品で、リーリトナーの正式なソロアルバムとしては3枚目になるでしょうか。タイトルはCaptain Fingersの流れを汲んでいますが、ジャケットはこのアルバムが一番有名だと思います。魚の代わりにギブソン335を釣り上げています。ソロアルバムという性格づけは参加ミュージシャンの豪華さで分かります。セッション的な作品では必要最小限のメンバーで演奏されていますが、ソロ作品では数多くのミュージシャンが参加しています。

1. The Captains's Journey Part I: The Calm/Part II: The Storm
2. Morning Glory
3. Sugerloaf Express
4. Matchmakers
5. What Do You Want?
6. That's Enough For Me
7. Etude

アルバムSugar Loaf Expressでも演奏されていたMorning GloryはBill Champlinによってボーカル曲になっており、Sugerloaf Expressと言う曲もあのアルバムに入っていた曲です。サンバのリズムを取り入れて、かなり陽気な曲になっています。このアルバムにはIan UnderwoodやPaulinho da Costaといったミュージシャンも参加していて、豪華でにぎやかな作品になっています。当時リーリトナーに追いつけと出てきたラリーカルトンと人気を二分していた時期でもあり、リーリトナーの人気もピークを迎えていました。ジェントリーでありながらも躍動的なギタープレイはロックファンも魅了されました。

一時代を築いたジョンマクラフリンも、ラリーコリエルもおとなしくなっていた時期だけに、この時代はリーリトナーとラリーカールトンの時代だったと言えます。テクニック的にはジョンマクラフリンに比べれば、まだまだ子供のようなものですが、それでもロックギターキッズを魅了するには十分でした。西洋音楽とは別にジャズ理論というものがアメリカでは発展してきていますが、クロスオーバー、フュージュンが出てきて、その理論もいよいよ洗練されてきて、西洋音楽の理論だけでは生まれないポップスという概念も理論として完成され、現在の作曲理論も世界的な認識となりました。そういう理論の上に成り立っている演奏ではありますが、それだけでは人々に感動は与えられません。やはり演奏する人のいろんな意味でのポテンシャルが聴く人の心を動かすのです。そんな事を実感出来る名盤です。

Morning Glory

Sugarloaf Express

Matchmakers
⇒ 続きを読む

[20110709]

FriendshipFriendship
(1992/04/01)
Lee Ritenour

商品詳細を見る
FriendshipFriendship
(1992/04/01)
Lee Ritenour

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78年の作品です。ジャズ界ではFriendshipと題される作品が多くあります。友人がほとんど名プレイヤーばかりですから、友人を集めたらスーパーグループになってしまう訳です。しかし、一回限りでのセッション録音なのでFriendshipというタイトルの作品が沢山出来上がる訳です。リーリトナーだけでもこのタイトルの作品が他にもあります。このアルバムは78年ものと認識していただいたほうがいいです。

1. Sea Dance
2. Crystal Morning
3. Samurai Night Fever
4. Life Is The Song We Sing
5. Woody Creek
6. It's A Natural Thing

メンバーはSteve Forman、Steve Gadd、Dave Grusin、Don Grusin、Abraham Laboriel、Ernie Wattsです。今回はDave Grusinがいるのでメロウな感じがありますが、Steve Gaddのドラミングは明らかにHarvey Masonの滑らかなプレイとは異なります。複数箇所にアクセントを持たせる独特のドラミングです。ですからメロウな流れの中にもひっかかるようなリズムアクセントが生まれています。

この時期の演奏はウェザーリポートが時代を牽引していたので、クロスオーバーというよりもフュージュンという認識に変わりつつありました。ウェザーリポートの楽園的な陽気なスタイルを彼等も取り入れています。とてもトロピカルで明るい音楽になっています。その中でどれだけ各メンバーが、その腕自慢をするかというようなインタープレイな部分もあります。ですが、あくまでも陽気に単純明快なスタイルは、それまでの難解なジャズのとっつきにくいイメージを払拭するのに成功しています。

Sea Dance

Crystal Morning

It's A Natural Thing

[20110709]

Sugar Loaf ExpressSugar Loaf Express
(1992/04/01)
Lee Ritenour

商品詳細を見る
Sugar Loaf ExpressSugar Loaf Express
(1992/04/01)
Lee Ritenour

商品詳細を見る


このアルバムも77年の作品です。ジャズミュージシャンは、セッションごとに録音しているので、同じ時期に沢山レコーディングしている訳です。このセッションでのメンバーはEric Gale、Steve Forman、Abraham Laboriel、Harvey Mason、Patrice Rushenで、ドラムのHarvey Masonは欠かせないメンバーになっていますが、今回はDave Grusinがいないので、メロウさよりもファンキー度が増しています。

1. Sugar Loaf Express
2. Morning Glory
3. That's The Way Of The World
4. Slippin' In The Back Door
5. Tomorrow
6. Lady Soul

リーリトナーはウェストコーストを代表するミュージシャンですが、Eric Galeのようなニューヨーク系のミュージシャンとも交流しています。その為か、今回はファンキーなリズムが多くなっています。フュージュンの原型であるジャズロックの定義はジャズとロックとファンクの融合でしたから、ファンキーであるというのも大事な要素なのです。黒人音楽としてのジャズは、本来踊る為の音楽であり、ビバップ以降、頭でっかちになりがちだったモダンジャズから、本来の踊る為のジャズを取り戻そうとしたのがソウルジャズであり、ハードバップでしたから、ジャズロックからクロスオーバーに至までに取り入れたポップな要素として踊れる音楽への回帰も大事な定義だったのです。

そういう意味でも、このアルバムでの演奏はテクニックに走るというよりは、ノリを、グルーヴを大事に演奏されているように感じます。演奏も短いパッセージをつなぎあわせたようなもので、長尺のエンタープレイは控えているようです。ほとんどカッティングに近い性格をもったフレージングなので、自然と体が動き出しそうになります。ディスコブームの時代でもあったので、踊れるという要素は、そのまま売れる音楽となったのです。それでいて軽薄ではないインテリジェンスも含まれているのがクロスオーバーなのです。

Sugar Loaf Express

Morning Glory

That's The Way Of The World
⇒ 続きを読む

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