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[20110730]

Larry CarltonLarry Carlton
(1988/10/17)
Larry Carlton

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このアルバムからいよいよクロスオーバーし始めます。先にリーリトナーの方がブレイクしていましたので、後追いのような感じになっていますが、クルセダーズのメンバーだった事で名前は知られていたラリーカールトンのソロ作品が素晴らしいと話題となり、大ヒットしました。TOTOのJeff Porcaroが参加していて、A.O.R.職が強いのですが、リーリトナーの曲よりもポップで分かり易い感じはサンタナや高中正義に親しんでいた日本人には大受けでした。

1. Room 335
2. Where Did You Come From
3. Nite Crawler
4. Point It Up
5. Rio Samba
6. I Apologize
7. Don't Give It Up
8. (It Was) Only Yesterday

335とは愛機セミアコのギブソン335の事でもありますが、Room 335とはそこから名付けられた自分のスタジオの名前であります。まるでスティーリーダンのようなこの曲はA.O.Rとしてもクロスオーバーとしても代表する名曲であり、ラリーカールトンの代表曲でもあります。テンションコードを使ったコード進行に335の伸びのあるトーンで、フィードバックも加えながら滑らかなプレイを堪能できます。ボーカル曲ではラリーカールトン自信が歌っています。このマルチなところはリーリトナーとは違うところです。リーリトナーよりも親しみ易さがあります。

ラリーカールトンも西海岸から出てきたギタリストですが、ここで聴かれるサウンドはニューヨークのニューソウルから発生したフュージュンサウンドになっています。つまり、これに歌が加わるとA.O.R.という事になります。Point It Upのようなフュージュンスタイルでのロックギタープレイなど、これまでの彼の作品では聴けなかったもので、大分フュージュンギタープレイを研究していたのでしょう。フィードバックも多用してかなりハードなギタープレイを展開しています。これはリーリトナーとは違うところであり、ロックファンからも大絶賛を浴びる要素となっています。当時はまだ出始めたばかりのクロスオーバーというジャンルを定義させたような決定的な名盤であります。

Room 335

Where Did You Come From

Nite Crawler
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[20110730]

Playing/SingingPlaying/Singing
(1995/11/21)
Larry Carlton

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Playing/SingingPlaying/Singing
(1995/11/21)
Larry Carlton

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スタジオミュージシャンからクルセダーズの正式メンバーとなって、名前が知られ始めたラリーカールトンがクルセダーズを脱退してソロ活動をスタートさせた記念すべきアルバムです。73年の作品であり、ここでもまだクロスオーバーにはなっていません。ジェイムステイラーのようなシンガーソングライターのように、歌を歌っています。さすがにクルセダーズにいただけあって、南部の感じがするサザンロックポップスになっています。

1. Easy Evil
2. I Cry Mercy
3. One More Chance
4. With Respect To Coltrane
5. American Family
6. Wavin' And Smilin'
7. Captain, Captain
8. Free Way

歌を歌っているポップス作品でありながら、ギタリストとしても、そのテクニックを見せつけるような内容の為、ポップスとは呼べない感じでもあります。ギターを多重録音させてハモらせたり、ギターサウンドを極めようとしているところは、この後は少なくなりますので、ギタリストとしては、このアルバムが一番面白いかもしれません。A.O.R.な響きも既にありますが、泥臭い感じがあるので、洗練されていない、ロックファンに取っては心地よさがあります。次のアルバムからはクロスオーバーになりますので、このアルバムが一番好感が持てると思います。

ギターのプレイスタイルはロックギタリストになっており、曲調はレオンラッセルのような南部発のポップスというサザンロックの黄金時代らしい作品です。ボズスキャッグスの初期の頃の作品にも似ているでしょうか。シンガーとしても悪くありません。この路線を進めなかったのは、時代の流れというものもあったかもしれませんが、こんな素晴らしい作品をもう少し続けてほしかったと思います。今となっては忘れ去られているくらいの作品ですが、かなりの名盤です。

Easy Evil

With Respect To Coltrane

American Family
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[20110730]

With a Little Help from MyWith a Little Help from My
(1996/07/16)
Larry Carlton

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With a Little Help from MyWith a Little Help from My
(1996/07/16)
Larry Carlton

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クロスオーバーギタリストとしてリーリトナーと人気を二分していたラリーカルトンを紹介します。クロスオーバーギタリストとしてはリーリトナーを後追いしていたような感じでしたが、ソロデビューはこの68年の作品であり、リトナーよりもキャリアは長いようです。ここではまだクロスオーバーにはなっておらず、ジャズロックにすらなっていません。まだジャズとポップスを融合したような曲をやっています。フュージュンの最初機の頃の作品なのであります。

1. With A Little Help From My Friends
2. MacArthur Park
3. Don't You Care?
4. When Sunny Gets Blue
5. Honey
6. Monday Monday
7. Eleanor Rigby
8. The Odd Couple
9. By The TIme I Get To Phoenix
10. People Get Ready

ビートルズをはじめとするポップスをカバーした曲ばかりです。ちょうどウェスモンゴメリーと同時代という事もあり、ウェスモンゴメリーとも違うタッチになっています。本当にフュージュンが産声を上げたような感じの作品です。ギタープレイとしてはジャズギターであり、ロック的な奏法はまだ出てきません。ブルースやカントリー的な奏法はあります。まだクルセイダーズにも参加する前の作品であり、南カリフォルニア・ビッグ・バンド・コンテストで最優秀ソロイスト賞を受賞した勢いでレコードをリリースしたものになります。

ラリーカールトンのファンとしても、かなりレアな作品であり、ナチュラルなギターサウンドが若々しいです。この時代にジャズとロックを融合させていたギタリストはラリーコリエルくらいなもので、カールトンもウェスモンゴメリーもまだジャズギタリストの領域を出ていません。この後にマイルスデイヴィスがジャズロックの基礎を築いてフュージュンの進化は加速度的に進んでいきますので、それ以前の貴重な作品となります。

Don't You Care?

[20110730]

6 String Theory6 String Theory
(2010/06/24)
Lee Ritenour

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2010年の作品で、現在のところ最新作となっています。様々なギタリストとのコラボレート曲を集めたオムニバスのような作品で、曲調も相手のギタリストの得意分野をやっています。ギタリスト同士の競演という事で、白熱したプレイの応酬が楽しめます。リーリトナーの作品では、これまでこのような作品はありませんでしたので、とてもユニークな作品だと思います。アルバムタイトルのSix String Theoryとはヤマハ、コンコード、バークリー音楽大学が協賛のもとおこなっている、ギター・コンテストで、世界中からオンラインで応募するギタリストのコンテストで、そのコンテストで優勝した少年Shon Boublilも参加しています。

1. Lay It Down [featuring John Scofield and Lee Ritenour]
2. Am I Wrong [featuring Keb' Mo' and Taj Mahal]
3. L.P. (For Les Paul)[featuring Lee Ritenour, Pat Martino, and Joey DeFrancesco]
4. Give Me One Reason [featuring Joe Bonamassa and Robert Cray]
5. "68" [featuring Steve Lukather, Neal Schon, and Slash]
6. In Your Dreams [featuring Steve Lukather, Lee Ritenour, and Neal Schon]
7. My One and Only Love [featuring George Benson]
8. Moon River [featuring George Benson and Joey DeFrancesco]
9. Why I Sing the Blues [featuring B.B. King, Vince Gill, Keb' Mo', Jonny Lang, and Lee Ritenour]
10. Daddy Longlicks [featuring Joe Robinson]
11. Shape of My Heart [featuring Lee Ritenour, Steve Lukather, and Andy McKee]
12. Drifting [featuring Andy McKee]
13. Freeway Jam [featuring Mike Stern, Tomoyasu Hotei, and Lee Ritenour]
14. Fives [featuring Guthrie Govan and Tal Wilkenfeld]
15. Caprices, Op. 20, No. 2 and 7 [featuring Shon Boublil]

参加しているギタリストは、BB King、George Benson、ohn Scofield、Steve Lukather、Vince Gill、Slash、Pat Martino、Mike Stern、Neal Schon、Robert Cray、Keb Mo、Taj Majal、 Jonny Lang、 Joe Bonamasa、Andy Mckee、Guthrie Govan、 Joe Robinson 、 布袋寅泰と、様々なジャンルから集められています。ブルース系が一番多いですが、ギタリスト同士だから分かり合える次元で楽しんでセッションされているようです。ギターファンにとっては夢のような競演です。ジャズというよりはロックファンの方が楽しめる内容でしょうか。

相手のギタリストのプレイの方が目立つような感じになっているので、リーリトナーの作品という感じがしないかもしれませんが、リトナーだからこそ引き出せたような演奏になっていると思います。これまでのようなコラボレート作品では調和された作品ばかりでしたが、さすがにこれだけの個性の強いギタリストが集まれば、自己主張の方が勝っています。しかし、だからこそロックファンが楽しめる内容になっています。これらのようなベテランミュージシャンには、これからはもっと意外性のある作品を届けてくれる事を期待したいです。リーリトナーの最近はそんな作品が多いので嬉しい限りです。

Lay It Down

Am I Wrong

L.P.
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