

2009年の作品です。2006年にはSadistic Takanakaというライブで演奏したミカバンドの曲を集めた作品をリリースしていましたが、久々のオリジナルスタジオ作品になります。テーマは今回も夏ですが、海に限定されておらず、これも夏休みのイメージでしょうか。今回は中学生くらいの夏休みのような気がします。宇宙人に出会ったり、いろんな体験を経て、夏を大人へと近づけてくれるのです。
1. 甘夏時間
2. はじくぜ!BABY
3. 哀愁の宇宙人
4. 一番好きな海の色
5. 空飛ぶ夢
6. 夏道
7. BLUES BIRDS
8. Noguhissos
9. talk lesson
10. 一番好きな海の色(ina Version)
ワーミーペダルという、ピッチチェンジをペダルで行うアタッチメントを駆使して、ギターで言葉を表現しようとしています。ピッチチェンジをペダル操作によってベンダーのようにオクターブ以上の音程をスライドさせられるのです。ですからベンダーよりも強烈な音程操作が出来るのです。それ以外にもフィンガリングとスライドの組み合わせによるギタープレイで夏らしさを表現しています。これはいつものテクニックですね。
夏休みのイメージですから、リゾートなイメージとは違って、日本の夏の一コマのような曲が和みます。高中の夏というより、ベンチャーズの夏を高中流に表現したような、アナログな夏のイメージでしょうか。昔と同じような曲をやる必要も無く、新しい高中の夏を届けてくれています。これでいいと思います。もう昔のイメージにとらわれる事無く、存分にギターを弾きまくって欲しいと思います。
はじくぜ!BABY
一番好きな海の色
空飛ぶ夢