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[20110731]

Alone But Never AloneAlone But Never Alone
(1990/10/25)
Larry Carlton

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86年の作品で、アコースティックギターを多用した作品です。バックの演奏はフュージュンのエレクトリックなサウンドであり、アコースティックギターも、それに解け合うような音色になっています。ですからアコースティックギターもギターの音色の一つという扱いのように感じます。作品としてはフュージュンなのです。ギタートリオが流行ってからは、フュージュンギタリストの多くがアコースティックギターを弾く傾向が多くなったのですが、この作品もそういう位置づけだと思います。

1. Smiles And Smiles To Go
2. Perfect Peace
3. Carrying You
4. The Lord's Prayer
5. High Steppin'
6. Whatever Happens
7. Pure Delight
8. Alone/But Never Alone

アコースティックギターだけによるThe Lord's Prayerのような美しい曲もありますが、基本はいつものフュージュンスタイルです。そこでアコースティックギターを使うと、新鮮さはあります。ガットギターではなく、フォークギターを使っており、クラシカルな作風ではありません。アコースティックギターだと、そのギタリストのタッチの違いがはっきりと分かります。リトナーやジョンマクラフリンとは、明らかに違うラリーカールトンのアコースティックプレイは結構ユニークです。

響きとしては硬質で高い響きですが、ラリーカールトンの滑らかなフィンガリングは、まるでエレクトリックギターを弾いているときと変わりません。ですからフュージュンサウンドとも良くマッチしています。逆に言うと、なんで改まってアコースティックギターにしなければならなかったのかは明確ではありません。エレクトリックギターでもよかったと思えます。ただ、いつもの感じとは違った感じはしますので、たまにはこんな感じのアルバムもいいと思います。

Smiles And Smiles To Go

Carrying You
The Lord's Prayer
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[20110731]

FriendsFriends
()
Larry Carlton

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FriendsFriends
(1990/10/25)
Larry Carlton

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83年の作品で、ヒット作品を連発していたWarner Bros.からMCAへ移籍してからの作品になります。ここからラリーカールトンの全盛期は終わっていくのですが、音楽的にはより熟成されていきます。サウンドもがらりと変わり、シンセのシーケンスを使ったりしているのに生オーケストラやビッグバンドも使ってレンジ幅の広いサウンドを生み出しています。より進化したサウンドが出来上がっています。

1. Breaking Ground
2. South Town
3. Tequila
4. Blues For T.J.
5. Song In The 5th Grade
6. Crusin'
7. L.A., N.Y.
8. Friends

ギターもかなり多重録音していたりと、楽曲の完成度を追求している作品です。ですからライブではあまり聴けないような曲が揃っています。それだけアルバムとしての価値は高いものになっていると思います。曲の完成度を追求はしていますが、それ以上に演奏としてのクォリティも半端無いくらいに素晴らしいものになっています。しかし、時代の音とは少しずれているので、売り上げ的にはいい結果は得られていません。それだけ隠れた名盤だと思います。これまで売れていた作品よりも断然出来映えはいいのです。

曲の完成度は高いですが、小難しい作品ではなく、ユーモアもあり、緊張感と緩いところとのバランスも素晴らしく、有名なTequilaのカバーでのアレンジもかっこいいです。アコースティックギターも使ったりと、使用している楽器編成は多いのですが、部分的に使っている楽器を振り分けているので、重苦しく聴こえません。このアレンジでの巧妙さも見事です。文句のつけようが無いくらいに素晴らしい作品です。彼の代表作ににするべきと言えるくらい素晴らしい名盤です。

Breaking Ground

South Town

Tequila
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[20110731]

SleepwalkSleepwalk
(1988/10/17)
Larry Carlton

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81年の作品で、80年代に入ると、ジャズ界でも新しい逸材が現れてきます。このアルバムでも80年代になってから脚光を浴び始めたデイヴィッド・サンボーンやスティーヴ・ガッドなどが参加して、これまでよりも、より深みのあるフュージュンサウンドを追求しています。80年代になると流行はソフトフュージュンであり、その影響はラリーカールトンにも及んでいますが、そういう中でも結構アグレッシヴなプレイが楽しめます。

1. Last Nite
2. Blues Bird
3. Song For Katie
4. Frenchman's Flat
5. Sleepwalk
6. Upper Kern
7. 10:00 P.M.
8. You Gotta Get It While You Can

ラリーの主要な武器はギブソン335で変わりはありませんが、このアルバムではストラトキャスターなどのシングルコイル系のギターも使い分けて、ギターの音のバリエーションを広げている工夫が目立ちます。80年代の流行の音としてストラトのハーフトーンやベースではチョッパーベース、またはチョッパーをサンプリングした音だったりしますが、そういう音も目立ちます。つまり、流行の音はしっかり使っていますが、その中でもブルースインプロビゼーションな演奏を展開しています。

サウンドはフュージュンであっても、ロックファンにも満足させられるようなギタープレイこそがラリーカールトンの魅力であり、リーリトナーには無い部分を多く持っています。その事を一番強く感じさせてくれる作品だと思います。フュージュンサウンドをしっかり構築しているのにロックファンからしても、遠い感じの音楽にはなっていないのです。このニュアンスはリーリトナーには到底真似できないものでしょう。素晴らしい名盤です。

Last Nite

Blues Bird

Song For Katie

⇒ 続きを読む

[20110731]

Strikes TwiceStrikes Twice
(1990/10/25)
Larry Carlton

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80年の作品で、前作の大成功で確かな手応えを感じた事で、前作同様のクロスオーバー作品に仕上げています。世界的にジャズの世界ではくロスーバーが全盛期であり、その中心人物として存在してしまったラリーカールトンに取っては、このスタイルを貫く事以外に選択肢は無かったと思います。そしてそれは自信となってこのアルバムに表現されています。

1. Strikes Twice
2. Ain't Nothin' For A Heartache
3. Midnight Parade
4. The Magician
5. Springville
6. Mulberry Street
7. In My Blood
8. For Love Alone

前作よりもフュージュン色が強く出ており、A.O.R.とも違うアプローチになっていると思います。つまり、プレイヤーとしての表現に重点が置かれているのです。ラリーはギター以外にもシンセサイザーも使ってソロを取っています。ギターソロと対比させる事によって、よりバンド的なサウンドになっているのです。ほかのフュージュンギタリストよりも覚え易いメロディー、ジャケットとは違って、カリフォルニアの青い空のような陽気な明るいサウンドは日本ではバカ受けでした。

前作はニューヨーク的なサウンドでしたが、このアルバムはウェストコーストサウンドになっていると思います。それはリーリトナーによるウェストコーストフュージュンが流行っていた事も影響があると思います。また、ラリーカルトンのチョーキングはかなり繊細で、クォーターチョーキングの微妙な音程を取り入れたフレージングが、他のフュージュンギタリストには無い魅力だと思います。これはブルースギタリスト的なニュアンスができているからです。管楽器がリードを取る事が多いジャズではクォーターという音程は無いに等しいのです。そこがロックファンにもアピールできている点だと思います。

Strikes Twice

Midnight Parade

Springville
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