1. A Thing Like That 2. Sweetness 3. Lucky Man 4. I Gotta See 5. Thing About You 6. Catch You 7. Spoonful 8. I Don't Think So 9. 100% 10. Fancy Pants 11. Tell Me Something 12. Forever
2001年の作品で、久々のオリジナルスタジオ盤となります。カバー曲もありますが。ほとんどが新曲となります。全体的に落ち着いたミディアムテンポの曲が多く、枯れた感じも加わっています。参加メンバーにはBob Dylan、Kelly Jones、Scotty Moore、D. J. Fontana、Andy Newmark、Ian McLagan、そして実の娘と息子が参加しています。完全にストーンズとは違う感じの曲をやるようになっています。
1. Wayside 2. Rock N'Roll Star 3. Whadd'ya Think 4. This Little Heart 5. Leaving Here 6. Hypershine 7. R.U. Behaving Yourself? 8. Be Beautiful 9. Wake Up You Beauty 10. Interfere 11. Real HardRocker 12. Heart, Soul And Body 13. King Of Kings
タイトルからして初心者向きではないと宣言していますが、そういう訳でもなく、初心者でも好きになれる作品だと思います。バーズのRock 'n Roll Star、モーターヘッドもカバーしたモータウンのLeaving Here、ボブディランのKing of Kingsをカバーしていますが、他のオリジナル曲は老練な感じの曲が多く、これまでのストーンズやフェイセスでもやった事が無いような曲もあり、新境地を拓いています。
2000年の作品でElectric Lady StudiosでのスタジオライブとRhythm Caféでのライブ音源をおさめたアルバムです。大半がカバー曲で、ストーンズとフェイセスのカバーをしています。メンバーはいつものIan McLaganの他にChuck Leavellも参加しています。ライブ盤ではありますが、オリジナルアルバムには入っていない曲が多いので、どんな演奏をしているのか興味深い作品です。
1. Show Me 2. Flying 3. Testify 4. Pretty Beat Up 5. Always Wanted More 6. Breathe On Me 7. Silicone Grown 8. Black Limousine 9. Little Red Rooster 10. Stay With Me 11. Josephine 12. I Know I'm Losing You 13. It's Only Rock 'n' Roll
1. Somebody Else Might 2. Testify 3. Ain't Rock N' Roll 4. Josephine 5. Knock Your Teeth Out 6. Ragtime Annie (Lillie's Bordello) 7. Must Be Love 8. Fear For Your Future 9. Show Me 10. Always Wanted More 11. Thinkin' 12. Like It 13. Breathe On Me
K-1 WORLD MAX日本トーナメントが行われました。今年は格闘技の番組が地上はから消えてしまって、試合内容はネットのニコニコ動画で生放送されるのみでした。ネット視聴予約をしていれば後からでも見る事が出来ます。YOUTUBEでは部分的にしか見れません。ニコニコ動画の生放送では50万人以上の人がアクセスしていたというので、まだまだ格闘技人気は衰えていないのです。武蔵や魔裟斗がいなくなったから、テレビ局が勝手に客寄せが出来なくなったと思っているのではないでしょうか。K-1に金が無いという事情もあるようですが、もっとテレビはいろんな方面の人に楽しんでもらえるように番組配慮をするべきだと思います。
試合結果 トーナメント1回戦 アルバート・クラウス vs 名城裕司○ なぜか日本トーナメントに出場しているクラウスは、いつものように前に出ながら相手にプレッシャーを与える攻撃を仕掛けてきます。しかし、空手の名城にとっては、カウンターの一撃狙いなので、向かってくる相手は好都合であり、1R目にクラスからダウンを奪っています。その後クラウスも盛り返しますが、判定で名城が勝ちました。 中島弘貴 vs 森田崇文○ 巧妙に攻撃する中島に対して、森田は前に出ながら膝や前蹴りを出してくるので、中島は圧倒されて判定で負けました。 ○山本優弥 vs 松倉信太郎 山本は手数は少ないのですが、気合いの入った攻撃を入れてくるので、松倉はやりにくそうにしていました。有効打も無く、判定で山本が勝ちました。 城戸康裕 vs 健太○ 自分の間合いで戦っていた城戸でしたが、間合いに入ってきた健太にテンプルへのフックをもらいダウンしました。その後盛り返しましたが判定で健太が勝ちました。 スーパーファイト ○長島☆自演乙☆雄一郎 vs 拳月 お互い変則的な攻撃で、ラフファイトが多く、自演乙は一度ダウンを取られますが、その後盛り返し、拳月はイエローカードももらっていたので、判定で自演乙が勝ちました。 準決勝戦 ○名城裕司 vs 森田崇文 前に出てくる森田を何とかかわしながらクリーンヒットを重ねていた名城が判定で勝ちました。 ○山本優弥 vs 健太 ローキックを連発する山本にパンチで応戦する健太でしたが、前の試合からいためている左足へのローキックの連発にダメージも多く、判定で山本が勝ちました。 スーパーファイト ○才賀紀左衛門 vs ヴァルドリン・ヴァトニカイ K-1甲子園出身も海外の選手と対戦出来るくらいに成長いたしました。才賀は巧妙に相手の攻撃を受けずに打撃を当てる試合運びで判定で勝ちました。巧妙でしたが、相手を倒すような戦いではなかったので、今後もこのような試合運びで行くのでしょうか。 ○久保優太 vs アンドレ・ブルール 久保はミドルキックを連打して1Rにダウン二つ、2Rにダウン一つ取りましたが、それでもKOできずに判定で久保が勝ちました。 決勝 ○名城裕司 vs 山本優弥 お互いに体力を消耗していたので、ポイントを稼ぐような攻撃ばかりでしたが、名城が手数を多くヒットさせている間に、パンチがクリーンヒットして山本からダウンを奪いました。立ち上がった山本でしたが、連打を浴びてレフリーストップとなり、名城が優勝しました。
88年の作品で、Bo Diddleyと共演したライブ作品です。曲は勿論Bo Diddleyのレパートリーになっていますが、フェイセスのOoh la LaやストーンズのHonky Tonk Womenも演奏しています。Plynthはジェフベック時代の曲です。凄い選曲です。これにBo Diddleyが対応しているというのも凄いです。Bo Diddleyビートと呼ばれるものはブルースを基調としたロックンロールの一つのベーシックであり、ストーンズの底辺にあるものでもあります。
1. Roadrunner 2. I'm a Man 3. Crackin' Up 4. Hey! Bo Diddley 5. Plynth (Water Down the Drain) 6. Ooh la La 7. They Don't Make Outlaws Like They Used To 8. Honky Tonk Women 9. Money to Ronnie 10. Who Do You Love?
1. Worry No More 2. Breakin My Heart 3. Delia 4. Buried Alive 5. Come To Realise 6. Infekshun 7. Seven Days 8. We All Get Old 9. F.U.C. Her 10. Lost And Lonely 11. Don't Worry
1. Car Radio 2. Tonight's Number 3. From The Late To The Early 4. Chicken Wire 5. Chicken Wired 6. I'll Fly Away 7. Title One 8. Just For A Moment (Instrumental) 9. 'Mona' The Blues 10. Hay Tumble 11. Woody's Thing 12. Rooster Funeral 13. Just For A Moment 14. Bonus Track: Insurance 15. Bonus Track: Safety Pin Queen 16. Bonus Track: Anymore For Anymore 17. Bonus Track: C&W Number 18. Bonus Track: My Fault
1. I Got Lost When I Found You 2. Big Bayou 3. Breathe On Me 4. If You Don't Want My Love 5. I Can Say She's Allright 6. Carribean Boggie 7. Now Look 8. Sweet Baby Mine 9. I Can't Stand The Rain 10. It's Unholy 11. I Got A Feeling
Bobby WomackとフェイセスのIan McLaganとの共同プロデュースで、演奏、作曲でも一緒に作り上げています。ストーンズからはKeith RichardsとMick Taylorが参加しています。ギタリストばっかり集まってもしょうがないと思うのですが、ギタリスト同士だから分かり合える事もあるのでしょう。ファーストもそうでしたが、ファンキーな曲が結構多いです。これが後のストーンズのブラック&ブルーにつながっていく事になります。
1. I Can Feel The Fire 2. Far East Man 3. Mystifies Me 4. Take A Look At The Guy 5. Act Together 6. Am I Grooving You 7. Shirley 8. Cancel Everything 9. Sure The One You Need 10. If You Gotta Make A Fool Of Somebody 11. Crotch Music
参加ミュージシャンはKeith Richards、Mick Jaggerは当たり前で、特にKeithは歌まで歌っています。ストーンズで入れ替わるMick Taylorも参加しています。George HarrisonとRod Stewartをはじめとするフェイセスのメンバーも参加しています。I Can Feel The Fireはレゲエ曲で、ミックの声は一発で分かります。Far East ManはGeorge Harrisonとの共作で、George Harrisonも自分のアルバムに入れています。Jagger, Richardsで曲を提供しているのはAct TogetherとSure the One You Needで、サウンド的にはロッドの初期の頃のサウンドに近いです。
2010年の作品で、これが現在の最新盤となります。再びGreat American Songbookシリーズに戻って第5弾となります。スタンダードナンバーは無尽蔵にありますから、いくつでもこのシリーズは創れる訳です。しかも渋い選曲になっているので、まだカバーしていない曲も沢山あります。このシリーズで今のところはずれが無いので、創る側もこのシリーズなら安心なのでありましょう。
1. That Old Black Magic 2. Beyond The Sea 3. I've Got You Under My Skin 4. What A Difference A Day Makes 5. I Get A Kick Out Of You 6. I've Got The World On A String 7. Love Me Or Leave Me 8. My Foolish Heart 9. September In The Rain 10. Fly Me To The Moon 11. Sunny Side Of The Street 12. Moon Rive
1. It's The Same Old Song 2. My Cherie Amour Featuring Stevie Wonder 3. You Make Me Feel Brand New Duet with Mary J. Blige 4. (Your Love Keeps Lifting Me) Higher And Higher 5. Tracks Of My Tears Featuring Smokey Robinson 6. Let It Be Me Duet with Jennifer Hudson 7. Rainy Night In Georgia 8. What Becomes Of The Broken Hearted 9. Love Train 10. You've Really Got A Hold On Me 11. Wonderful World 12. If You Don't Know Me By Now 13. Just My Imagination
モータウンやフィリーソウルなど、ソウルミュージックは日本人にもなじみ易いような楽しさがあります。ただ、ソウルのカバーは昔からやっていた事なので珍しくないのですが、これまではロックなアレンジにしていましたが、ここでは原曲に忠実にアレンジしています。My Cherie AmourではStevie Wonderがハーモニカで参加。このパターンは昔もありました。Stylisticsの名曲You Make Me Feel Brand NewではMary J. Bligeがコーラスで参加。Miraclesの名曲The Tracks of My TearsではSmokey Robinson御大がデュエットしてくれています。
Let It Be MeではJennifer Hudsonとデュエット。一番ロッドにしっくりくる曲ばかりなので、逆に意外性が無いので、他のカバー曲集と比べるとインパクトにかけてしまいますが、ファンにとっては一番嬉しい作品になっていると思います。シンガーとしてのロッドには、こういう歌を歌ってもらいたかったというのが大半の意見だと思います。Simply RedもカバーしたIf You Don't Know Me by Nowが美しいです。ブルーアイドソウルの名盤です。ただ、この得意分野で歌ってしまうと、明らかに全盛期よりも歌が衰えているのもあからさまに分かってしまいます。
2006年の作品で、Great American Songbookシリーズはお休みして、今度はロックのカバー曲集になっています。しかもルーツミュージックではなくて、同年代で活躍していたミュージシャン達の曲を取り上げています。歌い手としては、他のミュージシャンの曲を歌ってみたいと思う事は良くある事でしょう。しかし、同業者のライバルの歌であれば、歌うには時間が必要だったのかもしれません。どの曲も、この時期のロッドにふさわしい曲が選択されています。
1. Have You Ever Seen The Rain 2. Fooled Around And Fell In Love 3. I'll Stand By You 4. Still The Same 5. It's A Heartache 6. Day After Day 7. Missing You 8. Father & Son 9. The Best Of My Love 10. If Not For You 11. Love Hurts 12. Everything I Own 13. Crazy Love
久々にロックアレンジでの作品ですが、オーケストラアレンジも絡めて、Great American Songbookの延長としてロックの曲を選択しているようです。Great American Songbookからの人気もあって、この作品もヒットしています。特にアメリカのサザンロック的な曲が多く、CCRのHave You Ever Seen the Rain、Elvin BishopのFooled Around and Fell in Love、Bob SegermのStill the Same、Bonnie TylerのIt's a Heartache、イーグルスのThe Best of My Love、Bob DylanのIf Not for Youなど、どの曲もロッドの声にあった曲ばかりです。
さすがに英国側の曲もカバーしており、PretendersのI'll Stand by You、BadfingerのDay After Day、Cat StevensのFather and Son、NazarethもカバーしたEverly BrothersのLove Hurts、Van MorrisonのCrazy Loveなど、センスのいい選曲がなされています。さすがに目のつけどころが違います。この渋い選曲ですが、全てが新鮮に聴けるような瑞々しさを持っています。Great American Songbookでファンになった人も楽しめるアルバムだと思います。
2005年の作品でThe Great American Songbookシリーズ第四弾となります。シリーズの内容は全て全く同じでありますが、いつも注目されるのは、今度は誰とデュエットするのかだと思います。今回も豪華な顔ぶれが揃っています。シリーズも第四弾になっていますが、まだまだカバーしていない曲がたくさんある事が分かります。それほどスタンダードの世界は広いのです。
1. I've Got A Crush On You 2. I Wish You Love 3. You Send Me 4. Long Ago And Far Away 5. Makin' Whoopee 6. My One And Only Love 7. Taking A Chance On Love 8. My Funny Valentine 9. I've Got My Love To Keep Me Warm 10. Nevertheless 11. Blue Skies 12. Let's Fall In Love 13. Thanks For The Memory 14. Cheek To Cheek 15. I've Grown Accustomed to Her Face
今回の目玉はDiana RossとデュエットしているI've Got a Crush on Youと、Chaka KahnとデュエットしているYou Send Me、そしてElton JohnとデュエットしているMakin' Whoopeeでしょう。George Bensonがギターで参加しているLet's Fall in Loveもあります。大変強力なラインナップになっているだけに、前作に負けないくらいヒットしました。曲調もほとんど同じで、シリーズ全て同じような内容なのに、その全作品が売れているという事実が素晴らしい事だと思います。
1. Embraceable You 2. Sentimental Reasons 3. Blue Moon 4. Wonderful World 5. Stardust 6. Manhattan 7. S'Wonderful 8. Isn't It Romantic 9. I Can't Get Started 10. But Not For Me 11. Kiss To Build A Dream 12. Baby, It's Cold Outside 13. Night And Day 14. A Nightingale Sang In Berkeley Square
今作での話題はStevie Wonderがハーモニカで参加しているWhat a Wonderful WorldとBette MidlerとデュエットしているManhattan、そしてDolly PartonとデュエットしているBaby, It's Cold Outsideでしょう。90年代は故郷スコットランド及び英国よりなサウンドに戻っていましたが、21世紀は再びアメリカに戻ってきました。しかも40年代や50年代のスタンダードナンバーを歌う事によって、21世紀に歌の素晴らしさを再認識させてくれています。
1. Time After Time 2. Im In The Mood For Love 3. Dont Get Around Much Anymore 4. Bewitched Bothered & Bewildered 5. Till There Was You 6. Until The Real Thing Comes Along 7. Where Or When 8. Smile 9. My Heart Stood Still 10. Someone To Watch Over Me 11. As Time Goes By 12. I Only Have Eyes For You 13. Crazy She Calls Me 14. Our Love Is Here To Stay
2002年の作品で、アメリカンポップスやジャズスタンダードをカバーした作品になっています。これはThe Great American Songbookというサブタイトルでシリーズ化されていきます。J-Recordsに移籍した事で、単なる企画ものとしてとらえられていたのが、このシリーズが延々と続いていくとは最初は思っていませんでした。
1. you go to my head 2. they can't take that away from me 3. the way you look tonight 4. it had to be you 5. that old feeling 6. these foolish things 7. the very thought of you 8. moonglow 9. I'll be seeing you 10. every time we say goodbye 11. the nearness of you 12. for all we know 13. we'll be together again 14. That's all
1. Human 2. Smitten 3. Don't Come Around Here 4. Soul On Soul 5. Loveless 6. If I Had You 7. Charlie Parker Loves Me 8. It Was Love That We Needed 9. To Be With You 10. Run Back Into Your Arms 11. I Can't Deny It
90年代以降からはアメリカからイギリス側に趣向を変換しており、アメリカとは違ったアダルトでセクシーなダンスナンバーになっています。ロッド自身の歌い方もヒップホップ以降の16ビートな旋律で歌ったりしていて、新しい挑戦をしています。Don't Come Around HereではHelicopter GirlというR&B系の女性シンガーとデュエットしています。80年代の時代に合わせた時とは違って、音楽的にも深みがあります。
It Was Love That We NeededはCurtis Mayfieldのカバーですが、それ以外は新しい若手に曲を創らせています。バックメンバーも若い感性を起用して新境地を拓こうとしています。この路線で十分これからも通用するはずなのですが、この路線はこの後は続きません。この後はカバー曲を歌うシンガーに徹していきますので、これが最後のオリジナル曲による作品となります。なぜなのかは本人のみぞ知るところです。
1. Cigarettes And Alcohol 2. Ooh La La 3. Rocks 4. Superstar 5. Secret Heart 6. Hotel Chambermaid 7. Shelly My Love 8. When We Were The New Boys 9. Weak 10. What Do You Want Me To Do?
ふるい曲ばかりではなく、若手の曲もカバーしています。Cigarettes & AlcoholはOasisのカバーです。Secret HeartはRon Sexsmithのカバー、RocksはPrimal Screamのカバー。Ooh La Laはフェイセスのカバーでセルフカバーになります。この時期は母国の英国の雰囲気を取り戻そうとする傾向になっています。渋めのところではGraham ParkerのHotel Chambermaid、Nick LoweのShelly My Loveなど、メジャーではありませんが素晴らしい曲を選択しています。
1. Windy Town 2. The Downtown Lights 3. Leave Virgina Alone 4. Sweetheart Like You 5. This 6. Lady Luck 7. You're The Star 8. Muddy, Sam And Otis 9. Hang On St. Christopher 10. Delicious 11. Soothe Me 12. Purple Heather
カバー曲のセンスも良く、Chris ReaのWindy Town、Tom PettyのLeave Virginia Alone、Bob DylanのSweetheart Like You、Tom WaitsのHang on St. Christopher、Sam CookeのSoothe Meなど、シンガーとしてのロッドスチュアートをフューチャーする為の名曲が揃っています。少し渋めですが。ロッドの声を活かすにはもってこいの曲ばかりだと思います。90年代はオルタナの時代ですので、70年代初期の頃のサウンドのフォークロック的な感じでもいい訳です。ですから、昔からのファンも満足出来るようになっています。
1. Rhythm Of My Heart 2. Rebel Heart 3. Broken Arrow 4. It Takes Two 5. When A Man's In Love 6. You Are Everything 7. The Motown Song 8. Go Out Dancing 9. No Holding Back 10. Have I Told You Lately 11. Moment Of Glory 12. If Only
80年代もありましたが、Rhythm Of My Heartではスコットランドのバグパイプ的なサウンドを取り入れています。彼の心の鼓動はケルトのリズムなのですね。Van MorrisonのカバーのHave I Told You Latelyや、The Motown Songではテンプテーションズが参加しています。とても豪華な内容でありますし、アレンジが80年代のチープなサウンドから、しっかり歌を聴かせるような配慮がなされたアレンジに変わっているので、ロッドの歌がしっかり全面に出ています。
88年の作品で、Duran Duranを脱退してThe Power Stationを結成したAndy Taylor をプロデューサーに迎えています。David Lindleyのような昔からのミュージシャンもいますが、Bernard Edwardsなど、80年代を代表するリズムセクションを従えて、The Power Stationのようなパワフルなゲートリバーヴサウンドを創っています。The Power Stationにはロバートパーマーがいたので、対抗意識があったのでしょうか。
1. Lost In You 2. The Wild Horse 3. Lethal Dose Of Love 4. Forever Young 5. My Heart Can't Tell You No 6. Dynamite 7. Nobody Knows You When You're Down And Out 8. Crazy About Her 9. Try A Little Tenderness 10. When I Was Your Man 11. Almost Illegal
Forever Youngをシングルヒットさせましたが、内容的にはソリッドなサウンドを創っている割にはダラダラとしたすっきりとしない仕上がりになっています。80年代の作品の中ではサウンドは一番いい感じなのですが、歌がつまらないので、何の役にも立っていません。サムクックのカバーTry A Little TendernessやNobody Knows You When You're Down And Outなどの選曲はいいとしても、内容が伴っていない感じになっています。
従って売り上げもそこそこで、ロッドスチュアートの時代は終わったと思えるくらい存在感も薄くなっています。The Power Stationを意識しているのに、少しもThe Power Stationのようなかっこいいサウンドにはなっていません。シンガーなのに歌を大事にしないで、時代に合わせただけの駄作だと思います。80年代サウンドなので、今聴いてもつまんないし、どうしようもありません。
1. Here To Eternity 2. Another Heartache 3. A Night Like This 4. Who's Gonna Take Me Home 5. Red Hot In Black 6. Love Touch 7. In My Own Crazy Way 8. Every Beat Of My Heart 9. Ten Days Of Rain 10. In My Life
Love TouchやAnother Heartache、Every Beat of My Heart、そしてビートルズのカバーIn My Lifeがシングルカットされてそこそこのヒットを出しています。MTV用のPVも積極的に制作しているので、第一線で活躍はしていますが、完全に時代の主役はニューウェイヴの若手になっている時代ですので、当時の印象はかなり薄くなっていました。あまりにも80年代ポップなアレンジなので、正統派ソウルシンガーとしての印象よりも流行歌手的なイメージが強くなっています。
1. Infatuation 2. All Right Now 3. Some Guys Have All The Luck 4. Can We Still Be Friends 5. Bad For You 6. Heart Is On The Line 7. Camouflage 8. Trouble
80年代特有のアレンジが主力になっていて、ロバートパーマーのSome Guys Have All The Luckや、ロバートパーマーもカバーしたトッドラングレンのCan We Still Be Friendsなど、ブルーアイドソウルな名曲が聴き所です。 FREEのAll Right Nowのカバーもソウルフルですし、シンガーとしてのロッドの新しい可能性を打ち出した作品になっています。
1. Dancin' Alone 2. Baby Jane 3. Move Me 4. Body Wishes 5. Sweet Surrender 6. What Am I Gonna Do (I'm So In Love With You) 7. Ghetto Blaster 8. Ready Now 9. Strangers Again 10. Satisfied
1. Tonight I'm Yours (Don't Hurt Me) 2. How Long 3. Tora, Tora, Tora (Out With The Boys) 4. Tear It Up 5. Only A Boy 6. Just Like A Woman 7. Jealous 8. Sonny 9. Young Turks 10. Never Give Up On A Dream
1. Better off Dead 2. Passion 3. Foolish Behaviour 4. So Soon We Change 5. Oh God, I Wish I Was Home Tonight 6. Gi’ Me Wings 7. My Girl 8. She Won’t Dance with Me 9. Somebody Special 10. I Just Wanna Make Love to You